【大学受験対策】大学受験は何から始める?受験勉強を始める準備
こんにちは、受験生を応援する教育メディア、予備校オンラインドットコムです。
受験生の悩みを解決して、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
大学受験勉強は何から始める?
志望大学に合格するために必要なこと?
「大学受験勉強は何から始めるといいのでしょうか?知りたくないですか?
この記事で紹介する「【大学受験対策】大学受験は何から始める?受験勉強を始める準備」を読むと、大学受験勉強の始め方がわかります。
この記事では、受験勉強を始める方法、心構え、学習計画表表の作成方法まで具体的に紹介しています。
記事を読み終えると、大学受験勉強の始め方についてわかる内容になっています。
大学受験勉強を始める準備
大学入試までのスケジュールを知る
【勉強は何から始める】志望校を決める
【勉強は何から始める】受験勉強をはじめる前に自己分析
合格までの勉強計画表を作成して勉強を始める
Contents
【大学受験対策】大学受験は何から始める?受験勉強を始める準備
【大学受験対策】大学受験は何から始める?受験勉強を始める準備。
以下のポイントについて説明しています。
大学受験勉強に対する心構え【勉強を始める準備】
大学受験勉強に対する覚悟【勉強を始める準備】
勉強のことで不安になったら
大学受験勉強に対する心構え【勉強を始める準備】
志望校合格に向けての受験勉強は、長い道のり。
途中でも挫折しそうになる時もあれば、スランプになることもあります。
その困難を乗り切るための心構えについて説明します。
まずは、勉強の目的をしっかりと考えてください。
勉強の目的を考えて取り組むことで、受験勉強をやり抜く強い信念が芽生えるはず。
そして、目的を考えて勉強するようになれば、ライバルたちに差をつけられます。
次に、「やればできる」ということ。
勉強の差は努力の差です。
できるようになるには、どうすればいいのか?
努力を惜しまない受験生が受験勉強を成功させるのです。
あなたができると思うなら必ずできます!
最後に、ポジティブシンキングです。
ポジティブシンキングとは、「前向きな姿勢や積極的な考え方で、現実の生活を楽しく望み通りのものに変えていく思考法」という意味。
自分がイメージする通りのことが、現実になるという考え方がベースになっており、悲しいことや嫌なことに、必要以上にとらわれないようにする考え方ともいえます。
受験勉強中はポジティブな考え方で乗り切りましょう!
大学受験勉強に対する覚悟【勉強を始める準備】
大学受験勉強をこれからはじめる上で、大学受験に対する覚悟が必要となります。
覚悟とは、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。
理由は、受験勉強は自分との戦いでもあり、テレビを見たい、スマホを見たい、ゲームをしたいなど、受験勉強を妨げる誘惑が数多くあり、それらの誘惑に負けない強い覚悟が必要だからです。
友人からの誘いを断るのは心苦しいですが、受験勉強を始めたからには、勉強時間を確保して、学習を最優先する強い覚悟が必要となってきます。
大きな挑戦をするとき、成功する人は必ず覚悟をもって取り組み、その覚悟の差が、考えるチカラや努力へと姿を変えて良い結果につながるのです。
ライバルは自分自身。
受験勉強のことで不安になったら
受験勉強中に不安になることは、何度もあります。
大学受験への不安を感じるのは、すべての受験生の共通の悩みと言ってもいいでしょう。
不安を感じない受験生など、誰ひとりいません、不安を感じたからといって、受験から逃げ出す必要もありません。
むしろ、今の不安に対する課題を見つけて、乗り越えることで合格へ近づくのです。
受験生の不安を感じる主な代表的な要因は、「成績が伸びない」「親のプレッシャー」「友達との比較」など。
受験生が不安を感じる要因として最も多いのは、学校の定期テストや模試などで、思うように点数が伸びないこと。
自分では勉強を頑張ってきたつもりでも、結果が出ないと「このままで志望校に合格できるのか」と、不安を感じる受験生が多いようです。
受験中には3度スランプがあると言われています。
不安になったときは誰かに相談するとスッキリしたりするので、友人などの相談相手を見つけるのが良いでしょう。
以上、大学受験勉強の準備(心構え)でした。
【何から始める】大学入試までのスケジュールを知る
勉強を始める前にスケジュールについて頭に入れておくと良いでしょう。
大学入試のスケジュールを表にまとめてみました。
大学入試までのスケジュール
【何から始める】大学入試までのスケジュールを知る
大学入試までのざっくりとしたスケジュールを確認してください。
なぜなら、大学入試においては願書受付の締切日など、期限を厳守しないといけないことがあるからです。
ある程度のスケジュールが事前に確認できていると、あわてずに対処でき、計画性を持って入試に対応できるはず。
学習計画表を作成する上でも重要となるので、しっかりと確認しておきましょう!
【何から始める】大学入試までのスケジュール
以下、スケジュールを表にまとめてみました。
4月〜5月 |
志望大学のホームページなどをチェック パンフレットの入手 |
6月〜7月 | オープンキャンパスに参加 |
7月〜8月 | 夏期講習などに参加 |
9月 |
学校推薦型選抜・総合型選抜出願および試験開始 |
10月 |
大学入学共通テスト出願 一般選抜入試の出願準備 |
1月 | 大学入学共通テスト入試 |
2月 | 一般選抜入試 |
以上、大学受験勉強の準備(スケジュール)でした。
【勉強は何から始める】志望校を決める
まず受験計画を立てるためには、志望校を決めなくてはいけません。
なぜなら志望校を決めないと、志望校合格までの勉強プロセスを決められません。
以下のポイントについて説明しています。
【勉強は何から始める】大学の情報収集
【勉強は何から始める】入試要項を確認する
【勉強は何から始める】受験科目を決定する
【勉強は何から始める】大学の情報収集
志望校を選ぶためには、インターネットなどで検索し、多くの大学情報を収集してください。
なぜなら、後悔しない志望大選びのためには、複数の大学を比較・検討することが大切だからです。
志望校を決めるときに大切なのが、今の偏差値を気にせずに「行きたいという強い思いのある大学を志望校にする」ということ。
志望校を決める時に意外に多いのが、「今の偏差値を考えると、行きたい大学よりも、入れる大学のほうがいいかな?」と考えて、志望校を選ぶことがあります。
しかし、これから受験勉強をはじめる際には、今の偏差値は関係ありません。
偏差値を上げていくのが受験勉強だからです。
しかも、高い目標を掲げて、それを乗り越えようとするモチベーションが、受験勉強の支えになるでしょう。
本当に心の底から行きたい大学を第一志望として決めてください。
【勉強は何から始める】入試要項を確認
志望大学が決まったら、入試要項をしっかりと確認してください。
入試要項とは、大学入試に出願するための情報(試験日・合格発表日、試験会場、試験科目・配点・過去の倍率など)が記載されている資料。
一般選抜の募集要項は例年、国公立大学では11~12月に、私立大学では9~11月頃に発行されています。
国公立大学の入試要項は無料ですが、送料が必要となります。
私立大学は、医学部など一部で有料のところもみられるが、送料を含め無料のところが多く、最近では、ほとんどの大学でホームページでの閲覧が可能となっていますので、ネット出願を導入する大学では、「入試要項」を必ずしも取り寄せる必要はありません。
また、合格最低点を確認することもポイント。
なぜなら、「あと、どのくらい勉強すればそこに合格できるのか?」を理解しておくと勉強計画表を作成する際の参考になります。
この合格最低点を最終的な目標として、計画を作成するためです。
【勉強は何から始める】受験科目を決定する
入試要項の確認が終わったら、いよいよ受験科目の決定です。
自分の得意な科目を選んで、有利に受験を戦うのがポイント。
受験科目が決まれば、その科目に集中して勉強できるので、効率よく受験勉強できるはずです。
併願戦略を立てる上でも、受験科目はとても重要で、例えば、入試において第一志望の大学の試験には、漢文は必要ないけれど、第二志望の大学の試験で漢文が必要となれば、漢文の勉強が必要になります。
そうすると効率の良い勉強ができなくなるので、受験科目については、併願戦略まで見据えて受験科目の決定する必要がある。
また、各科目の配点比率にも注目すると、より自分に有利な受験科目の選択ができるはずです。
以上、大学受験勉強の準備(志望校を決める)でした。
受験勉強を始める前に自己分析
大学受験勉強の準備として自己分析することで精度の高い計画の作成が可能となります。
以下のポイントについて説明しています。
【勉強は何から始める】現在の偏差値を知る
【勉強は何から始める】志望大学とのギャップを知る
【勉強は何から始める】苦手科目を知る
【勉強は何から始める】現在の偏差値を知る
計画を作成するためには、自己分析することは重要な要素となります。
なぜなら、「基礎から学習するのか?」「基礎はできているのか?」によって、計画の内容が変わってくるからです。
直近で受けた模試の成績表を見直すことで、自己分析することも可能。
各教科の偏差値から判断しても良いと思います。
また、志望大学の過去問を解いてみるのも判断材料になります。
当然、今の偏差値を知っておくことは、忘れてはいけません。
偏差値がわからない受験生は、模試を受けてしっかりと自己分析してください。
【勉強は何から始める】志望大学とのギャップを知る
上記で説明した、志望校の最低合格点と自己分析して現在の偏差値がわかると、志望校合格までのギャップが把握できます。
このギャップを知ることで、自分の課題を見つけられ、その課題に優先順位をつけることで課題がより明確になるでしょう。
例えば、「あと、英語の偏差値を10上げる!」「国語の偏差値を5上げる!」など、志望校の合格最低点とのギャップを埋めることで、合格の可能性が高くなるのです。
受験勉強をはじめる前は、このギャップがいくら開いていても問題はありません。
これからこのギャップを埋めるための計画を作成して、実行することでギャップを埋めていくからです。
【勉強は何から始める】苦手科目を知る
苦手科目を知り、苦手科目を克服することは受験勉強にとって必要不可欠です。
苦手科目は、勉強が後回しになったり、放置しがちになります。
そうなると、取り返しがつかなくなることも。
そうならないためにも、苦手科目をしっかりと把握して、苦手科目を克服するための計画を考えないといけません。
苦手科目を克服するには正しい勉強法を知り、毎日コツコツ机に向かうことが一番の近道。
小さな目標をクリアしていくことで、成功体験が積み上げられ、苦手意識を払拭できるはず。
苦手科目を克服するのが難しい場合は、受験のプロに相談すると効率的に疑問や不安を解消できるでしょう。
以上、大学受験勉強の準備(自己分析)でした。
合格までの勉強計画表を作成する
最後に学習計画表の作成方法についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
勉強計画表について
学習計画表の具体的な作成方法
ポイントは参考書選び
勉強計画表について
勉強計画表を立てる際は、自分に合った勉強計画表を作成し、わかりやすくまとめることが大切。
「見やすい・わかりやすい・取り組みやすい」の、3つの要素でまとめられた勉強計画表表を作るコツを解説。
自分が見やすいサイズで作るのがポイント。
勉強計画表表に書く内容が固まったら、実際に表を作りましょう。
大切なのは、勉強計画表表を作ることではなく、勉強計画表表を見ながら毎日勉強を実行していくこと。
そのためには、自分が見やすいサイズで作成し、目に入りやすい場所や家族と共有できるところに、示しておけることが望ましい。
勉強計画表表は勉強机の前に貼ったり、手帳に書いて持ち歩いたりするなど、常に確認しやすい状態にしておきましょう。
また、目標から1日ごとの勉強内容まで一目で把握できるよう、自分が見やすいと思うサイズで表を作ると良い。
勉強机の前に貼る場合は大きめのサイズがおすすめですが、持ち歩きできるよう小さくしたい場合は、単語帳のように日めくりできる形状にしたり、月ごとに書き換えられるよう表をアレンジしたりするのもおすすめです。
学習計画表の具体的な作成方法
学習計画表を作成する際には、目標が必ず必要になってきます。
なぜなら、その目標を達成するために、何をいつまでに学習するのかを決めるのが学習計画表だからです。
逆に言うと、目標がなければ具体的な学習計画表を作ることが難しくなってきます。
目標の決め方としておすすめするのが、「大目標」「中目標」「小目標」を3つを決めるのがおすすめです。
大目標は、最終目標になるので、第一志望校合格が大目標となります。
中目標は、中期的な目標になりますので、2ヶ月〜3ヶ月先位の目標を決めます。
具体的には、「○○模試で偏差値○○」「単語帳を完璧に覚える」「古文の単語を覚える」など、各教科で1つ中目標をきめると効果的です。
小目標は、毎日の目標と言っていいでしょう。
具体的には、「1日、○時間勉強する」「1日、単語を○個覚える」「参考書を○ページ学習する」など、小目標は日々の目標として設定してください。
目標 | 内容 | 具体例 |
大目標 | 第一志望合格 | 「〇〇大学合格」 |
中目標 | 2ヶ月〜3ヶ月後のなりたい自分を目標に | 「模試で偏差値○○」 |
小目標 | 毎日の目標設定 | 「○時間勉強する」 |
最後に、目標は日付を入れて過去形で作成すると効果が上がります。
ポイントは参考書選び
学習計画表を作成する際には、学習する参考書を決めて具体的に1日何ページ学習するのかを落とし込んでいきます。
この時に大切なのが、自分のレベルに合った参考書を選ぶことです。
基礎を学習したいのに、発展的な参考書を使うと効率が悪くなります。
また、難しい参考書に取り組んでしまうと、自身をなくしたりすることもあるため、モチベーションが下がる原因にもなります。
自分にあった参考書を選んで分析して、学習計画表を作成すると良いでしょう。
分析というと大げさですが、内容(章とページ数)を確認してください。
なぜなら、1冊の参考書を仕上げるために、何日必要なのかを確認するためです。
例えば、200ページある参考書の場合、1日、10ページ学習するのであれば、1冊の参考書を1周するのに20日必要ですし、20章ある参考書で1日、1章の学習であればこれも20日必要となります。
つまり、参考書を分析することで無理のない学習計画表を作成するための確認作業となります。
生徒にあった参考書を提案してもらえる、学習管理型の塾を検討するのも良いでしょう。
以上、大学受験勉強の準備(計画の作成)でした。
まとめ:【大学受験対策】大学受験は何から始める?受験勉強を始める準備
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、【大学受験対策】大学受験は何から始める?受験勉強を始める準備参考になりましたでしょうか?
大学受験勉強を始める準備
大学入試までのスケジュールを知る
【勉強は何から始める】志望校を決める
【勉強は何から始める】受験勉強をはじめる前に自己分析
合格までの勉強計画表を作成して勉強を始める
塾に通って受験勉強を始める
受験生の皆さん、以下の悩みが一つでも当てはまる場合、塾に通うことを強くおすすめします。
・偏差値の伸び悩み
・受験までの勉強の仕方がわからない
・自分に合った参考書がわからない
・勉強計画表が上手く作れない
・志望大学になんとしても合格したい
もちろん、塾に通わずに合格するのが一番。
しかし、大学受験は、難易度も高く、出題範囲も広いため、自分一人で攻略するのは、とても難しいのが現実。
実は、志望大学に合格した受験生は、塾に通って、塾の指導のもと、効率的に勉強しているケースが多い。
受験生の皆さん、塾に行くメリットは、志望大学に最短ルートで効率よく合格するため。
なぜなら、塾が持っているノウハウを利用することで、受験勉強に集中できるからです。
自分にあった塾を探して、大学合格を勝ち取るのが、大学受験を成功させる近道と言えるでしょう。
学習管理型の塾に通って受験勉強を始める
学習塾の指導形式で大きく分けると、「集団指導」、「個別指導」、「家庭教師」、「オンライン指導」そして、「学習管理型の塾」に分けられます。
最近注目されている学習管理型の塾とは、一般的に科目の指導はしていません。
具体的には、生徒の志望大学に合格するための学習計画を作成して、学習の進捗管理がメインとなります。
学習計画には、年間、月間、週間、毎日のやるべきことが細かく指示され、計画通りに学習を進めていくと志望大学に合格できる仕組み。
毎日の学習は、指示された市販の参考書を使い、自学自習というスタイルで受験勉強に取り組みます。
受験勉強では、自分の志望校に合わせた対策が必要であり、そのためには自らが率先して学ぶ、自学自習のスタイルがとても大切。
実は、受験生の勉強時間を見てみると、自分で理解したり、自分で問題を解いたりする自学自習の時間が最も長いのです。
学習管理型の塾では、自学自習の仕方、勉強時間の効率的な使い方、取り組むべき参考書を決めてくれるため、学習計画に沿って勉強が進められるようになるでしょう。
学習管理型の塾 | 通常の塾 | |
勉強計画策 | ○ | △ |
学習の進捗管理 | ○ | △ |
質問対応 | ○ | △ |
実力測定テスト | ○ | ○ |
科目ごとの授業 | △ | ○ |
以上、大学合格を目指して、学習管理型の塾を検討してみるのも、おすすめです。