夏休みの勉強について現役で東大に合格した講師に聞いてみた!
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今回の記事の担当は、塾長です。
受験生の皆さん、夏休みの勉強時間って気になりますよね?
この記事で紹介する「夏休みの勉強について現役で東大に合格した講師に聞いてみた!」を読めば、受験生の夏休みの勉強時間の参考になります。
なぜなら、東京大学理科2類に現役で合格した勉強時間をまとめた記事だからです。
実際の夏休みの勉強時間や勉強法を具体的に紹介しているので、
この記事を読み終わると、受験生の夏休みの勉強時間について、とても参考になる内容となっています。
以下の悩みを解消します。
文系の大学を希望している生徒
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受験生の夏休みについて東京大学の講師に聞いてみた
受験生が夏休みを有意義に過ごすために
受験生におすすめ勉強時間
英語の苦手を克服
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夏休みの勉強について東大の講師に聞いてみた!
東京大学理科2類の講師に受験生の夏休みの勉強時間について聞いてみました。
以下のポイントについて、東京大学に現役で合格した講師に聞いてみました。
夏休みの事前準備
1日の勉強時間
使った参考書
受験生の夏休みを振り返って
夏休みの事前準備
夏休みの勉強の計画を作成しました。
勉強の計画は作成しましたが、ざっくりとした内容の勉強計画を自分一人で作成しました。
夏休みに実施される河合塾と東進予備校の東大模試にむけて、合格判定を獲得するための中目標を達成するための勉強計画です。
ちなみに大目標は、東京大学理科2類合格です。
勉強計画の中身は、本当にざっくりで1日に勉強する時間と科目の計画を作成しました。
模試までに必要な単元や苦手な単元を洗い出して、それを克服するための勉強計画です。
勉強計画の中身は、数学と英語の勉強時間を中心に作成しました。
夏休みは時間がたっぷりあるので、時間を有効的に使うためにも目標を達成するための勉強の計画は必要と思います。
東大を受験した夏休みの1日の勉強時間
夏休み中の1日の勉強時間は、自宅で勉強するときはご飯を食べている時間とお風呂に入っている時間以外はすべて勉強時間に費やしていましたので、約12時間位です。
予備校には週2回通っていて、その時は朝の9時から夜の9時まで勉強をしていましたでので約10時間くらいです。
予備校に行っているときよりも自宅で勉強しているときのほうがやる気が出た記憶があります。
なぜなら、東大に向けてどんな勉強が必要なのかは理解していたので、自宅で自分に必要な勉強をするほうが効率的と考えたからです。
夏休みの勉強で気をつけていたことは、しっかりと睡眠を取ることに気をつけていました。
やはり、体調を整えておかないと勉強に集中できないからです。
東京大学に現役で合格したいという強い思いがあったから、これだけの勉強時間を確保できた要因と考えています。
高校3年生の夏休みの思い出は受験勉強しかありません。
(自宅での勉強スケジュール例)
東大生が夏休み使った問題集
東京大学の講師に使っていた問題集について一部を教えてもらいました。
英文法は、「大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英文法・語法問題 1000」
英語の長文対策は、「やっておきたい英語長文700 」
化学は、「実戦化学重要問題集 化学基礎・化学」、理系大学受験 化学の新演習―化学基礎収録
英文法 | 英語長文対策 | 化学 | 物理 |
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上記の問題集を繰り返しといて、解説を確認する作業を永遠にしていたそうです。
その結果、問題のパターンを覚えることができ、高得点に繋がったと言っていました。
こちらで紹介するのは一部ですが、とにかく演習量はすごいですね!感心します!
受験生の夏休みの東大模試の結果
夏休みの目標は、東大模試で合格判定を取ることでしたが、結果は、「B判定」と「D判定」でした。
夏休みは模試を目標に頑張っていたのでちょっとショックでした。
しかし、まだ残り半年あると気持ちを切り替えて受験勉強に取り組みました。
結果的には、受験勉強にさらなるスィッチが入って、集中して受験勉強をすることができました。
よく耳にする言葉ですが「受験生の夏休みは有意義に過ごすことが大事」です。
夏休みの受験勉強を東大生がアドバイス
以下が東京大学に現役で合格した講師の夏休みの勉強のアドバイスです。
高校1年生の場合
高校2年生の場合
高校3年生の場合
高校1年生の場合
高校1年生の場合、「大学受験まで遠いし、まだ勉強しなくて大丈夫だろう」という方も多いと思われますが、高校1年生で夏休みの間にまとまった勉強をすることは受験校の選択肢を狭めないためにとても重要だと思われます。
高校1年生の場合の夏休みの平均的な勉強時間は2~3時間ほどだと思われます。
部活等が日中ある方もいらっしゃるでしょうが、朝起きてすぐや寝る前に分けるなどすれば可能な時間だと思われます。
高校2年生の場合
高校2年生の場合、大学受験のことがかすかに脳裏をよぎる年頃ですので、平均すると5~6時間ほどだと思われます。
部活動が忙しい方などは比較的勉強時間の確保が難しく、平均を下回ることもあるでしょうが、最低でも4時間ほどは勉強することがその後役に立つと思われます。
高校3年生の場合
高校3年生の場合、夏は受験の天王山ともいわれるので、勉強時間は多いと思われます。
一日平均10時間は目指しましょう。
単純に勉強時間を多くすることももちろん重要ですが、この夏の間にどれだけ頑張れるかというのがその後の受験勉強への試金石になると思われますので、頑張って勉強することがとても重要だと思われます。
以上のように学年別に平均や目標の勉強時間を述べましたが、重要なのはきちんと夏休みの勉強計画を立てておくことです。
高校1、2年生であれば、例え平均より勉強時間が短くても、きちんと計画をたてて勉強しておけばのちのち遅れた分を取り戻せると思います。
また、高校3年生であれば、がむしゃらに勉強して勉強した気になる危険性もあるのできちんと計画を立てることが望ましいです。
夏休みは、遅れを取り戻す最大のチャンスですので、きちんと勉強計画を立てて行動することが望ましいと思われます。
大学受験の夏休みを有意義に過ごすために
受験生が夏休みを有意義に過ごすためにまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
受験勉強の基礎固め
苦手克服
大学受験:夏休みの学習計画
夏休みの学習計画は必要です。
理由は、大事な夏休みを有意義に過ごすためです。
学習計画を立てるポイントとしては、頑張れば達成できる計画を作成することです。
夏休みが終わった時点での目標を明確にして、学習計画を作成してみてください。
具体的には、まずは、夏休み終了後の目標を決めます。
次にその目標を達成するために、週単位の学習計画を立てます。
最後に、1日単位に落とし込んでください。
勉強時間だけでなく、具体的に「○時~○時は英語の単語帳を○ページやる」のように時系列に沿ってに表に書き込んでください。
学習計画の表を作成したならば机の前に張り出したり、リビングに貼って家族と共有すると良いでしょう。
自分自身で決めた計画を見えるところに貼ることで、計画に対しての責任感が湧いて、計画をやり遂げるという強い気持ちが芽生えるからです。
計画を実行して日々の学習が終わったら、勉強時間と内容を表に書き込んでください。
その日の勉強の反省をするのです。
計画通りなのか?できなかったのか?日々反省をして計画を確認して次の日に備えます。
これが、予備校オンラインドットコムが生徒に指導しているPDCA学習スタイルです。
受験勉強の基礎固め
基礎が不安な受験生は、夏休みに基礎固めを最優先にすることが大切です。
なぜなら、基礎ができていない状態では、応用問題や過去問を解くことができないからです。
基礎固めとは、「基礎をしっかりと身に付ける」ということです。
これは、大学受験の勉強には欠かせません。
基礎固めには応用問題を解くための土台造りという意味があります。
入試問題は応用問題もたくさん出題されるのですが、勉強の土台ができていないのに難易度の高い応用問題を解けるはずがないのです。
具体的には、これまでに勉強したことを復習してもいいですし、必要なら学年をさかのぼって基礎を徹底的に固めることをおすすめします。
また、基礎的な参考書や問題集のほか、学校や塾のテキストなどを繰り返し学習して、理解することが大切です。
繰り返し同じ問題を解くことで、解法を覚えることで学力として定着することになります。
ひたすら基礎を繰り返し勉強することで、基礎的な内容や解法を覚え込むことが大切なのです。
夏以降は、本格的に過去問演習に取り組む時期になるので、夏にどれだけ基礎固めができるかが重要になります。
夏休みは苦手克服
夏休みは苦手克服の最後のチャンスです。
理由は、夏休みは、苦手科目に時間を費やすことができ、苦手科目に集中して時間をとれる最後の時期だからです。
そのため、まずは苦手分野に重きを置いた計画を立てることが大切です。
遠回りに思えるかもしれません。
しかし、わかるところまで遡って基礎からじっくり勉強するのが、苦手科目克服の最短学習です。
苦手を得意にするのではなく、基本事項はいつ問われても大丈夫な状態にするという意識で取り組むのがおすすめです。
苦手科目に感じる「苦手意識」は科目そのものではなく、科目を細分化した際の分野にあるかもしれません。
そのため分野ごとに一つひとつ振り返り、つまずきを丁寧に解消することで苦手が得意に変わる可能性もあります。
苦手科目を克服するには正しい勉強法を知り、毎日コツコツ机に向かうことが一番の近道です。
小さな目標をクリアしていくことで成功体験が積み上げられ、苦手から普通に変われば大成功です。
苦手科目を一人で克服するのが難しい場合は、学習のプロに相談すると効率的に疑問や不安を解消できます。
受験生におすすめ勉強時間
受験生におすすめの夏休みの勉強時間についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
大学別の勉強時間
勉強時間を確保するために
受験生におすすめ夏休みの勉強時間
高校3年生の夏休みに確保したい勉強時間は「10時間以上」です。
なぜなら、現役生がまとまった学習時間を確保できるのは、夏休みが最後なのでしっかりと勉強時間を確保するためです。
全国にいる受験生のライバルよりも多く勉強をしないと偏差値は上がりません。
多くの受験生が夏休み以降、受験勉強に本格的に取り組むため、他の受験生と同じ勉強時間では偏差値は上がらないのです。
偏差値を上げるためには、「勉強時間の確保」と「勉強の質」この2つがとても重要になってくるのです。
「夏休みを制するものは受験を制する」と昔から言われていますが、今も昔も変わらず、夏休みを有意義に過ごすことが受験を制するためには大切なのです。
受験へのラストスパートというには早いかもしれませんが、夏を越えてしまうと受験当日まではあっという間です。
夏休みに勉強時間をしっかりと確保して、受験生の夏休みを有意義に過ごしましょう。
大学別の勉強時間
志望大学によっても勉強の時間は異なってきます。
国公立大学では大学入学共通テストを利用するため、私立大学に比べて入試科目が多くなります。
そのため、私立大学より多くの科目の勉強が必要となり、国公立大学の合格者は総勉強時間が3,000時間を超えています。
東大などの最難関大学だと総勉強時間が3,500時間を軽く超えるともいわれています。
一方、私立大学では、入試方法や大学入学共通テストを利用するか否かによって科目数が異なりますが、国公立大学に比べると科目数が少ない傾向にあります。
ただし、科目が少ないからといって勉強時間が少なくなるわけではありません。
私立大学を受験する場合も、国公立大学の受験に劣らない1,500時間〜2,000時間程度の勉強時間が必要と言われています。
入試は各大学によって科目数だけでなく出題傾向も異なるので、一概に勉強時間を示すことはできませんが、1,500時間〜2,000時間を参考にしてください。
2021年度入試からは大学入学共通テストを用いる大学が増えていますので、個別試験の対策はもちろんですが、大学入学共通テストで得点しきるための新傾向問題への対策も、計画的に実施していく必要があります。
いずれにしても、しっかりと勉強時間を確保する必要はご理解していただけたと思いますので、これを参考にして夏休みの勉強に励んでください。
勉強時間を確保するために
大学受験に向けた勉強時間を確保するためには、勉強する習慣を身につけることが何より大切です。
しかし、自分で一人では勉強する習慣を身につけることができないという人も多く、また、自分に合った勉強方法を見つけるというのも受験生にとっては難しく、さらに学習管理を徹底して行うことはさらにハードルが上がります。
そういう場合は、学習塾の力を借りるのも1つの方法です。
学習塾は「勉強をするための場所」なのでスイッチが入りやすく、滞在時間=勉強時間になります。
最後に、自分で勉強ができる人も、学習塾では専門家にベストな勉強スケジュールを立ててもらえるので、質が高く効果的な受験勉強ができます。
これから、スイッチを入れて受験勉強に取り組みたい方は、学習塾への入会を検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ:夏休みの勉強について現役で東京大学に合格した講師に聞いてみた!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、夏休みの勉強について現役で東京大学に合格した講師に聞いてみた!は参考になりましたでしょうか?
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