理系受験生の社会の選択を表にまとめて分かりやすく解説します!
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今回の記事の担当は、予備校オンラインドットコムの東大の講師が担当してくれました。
テーマは、「理系の社会の選択」です。
理系の受験生の皆さん、社会の科目の選択に迷っていませんか?
実は、この記事で紹介する「理系受験生の理科の選択を表にまとめて分かりやすく解説しいてます!」を読むと、社会の選択のポイントが簡単に分かります。
なぜなら、予備校オンラインドットコムの東大の講師が受験の際に社会を分析して自らが実践した記事の内容となっているからです。
この記事では、社会の教科ごとの特徴を簡単な表にまとめて紹介しています。表を見れば社会のそれぞれの特徴が分かる内容となっています。
記事を読み終えると、社会の教科で選択に悩むことなく、受験勉強に集中できると思います。
自分にあった選択は?
社会の教科の選択で有利・不利はあるの?
文系の大学を希望している生徒
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共通テストで選べる社会
社会が必要となる場合の注意点について
社会の各科目の特徴
共通テストで理系受験生にお勧めの社会の選択とは?
英語に不安を抱えている生徒
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理系受験生が共通テストで選べる社会
理系受験生が選びる社会についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
大学入学共通テストで選べる社会
理系の受験の皆さん、理系の国公立の大学を受験する場合、共通テストで受験を考える時に社会が必要になる場合があります。
共通テストでは、社会の科目の科目として、「世界史A」、「世界史B」、「日本史A」、「日本史B」、「地理A」、「地理B」、「現代社会」、「倫理、政治経済」、「倫理・政治経済」の10個があります。
ところが、基本的にはこの中から自由に選べるというわけではありません。
例えば地理では「地理A」、「地理B」の二つの科目があります。
この二つの科目の違いは主に範囲の多さで、「地理A」の方が「地理B」より少ないですが、一般的に理系の国公立大学が求めているのは「地理B」なので地理Aは選択できません。
「倫理」と「政治経済」は個別でも科目としてありますが、「倫理・政治経済」という「倫理」と「政治経済」が合わさった科目を要求している大学が多いので、基本的に「倫理・政治経済」しか選択できません。
また、「現代社会」は東京大学や京都大学などの一部の大学では使えないため、注意が必要です。
まとめると、基本的に選べる科目は、「地理B」、「日本史B」、「世界史B」、「倫理・政治経済」、「現代社会」(大学によっては)の5種類となります。
社会が必要となる場合の注意点
「理系受験生」社会が必要となる場合の注意点について
理系の国公立の大学を受験するのに社会が必要な場合、社会がどのように最終的な合否に関わるのか調べることが重要です。
例えば東京大学などでは、共通テストの点と二次試験の点を合わせて合否を決めるため、社会でも一定以上の点数が求められます。
一方、東京工業大学などでは、共通テストの点を足切りとしてのみ用いて、最終的な合否は二次試験の点数のみで決まるため、共通テスト全体の点が一定以上であれば、社会の得点はあまり高くなくても問題はありません。
自分が受ける大学の共通テストの使い方を確認して、それに適した勉強法を考えることが大切です。
社会の各科目の特徴とは?
社会の各科目の特徴についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
社会の特徴を表にまとめてみました
社会の各科目の特徴
社会の科目の中にも下の表のような特徴があります。
まず、必要な暗記の量ですが、地理がとても少ないといわれています。
一方で、日本史や世界史などは範囲も広く暗記量も多くなっています。
その中でも特に世界史ではたくさんのカタカナの単語が登場します。
例えば、ローマ教皇ボニファティウス8世がフランス国王フィリップ4世にローマ近郊のアナーニに監禁され、憤死した「アナーニ事件」など、ボニファティウス、フィリップ、アナーニのように一つの事件にたくさんのカタカナが登場します。そのため、カタカナに苦手意識のある人には注意が必要です。
下の表を見るとわかるように、暗記の量が少ないとその分思考が必要となります。
特に、地理は論理暗記量が少なく、的思考が求められるため、理系に向いている科目だといわれています。
一方、受験に使うテストとして考えると地理にも好ましくない点があり、それが表の得点の安定のしやすさです。
地理は暗記が少なく、考えて解くので、理系に向いていますが、点数が安定しにくいのが欠点です。一方、日本史や世界史などは、暗記が多いですが、その分出題で問われることも決まっているため、得点は安定しやすいです。
また、下の表にもあるように、理系の受験生が選ぶのが多い科目は、地理と倫理・政治経済です。正確な数はわかりませんが、日本史や世界史を選ぶ人は基本的に少ないとされています。
社会の特徴を表にまとめてみました
地理 | 日本史 | 世界史 | 倫理・政治経済 | 現代社会 | |
暗記量 | 少ない | 多い | 多い | ちょっと少ない | 少ない |
思考 | 必要 | あまり必要ない | あまり必要ない | 必要 | あるとよい |
得点の安定さ | しにくい | しやすい | しやすい | 少ししにくい | 少ししにくい |
理系の受験者 | 多い | 少ない | 少ない | 多い | 少ない |
特筆すべき事項 | 知識を生かして考えることが必要 | 範囲が多い | 範囲が多い・カタカナが多い | 分野が多い |
使えない大学がある |
大学入学共通テストで理系受験生におすすめな社会の選択とは?
理系受験生のおすすめ社会の選択
共通テストで理系受験生におすすめの科目はずばり、「地理」と「倫理・政治経済」です。
先程の章でも述べたように、この二つの科目は理系受験生が多く安心できる、暗記が比較的少ない事が理由として挙げられます。
地理は倫理・政治経済と比べ、暗記が少ない分、得点が不安定になりやすいといった欠点があるため、暗記量をとるか、安定さをとるかは、その人が受ける大学や他科目の成績によるので一概にはいえません。
一方、日本史と世界史は、得点は安定化しやすいものの、暗記の量が膨大となるためあまりお勧めできません。他の科目を圧迫しないようにするためにも、よほど自身がある人以外は選ばないことお勧めします。
最後に現代社会ですが、使えない大学が一部にあるためおすすめには選びませんでした。しかし、現代社会の中には、常識的に解ける問題があることがあるので、選べる人はぜひ候補の一つとして考えてみてください。
まとめ:理系受験生の社会の選択を表にまとめて分かりやすく解説します!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、「理系受験生の社会の選択を表にまとめて分かりやすく解説します!」は参考になりましたでしょうか?
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