英語の偏差値を上げる方法とは?【大学受験】短期間で逆転合格できる勉強法!
「※この記事には一部PRが含まれます」
本記事の監修者:逆転コーチング
この記事は、多くの受験生を「逆転合格」へと導いてきたオンライン学習塾「逆転コーチング」が監修しています。「英語が苦手で、何から手をつけていいか分からない…」と悩むあなたを、一人ひとりに合わせた丁寧なコーチングでサポートし、苦手克服と成績アップを実現しているプロフェッショナル集団です。この記事を通じて、「逆転コーチング」に興味を持たれた方や、個別の学習相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
「英語の偏差値がなかなか上がらない…」「何をどう勉強すればいいのか分からない…」そんな悩みを抱えていませんか?
大学受験の英語は、正しい勉強法を知り、着実に実践すれば必ず結果が出ます。
今回紹介する記事では、逆転コーチングの塾長として数々の生徒を合格に導いてきた私が、英語の偏差値を上げるための具体的な勉強法から参考書の使い方、さらにはモチベーション維持の秘訣まで、あなたの疑問をすべて解決します。
これまでに実践してきた方法なので、参考にしてください。
今からでも間に合う?逆転合格者が続出する!おすすめ塾はこちらから
・偏差値が伸び悩む原因と、その解決策
・英語学習における正しい順序と短期集中勉強法
・効果的な参考書の使い方と志望校レベル別の戦略
・モチベーションを維持し、学習を継続させる方法
難関大学にあなたも逆転合格できる
圧倒的な合格率が本物の証
難関私大に合格する完璧なノウハウ
志望大学の先生があなたをサポート
「友だち追加」で無料コーチング
勉強計画を無料で作成
↓↓↓
Contents
英語の偏差値を上げる方法【大学受験編】伸びない理由を知ろう
英語の偏差値が伸びないと悩む高校生は非常に多いですが、その原因を正しく理解すれば、効率的に成績を上げることができます。
ここでは、多くの受験生が陥りがちな落とし穴と、偏差値が伸び悩む根本的な理由について解説します。
文法・単語の理解不足が根本原因
「いきなり長文」では伸びない理由
努力の方向性を間違えると結果が出ない
まずはこの実例:偏差値46から短期で上げたいあなたへ【知恵袋より】
「高2で偏差値46、7月の模試で54に上げたい」という、かつて私が担当した生徒とそっくりな悩みがよく寄せられます。
正直にお伝えすると、短期間で劇的に偏差値を上げるのは簡単ではありません。
正しい努力の方向性を見つければ、着実に目標に近づくことは可能です。
目先の点数だけでなく、長期的な視点で英語力を高めることが、最終的な合格に繋がります。
焦らず、しかし着実に基礎を固めることが、遠回りのようで一番の近道なんです。
文法・単語の理解不足が根本原因
多くの生徒を見てきて感じるのは、英語が伸びない原因のほとんどは「文法」と「単語」の基礎が固まっていないことです。
特に中学英語で習うような基本的な文法事項や、高校で学ぶ基礎的な英単語・熟語があやふやなまま先に進もうとするケースが非常に多いです。
土台がグラグラな家に高い建物を建てようとするのと同じで、基礎が盤石でなければ、いくら応用問題を解いても意味がありません。
まずは自分の基礎が本当にできているか、冷静に分析してみてください。
「いきなり長文」では伸びない理由
「長文が配点が高いから」と、文法や単語が不十分なままいきなり長文問題集に手を出す生徒をよく見かけます。
これは「歩けない赤ん坊にいきなり走れと言っているようなもの」で、非常に効率の悪い勉強法です。
単語の意味が分からず、文の構造も理解できないまま長文を読んでも、ただ時間を浪費するだけになってしまいます。
長文読解は、文法や構文の知識、そして語彙力があって初めて効果的に取り組める分野です。
まずは、基本を徹底的に固めることに集中しましょう。
努力の方向性を間違えると結果が出ない
一生懸命勉強しているのに、なぜか成績が上がらない…。それはもしかしたら、努力の方向性が間違っているのかもしれません。
例えば、単語をひたすら書いて覚えることに時間をかけすぎたり、解説を読まずに問題だけを解き続けたりするケースです。
私も以前、「毎日8時間英語の勉強をしているのに偏差値が上がらない」と悩む生徒の相談を受けました。
詳しく話を聞くと、とにかく量をこなすことに意識が向いていて、「理解して定着させる」という視点が欠けていたのです。
闇雲な努力ではなく、「何を」「どのように」勉強するかが非常に重要です。
大学受験英語の偏差値を上げる方法!まずは正しい順序
英語学習には、効果的な「順番」があります。
この順序を守らずに勉強を進めても、時間ばかりかかってなかなか成果が出ません。
ここでは、私が長年の指導経験からたどり着いた、英語の偏差値を最短で上げるための正しい学習ステップをご紹介します。
英単語・熟語は並行して毎日反復が基本
「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」や「大岩の英文法」など基本書の使い方
英語学習は「順番」が9割:①英単語・英熟語→②文法→③長文
大学受験の英語で最も大切なのは、学習の「順番」です。
私は個別指導塾の教室長として、多くの生徒を指導してきましたが、英語が伸びる生徒には共通して「英単語・英熟語→文法→長文」という鉄則を守っているという特徴がありました。
まず英文を構成する「単語と熟語」というパーツを覚え、次にそれらを組み立てる「文法のルール」を理解します。
この2つの土台ができて初めて、長い文章である「長文」をスムーズに読みこなすことができるのです。
この順序を意識するだけで、英語学習の効率は飛躍的に向上します。
多くの受験生がこの順番を間違え、遠回りをしてしまうので、ぜひこの鉄則を実践してみてください。
英単語・熟語は並行して毎日反復が基本
単語と熟語は、文法や構文の学習と並行して、毎日コツコツと取り組むのが基本です。
単語帳を一気に覚えようとせず、例えば「ターゲット1900」なら1日100語ずつ確認し、覚えたものと覚えていないものを区別しながら、繰り返し反復することが重要です。
私が教室長時代に指導した生徒で、短期間で偏差値が飛躍的に伸びた生徒は皆、単語・熟語の反復を日課にしていました。
覚えにくい単語は、自分なりのゴロ合わせを作ったり、例文と一緒に覚えたりと、工夫を凝らすのもおすすめです。
参考記事:英単語帳の選び方で悩んでいる人!おすすめ3冊を紹介
「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」や「大岩の英文法」など基本書の使い方
文法学習の基本書として、『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)や『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』(東進ブックス)は非常におすすめです。
英文法の参考書は、ただ読むだけでなく、「理解して、自分で説明できる」レベルまで繰り返し学習することが重要です。
例えば、『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』であれば、各単元の解説をじっくり読み込み、付属のドリルで問題を解いてアウトプットしましょう。
『大岩の英文法』のように解説が丁寧なものは、なぜその文法ルールになるのかをしっかり理解することが大切です。
分からなかった箇所は、繰り返し読み直したり、他の参考書と照らし合わせたりして、疑問点をなくすまで徹底的に取り組みましょう。
これが、文法を「使える知識」にするための秘訣です。
参考記事:【大学受験英語おすすめ参考書24選】目的別・レベル別に英語の参考書・問題集を紹介!
英語の偏差値を10上げる!1ヶ月の短期集中勉強法
「次の模試でどうしても偏差値を上げたい!」そんなあなたのために、1ヶ月という短期間で英語の偏差値を10上げるための集中勉強法を解説します。
この期間は「量をこなす」だけでなく、「質」と「効率」を徹底的に意識することが重要です。
※すでに偏差値が60を超えるような生徒の場合、基礎固めだけでは1ヶ月で10ポイント上げるのは非常に困難です。偏差値60レベルでは、より高度な長文読解や英作文対策など、異なる学習アプローチが必要になるためです。
週末の過去問・模試演習で“実力を測る”習慣を作る
偏差値を一気に上げる「音読→復習→再演習」ループ
毎日やるべきこと:単語100語+文法復習+音読20分
短期集中で偏差値を上げるには、毎日の習慣が鍵です。
私が指導してきた生徒たちに共通していたのは、毎日欠かさず英語に触れること。
具体的には、単語100語の確認、文法書の復習、そして音読20分を日課にしてください。
単語は、前回学習した部分の復習と新しい単語のインプットをバランス良く行いましょう。
文法は、特に苦手な単元をピンポイントで復習。
そして音読は、長文読解力やリスニング力向上に直結する非常に効果的な学習法です。
毎日継続することで、着実に基礎力がつき、目に見える成果へと繋がっていきます。
週末の過去問・模試演習で“実力を測る”習慣を作る
1ヶ月間の短期集中期間でも、週末には必ず過去問や模試の演習を行い、自分の実力を測る習慣をつけましょう。
これは、ただ問題を解くだけでなく、「時間配分」や「苦手分野の特定」のために行います。
解き終わったら必ず徹底的に復習し、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを分析してください。
この「実力を測り、課題を明確にする」サイクルを繰り返すことで、自分の弱点が浮き彫りになり、効率的な学習計画を立てることができます。
模試の結果に一喜一憂するのではなく、「次への課題発見」の場だと捉えることが重要です。
偏差値を一気に上げる「音読→復習→再演習」ループ
偏差値を一気に上げるための秘訣は、「音読→復習→再演習」の学習ループを徹底することです。
例えば、解き終わった長文問題は、解説を読んで終わりではありません。
正確に読めるまで音読を繰り返しましょう。
次に、間違えた問題の文法や単語を復習し、完全に理解します。
そして、時間を置いてからもう一度その問題を解き直す「再演習」を行うことで、知識の定着を確実にします。
このループを繰り返すことで、知識が点ではなく線で繋がり、本物の英語力として定着していきます。
これは、多くの難関大合格者が実践していた勉強法です。
成績アップに効いた!参考書ルートと使い方
大学受験の英語には数多くの参考書がありますが、闇雲に手を出すのは非効率です。
ここでは、私が長年指導してきた経験から、「本当に成績が上がる」と自信を持っておすすめできる参考書と、その効果的な使い方を、レベル別に具体的に解説します。
文法編:英文法が面白いほどわかる本、いちばんはじめの英文法、スクランブルのレベル別活用法
構文編:ポラリス1・解釈技術70で「読める」に変える
長文読解編:やっておきたいシリーズ・速読英単語の活用
単語・熟語編:ターゲット1900/英熟語Always1001など
単語・熟語は英語学習の「血肉」とも言える重要な要素です。
・定番:『ターゲット1900』や『システム英単語』は、大学受験で必須の英単語を網羅しています。どちらか1冊を選び、音声も活用しながら繰り返し学習しましょう。毎日決まった量を完璧に覚えることを目標にしてください。
・熟語:『英熟語Always1001』や『速読英熟語』は、熟語の習得に役立ちます。単語と同様に、例文と一緒に覚えることで、実際に使える知識になります。
【レベル別 英単語帳比較表(大学受験用)】
単語帳名 | 対応レベル | 特徴 | 対象偏差値の目安 |
---|---|---|---|
ターゲット1200 | 中学〜高校基礎レベル | 中学レベルの英単語を復習できる。共通テスト対策の基礎固めに最適。 | 偏差値40〜50 |
ターゲット1400 | 高校基礎〜共通テスト | 英文が短く、シンプルで使いやすい。初心者でも取り組みやすい。 | 偏差値45〜55 |
システム英単語Basic | 高校基礎〜標準 | 覚える順番に意味がある。「語の流れ」で定着しやすい。 | 偏差値45〜55 |
ターゲット1900 | 共通テスト〜難関私大 | 頻出順で覚えやすく、早慶・GMARCHの長文にも対応。 | 偏差値55〜65 |
システム英単語(標準版) | 難関私大〜早慶レベル | フレーズ・語法とセットで覚える設計。長文読解に強くなる。 | 偏差値55〜70 |
鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁 | 最難関レベル(東大・京大) | 膨大な語彙量。テーマごとにまとめられ、東大志望者の定番。 | 偏差値65以上 |
【レベル別 英熟語帳比較表(大学受験用)】
熟語帳名 | 対応レベル | 特徴 | 対象偏差値の目安 |
---|---|---|---|
英熟語ターゲット1000 | 高校基礎〜共通テスト | 入試に出る順で整理。例文が短く、初学者にも使いやすい。 | 偏差値45〜55 |
英熟語Always1001 | 共通テスト〜私大 | シンプルなレイアウトで復習しやすく、派生表現も載っている。 | 偏差値50〜60 |
速読英熟語 | 難関私大〜早慶レベル | 熟語を長文の中で覚える形式。英文を読みながら自然に身につく。 | 偏差値55〜65 |
解体英熟語 | 早慶〜最難関大レベル | 覚える量は多いが、難関大の出題に対応。1語1義で記憶に残りやすい。 | 偏差値60〜70 |
文法編:肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本、大岩、スクランブルのレベル別活用法
英語の文法学習には、基礎固めから応用まで段階を踏むことが重要です。
それぞれの参考書を、あなたのレベルに合わせて効果的に活用しましょう。
【英語が苦手な人・基礎固め】
『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』、『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』
これらの参考書は、「なぜそうなるのか」という理由まで含めて、非常に分かりやすく解説されている点が特徴です。まずはこのどちらか一冊を手に取り、講義部分を熟読し、内容を完璧に理解することに徹してください。付属の確認問題やドリルで、習った文法事項が使いこなせるかを徹底的に確認しましょう。「解説を読んだら理解できた」で終わらせず、自分で英文を作ってみるくらいのつもりで取り組むと、より深く定着します。
【共通テスト~GMARCHレベル】
『Next Stage』『Vintage』『スクランブル』
上記のような基本書で文法の基礎を固めたら、これらの問題集でアウトプット練習を重ねましょう。これらの問題集は、文法だけでなく、語法、イディオム、会話表現など、入試頻出の幅広い知識を網羅しています。ただ正解・不正解を確認するだけでなく、「なぜこの選択肢が正解で、他は不正解なのか」を解説できるようになるまでやり込みましょう。間違えた問題には必ずチェックをつけ、何度も繰り返し解き直すことが、知識を定着させる最も重要なポイントです。
参考記事:偏差値45〜50の私立文系大学受験者必見!英語参考書16冊と効果的な勉強計画
構文編:解釈技術70、ポレポレで「読める」に変える
文法がある程度理解できたら、次に英語の文章構造を正確に把握する「構文(英文解釈)」の学習に進みましょう。
・入門:『入門英文解釈の技術70』や『基礎英文解釈の技術100』は、複雑な英文を構造的に読み解くための基礎を教えてくれます。一文一文をSVOC(主語、動詞、目的語、補語)で区切って分析する練習を徹底してください。
・実践:『英文解釈の技術70』や『英文解釈の技術100』は、より実践的な英文解釈力を養うのに役立ちます。これらの参考書を通じて、「一見難しく見える英文も、分解すれば理解できる」という感覚を掴んでいきましょう。
書籍名 | 対応レベル | 特徴 | 対象偏差値の目安 |
---|---|---|---|
入門英文解釈の技術70 | 高校基礎〜標準レベル | 短文中心で構文の基礎を丁寧に解説。はじめての構文学習に最適。 | 偏差値45〜55 |
基礎英文解釈の技術100 | 標準〜中堅私大レベル | 解釈70の続編。構文を理解した上で読み進められるレベル設計。 | 偏差値50〜60 |
ポレポレ英文読解プロセス50 | 中堅〜難関私大レベル | 50の英文を丁寧に分析。難解だが早慶レベルの精読力が身につく。 | 偏差値60〜70 |
英文解釈の技術100 | 難関大レベル | 構文の種類が豊富で、応用的な英文を扱う。入試の実戦力が磨ける。 | 偏差値60〜70 |
読解のための英文法・語法 | 難関国公立・早慶レベル | 構文と文法の融合。国公立2次試験や記述に強くなりたい人向け。 | 偏差値60〜70 |
長文読解編:やっておきたいシリーズ・速読英単語の活用
長文読解は、文法、構文、単語の力が総合的に問われる分野です。
・多読:『速読英単語 必修編』は、単語を覚えながら長文を読む練習ができる優れた教材です。音読を繰り返し行い、英語を英語のまま理解する力を養いましょう。
・演習:『やっておきたい英語長文シリーズ』(300、500、700など)は、レベル別に分かれており、入試形式の長文問題に慣れるのに最適です。時間を計って解き、採点後に間違えた箇所の徹底的な分析を行うことが重要です。特に、設問の根拠となる部分を本文中から見つけ出す練習を重ねてください。
【逆効果】間違った参考書の使い方とは?
私が指導してきた中で、「せっかく良い参考書を使っているのに、成績が伸びない」生徒の共通点があります。
それは、「完璧主義」と「浮気」です。
【参考書・問題集の使い方:間違った使い方 vs 正しい使い方】
間違った使い方 | 正しい使い方 |
---|---|
完璧主義:1ページに数時間かけ、先に進まない。 | 8割理解で次へ:完璧を目指さず、まずは全体像を掴む。 |
参考書の「浮気」:複数の参考書に手を出し、どれも中途半端。 | 1冊を完璧に:同じ参考書を何度も繰り返し、深く理解する。 |
問題集を解きっぱなし:間違いの見直しをしない。 | 徹底的な復習:なぜ間違えたか分析し、理解できるまで繰り返す。 |
解説を読まない:答え合わせだけして満足する。 | 解説を熟読:正解・不正解問わず、考え方を学ぶ。 |
参考書は、何冊もやるのではなく、厳選した数冊を「完璧に」仕上げることに集中してください。
「一冊を完璧に」は、私の指導における最も重要なモットーの一つです。
志望校レベル別!偏差値別に選ぶ勉強法と教材
「自分の今の偏差値だと、どんな勉強をすればいいの?」「志望校に合格するには、どの教材を使えばいい?」多くの受験生が抱えるこれらの疑問に、プロとしてお答えします。
偏差値帯と志望校レベルに応じた具体的な勉強法とおすすめ教材を解説します。
GMARCHレベル(偏差値55〜60)で意識すべき勉強法
早慶レベル(偏差値65〜)の勉強戦略とおすすめ参考書
志望校別に「解釈」と「語彙力」の比重が変わる理由
共通テストレベル(偏差値50前後)向け教材と勉強法
共通テストで6割〜7割(偏差値50前後)を目指すなら、基礎の徹底と読解スピードの強化がカギになります。
【おすすめ教材】
・英単語:『システム英単語Basic』『ターゲット1200』
・英文法:『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
・読解力:『速読英単語 必修編』
【勉強法】
・単語・文法:毎日必ず基礎単語と文法を反復練習。特に品詞の見分け方や動詞の語法など、共通テストでよく問われるポイントに集中して取り組みましょう。
・読解・速読:『速読英単語 必修編』や共通テストの過去問を使って、時間を測りながら読む練習を。音読を取り入れると、読むスピードと理解力が同時に鍛えられます。
GMARCHレベル(偏差値55〜60台)で意識すべき勉強法
GMARCHを目指すには、共通テストレベルの基礎力に加えて、読解の精度・語彙の応用力・記述力が求められます。
【おすすめ教材】
・単語帳:『ターゲット1900』『システム英単語』
・文法書:『Next Stage』『Vintage』『ネクステージ』
・構文理解:『英文解釈の技術70』+『技術100』や『ポレポレ』も併用可
・長文演習:『やっておきたい英語長文500』『Solutionシリーズ』
【勉強法のポイント】
・語彙力強化:多義語や熟語の意味の使い分けを重点的に覚えましょう。文脈判断力がカギです。
・構文把握:関係詞、倒置、挿入などの複雑な構文を含む英文を、文構造からしっかり読み解く練習をしましょう。
・記述対策:GMARCHでは和訳・説明問題も出題されるため、根拠に基づいた説明や簡潔な日本語表現の練習が有効です。
参考記事:MARCH英語対策おすすめ参考書&最短合格ルート完全ガイド&勉強計画
早慶レベル(偏差値65〜)の勉強戦略とおすすめ参考書
早慶レベルを目指すには、圧倒的な語彙力、複雑な長文を読みこなす力、そして高度な読解・記述力が求められます。
・教材:単語は『鉄壁(鉄緑会 東大英単語熟語)』や『パス単準1級・1級』(補助教材として)、構文は『ポレポレ英文読解プロセス50』、長文は『やっておきたい英語長文700』『1000』や各大学の過去問、さらに英文和訳の参考書や英作文の参考書も必要になります。
【勉強戦略】
・語彙力のさらなる強化:大学レベルの専門用語や、難解な英単語・熟語まで習得を目指しましょう。
・多様な長文への対応:科学、哲学、文学など、様々な分野の長文に触れ、背景知識や読み方を身につけてください。
・記述・英作文対策:自由英作文や和訳問題など、高度な記述問題に対応できる力を養いましょう。添削指導を受けることが非常に効果的です。
参考記事:【必見】早稲田大学に合格した学生が使っていた英語の参考書を紹介!
志望校別に「解釈」と「語彙力」の比重が変わる理由
志望校によって、英語の試験問題の傾向は大きく異なります。
私が指導してきた経験から言うと、「解釈」と「語彙力」のどちらに重点を置くべきかは、志望校の傾向によって変わってきます。
【志望校別「解釈と語彙力」の比重と対策表】
志望校の傾向 | 解釈の比重 | 語彙力の比重 | 具体例と対策 |
---|---|---|---|
精読重視型 | 高 | 中 | 国公立大学、一部の難関私立大学(和訳・記述問題が多い)。一文一文を正確に読み解く力が求められるため、英文解釈の参考書を徹底的にやりこむ。 |
速読・多読型 | 中 | 高 | 多くの私立大学(長文問題の量が多い、語彙レベルが高い)。語彙力を強化し、速読力を鍛えることで、時間内に多くの英文を処理する力を養う。 |
自分の志望校の過去問を徹底的に分析し、「どのような英語力が求められているのか」を把握することが、最も効率的な学習戦略を立てる上で不可欠です。
続けられる勉強を作る!モチベーション管理術
英語学習は、継続することが何よりも大切です。しかし、時には「やる気が出ない…」「もう無理だ…」と感じてしまうこともあるでしょう。
長年、多くの受験生と向き合ってきた経験から、私が実践していた「続けられる勉強」を作るモチベーション管理術をご紹介します。
アプリ・タイマー・SNSを活用した継続テク
勉強仲間や先生とつながることで意識を保つ
「今週の目標」だけに集中する週間計画術
大きな目標を立てるのも重要ですが、「今日、今週、何をやるか」という具体的な目標設定が、モチベーションを維持する鍵です。
私は生徒たちに、「今週の目標」を紙に書き出し、毎日確認することを勧めていました。
週間計画の例 | 良い点 |
---|---|
【英語】・単語:ターゲット1900をp.100まで完璧にする・文法:Next Stageをunit20まで終わらせる・長文:速読英単語を2つ音読する | ・達成感が得やすい:小さな目標をクリアすることで、自信と次の学習への意欲が湧く。・見通しが立つ:「何をすればいいか分からない」という不安が解消される。 |
週間計画は、無理なく達成できる範囲で設定することが重要です。
参考記事:【学習計画表を作成】高校生が計画通りに勉強できるコツ!
アプリ・タイマー・SNSを活用した継続テク
現代の便利なツールを積極的に活用することも、モチベーション維持に繋がります。
・学習管理アプリ:「Studyplus」などのアプリは、勉強時間を記録し、グラフで可視化してくれます。自分の努力が目に見える形で分かるので、達成感を感じやすいです。
・タイマー:「ポモドーロテクニック」(25分集中+5分休憩)など、時間を区切って集中することで、集中力を持続させやすくなります。
・SNS:勉強アカウントを作り、同じ目標を持つ仲間と励まし合ったり、自分の進捗を報告したりするのも効果的です。ただし、情報収集に時間をかけすぎないよう注意しましょう。
参考記事:タイムラプス勉強方法とは?高校生の間で流行中?効率的な勉強法の紹介
勉強仲間や先生とつながることで意識を保つ
独学は素晴らしいですが、時には孤独を感じることもあります。
そんな時は、勉強仲間や信頼できる先生とつながることで、モチベーションを保つことができます。
・仲間との情報交換:友達と模試の結果を報告し合ったり、お互いの勉強法について話し合ったりすることで、良い刺激を受けられます。
・先生への相談:私も教室長時代、生徒たちが抱える「伸び悩み」や「焦り」といった感情を吐き出せる場を提供することを常に意識していました。不安なことや疑問に感じていることは、遠慮せずに先生に相談してください。プロの視点からのアドバイスや励ましは、あなたの大きな力になるはずです。
【Q&A】英語の偏差値を上げる方法「大学受験編」よくある疑問とプロの回答
大学受験の英語学習に関して、生徒や保護者の方々からよくいただく疑問をまとめました。
長年、受験生と向き合ってきたプロの視点から、分かりやすくお答えします。
英語のテストで100点を取る方法はありますか?
偏差値65を目指すには1日何時間勉強が必要?
英語の成績を上げる方法はありますか?
偏差値46の高2が1ヶ月で偏差値54にできますか?
音読って本当に効果あるの?
単語帳は何周すればOK?1日何語覚えるべき?
模試の偏差値が安定しないのはなぜ?
偏差値60を取るには1日何時間勉強すればいいですか?
偏差値60を目指すために必要な勉強時間は、現在の英語力や学習効率によって大きく異なります。
一概に「何時間」と断言することはできませんが、一般的には質の高い学習を毎日継続することが重要です。
例えば、現在の偏差値が50前後であれば、平日は2~3時間、休日は4~5時間を目安に、集中的に学習すると良いでしょう。
大切なのは、ただ時間を費やすのではなく、「集中して、目的意識を持って取り組む」ことです。
ダラダラと長時間やるよりも、短時間でも集中して行う方がはるかに効果的です。
英語のテストで100点を取る方法はありますか?
英語のテストで100点、あるいはそれに近い高得点を目指すことは可能です。
そのためには、徹底した基礎固めと、出題傾向に合わせた対策が必要です。
単語・文法・構文の知識を完璧にするのは大前提です。
ミスをなくすためには、基本的な知識の抜けをなくすことが不可欠です。
過去問を徹底的に分析し、出題形式や頻出分野、問題作成者の意図を理解しましょう。
大学によって、文法問題の比重が高い、長文の内容が専門的など、傾向が異なります。
ケアレスミスをなくす練習も重要です。
見直しを徹底する、時間を意識して解く、といった訓練を積むことで、本番での失点を減らせます。
偏差値65を目指すには1日何時間勉強が必要?
偏差値65を目指す場合も、必要な勉強時間は一概には言えません。
しかし、このレベルになると、「いかに効率よく、弱点を克服し、応用力を高めるか」が鍵になります。
目安としては、平日は3時間以上、休日は5時間以上を英語学習に充てることを考えると良いでしょう。
ただし、これはあくまで目安です。例えば、学校の授業や部活動で英語に触れる時間が多ければ、その分自習時間は短くても良いかもしれません。
大切なのは、「自分の弱点克服」と「志望校の傾向対策」に特化した質の高い学習を行うことです。
難関大の過去問演習や、より複雑な英文解釈、英作文の練習に時間を割く必要があります。
参考記事:【必見】早稲田大学に合格した!英語の勉強法と勉強時間をマネすることは良いことだ!
英語の成績を上げる方法はありますか?
はい、英語の成績を上げる方法は確実にあります。
これまで本文で詳しく解説してきた通り、正しい「順番」で「繰り返し」学習することが何よりも重要です。
基礎(単語・文法)を徹底的に固めること。
これがすべての土台になります。
精読力を養い、正確に英文を読み解く力をつけること。
多読・音読を通じて、英語を英語のまま理解する速読力を身につけること。
定期的に模試や過去問で実力を測り、自分の弱点を明確にすること。
モチベーションを維持し、継続して学習に取り組むこと。
これらのポイントを意識し、愚直に実行することで、あなたの英語の成績は必ず上がっていきます。
偏差値46の高2が1ヶ月で偏差値54にできますか?
結論から言うと、「可能性はありますが、簡単なことではありません」。
私はこれまで数多くの生徒を指導してきましたが、1ヶ月で偏差値が8ポイント上がるのは、本人の努力量と現在の基礎学力に大きく左右されます。
例えば、基礎的な単語や文法が全く抜けている状態であれば、1ヶ月で集中的にこれらを埋めることで、飛躍的に点数が伸びる可能性はあります。しかし、すでに基本的な部分は押さえている場合、応用力を養うにはもう少し時間が必要です。
重要なのは、1ヶ月で目標達成できなくても諦めないこと。「何をすれば上がるのか」が分かれば、あとは継続するのみです。
音読って本当に効果ありますか?
はい、音読は英語学習において非常に効果的です。
私が指導した中で、音読を継続した生徒は例外なく英語力が伸びました。
【音読の効果】
音読の効果 | 説明 |
---|---|
速読力アップ | 英語を前からスムーズに理解できるようになり、読むスピードが格段に上がります。 |
リスニング力アップ | 自分が発音できない音は聞き取れません。正しく音読することで、リスニングの際に英語の音が脳に残りやすくなります。 |
記憶の定着 | 目と口と耳を使うことで、単語や文法、表現がより強く記憶に残ります。 |
リズム感の習得 | 英語特有のリズムやイントネーションが身につき、自然な英語感覚が養われます。 |
最初はたどたどしくても、毎日続けることで必ず効果を実感できます。
「シャドーイング」(流れてくる英語の音声に続いて影のように発音する)も非常に有効です。
単語帳は何周すればOK?1日何語覚えるべき?
単語帳を何周すれば良いか、という質問は非常によく聞かれますが、「何周」よりも「覚えているか」が重要です。
「完璧に覚える」までは最低でも7周は必要だと考えてください。
ただし、ここでいう「完璧」とは、単語を見て瞬時に意味が言えるレベルです。
1日に覚える語数は、その日の学習時間や集中力にもよりますが、「100語〜200語の範囲を継続的に確認する」イメージが理想です。
例えば、新しい単語を20語覚え、残りの80語は以前覚えた単語の復習に充てる、といった形です。
忘却曲線という考え方に基づき、覚えた単語を忘れきる前に復習することが非常に大切です。
模試の偏差値が安定しないのはなぜ?
模試の偏差値が安定しない生徒は非常に多いです。
主な原因は、「基礎の穴」と「問題形式への慣れ不足」にあります。
・基礎の穴:例えば、文法のある特定の分野(関係詞や仮定法など)が弱い場合、その分野が模試で多く出題されると点数が下がり、あまり出題されないと点数が上がる、ということが起こりえます。苦手分野を特定し、集中的に潰すことで安定感が生まれます。
・問題形式への慣れ不足:模試は様々な形式で出題されます。普段の勉強で長文読解ばかりしていても、文法問題やリスニングの配点が高い模試では点数が伸び悩むことがあります。様々な問題形式に慣れるために、過去問や実践問題集を積極的に解いてみましょう。
難関大学にあなたも逆転合格できる
圧倒的な合格率が本物の証
難関私大に合格する完璧なノウハウ
志望大学の先生があなたをサポート
「友だち追加」で無料コーチング
勉強計画を無料で作成
↓↓↓
まとめ:英語の偏差値を上げる方法とは?【大学受験】
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、英語の偏差値を上げる方法とは?【大学受験】短期間で逆転合格できる勉強法!は参考になりましたでしょうか?
偏差値を上げたいなら“順番”と“繰り返し”がカギ
英語の偏差値を上げるには、以下のような方法があります。
・英単語を覚える
・英文法の基礎を学ぶ
・長文読解の練習
・リスニングの練習
・スピーキングの練習
・ライティングの練習
英語の偏差値を上げるためには、これらの方法を組み合わせて、継続的に学習することが大切です。
まずは文法・単語を固めて「読める自分」を作る
英語の基礎となる文法と単語を徹底的に固めることが、偏差値アップの第一歩です。
「何となく」ではなく、「完璧に理解し、使いこなせる」レベルを目指してください。
文法が分かり、単語の意味が分かれば、英文は「読める」ようになります。
ここがスタートラインです。
焦らず、この土台作りから着実に始めましょう。
1日3時間×4週間で偏差値+10も狙える
もしあなたが現在、英語の基礎に不安があるのなら、「1日3時間の集中学習を4週間続ける」ことで、偏差値を10上げることも夢ではありません。
例えば、毎日1時間ずつ単語・文法・音読に時間を割り振るなど、効率的な計画を立て、それを愚直に実行することが何よりも大切です。
これは決して楽な道のりではありませんが、その先の大きな成長を信じて頑張りましょう。
どんな教材でも「繰り返し」×「理解」で武器になる
「どの参考書が良いですか?」とよく聞かれますが、どんなに良い教材でも、1回やっただけでは意味がありません。
大切なのは、同じ教材を何度も「繰り返し」、そして「完全に理解する」ことです。
参考書や問題集は、あなたの努力次第で、合格を勝ち取るための強力な武器になります。
この記事で紹介した勉強法と参考書を参考に、あなた自身の英語学習を成功させてください。
頑張るあなたの努力は、きっと報われます!
英語の成績アップ!おすすめ記事【英語編】
英語構文とは?覚え方完全ガイド!共通テスト・英作文にも使える5つの方法
【鉄壁の使い方】鉄緑会東大英単語熟語の使い方と勉強法を東大生に聞いてみた!
英単語帳の覚え方8選!【最短で暗記】大学受験で英単語を覚えるコツ
【英単語】覚えられない高校生はこれを読めば英単語の悩みを解決
【大学受験】英文法おすすめ参考書17冊!レベル別に英文法の参考書を紹介!
「NextStage(ネクステージ)」英文法の使い方と勉強法【英文法力アップ】
英文法Vintage(ヴィンテージ)の勉強法と使い方【英文法の成績アップ】
英文法がわからない高校生に【厳選】おすすめ英語の参考書5冊【英文法の基礎】
高校英語の英文法で困ったら!理解しておきたい英文法の単元と勉強法を紹介
英語の助動詞一覧!大学受験で差がつく重要ルールを例文で徹底解説!
高校英語の英文法で困ったら!理解しておきたい英文法の単元と勉強法を紹介
【大学受験】英文法の最強勉強法!高校生向け英語文法の覚え方と参考書を解説
【ターゲット1200】の勉強法完全ガイド|英単語を最速で暗記する使い方
【英単語】ターゲット1400!おすすめ単語の勉強法と使い方を大公開!
【超簡単】ターゲット1900の勉強法|最短で英単語を暗記する使い方
【システム英単語】シス単の勉強法と特徴!この勉強法で早稲田大学に合格!
【高校1年生の英語】英単語の勉強法とおすすめ英単語帳3冊紹介
高校2年生の受験勉強国語編「現代文・古文・漢文」の国語力をアップ
高2年生が知るべき英語の勉強のポイント!高2から始める大学受験対策
英語の偏差値40台から英語の偏差値を10上げる勉強法と参考書を大公開
高校生の英語が全くわからない!どうしようと迷ったらこれを読む
【おすすめ英熟語帳8冊】大学受験に必要な英熟語を勉強するコツ!
【日東駒専対策】英語おすすめ参考書15冊!最短ルートで合格を目指す!
MARCH英語対策おすすめ参考書&最短合格ルート完全ガイド&勉強計画
【英語長文対策】早稲田大の学生が使った長文対策の参考書を紹介!
英単語をすぐ忘れる人必見!記憶に残る英単語の勉強法を一挙大公開
【必見】早稲田大学に合格した!英語の勉強法と勉強時間をマネすることは良いことだ!
【必見】スクランブル英文法・語法の正しい使い方と勉強法が5分でわかる
【大学受験英語おすすめ参考書24選】目的別・レベル別に英語の参考書・問題集を紹介!
英語の偏差値を上げる方法とは?【大学受験】短期間で逆転合格できる勉強法!
高校1年生の英語の勉強法をこっそり教えます!英語でライバルに差をつける!
大学受験に必要な英単語数はこれだ!英単語ターゲットは全部覚える!