大学受験小論文のおすすめ参考書【厳選16冊】初心者向け対策本と問題集
「※この記事には一部PRが含まれます」
「大学入試で小論文が必要になったけど、何から手をつければいいかわからない…」
「本屋さんに行っても参考書が多すぎて、どれが自分に合っているのか選べない…」
大学受験を控えたあなたも、今こんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
文章を書くのが苦手な方や、これまで本格的な小論文対策をしたことがない方にとって、参考書選びは最初の大きな壁ですよね。
でも、安心してください。
自分にぴったりの一冊を見つけることができれば、小論文対策は驚くほどスムーズに進みます。
私自身、27年間学習塾で多くの生徒の小論文指導に携わってきましたが、適切な参考書との出会いが生徒の自信と合格に直結するのを何度も目の当たりにしてきました。
この記事では、この記事では、小論文対策と参考書選びの専門家として、あなたのレベルや目的に合ったおすすめの小論文参考書を厳選してご紹介します。
この記事を読めば、あなたに最適な参考書が見つかり、今日から迷わず小論文対策をスタートできます。
ぜひ最後まで読んで、合格への第一歩を踏み出してください。※オンラインで手軽に小論文対策ができる塾はこちらから
・小論文対策は正しい参考書選びから始まる
・「書き方」「演習」「知識」の3つの目的で選ぶ
・レベルに合わせた参考書選びが重要
・最適な学習ルートは「型」を学び「アウトプット」と「添削」を繰り返すこと
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Contents
【結論】小論文のおすすめ参考書・問題集ランキング5選
まずは結論から。数ある小論文の参考書・問題集の中から、特に初心者におすすめで評価の高い5冊をランキング形式でご紹介します。
2位:身近なテーマで考える力をやしなう 小論文 はじめの一歩
3位:大学入試 小論文をひとつひとつわかりやすく。
4位:吉岡のなるほど小論文講義10
5位:採点者の心をつかむ合格する小論文
1位:何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55
小論文対策の「最初の1冊」として、圧倒的な人気を誇る入門書です。
文章を書くのが苦手な人でも、何をどのような順番で書けば良いのか、その「型」を55のルール形式で分かりやすく学べます。
図やイラストが豊富で、まるで授業を受けているかのようにサクサク読み進められるのが特徴です。
小論文の基本的な考え方から構成の作り方まで、合格答案に不可欠なエッセンスがこの一冊に凝縮されています。
項目 | 内容 |
---|---|
書籍名 | 改訂版 何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2020年5月15日 |
特徴 | – 10万人に支持された人気小論文参考書の改訂版 – 「何を書くか」に重点を置いた55のルール集 |
こんな悩みに、この本が効く! | – 正解がわからない → 小論文にも《正解》はある – 課題文が面倒 → メッセージを読み取る力 – 主観・説明のバランスが難しい → 「意見」の本当の意味を理解する – 時間切れになる → 書くべきでない話題を避ける |
【こんな人におすすめの参考書】
・文章を書くことに苦手意識がある初心者
・小論文の「書き方の型」をゼロから学びたい人
・難しい説明が苦手で、直感的に理解したい人
2位:身近なテーマで考える力をやしなう 小論文 はじめの一歩
身近なテーマで思考力を育てながら、小論文の基礎をしっかり学べる入門書です。
読解・思考・問題解決の3ステップで、合格答案までの道筋が見えてきます。
項目 | 内容 |
---|---|
書籍名 | 身近なテーマで考える力をやしなう 小論文 はじめの一歩 |
出版社 | 学研プラス |
発売日 | 2019年12月12日 |
特徴 | – 読解・思考・問題解決の3スキルを段階的に習得 – 身近なテーマで意見を導き出す力が育つ- 学習内容をおさらいできる動画講義つき |
こんな悩みに、この本が効く! | – 課題文を読んでも考えが浮かばない → 読解・思考・問題解決の順で理解できる – 書く前の考える力が弱い → 身近なテーマで発想力が自然に育つ – 復習に時間がかけられない → 動画講義でスキマ学習ができる |
【こんな人におすすめの参考書】
・小論文の「考え方」から丁寧に学びたい初心者
・文章より前に「発想」に自信がない人
・動画などを活用して効率的に復習したい人
3位:大学入試 小論文をひとつひとつわかりやすく。
書き込み式のワークブック形式で、実際に手を動かしながら小論文の書き方をマスターできる一冊です。
左ページに解説、右ページに練習問題という見開き完結の構成で、自分のペースで着実に学習を進められます。
基本的な構成の作り方から、課題文型・データ分析型といった頻出パターン別の対策まで網羅しており、インプットとアウトプットをバランス良く行えるのが魅力です。
項目 | 内容 |
---|---|
書籍名 | 大学入試 小論文をひとつひとつわかりやすく。 |
出版社 | 学研プラス |
発売日 | 2016年7月19日 |
特徴 | – 小論文の基本が丁寧に学べる書き込み式教材 – 頭の使い方・文章の書き方をやさしく解説 – よく出る出題パターンを押さえた入試問題つき |
こんな悩みに、この本が効く! | – 書くのが苦手 → 書き込み式で段階的に練習できる – 小論文の考え方が分からない → 思考法・構成が身につく – 入試に出る形式に慣れたい → 出題パターン別に解説つき問題を掲載 |
【こんな人におすすめの参考書】
・読んで理解するだけでなく、実際に書きながら学びたい人
・自分のペースで少しずつ学習を進めたい人
・基本的な問題パターンを一通り練習しておきたい人
4位:吉岡のなるほど小論文講義10
予備校のカリスマ講師による、まるでライブ授業のような語り口が人気の参考書です。
小論文でありがちな失敗例を挙げながら、どうすれば評価される答案になるのかを10の講義形式で徹底的に解説します。
特に、意見の対立するテーマに対して、どのように論理を組み立てていくかの解説が秀逸です。
より実践的で説得力のある文章を書きたいと考える、初心者から中級者へのステップアップに最適な一冊と言えるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
書籍名 | 吉岡のなるほど小論文講義10 |
出版社 | 桐原書店 |
発売日 | 2017年3月18日 |
特徴 | – 書き方・構成の基本を丁寧に解説 – グラフ・ビジュアル・意見対立など新傾向問題に対応 – 志望理由書や自己推薦文の書き方にも活用できる |
こんな悩みに、この本が効く! | – 小論文の構成がわからない → 組み立て方を基礎から解説 – 新傾向問題が不安 → グラフや意見対立の対策ができる – 志望理由書や自己PRの書き方も学びたい → 応用的な内容までカバー |
【こんな人におすすめの参考書】
・論理的な文章構成力を身につけたい人
・他の受験生と差がつく答案を作成したい人
・予備校の授業のような臨場感で学びたい人
5位:採点者の心をつかむ合格する小論文
「採点者はどこを見ているのか?」という視点から、評価される小論文のポイントを解説しているのが最大の特徴です。
どのような答案が評価され、どのような答案が評価されないのかが具体例とともに示されているため、効率的に得点力をアップさせることができます。
豊富な合格実例・不合格実例を比較検討することで、自分の答案を客観的に見直す力が身につきます。
ある程度書き方を学んだ後、さらに答案の質を高めたい中級者におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
書籍名 | 改訂版 採点者の心をつかむ合格する小論文 |
出版社 | かんき出版 |
発売日 | 2024年5月9日 |
特徴 | – ロングセラーの改訂版で最新の入試傾向に対応- 小論文の常識を疑い、読み手に伝わる文章を書く技術を解説- 自分の体験談を活かした、個性ある小論文の書き方を提案 |
こんな悩みに、この本が効く! | – どう書けば採点者に伝わるか不安 → 「体験談」を軸にした書き方で説得力アップ- 起承転結や要約にとらわれすぎてしまう → 小論文の“常識”を疑う視点を提供- モヤモヤしていた小論文の書き方をスッキリ整理したい → 具体的で実践的な解説で納得できる |
【こんな人におすすめの参考書】
・減点されない答案の書き方を知りたい人
・自分の答案のどこを改善すれば良いか知りたい人
・採点者の視点を意識した対策がしたい人
失敗しない小論文参考書の選び方
自分に合わない参考書を選んでしまうと、学習効率が落ちるだけでなく、モチベーションの低下にもつながります。
ここでは、あなたに最適な一冊を見つけるための3つの選び方をご紹介します。
学習の目的に合わせて小論文の参考書を選ぶ
志望校の出題傾向に合わせて選ぶ
自分の小論文のレベルに合わせて参考書を選ぶ
まずは自分の現在地を正確に把握することが大切です。
【初心者レベル(これから小論文対策を始める人)】
図解やイラストが多く、対話形式で進むような入門書がおすすめです。まずは小論文の「型」や基本的なルールを、ストレスなく学べる本を選びましょう。ランキングで紹介した『小論文のオキテ55』や『小論文はじめの一歩』『小論文をひとつひとつわかりやすく』などが最適です。
私自身、長年学習塾で多くの初心者を見てきましたが、挫折しないためには、最初の一冊の「わかりやすさ」が本当に重要だと断言できます。
【中級者レベル(基本的な書き方はわかる人)】
ある程度書き方がわかったら、実践的な問題集や、より深い思考法を学べる参考書に移行しましょう。様々なテーマの問題に触れ、実際に書く練習を積むことが重要です。
【上級者レベル(難関大を目指す人)】
志望校の過去問演習が中心になりますが、特定のテーマ(例:幸福、格差など)を深く掘り下げた本や、学部系統に特化した専門書でライバルと差をつけるのも有効です。
学習の目的に合わせて小論文の参考書を選ぶ
あなたが今、小論文対策のどの段階にいるのか、何ができるようになりたいのかによって選ぶべき本は変わります。
【書き方を学びたい】
構成の作り方や思考法を解説する「参考書」タイプの本を選びましょう。まずはインプットを重視し、正しい書き方を身につけることが先決です。
【演習量を増やしたい】
様々なテーマの問題が掲載されている「問題集」タイプのテキストがおすすめです。時間を計って解くなど、本番を意識したアウトプット練習を繰り返しましょう。
【知識を増やしたい】
社会問題や頻出テーマの背景知識を解説する「ネタ本」と呼ばれる本が役立ちます。文章は書けるけれど、内容が薄くなってしまうという悩みを持つ人におすすめです。私も塾で
私自身、「書く内容がない」という相談をよく受けました。そんな時には、時事問題のまとめや、社会の動きを解説した新書などを読むよう勧めていました。
志望校の出題傾向に合わせて参考書を選ぶ
最終的には、志望大学・学部の過去問を分析し、その出題傾向に合った対策をすることが合格への鍵となります。
・課題文型か、テーマ型か
・グラフや資料の読み取りは必要か
・字数はどのくらいか
どのようなテーマが頻出か(社会科学系、人文科学系、自然科学系など)
これらの点をチェックし、志望校の傾向に近い問題が多く掲載されている参考書や問題集を選ぶと、より効率的に対策を進めることができます。
【レベル別】大学受験におすすめの小論文参考書
ここでは、あなたのレベルに合わせて、具体的にどのような参考書を選べば良いかをご紹介します。
中級者向け 実践力を養う問題集
上級者向け 難関大学対策の専門書
初心者向け 書き方の基本を学ぶ入門書
小論文対策の第一歩は、正しい「型」を身につけることです。
この段階では、難解な本に手を出す必要はありません。
『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』
ルール形式で要点がまとまっており、とにかく分かりやすいのが魅力。文章アレルギーの人でも、この本ならきっと読み通せます。実際にこの本で小論文の苦手意識を克服した生徒は数えきれません。
『小論文 はじめの一歩』
身近なテーマからはじめて入試突破レベルまでつながる、初学者でも取り組みやすい段階的な構成です。
『大学入試 小論文をひとつひとつわかりやすく。』
書き込み式で手を動かしながら学べるため、知識が定着しやすいのが特徴。インプットとアウトプットを同時に進めたい人に最適です。
中級者向け 実践力を養う問題集
基本的な書き方をマスターしたら、次は実際に答案を作成する練習を積み重ねましょう。
『直前でも一発合格! 落とされない小論文』
すべての小論文試験受験者が、最短かつ必要最低限の努力で合格するためのおすすめの参考書です。
『まるごと図解 面白いほど点がとれる!小論文』
20年間10万通の答案を見てきた “小論文の神様”が「受かる答案」をカンタンに書けるノウハウを図解で教える。必勝の「書き出しパターン」に沿って書くだけ!問題の目のつけどころ等もひと目でわかる一冊。
『小論文の完全攻略本』
上級者向け 難関大学対策の専門書
慶應義塾大学(特にSFC)や国公立の難関大学では、非常に高度な思考力や専門的な知識が求められます。
『慶應の小論文』
慶應の小論文では、課題文や複数資料を踏まえたうえで、設問に的確に応答しつつ自分の意見を練り上げる「高い議論力」が求められます。問われ方は学部によって多様なので、過去問で書き方を学んでいくのが最も効果的です。
『世界一わかりやすい 慶應の小論文』
慶應の小論文では、課題文や複数資料を踏まえたうえで、設問に的確に応答しつつ自分の意見を練り上げる「高い議論力」が求められます。問われ方は学部によって多様なので、過去問で書き方を学んでいくのが最も効果的です。
【目的別】小論文対策におすすめの本
次に、「何を強化したいか」という目的別に、おすすめの本のタイプをご紹介します。
知識と視野を広げる「ネタ」本
学部系統別の専門対策書
構成と思考法を学ぶ「書き方」の本
小論文で最も重要なのは、論理的で分かりやすい構成です。
まずは、採点者に意図が伝わる文章の組み立て方をマスターしましょう。
このタイプの参考書は、対策の初期段階で取り組むのが最も効果的です。
【おすすめの小論文の参考書】
・『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』
・『吉岡のなるほど小論文講義10』
・『採点者の心をつかむ合格する小論文』
知識と視野を広げる「ネタ」本
「書くことは決まったけど、具体的に何を書けばいいかわからない…」そんな時に役立つのが、頻出テーマの知識をインプットできる「ネタ本」です。
「ネタ本」とは、環境問題、グローバル化、情報社会といった小論文でよく問われるテーマについて、背景知識や論点をまとめた本のことです。
事前にを読んでおくと、文章に具体性と深みが増し、説得力が格段にアップします。
【おすすめの小論文の参考書】
『現代文キーワード読解』
現代文頻出キーワードを160語を精選し、科学・哲学・近代などのテーマ別に解説。図解やイラストで抽象的な語も視覚的に理解できる1冊です。
『[新版] 読み解くための現代文単語[評論・小説]』
現代文の単語集ですが、評論テーマの背景知識がコンパクトにまとまっており、小論文のネタ集としても非常に優秀です。
『小論文の完全ネタ本』シリーズ
社会科学系、人文・教育系など、分野別に分かれているため、自分の志望に合わせて効率的に知識を補強できます。
学部系統別の専門対策書
志望する学部・学科が決まっている場合は、その分野に特化した対策書に取り組むのがおすすめです。
法学部・社会科学系
公平性、正義、社会のルールといった視点が重要になります。
具体的な社会問題に対する自分の意見を、論理的に述べる力が求められます。
【おすすめの参考書】:『法学部生のための小論文教室』
看護・医療系
チーム医療、生命倫理、患者とのコミュニケーションといったテーマが頻出です。
医療従事者としての適性や人間性も評価の対象となります。
【おすすめの参考書】:『看護医療系の小論文 』
理系
科学技術の発展が社会に与える影響や、研究者倫理などが問われることが多いです。
客観的なデータに基づき、論理的に考察する力が求められます。
【おすすめの参考書】:『書き方のコツがよくわかる 理系小論文 頻出テーマ15』
おすすめ参考書を使った効果的な学習ルート
自分に合った参考書を見つけたら、次は効果的な学習計画を立てましょう。
以下の3ステップで進めるのがおすすめです。
STEP2 問題集でアウトプットを繰り返す
STEP3 添削を受けて客観的な評価を得る
STEP1 入門書で「型」を徹底的に学ぶ
まずは焦らず、初心者向けの入門書を1冊完璧に仕上げましょう。
小論文には、序論・本論・結論という基本的な「型」があります。
小論文の型を体に染み込ませることが、安定して高得点を取るための土台となります。
自己流で書き始める前に、必ずプロが教える正しい書き方をインプットしてください。
STEP2 問題集でアウトプットを繰り返す
「型」を学んだら、次は問題集を使って実際に書く練習(アウトプット)に移ります。
インプットしただけでは、書けるようにはなりません。
様々なテーマの問題に触れ、制限時間内に答案を書き上げる練習を繰り返しましょう。
この段階で、自分の苦手なテーマや、時間配分の課題が見えてきます。
STEP3 添削を受けて客観的な評価を得る
小論文対策で最も重要なのが、第三者による「添削」です。
自分で書いた文章の欠点は、なかなか自分では気づけないものです。
学校の先生や塾の講師など、信頼できる人に答案を読んでもらい、客観的なアドバイスをもらいましょう。
私も塾で数多くの生徒の小論文を添削してきましたが、生徒が飛躍的に実力を伸ばすのは、客観的なフィードバックを素直に受け止め、改善を繰り返した時でした。
どこが評価されて、どこを改善すべきかが明確になり、飛躍的に実力が向上します。
小論文の参考書に関するよくある質問
最後に、小論文の参考書選びや勉強法に関する、よくある質問にお答えします。
小論文の対策には何ヶ月くらいかかりますか?
小論文でダメな例は?
小論文800字で何分くらいで書ける?
小論文の参考書は何冊やればいい?
小論文の問題集と参考書はどちらを優先すべき?
いつから小論文対策を始めるべき?
小論文対策におすすめの参考書は?
小論文対策におすすめの参考書は、あなたの現在のレベルと目的に合わせて選ぶことが大切です。
初心者の方には、まず小論文の「型」や基本的なルールを学べる入門書がおすすめです。
例えば、『何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』のように、図解が多く、分かりやすいものが良いでしょう。
ある程度書けるようになった中級者には、実践的な問題集や、論理的思考力をさらに深めるための参考書が適しています。
『身近なテーマで考える力をやしなう 小論文 はじめの一歩』などで、様々なテーマに触れ、アウトプットの量を増やすと良いでしょう。
特定の学部や難関大学を目指す方は、志望校の出題傾向に特化した専門書や、関連分野の知識を深めるための「ネタ本」も有効です。
大切なのは、何冊も手を出すのではなく、厳選した1~2冊を徹底的にやり込むことです。
小論文の対策には何ヶ月くらいかかりますか?
小論文の対策期間は、個人の現在の文章力や目標とする大学のレベルによって大きく異なりますが、理想的には高校3年生の夏休み前、遅くとも夏休み中には始めたいところです。
小論文は、一朝一夕で身につくものではなく、論理的思考力や表現力を養うのに時間がかかります。
基礎固めに1〜2ヶ月、その後の実践演習に数ヶ月と、段階的に取り組むのが効果的です。
もし、小論文対策のスタートが遅れてしまっても、効率的な参考書を選び、集中的に取り組めば共通テスト後からの逆転も十分に可能です。
諦めずに今すぐ始めることが何より重要ですよ。
小論文でダメな例は?
小論文で評価が下がってしまう「ダメな例」には、いくつかの共通点があります。
主に以下のような点が挙げられます。
・テーマからの逸脱:設問で問われている内容から外れたことを書いてしまうと、いくら文章力があっても評価されません。
・主観的・感情的な記述:「~だと思う」「~が嫌だ」といった個人的な感想や感情だけで論を進め、根拠を示さない文章は小論文ではありません。客観的な事実や論理に基づいた意見が必要です。
・論理が破綻している:意見と根拠が結びついていなかったり、主張に一貫性がなかったりすると、何を言いたいのか読み手に伝わりません。
・具体例が不足している、または適切でない:抽象的な議論に終始し、具体例が全くない、あるいは的外れな例を挙げてしまうと、説得力がなくなります。
・誤字脱字・文法ミスが多い:内容以前に、基本的な文章としての体裁が整っていないと、採点者に悪い印象を与えてしまいます。
・字数制限を守っていない:少なすぎる、あるいは多すぎるなど、指定された字数を大幅に逸脱すると減点の対象になることがあります。
・課題文を無視している:課題文が与えられているにもかかわらず、その内容を全く踏まえずに自分の意見だけを述べるのはNGです。
これらの「ダメな例」を避け、論理的で分かりやすい構成で、説得力のある意見を述べることが合格への鍵です。
小論文800字で何分くらいで書けますか?
800字の小論文の場合、試験時間全体が90分~120分程度で設定されていることが多いです。
その中で、以下のような時間配分を目安にすると良いでしょう。
作業工程 | 所要時間の目安 | 内容 |
---|---|---|
問題文・課題文の読解・分析 | 10〜15分 | 設問の意図や課題文の要点を正確に把握する |
構成の検討・メモ | 15〜20分 | 論点・構成(序論・本論・結論)を考え、メモを作成 |
本文の執筆 | 45〜60分 | 構成メモに沿って、800字の小論文を実際に書く |
見直し・推敲 | 5〜10分 | 誤字脱字、論理の流れ、字数制限などを確認・修正 |
合計時間の目安 | 60〜90分 | 一通り仕上げるための目標時間 |
800字の小論文を書ききるまでには、準備段階を含めて60分〜90分程度を目標にするのが一般的です。
特に、構成を考える時間をしっかり確保することが、質の高い小論文を書く上で非常に重要になります。
小論文の参考書は何冊やればいい?
基本的には「入門書1冊」と「問題集1冊」の計2冊を完璧にやり込むことをおすすめします。
多くの参考書に手を出すと、どれも中途半端になってしまいがちです。
大切なのは冊数ではなく、一冊一冊からどれだけ深く学べるかです。
まずは決めた参考書を信じて、繰り返し復習しましょう。
私の経験上、あれこれ手を出して結局モノにならなかった生徒を何人も見てきました。
厳選した2冊を「自分のものにする」意識で取り組んでください。
小論文の問題集と参考書はどちらを優先すべき?
まずは「参考書」で書き方を学ぶことを優先してください。
正しい書き方を知らないまま問題演習を繰り返しても、悪い癖がついてしまうだけで、なかなか上達しません。
「急がば回れ」の精神で、最初にしっかりとした土台を作ることが、結果的に合格への近道となります。
いつから小論文対策を始めるべき?
理想は高校3年生の夏休み前、遅くとも夏休み中には始めたいところです。
小論文は、文章力や思考力を養うのに時間がかかる科目です。早めに基礎を固めておけば、秋以降は志望校の過去問演習にじっくり時間を割くことができます。
もし出遅れてしまっても、効率的な参考書と学習法を選べば、共通テスト後からでも逆転は十分に可能です。
諦めずに今すぐ対策を始めましょう。
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まとめ:大学受験小論文のおすすめ参考書!初心者向け対策本と問題集
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回の記事、「大学受験小論文のおすすめ参考書【厳選16冊】初心者向け対策本と問題集」は参考になりましたか?
大学受験小論文のおすすめ参考書
今回は、大学受験におすすめの小論文参考書と、その選び方や効果的な学習法について解説しました。
小論文対策は、まず自分に合ったレベル・目的の参考書を見つけ、正しい「型」を学ぶことから始まります。
この記事で紹介したランキングや選び方を参考に、ぜひあなたにとって最高のパートナーとなる一冊を見つけてください。
そして、インプットとアウトプット、添削を繰り返すことで、自信を持って本番に臨める実力を養っていきましょう。
あなたの努力が実を結び、志望校の合格を勝ち取れることを心から応援しています。
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