【学習計画表を作成】高校生が計画通りに勉強できるコツ!
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受験生の悩みを解決して、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
学習計画表表の作成方法?
PDCA学習って何?
大学受験勉強を効率的にする学習計画表表の作成について、まとめた記事になります。
この記事で紹介する「【学習計画表を作成】高校生が計画通りに勉強できるコツ!」を読めば、学習計画表表を作成するヒントに。
この記事では、具体的な学習計画表表の作成方法を紹介して、PDCA学習法についても紹介。
記事を読み終えると、学習計画表表を作成して、効率よく大学合格が目指せる内容となっています。
学習計画表表が作れない受験生
学習計画表表作成のポイント
学習計画表表を具体的に作成
効率的に勉強できるPDCA学習法の紹介
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Contents
【学習計画表を作成】高校生が計画通りに勉強できるコツ!
大学受験に学習計画表がなぜ必要なのか?についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
学習計画表表が作れない受験生は意外に多い
大学受験には学習計画表が必要
無理のない学習計画表の作成
大学受験の目標を決める
学習計画表表が作れない受験生は意外に多い
受験生の勉強の悩みで意外に多いのが、「自分にあった学習計画表表がつくれない」「学習計画表表の作り方がわからない」。
確かに、簡単に学習計画表表と言っても、自己分析、受験までのスケジュール、学習の進め方、苦手科目の克服など、考えなければならない要素が多いのも事実。
そのため、生徒だけで、勉強計画表を作成するのが難しいのかもしれません。
しかし、効率的に勉強するため、勉強の漏れをなくすためにも、学習計画表表は必要なのです。
大学受験には学習計画表が必要
大学受験の志望校合格を勝ち取るために、学習計画表は必要です。
なぜなら、志望大学を決めて、その志望大学に合格するために、最短で効率よく勉強するには計画性が必要だからです。
これは、社会に出ても必要な能力になります。
自分の第一志望校に合格するためには、各科目がどれくらいの偏差値に到達しなくてはならないのか?さらには、今の自分とその偏差値にはどれくらいの開きがあるのか?
その目標偏差値との開きを、効率よく埋めるためには、どんな勉強を何時間勉強すれば良いのか?
逆算していくことで、最短で効率よく受験勉強できるはず。
また、学習計画表を作ることは、目的が明確になってモチベーションがアップする効果もあります。
上記の理由から、合格への一番の近道は、「勉強できる日数」と「やるべきこと」をすべて書き出して勉強の全体像を俯瞰すること。
つまり、大学受験を合格するためには学習計画表を立てることなのです。
無理のない学習計画表表の作成
学習計画表を作成する際には、無理なく、時間的に余裕を持った学習計画表を作成してください。
理由は、実行できない学習計画表を作成しても意味がないからです。
例えば、これまで勉強していない生徒に、いきなり毎日10時間勉強する計画を作成しても、実行することはほぼ不可能。
また、実現が難しい学習計画表表を作成して、途中で挫折する生徒も多く入るのも事実。
しかし、勉強時間の確保は受験生にとっては、必要不可欠になりますので、徐々に勉強時間を増やしていく計画を作成することで、計画の実行能力が増していくことになります。
受験は長い道のりです。
無理なく実行可能で、志望大学に合格できる学習計画表表の作成が、大切と言えるでしょう。
学習計画表表の作成:大学受験の目標
学習計画表表を作成する際には、目標が必ず必要になってきます。
なぜなら、その目標を達成するために、何をいつまでに学習するのかを決めるのが学習計画表だからです。
逆に言うと、目標がなければ具体的な学習計画表を作ることが難しくなってきます。
目標の決め方としておすすめするのが、「大目標」「中目標」「小目標」の3つを決めるのがおすすめです。
大目標は、最終目標になるので、第一志望校合格が大目標となります。
中目標は、中期的な目標になりますので、2ヶ月〜3ヶ月先位の目標を決めます。
具体的には、「○○模試で偏差値○○」「単語帳を完璧に覚える」「古文の単語を覚える」など、各教科で1つ中目標を決めると効果的。
小目標は、毎日の目標と言っていいでしょう。
具体的には、「1日、○時間勉強する」「1日、単語を○個覚える」「参考書を○ページ学習する」など、小目標は日々の目標として設定してください。
目標 | 内容 | 具体例 |
大目標 | 第一志望合格 | 「〇〇大学合格」 |
中目標 | 2ヶ月〜3ヶ月後のなりたい自分を目標に | 「模試で偏差値○○」 |
小目標 | 毎日の目標設定 | 「○時間勉強する」 |
最後に、目標は日付を入れて過去形で作成すると効果が上がります。
大学受験対策:学習計画表の作成方法
学習計画表の作成方法についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
学習計画表の作成:自己分析
学習計画表の作成参考書の分析
大学受験に必要な年間の学習計画表
月間・週間・1日の学習計画表
わかりやす学習計画表
学習計画表の作成:自己分析
先程も説明しましたが、無理のない学習計画表を作るためには、自己分析が必要。
なぜなら、受験科目や苦手科目を分析して、無理のない学習計画表を作成するためです。
具体的には、志望大学の入試要項を確認、苦手科目や苦手分野の把握、模試の結果をもとに現在の偏差値を把握すると良いでしょう。
受験に必要な科目を確認することで、勉強の効率が上がります。
例えば、英作文や漢文については、要チェック。
また、受験勉強を勝ち抜くためには、弱点の克服がポイント。
自分の苦手な教科や、苦手な分野をきちんと把握し、克服する必要があります。
そして、模試の結果を分析してください。
分析するポイントは、「自分の現在の学力」をきちんと確認すること。
無理のない学習計画表を作成するためにも、自己分析は必要です。
学習計画表の作成:参考書の分析
学習計画表を具体的に作成するためには、参考書の分析も必要。
分析というと大げさですが、内容(章とページ数)を確認してください。
なぜなら、1冊の参考書を仕上げるために、何日必要なのかを確認するためです。
例えば、200ページの参考書の場合、1日、10ページ学習するのであれば、1冊の参考書を1周するのに20日必要ですし、20章ある参考書で1日、1章の学習であれば、これも20日必要となります。
つまり、参考書を分析することで、無理のない学習計画表を作成するための確認作業となります。
大学受験に必要な年間の学習計画表
年間の学習計画表は、今から大学合格までの学習計画表となります。
年間学習計画表の目的は、合格までの全体像を把握すること。
大まかな全体像が把握できると、いつまでに何をすればよいのか、具体的に受験勉強ができるでしょう。
年間学習計画表の作成方法は、紙1枚に書き出すのが良い方法。
手書きでも問題はありません。
だいたいの計画を月ごとに書き込んでください。
例)入学試験日、模試の日程、学習する参考書、月ごとの勉強時間
月間・週間・1日の学習計画表
次は、月間の学習計画表を作成します。
月間の学習計画表を作成する目的は、年間の学習計画表を達成するためです。
年間学習計画表と比べると、より具体的に作成。
作成方法は、年間学習計画表から、その月の勉強時間を記入します。
月間の勉強時間を4週間に振り分けることで、1週間の勉強時間が決まります。
1週間の勉強時間をさらに1日単位で落とし込んでいくと1日の勉強時間が決まってきます。
受験勉強は、日々の積み重ねなので、この1日の計画を計画通りに実行することの繰り返しで、志望校合格を勝ち取ります。
勉強時間が決まると、具体的に「どの教科のどの参考書を何時間学習する」といった具合に、細かく設定すると効果が上がります。
また、勉強時間の計画はもちろんですが、実際に勉強した時間を書き込むようにしておくのも、ポイントのひとつ。
なぜなら、実際に勉強した時間を視覚化することで、モチベーションが上がるからです。
わかりやす学習計画表の作成
勉強計画を立てる際は、自分に合った勉強計画を立て、わかりやすくまとめることが大切。
「見やすい・わかりやすい・取り組みやすい」の3つの要素でまとめられた勉強計画表を作るコツを解説します。
自分が見やすいサイズで作るのがポイント。
勉強計画表に書く内容が固まったら、実際に表を作りましょう。
大切なのは、勉強計画表を作ることではなく、勉強計画表を見ながら毎日勉強を実行していくこと。
そのためには、自分が見やすいサイズで作成し、目に入りやすい場所や、家族と共有できるところに貼っておくのが望ましい。
勉強計画表は勉強机の前に貼ったり、手帳に書いて持ち歩いたりするなど、常に確認しやすい状態にしておきましょう。
また、目標から1日ごとの勉強内容まで、一目で把握できるよう、自分が見やすいと思うサイズで学習計画表を作りましょう。
勉強机の前に貼る場合は大きめのサイズがおすすめですが、持ち歩きできるよう小さくしたい場合は、単語帳のように日めくりできる形状にしたり、月ごとに書き換えられるよう表をアレンジしたりするのもおすすめです。
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参考記事:【英語】スクランブル英文法の正しい使い方で大学受験の英文法を攻略!
参考記事:東大生が高校時代に使っていたノート大公開!ノートの使い方:数学編
【大学受験】学習計画はPDCA学習の実践
学習効率の良いPDCA学習についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
PDCA学習のポイント
PDCA学習の実行
学習計画を効率よく実践するPDCA学習とは
PDCA学習とは、受験勉強を効率的にするための学習法。
PDCAの意味は、PLAN(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字を取ったもので、計画から改善までを1つのサイクルとして行い、受験勉強の効率化を目指します。
この一連の循環を、「PDCAサイクル」といいます。
計画、実行、評価、改善の4つのプロセスを、螺旋階段を上るように循環させて、継続的に受験勉強の効率化を進め、学習効果を上げていく手法となります。
PDCA学習で学習計画を改善
PDCAにとって重要なことは、計画を実行した後は必ず、成功しても失敗しても評価する点。
なぜなら、計画を実行しただけでは、問題点は改善されないからです。
どんな方法で実行したときに成功または失敗したのか、その結果を評価し続けるとで志望大学の合格が近づきます。
またPDCAは1度で終わらず、何度もサイクルを回すことが重要となります。
改善された計画を繰り返し評価すると、業務が改善されていくのです。
1週間毎に振り返るのがおすすめ。
PDCA学習で学習計画の実践
週間ごとに学習計画表を見直す場合のPDCA学習例
「Plan」:1週間の勉強計画を作成。
「Do」:設定した目標を実行するために勉強計画を実行。
「Check」:1週間を振り返り、進捗度合いを確認。
「Action」:次の週の計画を達せいるために、改善策を考えて、実行。
受験勉強を進めていくうちに、計画案との誤差が生じてくることがあります。
計画が全てではないのでご安心ください。
1週間に実施した、受験勉強の振り返り。
受験勉強を実施した際の問題点や課題を確認。
予定通りいかなかった部分は、何故上手くいかなかったのか、予定通りにいった部分は何故上手くいったのかを自己分析してください。
Checkで出た問題点や課題を元に、改善案を作成して学習計画表の改善。
常に学習計画表の改善を重ねて変化させていく事で、日々の学習改善がされていきます。
このPDCA学習を継続することで、偏差値アップにつながるはずです。
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参考記事:大学の志望校の決め方ポイント10か条!今の偏差値は関係ない!
参考記事:大学受験の最低限の単語数!英単語ターゲットは全部覚えてね!
まとめ:【学習計画表を作成】高校生が計画通りに勉強できるコツ!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、【学習計画表を作成】高校生が計画通りに勉強できるコツ!は参考になりましたでしょうか?
学習計画表のポイント・・・必要
学習計画表を具体的に作成・・・簡単に作成
PDCA学習法・・・効率の良い勉強法
学習計画表を作成してくれる学習管理型の塾
学習塾の指導形式で大きく分けると、「集団指導」、「個別指導」、「家庭教師」、「オンライン指導」そして、「学習管理型の塾」に分けられます。
最近注目されている学習管理型の塾とは、一般的に科目の指導はしていません。
具体的には、生徒の志望大学に合格するための学習計画を作成して、学習の進捗管理がメインとなります。
学習計画には、年間、月間、週間、毎日のやるべきことが細かく指示され、計画通りに学習を進めていくと志望大学に合格できる仕組み。
毎日の学習は、指示された市販の参考書を使い、自学自習というスタイルで受験勉強に取り組みます。
受験勉強では、自分の志望校に合わせた対策が必要であり、そのためには自らが率先して学ぶ、自学自習のスタイルがとても大切。
実は、受験生の勉強時間を見てみると、自分で理解したり、自分で問題を解いたりする自学自習の時間が最も長いのです。
学習管理型の塾では、自学自習の仕方、勉強時間の効率的な使い方、取り組むべき参考書を決めてくれるため、学習計画に沿って勉強が進められるようになるでしょう。
学習管理型の塾 | 通常の塾 | |
勉強計画策 | ○ | △ |
学習の進捗管理 | ○ | △ |
質問対応 | ○ | △ |
実力測定テスト | ○ | ○ |
科目ごとの授業 | △ | ○ |
以上、大学合格を目指して、学習管理型の塾を検討してみるのも、おすすめです。