大学受験のための参考書を買いすぎないためのポイントをアドバイス
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今回の記事の担当は、塾長です。
大学受験の参考書って買いすぎていませんか?
この記事で紹介する「大学受験のための参考書を買いすぎないためのポイントをアドバイス」を読めば、自分にあった参考書選びができます。
なぜなら、いろいろな参考書に詳しい塾長が書いた記事だからです。
この記事では、参考書の選び方の基準や参考書の使い方などを具体的に紹介しています。
記事を読み終えると、無駄なく自分にあった参考書を選ぶことができます。
以下の悩みを解消します。
参考書の使い方を知りたい
どんな参考書が必要なの?
文系の大学を希望している生徒
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大学受験の参考書を買いすぎないために
参考書を選ぶ基準
参考書の使い方
MARCH対策に必要な参考書
英語の苦手を克服
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大学受験の参考書を買いすぎないために
参考書の種類についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
インプット系の参考書
アウトプット系の参考書
資料系の参考書
インプット系の参考書
インプット系の参考書とは暗記をするための参考書のことです。
もっとわかりやすく言うと参考書の内容をすべてを暗記することを目的とした参考書のことです。
具体的には、英語であれば、「単語帳」「熟語帳」「英語構文」、古文であれば「古文の単語帳」などがあります。
これらの参考書は基本的には何度も繰り返し「読んだり」「書いたり」「聞いたり」しながら暗記することが目的となっています。
大学受験においては、暗記の量が偏差値にも比例しますのでインプット系の参考書で、暗記の量を増やしましょう。
インプット=教科書や単語帳・参考書などでまだ知らない知識を覚える。
アウトプット系の参考書
アウトプット系の参考書とは、インプットした内容を確認するための参考書です。
簡単に言うと問題集のことです。
学力を定着させるためには、インプットとアウトプットをセットで学習するのが効果的です。
インプットした内容をしっかりと覚えているかどうかを確認するための問題集などをアウトプット系の参考書といいます。
また、覚えた単語や覚えた熟語の使い方などもアウトプット系の参考書で確認すると良いでしょう。
アウトプット=問題集や確認テストで、知識が身についているか確認する。
資料系の参考書
資料集形式の参考書は説明の必要はないと思いますが、いわゆる資料集のことになります。
具体的には英語だと「文法書」「辞書」、国語で言えば、「国語便覧」「古典文法書」「漢文句法書」など、理科や社会では普通に「資料集」と呼ばれています。
社会に関しては「用語集」もこれにあたります。
資料集の使い方は問題を解いて、説明が足りない場合などで使用することがあります。
参考書を選ぶ基準
参考書を選ぶ基準についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
自分にあった参考書選び
解説がわかりやすいのか?
目的を持った参考書選び
参考書を選ぶ時に最初になぜ購入するのか?
目的をはっきりと決めてください。
なぜなら、取り組む目的がなければ、目的意識が薄れて、なんとなく取り組んで、結局は中途半端で終わってしまうことがあるからです。
目的意識を持たないで参考書を購入して学習しても、参考書を最大限に生かすことができません。
その結果、学力が伸びず、勉強のやる気がなくなり、受験勉強も中途半端になってしまうことがあります。
例えば、苦手科目を克服するため、単語力を上げるため、問題に慣れるためなど、目的を持って参考書を選ぶことが大事です。
また、目的を選ぶときには志望校の対策になるのかを考える必要があります。
大学受験では、志望校によって出題傾向が大きく異なります。
例えば、第一志望校で英作文が出ないのに、英作文の参考書を購入しても効率が悪くなります。
第一志望校の出題傾向を考慮した、参考書選びも大切です。
自分にあった参考書選び
次に、自分の学力レベルや志望大学の受験対策に合っているかどうかを判断します。
理由は、あまりにも簡単な参考書やとんでもなく難しい参考書を使って学習すると学力が身につかないからです。
基礎からしっかり確認したいという人が、基本事項を理解していることを前提に書かれている難しい参考書にいきなり手を出しても学力はなかなか伸びません。
一方で、常に高得点が取れる得意科目をさらにレベルアップさせたいという人が、初心者向けの易しい参考書で一から学習し直すのは決して効率的とはいえません。
または、私大レベルの参考書を選んでしまうと、求められる内容がマニアックなところにまで及ぶことが多いため、共通テストに必要のない内容まで載っていて非効率的な場合があります。
自分にあったレベルの参考書選びを行いましょう!
解説がわかりやすいのか?
参考書を選ぶ際には、「わかりやす解説なのか?」を判断するのも重要です。
なぜなら、参考書によっては解説を読んでも分からない難しい参考書ががあるからです。
詳細に基本から説明しているのもあれば、解答と簡単な解説だけのもの、そして難しい言葉を用いて説明しているさまざまな参考書があります。
参考書を手にとってみて、自分で判断するのが良い方法です。
また、口コミなども参考にすることができますが、すべてを鵜呑みにしてしまうと失敗するケースもあるので、参考程度にしておくと良いでしょう。
例えば、解説を見て自分で理解できるかどうか?難しい言葉や専門的な用語はないか?解説の文字が小さすぎて見えないなど、または、実際に使っている人に聞いてみるなどして、分かりやすい解説の参考書を選ぶのがポイントです。
効率のいい勉強をするためにも、自分で解説を読んで理解できるほど、内容がしっかりとした、開設のわかりやすい問題集を選びましょう。
参考書の使い方
インプット系の参考書の使い方についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
繰り返して覚える
計画性を持って取り組む
必ずアウトプットする
インプットのコツ
最初からすべてを完璧に暗記しようとすると、かえって効率が悪くなってしまいます。
最初から何周目ですべてを覚えるといった気持ちで取り組むことで、余裕を持って覚えることができます。
完璧に覚えることにこだわらず、「まずは7割覚えるぞ」というように区切りをつけて暗記したほうが、結果として効率は良くなります。
何度も繰り返し暗記を試みて覚えられなかったとしても、問題はありません。
落ち込んでマイナスな気持ちで取り組んでしまうと集中できないし、モチベーションも低下し、悪循環におちいります。
繰り返し覚えたとしても忘れることはあるのです。
暗記しようとした知識が定着するまでは「また暗記すればいい」と気軽に考えるように取り組みましょう。
繰り返して覚える
インプット系の参考書は何度も繰り返して覚えることが目的です。
単語帳であれば1冊に絞って受験までに何周もする覚悟で暗記を繰り返します。
暗記の仕方は、人それぞれですが「7回読み勉強法」というのがあります。
これは、コメンテーターなどで活躍している弁護士の山口真由氏が実践してきた勉強法で、勉強の出来は才能ではなく、テキストを読み返す回数次第と言っています。
また、難しいものや覚えにくいことも、とにかく何度も何度も繰り返し読むうち、自然と身につくとも言われています。
7回読み勉強法で大事なことは、英単語の記憶を定着させるために重要なのは繰り返し行う「反復」なのです。
そのため、1冊の参考書を何度も読み返す勉強法は、シンプルながら非常に効果的でおすすめなのです。
受験本番まで繰り返し暗記という作業を行って、ボロボロなるまでインプット系の参考書と向き合ってみてください。
計画性を持って取り組む
参考書に取り組む場合は計画性を持って取り組んでください。
なぜなら、「いつまでに終わらせる」・「1日何ページ覚える」などの目標がなければ、効率的な学習ができなかったり、最悪、受験本番までに間に合わなかったりすることがあるからです。
計画を立てる上では、時間やページ数などを参考にすると簡単です。
例えば、ページ数が200ページならば、1日、20ページを目標にして、10日間で1周目を終わらせる。
1問3分で100問ある場合の参考書は、300分で1周目を終わらせる。
当然、何周も繰り返して学習するので、2周目や3周目の時間や日数を決めておくのがおすすめです。
必ずアウトプットする
先程も説明しましたが、インプットとアウトプットはセットで学習するのが効果的です。
インプット系の参考書で覚えたならば、アウトプット系の参考書や確認テストなどで必ず知識の定着を確認してください。
理由は、記憶は “インプットするとき” ではなく “アウトプット” を繰り返すことで定着するからです。
確認テストなどで繰り返し “アウトプット” することが記憶の定着には必要なのです。
今も昔も単語帳などはインプットもアウトプットもできるので効果的なツールといえます。
また、赤シートなどで確認するのもおすすめします。
インプットとアウトプットをセットで繰り返し行いましょう。
MARCH対策に必要な参考書
MARCH対策で必要な参考書についてまとめてみました。
1年前から受験勉強を始めた場合の予備校オンラインドットコムでの学習例です。過去問は除外しています。
受験科目は、英語・国語・日本史です。
MARCH対策英語の参考書
MARCH対策国語の参考書
MARCH対策日本史の参考書
MARCH対策英語の参考書
1年間で使う英語の参考書は11冊です。
代表的な参考書としては、単語帳は「ターゲット1900」、英文法は「スクランブル英文法・語法」、長文対策は「やっておきたい英語長文700」です。
MARCH対策国語の参考書
国語で使う参考書は、現代文で6冊 古文で5冊です。
現代文では「船口のゼロから読み解く最強の現代文 」、漢字帳として「基礎からのジャンプアップノート 漢字2500」などを使います。
古文の単語帳として「読んで見て覚える 重要古文単語315 」、古文の文法対策として「望月光 古典文法講義の実況中継」などを使います。
MARCH対策日本史の参考書
日本史で使う参考書は、5冊です。
「時代と流れで覚える日本史」「実力をつける日本史100題」などを使用します。
まとめ:大学受験のための参考書を買いすぎないためのポイントをアドバイス
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、大学受験のための参考書を買いすぎないためのポイントをアドバイスは参考になりましたでしょうか?
参考書を選ぶ時は、わかりやすさや自分に合った難易度も考慮しますが、最も重要なのは「どういう目的で参考書を買うか」になります。
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