過去問をいつからやるのか?早稲田大学に合格した講師に聞いてみた
こんにちは、受験生を応援する教育メディア、予備校オンラインドットコムです。
受験生の悩みを解決して、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
過去問の使い方って?
過去問を使って便給した体験談を聞きたい
大学受験勉強していると、過去問対策って気になりますよね?
実は、今回紹介する「過去問をいつからやるのか?早稲田大学に合格した講師に聞いてみた」を読めば、過去問をいつからやるのか、わかります。
なぜなら、過去問対策をしっかりして、早稲田大学に現役で合格した講師に聞いた内容だからです。
この記事では、過去問をいつからやるのか?具体的に紹介しています。
記事を読み終わると、過去問をいつからやるのか?わかります。
過去問の勉強の仕方と使い方
過去問をいつからやるのか?早稲田大学の講師に聞いてみた!
Contents
過去問をいつからやるのか?早稲田大学に合格した講師に聞いてみた
過去問をいつからやるのか?についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
過去問題集(赤本)とは
過去問はいつからやるのか
過去問は何年分やるのがおすすめ?
過去問題集(赤本)とは
受験生なら誰しもが聞いたことのある赤本(過去問題集)は、赤い表紙でおなじみの教学社が発行している大学入試の過去問題集です。
大学・学部別に分かれており、378大学614点の赤本があり、日本の大学の過去問が網羅されています。
赤本には各大学や学部の対策や傾向、解答・解説が記載されており、大学や学部によって異なるものの、過去3年〜10年分の問題が収録。
したがいまして、志望大学合格のための対策には必要不可欠なものとなります。
人気のある大学や学部は売り切れることもあるので、夏までには購入するのがおすすめです。
そのためには、夏までには進路を決めておく必要があります。
赤本は受験勉強で一番大切だと言われている過去問対策を効率よくできる問題集です。
過去問はいつからやるのか
最初は1年生と2年生の復習が終わっていなくても夏休みには、第1志望校の赤本を1回分は解いてください。
理由は、夏休みまでに赤本を解くことで、現在の自分の実力や、苦手分野を知るためです。
また、早い時期に過去問に触れておけば、どのように勉強していけばいいのかがわかり、学習計画が立てやすくなります。
本格的に赤本を開始するのは、11月から12月がおすすめです。
なぜなら、11月から12月は大学入学共通テストや二次試験の過去問を本格的に始める必要があるからです。
基礎勉強ばかりをして、ぎりぎりになって過去問題を解くと、そこではじめて自分の弱点を知ることになります。
しかし、それでは弱点克服や受験対策をしている時間がありません。自分の現段階の実力を客観視するためにも、余裕を持って取り組みましょう。
第一志望以外の赤本も、11月ごろに解き始めるとよいでしょう。
私立大学を希望している場合は、大学によって出題傾向が異なります。
それらを把握するためにも、なるべく早く取り組んで分析しましょう。
過去問は何年分やるのがおすすめ?
第1志望の大学では10年、それ以外の大学でも最低5年は解いてください。
理由は、10年分解くことによって試験や出題傾向、問題形式の慣れることが挙げられます。
また、繰り返し過去問を解くことで、落ち着いて試験に対応できるでしょう。
正しい使い方をして、過去問演習することで、点数アップが期待できるでしょう。
国公立大学でも、私立大学でも第一志望以外の過去問は5年以上解くことがおすすめ。
理由は、大学受験は何があるかわかりません。
第1志望に失敗したときのことも考えて、滑り止め対策をする必要があるのです。
第2志望の過去問を解くことは、受験勉強にもつながるので受験する予定の大学の過去問はすべてやるのがポイント。
過去問の勉強の仕方と使い方
過去問の勉強の仕方や使い方についてまとめてみました。
以下の悩みを解決します。
時計を用意して取り組む
過去問は繰り返し解くのが基本
問題傾向を知る
時計を用意して取り組む
過去問(赤本)に取り組む場合には、必ず時計を用意してから挑戦してください。
なぜなら、問題を解く時の時間配分を体で覚えるためです。
ただ解くのではなく試験本番を想定して、時間的に余裕があるのか?もう少し問題を解くスピードを早める必要があるのか?時間配分を気にしてください。
試験当日に時間が足りなくなると、平常心を保つのが難しくなります。
そのため、ケアレスミスなどの間違いが起こることもあるのです。
大問ごとに時間の目安を決めて取り組むことで、苦手分野を特定することもでき、試験当日の効率の良い解き方をマスターしてください。
試験当日の試験時間を守って過去問に取り組み、時間配分を覚えるのがポイントです。
過去問は繰り返し解くのが基本
過去問は繰返し解くのが基本です。
理由は、過去問で間違えた問題は、すべて解答できるようにするのがポイントだからです。
大学入試では似たような問題が出題されることもあります。
過去に出題されたから、この問題はやらなくて大丈夫だろうという気持ちが合格の可能性を下げるのです。
過去問では正解した問題に注目するのではなく、わからない問題や苦手な問題にこそ重点的に取り組みましょう。
ただ答え合わせをしただけ、解説を読んだだけでは、いつまでも克服できません。
実際に何度も繰り返して解くことで、苦手な問題をなくしていきましょう。
過去問で出題傾向を知る
過去問に取り組む目的には出題傾向を知ることがあります。
なぜなら、過去問に目を通したり実際に解いたりすることで、どの単元からどんな問題がよく出るのか、どのような形式で出題されやすいのか、出題傾向を把握できるからです。
過去数年分の過去問を解くことで、どのような問題がどのような形式で出題されるのか、その大学の出題傾向がわかるようになります。
大学によって出題傾向はさまざま。
志望大学の受験で合格するためには、過去問で出題傾向をしっかりと把握し、それにあった対策するのが基本です。
過去問の勉強法を早稲田大学の講師に聞いてみました
早稲田大学の講師に過去問の勉強法について聞いてみました。
以下のポイントについて説明しています。
過去問に取り組む目的や注意点
何年分やったの?
過去問をやり始めた時期
過去問を最初にやったのは、高校3年生の夏休みです。
夏休みにやった理由は、とりあえず、夏までには1回解いていたほうが良いと言われたので、早稲田大学の直近の過去問を解きました。
この時はまだ、受験勉強の基礎固めをすべて終えていなかったので、自信はありませんでしたが、正答率は50%以下だったのを覚えています。
センター試験の過去問では8割以上の正答率だったので、ちょっとショックでした。
始めて早稲田大学の過去問を解いた時の印象は、「超難しい!」の一言です。
しかし、早い段階で早稲田大学の過去問を解くことで、入試の難易度が理解できたので良かったと思っています。
過去問に取り組む目的や注意点
過去問に取り組む目的は、自分の現在の学力と志望校との距離を測るのが目的。
過去問を解くことで、自分の苦手分野がわかったので、効率よく苦手分野の克服に時間を費やせました。
過去問の正答率には一喜一憂せずに、間違えた問題をしっかりと理解することを繰返して実施。
また、過去問を解く時の注意点としては、必ず時計を横に置いてから取り組みました。
理由は、時間配分を覚えるためです。
過去問を解く時は、時計は必需品となりますので、時間を気にしながら取り組むことがおすすめです。
何年分やったの?
最初に過去問をやったのは8月ですが、本格的に過去問に取り組んだのは、11月頃からです。
基礎固めがすべて終わってから、過去問に取り組みました。
第1志望の早稲田大学の過去問は10年分を各1回解きましたが、直前の過去問だけは2回解きました。
早稲田大学は3学部を受験する予定だったので、30年間分以上の過去問を解いたことになります。
第2志望の赤本は5年分解きました。
内訳は、明治2学部分、青学2学部分、立教2学部分、法政1学部です。
第2志望だけでも、35年分の過去問を解いたことになります。
とにかく時間配分を気にしながら、黙々と集中して過去問に取り組みました。
まとめ:過去問をいつからやるのか?早稲田大学に合格した講師に聞いてみた
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、過去問をいつからやるのか?早稲田大学に合格した講師に聞いてみたは参考になりましたでしょうか?
過去問の勉強の仕方と使い方
過去問をいつからやるのか?早稲田大学の講師に聞いてみた