偏差値45の英語参考書|自分に合う1冊の選び方と次へ進む基準

※この記事には一部PRが含まれます。
偏差値45前後で英語の参考書選びに迷っているなら、最初に考えたいのは「どの参考書が人気か」ではありません。
自分が単語・文法・1文の読解のどこで止まっているのかを確認することが先です。
目安としては、次のように考えると参考書を選びやすくなります。
- 単語を見ても意味がすぐ出ない → 基礎単語帳
- 文法問題は解けても理由を説明できない → 基礎英文法
- 単語と文法は分かるのに1文が読めない → 英文解釈
- 短い英文を正確に読める → 長文問題集
偏差値45でも、つまずいている場所は人によって違います。
この記事では、英語指導に長く携わってきた藤堂直樹の視点も交えながら、自分に合う1冊の見つけ方と、何ができたら次の参考書へ進んでよいのかを順番に解説します。
記事のポイント
- 偏差値ではなく弱点に合わせて選ぶ
- 単語と文法と解釈のつまずきを診断
- 理由まで説明できることが次のステップ
- 志望校焦りよりも1冊の定着を優先
偏差値45の英語参考書は弱点を見つけて1冊選ぶ

偏差値45という数字だけでは、必要な参考書は決まりません。
同じ偏差値でも、単語で止まっている人と、文法は分かるのに英文を正確に読めない人では、取り組むべき参考書が違うからです。
偏差値45でも必要な参考書は人によって違う
偏差値45という結果の背景には、単語不足、文法理解の不足、1文の構造を正確に捉えられないことなど、いくつかの原因が考えられます。
英語を指導していると、「単語は覚えているのに文法の理由を説明できない」「文法問題は解けるのに長文になると読めない」など、つまずき方が生徒によって違うことが分かります。
そのため、
「偏差値45ならこの参考書」
と一律に決めるのではなく、今の自分がどこで止まっているのかを確認してから1冊を選ぶことが大切です。
人気ランキングの上から順番に買う必要はありません。

まず単語・文法・1文の読解力をチェックする
偏差値ではなく、次の3点を確認してみてください。
- □ 基礎的な英単語を見て、意味がすぐに浮かぶ
- □ 文法問題で「なぜその答えになるか」を説明できる
- □ 英文の主語・動詞・修飾関係を説明できる
私が単語の定着を見るときも、単に「見たことがあるか」ではなく、単語を見て意味がすぐに出てくるかを確認しています。
文法では、例えば不定詞について「これは副詞的用法」と答えられるだけでなく、「なぜ副詞的用法なのか」まで説明できるかを確認します。
英文読解なら、次のような文を見てみましょう。
The book written by the teacher is interesting.
この文で、
- 主語は「The book」
- 動詞は「is」
- 「written by the teacher」はbookを説明している
と自分で整理できれば、1文の構造を読む基礎はあります。
反対に、単語の意味だけを左からつなげて読んでしまう場合は、英文解釈を始める前段階にいる可能性があります。

長文が読めない原因は長文とは限らない
「英語長文が読めません」と悩んでいても、原因が長文演習不足とは限りません。
1文ずつ確認すると、
- 基礎単語の意味がすぐに出ない
- 文法は知っていても英文の構造に使えていない
- 主語や動詞を正確に取れていない
といったところで止まっている場合があります。
この状態で長文問題集だけを増やしても、知っている単語をつなぎ合わせる「なんとなく読み」を繰り返してしまいます。
長文が苦手なら、長文問題集を買い足す前に、単語と1文の読み方のどちらに穴があるのかを先に確認してみてください。
偏差値45から始める参考書を弱点別に判断する

ここからは、自己診断で見つかった弱点ごとに、どの分野の参考書から始めればよいのかを見ていきます。
英単語がすぐ出ないなら基礎単語帳から始める
英文を読むたびに、
「この単語、見たことあるけど何だっけ……」
と考えているなら、まずは基礎単語を優先します。
学習塾の指導現場では、単語を見て1秒程度で意味が出てくるかを定着を見る一つの目安としていました。
厳密に1秒を計る必要はありません。
「考え込まず意味が出るか」と考えてください。
基礎単語に不安がある場合の候補は、『英単語ターゲット1200 改訂版』と『システム英単語Basic〈5訂版〉』です。
『英単語ターゲット1200 改訂版』は中学レベルの200語、高校レベルの1200語、熟語300語を収録し、公式価格は990円(税込)です。
『システム英単語Basic〈5訂版〉』は大学入試などのデータから選んだ基本語1500語と多義語170語を収録し、1,100円(税込)です。
すでに『英単語ターゲット1900』や『システム英単語』を持っている人は、「偏差値45だから買い替える」と考える必要はありません。
ターゲット1900は旺文社公式で基礎・標準・応用までを対象とした入試対応単語帳、システム英単語〈5訂版〉も大学入試データなどをもとに構成された単語帳です。
大切なのは本の名前ではなく、今使っている単語帳の基礎語彙がすぐ出てくるかです。
1日の暗記ペースや具体的な復習手順を知りたい方は、ターゲット1200の効率的な覚え方と使い方を参考にしてください。
英文法を説明できないなら基礎教材まで戻る
文法問題が正解していても、
「なぜこの答えなの?」
と聞かれて説明できないなら、まだ知識が安定していない可能性があります。
例えば、不定詞・受け身・助動詞・関係代名詞などについて、
「なぜこの形になるのか」
「なぜこの訳になるのか」
を自分の言葉で説明できるか確認してみましょう。
難しい場合は、網羅系の問題集を繰り返すより、講義型の基礎参考書まで戻ったほうが理解しやすくなります。
候補として使いやすいのが、
- 『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
- 『改訂版 大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本』
です。
『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』は東進ブックスから刊行されています。
『肘井学のゼロから英文法 改訂版』は文法用語を基礎から説明し、口頭チェックテストも設けられています。
文法用語そのものに苦手意識があるなら講義を読む感覚で進められる大岩、図解やポイント整理を見ながら進めたいなら肘井、という選び方もできます。
単語と文法が分かるのに読めないなら英文解釈へ
英単語の意味も分かり、文法問題もある程度解ける。
それでも英文になると意味が取れない場合は、知っている文法を1文の構造に当てはめる練習が必要です。
ここで使うのが英文解釈の参考書です。
候補の一つが『大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』です。
KADOKAWA公式では、英文解釈を扱う教材として音声ダウンロード付きで刊行されています。
単語や文法そのものが分からない状態で英文解釈へ進む必要はありません。
単語と文法は分かるのに、1文になると読めない。
この状態になったときに取り組むと、教材の役割がはっきりします。
短い英文を読めてから長文問題集へ進む
長文問題集へ進む目安は、偏差値ではなく、短い英文を自分で分析できるかです。
主語・動詞・修飾関係を取りながら短文を読めるようになったら、長文問題集へ進みます。
候補は、
- 『関正生のThe Rules 英語長文問題集1 入試基礎』
- 『改訂版 大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス[1 標準レベル]』
などです。
『The Rules 1』は、入試基礎レベルから長文読解のルールを学べる問題集です。
『英語長文ポラリス1』は2026年7月16日に改訂版が発売されています。
1文の構造がまだ取れないなら、先に英文解釈へ戻ります。
長文問題集を始める時期を「高3だから」「偏差値45だから」と決めるのではなく、短文が正確に読めるかで判断してください。
偏差値45に合う英語参考書を分野別に比較する

迷ったら、自分の弱点に近いところだけ確認してください。
全冊をそろえる必要はありません。
| 弱点 | 参考書 | 向いている人 | 次へ進む目安 |
|---|---|---|---|
| 基礎語彙が不足 | 英単語ターゲット1200 改訂版 | 中学単語から不安がある | 基礎語の意味がすぐ出る |
| 基礎語彙を強化 | システム英単語Basic〈5訂版〉 | ミニマルフレーズで覚えたい | 基本語がすぐ出る |
| 文法の理解不足 | 大岩のいちばんはじめの英文法 | 文法用語から確認したい | 正解理由を説明できる |
| 文法を整理したい | 肘井学のゼロから英文法 改訂版 | 図解で整理したい | 確認問題の理由を説明できる |
| 1文の構造が取れない | 肘井学の読解のための英文法 必修編 | 単語・文法は分かるが読めない | 構造と訳を自力で再現できる |
| 長文で止まる | The Rules 英語長文問題集1 | 長文の読み方から学びたい | 構造を理解して復習できる |
※価格・版情報は2026年8月時点の出版社公式情報をもとに確認しています。
英単語帳は基礎語彙を無理なく覚えられる1冊を選ぶ
単語帳は、収録語数が多ければよいわけではありません。
偏差値45前後なら、今必要な基礎語彙を繰り返し確認できる1冊を優先します。
『英単語ターゲット1200 改訂版』は中学レベルから接続しやすく、『システム英単語Basic〈5訂版〉』はミニマルフレーズを使って基本語を覚えられる設計です。
どちらが上という話ではありません。
単語単体でテンポよく覚えたいのか、短いフレーズの中で覚えたいのかも含め、自分が続けやすい1冊を選びましょう。

英文法は薄くて解説を理解できる参考書を選ぶ
英文法では、問題数よりも解説を読んで納得できるかを優先します。
分厚い網羅系問題集を開いて、解説に出てくる文法用語そのものが分からないなら、その教材を無理に続ける必要はありません。
『大岩のいちばんはじめの英文法』は基礎から講義形式で確認したい人、『肘井学のゼロから英文法 改訂版』は文法の全体像やポイントを整理しながら進めたい人に候補になります。
肘井の改訂版には中学の総復習から関係詞・比較までの章があり、知識を確認する口頭チェックも用意されています。
知識を補いたい場合には、続編『大学入試 肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本 NEXT』もあります。
NEXTは接続詞、前置詞、語法など前作に収まりきらなかった分野を扱います。
ただし、最初から2冊買う必要はありません。
まず1冊目を理解できる状態にすることが先です。

大岩の英文法を効率よく進める手順や具体的な卒業基準については、大岩のいちばんはじめの英文法の正しい使い方や完了基準を解説した記事で詳しくまとめています。
英文解釈は1文の構造を確認できる教材から始める
英文解釈では、難しい英文に挑戦することよりも、
「なぜこの訳になるのか」
「どこが主語で、どこが動詞なのか」
を確認できる教材から始めます。
『肘井学の読解のための英文法 必修編』は、単語・文法はある程度分かるのに1文の意味が取れない人の候補になります。
別の選択肢として『改訂版 大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座』もあります。
現在の改訂版は2024年10月21日発売、352ページ、定価1,980円(税込)です。
ここでも、難しい本を選ぶことが目的ではありません。
解説を見たあと、自分で文構造を再現できるかを基準にしてください。
長文問題集は復習できるレベルの教材を選ぶ
長文問題集を選ぶときは、「問題が解けるか」だけではなく、復習できるかも確認します。
見るポイントは次の3つです。
- 構文や読み方を解説しているか
- 音声を使って復習できるか
- 今の自分が精読できる難易度か
『The Rules 1』は入試基礎レベルから読解のルールを学ぶ問題集です。
旺文社公式では高校生向け教材として販売されています。
『英語長文ポラリス1』は2026年7月発売の改訂版が現行版で、音声ダウンロードにも対応しています。
解説を読んでも英文の構造が分からないなら、長文を続けるより英文解釈へ戻るほうがよいでしょう。
高校生でも中学英語まで戻るべき3つのサイン

「高校生なのに中学英語へ戻って大丈夫なの?」
と不安になる人もいると思います。
大切なのは、中学英語を全部やり直すことではありません。
説明できないところまで戻ると考えてください。
助動詞や不定詞を自分の言葉で説明できない
例えば、
- 助動詞によって意味がどう変わるか
- 不定詞の3用法をどう見分けるか
- 受け身はなぜbe動詞+過去分詞になるのか
- 関係代名詞が文の中で何をしているのか
を確認してみましょう。
説明できなければ、その単元は復習候補です。
「高校3年生だから高校参考書を続けなければならない」と考える必要はありません。
高校の参考書を読んでも理解できないなら、その原因になっている基礎まで戻ったほうが次の学習につながります。

英文を単語の意味だけでなんとなく訳している
知っている単語を左からつなぎ合わせて意味を作っているなら注意が必要です。
例えば、
The book written by the teacher is interesting.
という文で、「written by the teacher」がbookを説明していると分からなければ、単語を知っていても正確な意味は取れません。
長文になれば、この小さな読み違いが積み重なります。
単語の数を増やす前に、1文の構造を正しく捉える練習を優先したほうがよい状態です。

高校英文法の解説を読んでも理由が理解できない
高校基礎レベルの英文法参考書を読んで、
「名詞って何?」
「形容詞と副詞の違いが分からない」
というところで止まるなら、中学英語の用語や基本ルールに抜けがある可能性があります。
これは能力の問題ではありません。
前提となる知識が抜けているだけなら、必要なところを確認してから高校英語へ戻ればよいのです。

中学英語へ戻るのは遠回りではない
周りが『Next Stage』や『Vintage』などを使っていると、自分だけ基礎教材へ戻ることに抵抗を感じるかもしれません。
ただし、中学英語を最初から最後まで全部やり直す必要はありません。
助動詞、不定詞、受け身、関係代名詞など、自分で説明できないところまで戻るという考え方なら、復習範囲を絞れます。
「受験生だから難しい参考書を使う」のではなく、「今理解できる参考書を使い、次へ進める状態を作る」と考えてください。
難しい・人気の英語参考書で失敗しない選び方

英語の参考書選びで注意したいのが、
「有名だから」
「学校で配られたから」
「友達が使っているから」
という理由だけで教材を決めることです。
有名だからという理由だけで網羅系を選ばない
『Next Stage 英文法・語法問題』や『英文法・語法 Vintage 4th Edition』は、英文法・語法などを広く演習するタイプの教材です。
Vintage 4th Editionは、いいずな書店公式でも大学受験に必要な英文法・語法・イディオム・会話表現などを扱う教材として案内されています。
問題は、教材そのものではなく使うタイミングです。
基礎文法の説明がまだ理解できない状態で網羅系問題集へ進むと、
「なぜ2番なのかは分からないけど、答えは2番」
という覚え方になりかねません。
初見問題でも理由を説明できる状態を作るには、先に文法の意味を理解する必要があります。

解説を読んでも理解できないならレベルを下げる
参考書を続けるかどうかは、「何周したか」だけでは決めません。
次のように考えてください。
- 単語 → 意味がすぐ出るか
- 文法 → 正解・不正解の理由を説明できるか
- 英文解釈 → 解説なしで構造を取れるか
- 長文 → 読めなかった原因を説明できるか
解説を読んでも「なぜそうなるのか」が分からない状態が続くなら、前段階の教材へ戻るサインです。
レベルを下げることは失敗ではありません。
今の自分が理解できるところからつなぎ直すための調整です。

参考書を次々に買い替えず1冊を定着させる
参考書が難しいと、新しい本を探したくなることがあります。
次々に本を変えると、どの教材も途中までしか身につかない状態になりやすくなります。
大切なのは「1冊を何周したか」ではなく、その参考書で学んだことを自分で説明・再現できるかです。
長文問題集も解いて採点するだけでは不十分です。
どの構文を読み間違えたのかを確認し、正しい構造を理解してから音読まで行うと、1題から得られるものが増えます。
参考書を終えて次へ進むための判断基準

参考書を終える基準を「3周したから」「最後のページまで行ったから」だけにすると、本当に身についたかが分かりません。
分野ごとに、次の状態を目安にしてください。
| 分野 | 次へ進む目安 | まだ続けるサイン |
|---|---|---|
| 英単語 | 見たら意味がすぐ浮かぶ | 考え込む語が多い |
| 英文法 | 正誤の理由を説明できる | 感覚で答えている |
| 英文解釈 | 解説なしで構造と訳を再現できる | 解説を見ないと読めない |
| 長文 | 読めなかった理由を直し、復習できる | 解いて採点するだけ |
英単語は見たらすぐ意味が出る状態まで仕上げる
藤堂氏が単語の定着を見るときは、単語を見てすぐ意味が出るかを確認しています。
目安として1秒程度で意味が浮かぶ状態を目指しますが、ストップウォッチで厳密に測る必要はありません。
単語帳からランダムに語を選び、
「すぐ分かる」
「少し考える」
「分からない」
に分けてみるだけでも十分です。
考え込む単語が多いなら、まだその範囲を復習する余地があります。

英文法は正解と不正解の理由まで説明できる
英文法では、正答率だけではなく説明できるかを確認します。
四択なら、
「なぜ1番が正しいのか」
「なぜ2・3・4番ではないのか」
まで説明してみてください。
答えだけ覚えていて、理由が出てこないなら、まだ知識を使える状態にはなっていません。

英文解釈は解説なしで構造と訳を確認できる
英文解釈では、一度解いた英文を解説なしでもう一度読みます。
確認するのは、
- 主語・動詞を取れる
- 修飾関係を説明できる
- 文構造に沿って意味を取れる
の3点です。
この状態まで再現できれば、次の長文演習につながります。

長文は解きっぱなしにせず復習と音読まで行う
長文問題集は「○問正解した」で終わらせません。
間違えた問題があれば、
- どこを読み違えたか確認する
- 分からなかった単語・構文を確認する
- 本文の構造を理解する
- 内容を理解した英文を音読する
という順で復習します。
「音読を何回したか」よりも、意味と構造を理解したうえで読めているかを優先してください。
【Q&A】偏差値45の英語参考書でよくある質問

偏差値45からの参考書選びで受験生や保護者が抱く疑問を、FAQ形式でまとめました。
Q.偏差値45でも大学受験用参考書を使って大丈夫?
大丈夫です。
「大学受験用」という表示だけで選ぶのではなく、自分が解説を理解できるレベルかを確認してください。
『大岩のいちばんはじめの英文法』や『肘井学のゼロから英文法 改訂版』のように、基礎から説明する大学受験用教材もあります。
品詞や中学文法の基本から分からない場合は、その部分だけ中学教材で確認してから戻る方法もあります。

Q.志望校が決まっていても基礎参考書を優先すべき?
基礎単語・文法・1文の読み方に穴があるなら、志望校対策より先に補ったほうがよいでしょう。
産近甲龍や日東駒専、MARCHなどを目指していると、志望校レベルの長文や過去問を早く始めたくなるかもしれません。
長文を正確に読むための基礎が不足したままでは、志望校の問題を解いても「なぜ読めなかったのか」が分かりにくくなります。
まず基礎を固め、その後の志望校別ルートは別途確認するほうが整理しやすくなります。

基礎が仕上がった後にMARCHなどの難関大を目指す具体的なロードマップは、MARCH合格に向けた具体的な英語参考書ルートで詳しく解説しています。
Q.英語の参考書は何冊くらい同時に使えばいい?
冊数に絶対的な正解はありませんが、偏差値45前後で基礎固めをする時期は、参考書を増やしすぎないほうが管理しやすくなります。
例えば、
- 英単語帳
- 今いちばん弱い分野の参考書
という組み合わせから始める方法があります。
単語・熟語・文法・英文解釈・長文を一度にすべて始めるより、「今何を仕上げているのか」が分かる状態を作ることを優先してください。

Q.語法や網羅系の参考書はいつから必要?
『Next Stage』や『Vintage』などを使い始める時期を、偏差値だけで決める必要はありません。
基礎単語がある程度定着し、英文法の理由を説明でき、1文の構造も取れるようになってから、文法・語法を広く演習する教材へ進むと理解しやすくなります。
その先の参考書選びは、偏差値50前後向けの教材選びや志望校別ルートで考えます。
基礎を完璧に固めて偏差値50の壁を超えた後のステップアップについては、英語の偏差値を50へ引き上げた後の参考書選びを参考にしてみてください。
まとめ:偏差値45の英語参考書|自分に合う1冊の選び方と次へ進む基準

偏差値45では参考書より先に弱点を確認する
偏差値45で英語の参考書を探しているなら、最初に確認したいのは参考書ランキングではありません。
自分が、
- 単語
- 文法
- 1文の読解
のどこで止まっているかです。
長文が読めない人でも、本当の原因が基礎単語や1文の構造理解にあることがあります。
原因が分かれば、今必要な1冊も選びやすくなります。
迷ったら今の1冊を説明できるまで仕上げる
次の参考書へ進むか迷ったら、「何周したか」ではなく、今まで学んだことを自分で再現できるか確認してください。
単語は意味がすぐ出る。
文法は正誤の理由を説明できる。
英文解釈は解説なしで構造を取れる。
長文は間違えた原因を直して復習できる。
この状態まで仕上がっていれば、次の教材へ進む目安になります。
難しい参考書を使うこと自体が目的ではありません。
今の自分が理解できる1冊を選び、身についたことを確認してから次へ進む。
偏差値45前後の英語では、この考え方を軸にすると参考書選びで迷いにくくなります。
執筆者プロフィール

※この記事は、学習塾で長年にわたり大手個別指導塾で高校生への英語指導を担当してきた藤堂直樹が執筆しています。英単語・英文法・長文読解・英作文など、英語が苦手な生徒にもわかりやすい学習法を発信しています。
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