2025年から変わる大学入学共通テスト!2022年高校入学者から!
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さて、今回のお悩みはこちら。
新学習指導要領とは?
今回は、進路アドバイザーが担当する記事になります。
大学共通テストの変更点を中心に、2022年4月に入学する高校生に向けて、変更点を解説いたします。
学習指導要領の変更に伴い入試制度が変わることはよくあります。
変更することは知っていても、詳しく知らない生徒も多いです。
知っているのと知らないのでは大きな違いです。
ちょっと先の話ですが頭の片隅に入れておいていただけたらと思います。
きっと、受験するときには役に立つ情報です。
ポイントを簡単にまとめてみました。
「2025年度」大学共通テスト変更のポイント
新学習指導要領のポイント
2025年大学共通テスト:教科内容の主な改善点
Contents
2025年大学入学共通テスト変更のポイント
今の段階でわかっていることをポイントとして説明いたします。
2022年4月に高校に入学する生徒から新しくなります。
大学入学共通テスト:廃止科目
大学入学共通テスト:新教科
大学入学共通テストの科目の再編
現在の6教科30科目の中から21科目に再編されます。
大学入学共通テスト:廃止科目
数学と同じ時間帯で実施していた「簿記・会計」と「情報関係基礎」は廃止となります。
理科の基礎系4科目は1つにまとまります。
大学入学共通テスト:新教科
新たな教科として「情報」が新設されます。
IT社会のおける解決力が試されます。
教科 | 科目 |
外国語 | 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」 |
数学 | 「数学1」数学1・A」「数学2・数学B・数学C」 |
国語 | 「国語」 |
地理公民 |
「地理総合、地理探求」「歴史総合、日本史探求」「歴史総合・世界史探求」「公共・倫理」「公共、政治、経済」「地理総合、歴史総合、公共」 |
理科 | 「物理」「化学」「生物」「地学」「物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎」 |
情報 | 「情報」 |
2025年からの共通テストの変更点についてお分かりいただけたと思います。詳細については、大学入試センターのHPでご確認ください。
新学習指導要領のポイント
2022年4月の高校入学者から適用になる、新学習指導要綱のポイントについて解説いたします。
以下の内容についてまとめてみました。
何が求められるのか?
教科・科目の見直し
今回の改定のポイント
「学習指導要領」とは、文部科学省が定める教育課程(カリキュラム)の基準のことです。
幼稚園から高等学校まで全国どこの学校でも、この基準に基づいて授業をする必要があるのです。
そして、この学習指導要領は社会のニーズや時代の変化に沿って、約10年毎に改訂されて入るのをご存知でしょうか。
近年、情報化・グローバル化の加速度的進展やAIの飛躍的な発達により、社会は大きく、そして激しく変化。
進化を遂げた人工知能(AI)が様々な意思決定をし、身の回りの物のほとんどがインターネットと結びつき、今までできなかったことが簡単にできる時代が到来するでしょう。
そのような予測困難な時代にあっても、子どもたちには、前向きに変化を受け止め、よりよい豊かな未来の創り手になっていくことが期待されています。
子どもたちにとって学校教育とは、社会に羽ばたくための土台作りの場です。
社会の変化に対応し、生き抜くために必要な資質・能力を備えた子どもたちを育むため、今回、学習指導要領は改訂されました。
改定のポイント
1.知識及び技能の習得と思考力、判断力、表現力の教育内容を維持した上で、知識の理解の質をさらに高め、確かな学力を育成する。
2.高大接続改革、高等学校教育を含む初等中等教育改革、大学教育改革、両者をつなぐ大学入試選抜の改革の一体的改革の中で実施される改訂。
となっています。
大学受験で何が求めれられる?
すべての教科に①知識及び技能②思考力・判断力・表現力③学びに向かう力、人間性の3つで再整理されています。
主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業の改善がなされ、生涯にわたって探求を深める未来の若者になることが求められます。
そのためには、生徒が各教科の特質に応じた見方、考え方を働かせながら、知識を相互に関連付けて深く理解することとなります。
また、情報を精査して考えを形成したり、問題をみつけて解決策を考えることも必要となります。
教科・科目の見直し
高等学校において育成を目指す資質、能力を踏まえつつ、教科・科目が改善されます。
1.国語科における科目の再編。「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「文語国語」「国語表現」「古典探求」
2.地理歴史科における、「歴史総合」「地理総合」の新設。公民科における「公共」の新設。
3.共通教科の「理数」の新設。
2025年共通テスト:教科内容の主な改善点
最後に各教科内容の主な改善点のポイントを説明いたします。
大学入学共通テスト改善点:数学
大学入学共通テスト改善点:理科
大学入学共通テスト改善点:国語
大学入学共通テスト改善点:社会
大学入学共通テスト改善点:外国語
小中高で一貫した、「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やり取り・発表)」「書くこと」の5つの領域別の目標を設定する。
高等学校では、「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」を総合的に扱う科目群として、「英語コミュニケーション1・2・3」が設定されました。
英語コミュニケーション1を共通の必修履修科目として、さらに外国語の発信能力を高める科目群として「倫理・表現1・2・3」が設定されます。
大学入学共通テスト改善点:数学
高等学校では、統計に関する学習の充実や数学を積極的に活用する態度を育成する観点から、「数学C」が設けられます。
高等学校の数学が、「数学1」「数学2」「数学3」「数学A」「数学B」「数学C」に再編です。
各学科に共通する教科「理数」に「理数探求基礎」・「理数探求」を新設されます。
「数学活用」を廃止、その内容を「数学A」と「数学B」・「数学C」に移行されます。
大学入学共通テスト改善点:理科
理科における「見方・考え方」を活用しながら、数理横断的なんテーマに徹底的に向き合い、考え抜く力を育成するため、数学と理科の知識・技能を総合的に活用して主体的な探究活動を行い新たな選択科目を設置するとあります。
大学入学共通テスト改善点:国語
高等学校国語科においては、共通必修履修科目として、実社会・実生活で生きて働く国語の能力を育成する科目「現代国語」と、わが国の言語文化への理解を深める科目「言語文化」を設定するとともに、選択科目として「倫理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探求」が設定されます。
大学入学共通テスト改善点:社会
高等学校地理歴史科では、世界史必履修を見直し、近現代の歴史を考察する「歴史総合」、現代の地理的な諸課題を考察する「地理総合」を必履修として設定。
発展的に学習する選択科目として「日本史探求」「世界史探求」「地理探求」が設定される。
高等学校公民科においては、「公共」を必履修として設定し、発展的に学習する科目として「倫理」「政治経済」が設定される。
まとめ:2025年から変わる大学共通テスト!2022年高校入学者から!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、2025年から変わる大学共通テスト!2022年高校入学者から!参考になりましたでしょうか?
「2025年度」大学共通テスト変更のポイント
新学習指導要領のポイント
2025年大学共通テスト:教科内容の主な改善点
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