大学受験のための参考書を買いすぎないためのポイントをアドバイス

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大学受験の参考書は、評判や直感だけで何冊も揃えてしまうと「消化不良」に陥りやすく、結果として逆効果になります。自分に最適な参考書を無駄なく選ぶポイントは以下の3点です。
- 現在の実力(偏差値)に合ったレベルを選ぶ(背伸びをしない)
- 「1教科・1分野につき1冊」を完璧にする(買い足さない)
- 志望校の出題傾向から逆算して必要な冊数・時期を決める
この記事では、難関大合格者を指導してきた編集部が、「失敗しない参考書の選び方基準」と「効果を最大化する正しい使い方・周回法」を具体的に解説します。
「どの本を買えばいいかわからない」「つい買いすぎて使い切れない」と悩む受験生や保護者の方は、ぜひ参考にしてください。
読み終える頃には、最短ルートで志望校合格へ近づくための“自分だけの参考書セット”が明確になります。
記事のポイント
参考書を買いすぎが良くない理由
大学受験の参考書を買いすぎないために
参考書を選ぶ基準
参考書の使い方
参考書の選び方
参考書の買いすぎが良くない理由

参考書の買いすぎが良くない理由についてまとめました。
参考書の買いすぎが良くない理由
参考書は、大学受験に欠かせないツールですが、買いすぎると逆効果になることも。
参考書を買いすぎると、以下のようなデメリットがあります。
- お金がかかる
- 時間がかかる
- モチベーションが下がる
- 勉強の効率が悪くなる
参考書は、買う前に自分の学力や志望校をよく考えて、必要なものを選ぶことが大切。
参考書を買った後は、計画的に勉強し、1冊を完璧に理解してから次の参考書に進むことが重要。
参考書を買いすぎないように、以下のポイントを参考にしてください。
- 自分の学力や志望校をよく考えて、必要なものを選ぶ
- 計画的に勉強し、1冊を完璧に理解してから次の参考書に進む
- 参考書を買う前に、図書館で借りたり、友人や先輩から借りたりしてみる
参考書を効果的に活用して、大学受験に合格しましょう。

参考書を買っただけで満足する
参考書を買っただけで満足する場合がありますが、あまり良くありません。
参考書は、あくまでも勉強するためのツール。
参考書を買った後は、計画的に勉強し、1冊を完璧に理解することが大切。
参考書を買っただけで満足していると、勉強が進まないだけでなく、志望校に合格する可能性も低くなります。
そうならないためにも、「参考書をたくさん買ってはいけない」というルールを作るのが良いでしょう。
参考書を買うだけ買って、実際の勉強に結びつかなくなってしまう恐れがあるのです。
参考書を効果的に活用して、大学受験に合格しましょう。

参考書をクリアすることが目的となる
参考書をクリアすることだけが目的になると、以下の理由でダメです。
- 知識が定着しない
- 応用力が身につかない
- テスト対策に偏ってしまう
参考書をクリアするだけでは、知識をインプットしただけになってしまいます。
実際に問題を解いてみたり、他の人と議論したりすることで、知識が定着し、応用力が身につきます。
テスト対策に偏ってしまうと、本質的な理解が得られないことがあります。
参考書を勉強する際には、知識を定着させ、応用力を身につけることを目的にしましょう。
テスト対策に偏らず、本質的な理解を得るように心がけましょう。
具体的には、以下の点に注意しましょう。
- 参考書の内容を理解するだけでなく、実際に問題を解いてみること
- 他の人と議論したり、教えてもらったりすること
- テスト対策に偏らず、本質的な理解を得るようにすること
これらの点を意識することで、参考書を勉強する効果を最大限に引き出せます。

参考書の使い方がわからないと無駄になるかも
参考書の使い方がわからないと、勉強効率が悪くなり、成績が伸びない可能性があります。
参考書は、効率的に勉強するためのツール。
使い方を間違うと、逆に勉強効率が悪くなることがあります。
例えば、
- わからない問題を解かずに先に進む
- 必要な部分だけを勉強する
- 復習をしない
このようなことをしていると、参考書のメリットを十分に活かせません。
そのため、参考書の使い方を理解し、効率的に勉強することが大切。
参考書の使い方を理解するには、まず、参考書の目的を理解する必要があります。
参考書は、何のために書かれたのでしょうか?
参考書の目的を理解することで、参考書をどのように活用すればよいかが見えてきます。
次に、参考書の構成を理解する必要があります。
参考書は、どのような構成になっているのでしょうか?
参考書の構成を理解することで、参考書のどこにどのような情報が載っているかがわかり、必要な情報を効率的に見つけられます。
最後に、参考書の使い方を練習する必要があります。
参考書の使い方を練習することで、参考書を効率的に活用できるようになり、勉強効率が向上します。
参考書の使い方を理解することで、効率的に勉強し、成績を伸ばせます。
参考書の使い方を教えてくれる塾:オンラインコーチング塾おすすめ12選|講師・サポート・料金を比較
大学受験の参考書を買いすぎないために

参考書の種類についてまとめてみました。
インプット系の参考書
インプット系の参考書とは暗記をするための参考書のことです。
もっとわかりやすく言うと参考書の内容をすべて暗記することを目的とした参考書のことです。
具体的には、英語であれば、「単語帳」「熟語帳」「英語構文」、古文であれば「古文の単語帳」などがあります。
これらの参考書は基本的には何度も繰り返し「読んだり」「書いたり」「聞いたり」しながら暗記することが目的となっています。
大学受験においては、暗記の量が偏差値にも比例しますのでインプット系の参考書で、暗記の量を増やしましょう。
インプット=教科書や単語帳・参考書などでまだ知らない知識を覚える。

参考記事:大学受験におすすめの英単語帳10選【レベル別】志望校に合う1冊が見つかる
アウトプット系の参考書
アウトプット系の参考書とは、インプットした内容を確認するための参考書。
簡単に言うと問題集のこと。
学力を定着させるためには、インプットとアウトプットをセットで学習するのが効果的。
インプットした内容をしっかりと覚えているかどうかを確認するための問題集などをアウトプット系の参考書といいます。
覚えた単語や覚えた熟語の使い方などもアウトプット系の参考書で確認すると良いでしょう。
アウトプット=問題集や確認テストで、知識が身についているか確認する。

参考記事:高校1年生におすすめの英単語帳5選|レベル別に失敗しない選び方
資料系の参考書
資料集形式の参考書は説明の必要はないと思いますが、いわゆる資料集のことになります。
具体的には英語だと「文法書」「辞書」、国語で言えば、「国語便覧」「古典文法書」「漢文句法書」など、理科や社会では普通に「資料集」と呼ばれています。
社会に関しては「用語集」もこれにあたります。
資料集の使い方は問題を解いて、説明が足りない場合などで使用する場合も。
参考書を選ぶ基準

参考書を選ぶ基準についてまとめてみました。
目的を持った参考書選び
参考書を選ぶ時に最初になぜ購入するのか?
目的をはっきりと決めてください。
なぜなら、取り組む目的がなければ、目的意識が薄れて、なんとなく取り組んで、結局は中途半端で終わってしまうことがあるからです。
目的意識を持たないで参考書を購入して学習しても、参考書を最大限に活かせないでしょう。
その結果、学力が伸びず、勉強のやる気がなくなり、受験勉強も中途半端になってしまうことがあります。
例えば、苦手科目を克服するため、単語力を上げるため、問題に慣れるためなど、目的を持って参考書を選ぶことが大事。
また、目的を選ぶときには、志望校の対策になるのかを考える必要も。
大学受験では、志望校によって出題傾向が大きく異なります。
例えば、第一志望校で英作文が出ないのに、英作文の参考書を購入しても効率が悪くなるでしょう。
第一志望校の出題傾向を考慮した、参考書選びも大切です。

自分にあった参考書選び
次に、自分の学力レベルや、志望大学の受験対策に合っているかどうかを判断します。
理由は、あまりにも簡単な参考書やとんでもなく難しい参考書を使って学習すると学力が身につかないからです。
基礎からしっかり確認したいという人が、基本事項を理解していることを前提に書かれている難しい参考書に、いきなり手を出しても学力はなかなか伸びないでしょう。
一方で、常に高得点が取れる得意科目を、さらにレベルアップさせたいという人が、初心者向けの易しい参考書で一から学習し直すのは決して効率的とはいえません。
また、私大レベルの参考書を選んでしまうと、求められる内容がマニアックなところにまで及ぶことが多いため、共通テストに必要のない内容まで載っていて非効率的な場合があります。
自分にあったレベルの参考書選びが大切!

解説がわかりやすいのか?
参考書を選ぶ際には、「わかりやす解説なのか?」を判断するのも重要。
なぜなら、参考書によっては解説を読んでも分からない難しい参考書があるからです。
詳細に基本から説明しているのもあれば、解答と簡単な解説だけのもの、そして難しい言葉を用いて説明しているさまざまな参考書があります。
参考書を手にとってみて、自分で判断するのが良い方法です。
口コミなども参考にできますが、すべてを鵜呑みにしてしまうと失敗するケースもあるので、参考程度にしておくと良いでしょう。
例えば、解説を見て自分で理解できるかどうか?難しい言葉や専門的な用語はないか?解説の文字が小さすぎて見えないなど、または、実際に使っている人に聞いてみるなどして、分かりやすい解説の参考書を選ぶのがポイントです。
効率のいい勉強をするためにも、自分で解説を読んで理解できるほど、内容がしっかりとした、解説のわかりやすい問題集を選びましょう。
参考書の使い方

インプット系の参考書の使い方についてまとめてみました。
インプットのコツ
最初からすべてを完璧に暗記しようとすると、かえって効率が悪くなってしまいます。
最初から何周目ですべてを覚えるといった気持ちで取り組むことで、余裕を持って暗記できるでしょう。
完璧に覚えることにこだわらず、「まずは7割覚えるぞ」というように区切りをつけて暗記したほうが、結果として効率は良くなります。
何度も繰り返し暗記を試みて覚えられなかったとしても、問題はありません。
落ち込んでマイナスな気持ちで取り組んでしまうと集中できないし、モチベーションも低下し、悪循環におちいります。
繰り返し覚えたとしても忘れることはあるのです。
暗記した知識が定着するまでは「また暗記すればいい」と気軽に考えるように取り組みましょう。

繰り返して覚える
インプット系の参考書は何度も繰り返して覚えることが目的です。
単語帳であれば1冊に絞って、受験までに何周もする覚悟で暗記を繰り返す。
暗記の仕方は、人それぞれですが「7回読み勉強法」というのがあります。
これは、コメンテーターなどで活躍している、弁護士の山口真由氏が実践してきた勉強法で、勉強の出来は才能ではなく、テキストを読み返す回数次第と言っています。
また、難しいものや覚えにくいことも、とにかく何度も何度も繰り返し読むうち、自然に身につくとも言われています。
7回読み勉強法で大事なことは、英単語の記憶を定着させるために重要なのは繰り返し行う「反復」なのです。
そのため、1冊の参考書を何度も読み返す勉強法は、シンプルながら非常に効果的でおすすめ。
受験本番まで繰り返し暗記という作業、ボロボロなるまでインプット系の参考書と向き合ってみてください。

参考記事:【日東駒専対策】合格までの勉強時間と最初にやる参考書について
参考書は計画性を持って取り組む
参考書に取り組む場合は計画性を持って取り組んでください。
なぜなら、「いつまでに終わらせる」・「1日何ページ覚える」などの目標がなければ、効率的な学習ができなかったり、最悪、受験本番までに間に合わなかったりすることがあるからです。
計画を立てる上では、時間やページ数などを参考にすると簡単。
例えば、ページ数が200ページならば、1日、20ページを目標にして、10日間で1周目を終わらせる。
1問3分で100問ある場合の参考書は、300分で1周目を終わらせる。
当然、何周も繰り返して学習するので、2周目や3周目の時間や日数を決めておくのがおすすめです。

参考記事:MARCH合格の勉強時間は2000時間で達成!高1〜高3・科目別・夏休みの勉強計画
必ずアウトプットする
先程も説明しましたが、インプットとアウトプットはセットで学習するのが効果的です。
インプット系の参考書で覚えたならば、アウトプット系の参考書や確認テストなどで必ず知識の定着を確認してください。
理由は、記憶は “インプットするとき” ではなく “アウトプット” を繰り返すことで定着するからです。
確認テストなどで繰り返し “アウトプット” することが記憶の定着には必要なのです。
今も昔も単語帳などはインプットもアウトプットもできるので効果的なツールといえます。
また、赤シートなどで確認するのもおすすめします。
インプットとアウトプットをセットで繰り返し行いましょう。
参考書の選び方【文系編】

参考書の選び方【文系編】についてまとめてみました。
国語の参考書の選び方
国語の学習で大切なのは、基礎的な内容、そして演習。
国語の問題を解くうえで、漢字、語彙などの基礎は非常に重要。
それは基礎的知識が問われる問題が多く、また、それらは、読解の基礎となるからです。
漢字に関する問題集、古文の単語帳・文法書は持っておいたほうが良いでしょう。

参考記事:英文法Vintage(ヴィンテージ)の勉強法と使い方【英文法の成績アップ】
英語の参考書の選び方
英語は基礎力がとても大切。
英語で言う基礎力とは、単語・熟語・文法のこと。
英語は、基礎的な知識がないと太刀打ちできないため、基礎力強化が大切。

参考記事:ユメタンの使い方完全ガイド|レベル・何周・覚え方をすべて解説
社会系の参考書の選び方
社会系教科では知識の量に比例して、偏差値が上がります。
そのため、社会系の知識を増やすためには、インプット系参考書で勉強すると良いでしょう。
その上で、アウトプット系の参考書を用意して、インプットとアウトプットを繰り返して、学習するのが大切。
参考書の選び方【理系編】

参考書の選び方【理系編】についてまとめてみました。
大学受験における数学参考書の選び方6つのポイント
大学受験の数学は、志望校の出題レベルと現在の学力差によって選ぶべき教材が大きく変わります。挫折を防ぎ、最短で偏差値を伸ばすための選び方の基準は以下の6点です。
1. 現在の学力(偏差値・理解度)から背伸びをしない
数学で最も多い失敗は、基礎が抜けた状態で難関大向けの参考書に手を出すことです。
まずは「解説を読んで8割以上理解できるレベル」を選び、基礎の穴を埋めることが最優先です。
2. 志望校・学部の出題傾向とゴールから逆算する
共通テストのみか、二次試験で記述が必要かによって必要な網羅性が異なります。
志望校の過去問レベルをゴールに設定し、そこから逆算して必要な難易度の教材を選定します。
3. 入試本番までに周回できる「分量」を見極める
数学は「解法パターンを定着させるための反復」が不可欠です。
分量が多すぎる網羅系参考書を選んで中途半端に終わるより、試験までに2〜3周やり切れるボリュームの教材を選びます。
4. 解説の充実度と「自学自習のしやすさ」を確認する
数学の自習効率は、別解の有無や途中式の丁寧さに直結します。
解答プロセスが省略されずに詳しく解説されているか、自分の理解スタイルに合っているかを重視します。
5. 書店で実際に中身(紙面構成・解説の文体)を確認する
レイアウトの見やすさや解説の語り口には相性があります。
目次や例題の解説を実際に立ち読みし、「自分一人で読み進められるか」を直接確かめることが失敗を防ぐポイントです。
6. 塾や予備校の講師に「今の学習フェーズ」を相談する
客観的な弱点や各参考書の特性を熟知しているプロの意見を取り入れることで、無駄な買い足しやレベルのミスマッチを防げます。
参考記事:青チャートの正しい使い方!数学のレベル別に徹底解説【受験生必見】
理科系の参考書の選び方
理科系の勉強についても、基礎的な知識をつけておく必要があります。
そのため、基礎をこれから勉強する人は、説明が詳しく、イラストや写真が多い参考書を選ぶと良いでしょう。
一方、実践的な知識をつけたい人は解説だけでなく、問題演習のコーナーも多い参考書を選ぶのがおすすめです。
まとめ:大学受験のための参考書を買いすぎないためのポイントをアドバイス

参考書を買いすぎないためのポイントは以下の通りです。
- 自分の志望校や学部に合った参考書を選ぶ。
- 必要な参考書だけを買う。
- 図書館やレンタルで参考書を借りる。
- 友人や先輩から参考書を借りる。
- 参考書を買う前に、実際に立ち読みやサンプルページを読む。
- 参考書を買う前に、ネットで口コミや評判を調べる。
- 参考書を買う前に、予備校や塾の先生に相談する。
参考書を買いすぎると、お金がかかるだけでなく、勉強が進まないこともあります。
上記のポイントを参考に、参考書を買いすぎないようにしましょう。
執筆者プロフィール

※この記事は、大手個別指導塾で27年間、小学生・中学生の学習指導や進路指導に携わってきた「予備校オンラインドットコム」編集長・橘誠一郎が執筆しています。長年の教育現場で培った経験と知見をもとに、記事内容をわかりやすくお伝えしています。
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