【大学受験】総合型選抜とは?これを読めば総合型選抜について理解できる
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今回のお悩みはこちら。
どんな選抜方法?
総合選抜のスケジュールは?
今回の記事の担当は、進路アドバイザーです。
大学入試における「総合型選抜」って知っていますか?
この記事で紹介する「【大学受験】総合型選抜とは?これを読めば総合型選抜について理解できる」を読めば、総合型選抜について理解できる内容となっています。
この記事では、総合型選抜の特徴やスケジュール、学校型選抜との違いなどを紹介しています。
記事を読み終えると、総合型選抜について理解が深まる内容となっています。
大学受験の総合型選抜とは
総合型選抜の3つのタイプ
総合型選抜のポイント
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Contents
【大学受験】総合型選抜とは?これを読めば総合型選抜について理解できる
総合型選抜についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
総合型選抜実施の時期
総合型選抜の選考方法
総合型選抜とは
『総合型選抜』とは、かつてはAO入試(アドミッション・オフィス入試)と呼ばれていましたが、2021年度の選抜からAO入試の名称を総合型選抜と名称が変わりました。
総合型選抜は、出願書類の志望理由書や、実技試験の面接などを実施して、受験生を総合的に評価することで、受験生の人物像と大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)がマッチングしているかどうかで合否が判定されるのが特徴です。
また、総合型選抜は高校時代の学習内容よりも、どんな活動をしてきたのか?大学では何を学習したいのか?を明確にして、自分のことを深く見つめ直すことが必要になります。
わかりやすく言うと、総合型選抜には、各大学や短大が定める「求める学生像」に合った受験生を入学させられるのです。
総合型選抜実施の時期
総合型選抜の実施時期については、各大学で異なりますが、学校推薦型選抜よりは早めに実施されることが多く、文部科学省の「大学入学者選抜要項」により、出願は9月1日からとなっていますが、出願期間より前にエントリー期間を設けている大学もあります。
選考方法
総合型選抜は大きく分けて3つに分けられます。
「論文重視タイプ」「自己推薦タイプ」「対話重視・予備面談タイプ」
国公立大学では、「大学入学共通テスト」を必須としている大学が増加傾向にあります。
(一般入試:推薦入試:AO入試の割合)
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総合型選抜の3つのタイプ
総合型選抜の3つのタイプについてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
【総合型選抜】論文自己推薦タイプ
【総合型選抜】論文対話重視・予備面談タイプ
【総合型選抜】論文重視タイプ
論文重視タイプは、国公立大学、難関私立大学で実施されていることが多く、論文により基礎学力と自己表現を判断されます。
第一次審査終了後に、模擬講義を実施し、レポート提出やグループディスカッションを実施するケースも。
論文重視タイプの出願から合格までのフロー
出願
第一次審査・書類・論文審査
第2次審査(面接・小論文・口頭試験など)
合格
【総合型選抜】論文自己推薦タイプ
自己推薦タイプは、自己推薦選抜や特別推薦選抜の形を変えた選抜方式です。
面接を重視して総合的な評価で合否が判定されます。
自己推薦タイプの出願から合格までのフロー
総合型選抜説明会に参加・オープンキャンパスに参加
予備面接
出願許可
出願
書類審査・面接・小論文
合格
【総合型選抜】論文対話重視・予備面談タイプ
対話重視・予備面談タイプは、受験生と大学の相互理解に重点を置く選抜方式となります。
受験生と大学がアドミッションポリシーと将来の目標について面接。
受験生は自己アピールできるのが特徴で、大学側は、学部・学科の適性を判断できる特徴があります。
対話重視・予備面談タイプの出願から合格までのフロー
エントリー
予備面接(1回〜2回)
出願許可
出願
面接・小論文
合格
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総合型選抜を攻略する【総合型選抜のポイント】
総合型選抜のポイントについてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
総合型選抜と学校推薦型選抜の違い
総合型選抜のスケジュール
総合型選抜の用語の解説
アドミッションポリシー | アドミッション・ポリシーは、入学者の受け入れ方針をまとめたものです。自学の特色や教育理念を反映した上で「どのような学生を求めているか」という受け入れの方向性が、アドミッション・ポリシーには明確に記載されています。 学部・学科ごとにアドミッション・ポリシーを定めていることも少なくありません。 |
エントリー | 出願前に行う総合型選抜の代表的な登録方法。 |
志望理由書 | 自分がその大学に入りたい理由を説明する文書です。書類選考や面接の時に使われます。 |
面接 | エントリー後に面接が実施されます。この面接で受験生と大学とのマッチングが判断されます。 |
入学前教育 | 総合型選抜で早い時期に入学が決まった入学予定者に向けて、大学が行う準備教育のこと。高校までの勉強内容を見直したり大学での学びを先取りしたりすることで、大学での学習にスムーズに移行することを目的としています |
総合型選抜と学校推薦型選抜の違い
学校推薦型選抜は原則として高校の学校長の推薦を必要としますが、総合型選抜は出願条件を満たしていれば、誰でも自由に応募できます。
学校長の推薦が必要ないのが総合型選抜です。
学校長の推薦が必要なのが学校推薦型選抜。
面接は総合型選抜、学校推薦型選抜とともに実施されますが、総合型選抜では面接が特に重視され、面接時間も長い傾向にあります。
総合型選抜は9月以降にエントリーがスタート。それに対し、学校推薦型選抜の出願は11月以降です。
総合型選抜では体験授業やグループディスカッションなど学校独自の選抜方法があります。学校推薦型選抜はおもに高校生活での実績に重きを置かれ、指定校推薦も含まれます。
総合型選抜のスケジュール
7月〜8月 | 総合型選抜のエントリー開始 |
9月 | 総合型選抜の出願受付開始(面談・課題提出) |
10月 | 総合型選抜の試験 |
11月 | 総合型選抜の合格発表・入学手続き |
スケジュールについては、各大学で異なるため、志望要項をご確認願います。
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まとめ:【大学受験】総合型選抜とは?これを読めば総合型選抜について理解できる
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