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日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

※この記事には一部PRが含まれます。

本記事の監修者:逆転コーチング

この記事は、多くの受験生を「逆転合格」へと導いてきたオンライン学習塾「逆転コーチング」が監修しています。「日本史が苦手で、何から手をつけていいか分からない…」と悩むあなたを、一人ひとりに合わせた丁寧なコーチングでサポートし、苦手克服と成績アップを実現しているプロフェッショナル集団です。この記事を通じて、「逆転コーチング」に興味を持たれた方や、個別の学習相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

「新課程の『日本史探求』って、これまでの日本史Bと何が違うの?」

「大学受験に向けて、何から手をつければいいか分からない…」

 

大学受験を控えるあなたは、新しく始まった「日本史探求」の勉強法について、こんな悩みを抱えていませんか?

 

この記事では、大学受験で日本史探求を武器にするための、具体的で効率的な勉強法を徹底解説します。

 

年間学習計画からレベル別のおすすめ参考書、さらには文化史や史料問題といった分野別の攻略法まで、あなたの疑問や不安にすべてお答えします。

 

この記事を読めば、日本史探求勉強の羅針盤が手に入り、自信を持って受験勉強をスタートできるはずです。

 

第一志望合格に向けて、一緒に頑張りましょう!

 

 

この記事のポイント

・日本史探求と歴史総合の違いを理解する

・「理解→暗記→演習」の3ステップで基礎を固める

・レベルに合った参考書・問題集を選ぶ

・文化史・史料問題・テーマ史など頻出分野を攻略する

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Contents

勉強法の前に理解すべき日本史探求の基本

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

大学受験の日本史対策を始める前に、まずは新しい科目である「日本史探求」の全体像を掴むことが重要です。

 

旧課程の「日本史B」との違いや、大学入試でどのように問われるのかを正しく理解することで、的確な学習計画を立てることができます。

 

日本史Bや歴史総合との違い

大学入学共通テストの出題傾向と対策

二次試験・個別学力試験での問われ方

日本史Bや歴史総合との違い

2022年度から始まった新学習指導要領により、高校の歴史科目は大きく変わりました。

 

まずは、それぞれの科目の違いを整理しましょう。

科目名対象学年・区分特徴・目的旧課程との違い
歴史総合高校1年生の必修科目

日本の近現代史を、世界史と関連づけながら学ぶ。

日本史探求・世界史探求の土台となる。

旧課程にはなかった新設科目
日本史探求選択科目(主に高校2~3年生)

資料(史料)を読み解き、歴史的な事象を多角的に考察する「探求」が中心。

近現代史の比重が大きい。

「日本史B」よりも思考力・判断力が問われる
日本史B(旧課程)旧課程の選択科目通史を幅広く学ぶ。知識の暗記が中心。現在の「日本史探求」ではより深い考察が求められる

 

つまり、日本史探求では「なぜそうなったのか?」という歴史の因果関係や背景を、資料に基づいて深く考える力が求められるのです。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

参考記事:「歴史総合」と「日本史探究」の違いとは?科目選択で後悔しない完全ガイド

大学入学共通テストの出題傾向と対策

大学入学共通テストでは、「歴史総合、日本史探求」として出題されます。

 

ここでの大きなポイントは以下の通りです。

 

出題傾向・ポイント内容対策のポイント
思考力を問う問題の増加

単語暗記だけでなく、複数の資料・図・グラフを読み解く力が求められる。

出来事の背景や影響の理解が重視される。

「なぜ?」「どうして?」と考える習慣を持つ。
史料問題の重要性アップ

初見の史料が出ることもある。

史料の読解力+知識との結びつけが必要。

多くの史料に触れて、内容を読み解く練習をする。
歴史総合の範囲も出題歴史総合で学ぶ近現代史・世界史的な視点の問題も出る。歴史総合の教科書・参考書も復習しておく。

 

対策としては、普段から教科書を読む際に「なぜ?」「どうして?」と考える癖をつけ、史料問題に数多く触れておくことが有効です。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

二次試験・個別学力試験での問われ方

MARCHや早慶、難関国公立大学などの二次試験・個別学力試験では、大学ごとに特色のある問題が出題されます。

 

出題形式・特徴内容対策のポイント
論述問題

指定語句を使って、特定のテーマについて論理的に説明する。

知識を並べるだけでなく構成力が重要。

自分の言葉で歴史を説明する練習を重ねる。過去問を活用して論述対策を行う。
テーマ史外交史・経済史・土地制度など、時代を超えた視点で深く理解する力が求められる。時代ごとのつながりを意識して、テーマ別にまとめ学習する。
詳細な知識を問う正誤問題教科書の細部まで理解しているかを問う、細かい知識の正誤問題が出題される。特に私立大学で頻出。教科書・資料集・一問一答などで抜けを補強。細かい記述にも注意して復習を行う。

 

志望校の過去問を早い段階で確認し、どのような力が求められているのかを把握した上で対策を進めることが、合格への鍵となります。

日本史探求の年間学習計画と具体的な勉強フロー

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

日本史探求は膨大な知識量が求められるため、計画的な学習が不可欠です。

 

ここでは、受験本番から逆算した年間の学習スケジュールと、効率的な勉強の進め方をご紹介します。

 

受験日から逆算した年間学習スケジュール

基礎固めの3ステップ学習法

通史の効率的なインプット方法

アウトプットで知識を定着させる演習法

受験日から逆算した年間学習スケジュール

理想的なのは高校2年生の冬から受験勉強をスタートすることですが、高校3年生から始めても十分に間に合います。

 

大切なのは、時期ごとにやるべきことを明確にすることです。

 

時期学習の目的・目標学習内容・ポイント
高2の冬~高3の夏休み前【基礎固め期】歴史の大まかな流れを理解し、通史を1周終わらせること教科書や講義系参考書を使って通読。細かい暗記よりも流れの把握を重視。
高3の夏休み【弱点克服・演習開始期】通史2周目に入り、知識の定着と分野別対策を進める苦手な時代や文化史などを重点的に学習。基礎的な問題集でアウトプット練習を始める。
高3の9月~12月【実践力養成期】共通テスト・志望校レベルの問題に慣れ、本番に向けた力をつける本格的に過去問に取り組み、出題形式に慣れる。弱点の分析と克服に集中。
直前期(1月~受験本番)【最終調整期】知識の総整理と体調管理を行い、万全の状態で本番を迎えるこれまでの教材を見直し、新しいことは始めない。体調管理にも注意しながら、知識を最終確認する。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

参考記事:【2025年】MARCH日本史おすすめ参考書25選!基礎から合格まで完全網羅

基礎固めの3ステップ学習法

日本史の成績を伸ばすには、「理解→暗記→演習」のサイクルを回すことが最も重要です。この3ステップを意識して学習を進めましょう。

 

1. 【理解】講義系参考書で「流れ」を掴む

まずは講義系の参考書や教科書を読み、歴史の大きな物語として全体像を把握します。人物や出来事が「なぜ」起こったのか、その因果関係を意識することがポイントです。

 

2. 【暗記】一問一答などで「知識」をインプットする

流れを理解したら、重要な用語や年号、人名を一問一答形式の問題集などで覚えていきます。この時、覚えた知識が通史のどの部分にあたるのかを常に意識しましょう。

 

3. 【演習】問題集で「使える知識」にする

覚えた知識が本当に身についているかを確認するために、問題集を解きます。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを必ず分析し、講義系参考書や教科書に戻って復習することが大切です。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

参考記事:日東駒専対策やっておきたい日本史の参考書3冊

通史の効率的なインプット方法

ただ教科書を眺めているだけでは、知識はなかなか定着しません。

 

通史をインプットする際は、以下の点を意識してみてください。

 

・因果関係を意識する

「この出来事が起きたから、次にこれが起こった」というように、出来事同士のつながりを常に考えることで、記憶に残りやすくなります。

 

・地図や資料集を活用する

地名や位置関係、文化史の仏像や建築様式などは、文字だけでなく地図や写真などのビジュアル情報と一緒にインプTプットすると効率的です。

 

・音読する

教科書や参考書を声に出して読むことで、視覚と聴覚の両方から情報をインプットでき、記憶の定着を助けます。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

参考記事:【歴史総合の勉強法】これで完璧!定期テストも大学受験も怖くない!

アウトプットで知識を定着させる演習法

問題演習は、知識の定着度を確認し、弱点を発見するための重要なプロセスです。

 

・最初は簡単な問題集から始める

いきなり難しい問題に挑戦すると挫折の原因になります。まずは教科書レベルの基本的な問題集を完璧に解けるようにしましょう。

 

・間違えた問題こそ宝物

間違えた問題は、あなたが覚えるべき知識を教えてくれるサインです。解答解説をしっかり読み込み、なぜ間違えたのかを分析し、必ず復習してください。その際、関連する事項も一緒に確認すると知識が深まります。

 

・時間を計って解く

入試本番を意識し、時間を計って問題を解く練習も取り入れましょう。時間配分の感覚を養うことができます。

レベル別・目的別:日本史探求・歴史総合おすすめ参考書と問題集

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

ここでは、数ある教材の中から、大学受験「日本史探求」「歴史総合」対策で評価の高いおすすめの参考書・問題集をレベル別に紹介します。

 

自分に合った一冊を見つける参考にしてください。

 

入門・講義系のおすすめ参考書

共通テスト・中堅私大対策の問題集

MARCH・関関同立レベルの参考書

早慶・難関国公立レベルの参考書と問題集

入門・講義系のおすすめ参考書

歴史の大きな流れを掴み、日本史学習の土台を作るための参考書です。

 

初学者や、日本史が苦手な人に特におすすめです。

一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書

項目内容
発売日2019年〜
対応レベル中学復習レベル〜高校基礎・一般教養(初心者〜共通テストレベル)
特徴・メリット・語りかけるような文体で、日本史を物語のように読める構成・重要な用語や出来事が自然と頭に入るよう工夫されており、暗記に頼らない理解型学習ができる・イメージや感情に訴える説明で、記憶に残りやすい・通勤・通学中やスキマ時間の読み物としても活用可能
向いている人・日本史が苦手で、まずは興味を持ちたい初心者・教科書の説明が堅苦しくて読みづらいと感じる人・受験勉強前に通史をざっくり把握したい人・スキマ時間で日本史を読み物として学びたい人

 

金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本 シリーズ

項目内容
発売日2025年〜
対応レベル高校基礎~共通テスト・中堅私大レベル(標準~やや応用)
特徴・メリット・「なぜそうなったのか」という背景・因果関係を丁寧に解説し、単なる暗記に頼らない理解重視の構成・大きな流れ(タテ)と各分野の関連(ヨコ)を意識して説明しており、通史の流れがつかみやすい・イラスト・図解も多く、視覚的にわかりやすい・章ごとのまとめや要点チェックも充実しており、復習にも使える
向いている人・日本史の通史を一通り理解したい高校生・教科書の内容が難しく感じる人や、日本史が苦手な人・共通テストや私大入試対策として、流れを重視して学習したい人・論述問題に必要な「つながり」や「因果関係」を理解したい人

 

共通テスト・中堅私大対策の問題集

基礎知識を定着させ、共通テストや日東駒専・産近甲龍レベルの入試に対応できる力を養うための問題集です。

『改訂版 大学入学共通テスト 歴史総合、日本史探究の点数が面白いほどとれる本』

項目内容
発売日2024年11月14日
対応レベル高校基礎〜共通テスト満点狙い(標準〜応用)
特徴・メリット

・20年以上愛され続けた定番の共通テスト対策本、改訂版で新課程に対応

・「タテのつながり(時系列)」と「ヨコのひろがり(他分野・世界史との関連)」を視覚的に整理できる年表付き

・史料・図版・写真の読解に強く、共通テスト特有の出題に対応

・歴史総合の視点から近世・近代以降の世界史的背景も補強

・基礎の基礎から丁寧に解説しており、0から100までを目指せる構成

向いている人

・共通テストで高得点(80〜100点)を目指す人

・単なる暗記ではなく、つながりや背景も理解したい人

・資料・史料読解問題に苦手意識がある人・歴史総合と日本史探究をまとめて対策したい人

 

『日本史探究授業の実況中継(実況中継シリーズ)』

項目内容
発売日2023年10月24日(新課程対応版 全4冊)
対応レベル日大レベル〜MARCHレベル
特徴・メリット

・石川晶康先生の人気講義を再現した講義形式の参考書・要点が整理されており、理解しやすく学習のペースがつかみやすい

・新課程に対応し、入試頻出テーマや出題傾向に沿った構成

向いている人

・講義形式でテンポよく学習したい人

・独学でも理解しやすい教材を求める人

・MARCH対策で差がつくポイントを効率よく学びたい人

 

MARCH・関関同立レベルの参考書

標準的な知識に加え、少し踏み込んだ内容や正誤問題への対応力が求められるMARCH・関関同立レベルを目指すための一冊です。

『実力をつける日本史100題』

■『実力をつける日本史100題』

項目内容
発売日2013年3月8日
対応レベル共通テスト〜MARCH・国公立レベル(標準〜やや難)
特徴・メリット

・Z会オリジナル問題で構成された実戦型問題集(時代別75題+テーマ史20題+論述5題)・問題を通じて日本史の流れ、重要事項を体系的に理解できる

・解答編は「解答への過程」を丁寧に解説、参考書代わりに使える

・論述問題には配点・要素ごとのポイントも記載され対策可能

・地図や表など視覚資料も豊富で、理解を助ける工夫がされている

向いている人

・日本史を体系的に整理しながら演習を積みたい人

・標準〜難関私大・国公立志望で記述や論述にも対応したい人

・Z会の実戦的な問題で実力を試したい人

 

『HISTORIA[ヒストリア]日本史探究精選問題集』

■『HISTORIA[ヒストリア]日本史探究精選問題集【改訂版】』

項目内容
発売日2025年6月26日
対応レベル共通テスト〜MARCH・難関大レベル(実戦問題集)
特徴・メリット

・通史の全範囲を100題で網羅できる構成

・良問ベース+オリジナル問題で用語カバー率を強化

・テーマ史・文化史にも対応した幅広い出題内容

・解説は全問ていねいで分厚く、理解を深めやすい

・実戦的な難易度・形式で、入試対応力を高められる

向いている人

・単元ごとに復習しながら実戦力をつけたい人

・MARCH〜早慶レベルを目指しており、入試形式に慣れたい人

・詳しい解説で納得しながら力を伸ばしたい人

 

早慶・難関国公立レベルの参考書と問題集

最難関レベルの大学で求められる、詳細な知識、高度な史料読解力、論述力を鍛えるための教材です。

『東進:共通テスト日本史一問一答【完全版】2nd edition』

項目内容
発売日2024年11月26日(2nd edition・新課程対応版)
対応レベル共通テスト〜MARCH、早慶レベル(一問一答)
特徴・メリット

・圧倒的な情報量で、難関大入試にも対応できる網羅性・重要度ランク(A〜Cなど)でメリハリをつけた暗記が可能

・新課程対応で、最新の入試傾向・用語・テーマに対応済み

向いている人

・MARCH〜早慶志望で、高得点を目指す人

・とにかく用語を徹底的に覚えたい人

・電車やスキマ時間を活用して効率よく学びたい人

 

『日本史標準問題精講』

項目内容
発売日2019年7月11日
対応レベルMARCH〜国公立二次・難関大レベル(標準〜上級)
特徴・メリット

・国公立、難関私大の入試で差がつく90題を厳選収録

・良問を精選し、思考力や論述力も鍛えられる構成

・解答解説だけでなく、「精講」によって類題への対応力も強化

・論述・思考問題が増補され、最新の入試傾向に対応

・問題編と解答編が別冊になっており、使いやすさにも配慮

向いている人

・国公立二次や早慶などの難関校を志望している人

・入試実戦レベルの問題に慣れ、得点力を高めたい人

・単なる解答だけでなく、応用力・思考力も鍛えたい人

 

 

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日本史探求:分野別!頻出テーマの攻略法

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

日本史の学習では、多くの受験生が特定の分野でつまずきがちです。

 

ここでは、文化史や史料問題など、頻出テーマごとの効果的な攻略法を解説します。

 

文化史の効果的な暗記術

史料問題の読解と対策ポイント

テーマ史(外交史・経済史)の学習法

正誤問題で失点しないためのコツ

文化史の効果的な暗記術

文化史は覚えることが多く、後回しにしがちですが、入試では頻出です。

 

効率的に暗記するにはコツがあります。

 

【図説や資料集をフル活用する】

仏像、建築、絵画などは、必ず写真や図で確認しながら覚えましょう。作品名と作者だけでなく、その特徴や時代背景もセットでインプットするのがポイントです。

 

【時代ごとの特徴を掴む】

「国風文化は貴族的で優雅」「鎌倉文化は武士的で力強い」といったように、各時代の文化のキーワードや全体的な雰囲気を掴むと、個別の作品も整理しやすくなります。

 

【自分で簡単な年表や一覧表を作る】

時代ごとに、仏教宗派、文学作品、建築様式などを一覧にまとめると、知識が整理され、忘れにくくなります。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

史料問題の読解と対策ポイント

史料問題は、日本史探求で特に重要度が増す分野です。

 

初見の史料でも焦らないためのポイントを押さえましょう。

 

【出典と注釈を必ず確認する】

史料文を読む前に、出典(誰が書いた、いつの時代の文章か)と注釈(難しい語句の説明)を確認するだけで、内容を推測する大きなヒントになります。

 

【キーワードを探す】
人名、地名、年代、特定の制度名など、教科書で見たことのあるキーワードを見つけることで、その史料がどの時代のどの出来事に関するものかを特定できます。

 

【設問からヒントを得る】

史料の内容が難しい場合でも、設問文にヒントが隠されていることがあります。先に設問に目を通すのも一つの手です。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

テーマ史(外交史・経済史)の学習法

時代を横断して一つのテーマを追う「テーマ史」は、難関大学でよく出題されます。

 

【自分だけのテーマ史ノートを作る】

例えば「日中関係史」というテーマで、古代から現代までの交流や対立の歴史を時系列でノートにまとめてみましょう。通史の知識が横断的につながり、理解が格段に深まります。

【流れを意識する】

土地制度の変遷(班田収授法→荘園公領制→…)や、貨幣経済の発展など、「なぜそのように変化していったのか」という流れを意識することが最も重要です。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

正誤問題で失点しないためのコツ

正誤問題は、正確な知識がなければ正解できません。

 

失点を防ぐためには、日頃の演習が鍵となります。

 

【消去法に頼りすぎない】

正解の選択肢を選ぶだけでなく、不正解の選択肢が「どこが」「なぜ」間違っているのかを説明できるようにする練習をしましょう。これにより、知識の精度が飛躍的に向上します。

 

【主語と述語に注目する】

「誰が何をしたのか」という文章の基本構造に注目しましょう。巧妙に主語が入れ替えられているなど、引っかけのパターンが見えてきます。

 

【時代のズレに注意する】

出来事と時代が合っているか、人物とその活躍した時代が一致しているかなど、時間軸を意識して選択肢を吟味する癖をつけましょう。

日本史探求の勉強法:効率を上げる暗記術とノート術

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

膨大な量の情報を効率的に覚えるためには、少しの工夫が効果を発揮します。

 

ここでは、すぐに実践できる暗記術とノート術を紹介します。

 

一問一答の効果的な使い方

年号・人名・出来事の関連付け記憶法

歴史の流れをつかむノートの作り方

一問一答の効果的な使い方

一問一答は強力な暗記ツールですが、使い方を間違えると単なる作業になってしまいます。

 

活用ポイント説明
即答できない問題にチェック1周目はすべての問題に挑戦し、迷ったり間違えた問題にチェックをつける。2周目以降はその問題だけを重点的に復習する。
流れを意識しながら使う単語単体で覚えるのではなく、歴史の流れや時代背景と結びつけて記憶することで、知識が有機的につながりやすくなる。
声に出して覚える問題と答えを声に出して読むことで五感を使った記憶ができ、記憶の定着が高まる。習慣化すると効果がアップ。

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年号・人名・出来事の関連付け記憶法

単体で覚えようとすると苦痛ですが、関連付けることでスムーズに記憶できます。

 

方法説明
ストーリーで覚える語呂合わせに加えて、出来事の背景や人物の行動などを物語として覚えると記憶に残りやすい。
グループ化して覚える活躍した時代や共通点ごとに人物・出来事をまとめて覚えることで、知識を整理しやすくなる。

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歴史の流れをつかむノートの作り方

自分だけのオリジナルノートを作ることで、理解はさらに深まります。

方法説明
自作の年表を作るノート見開きの左に日本史、右に世界史(中国や朝鮮など)を同時並行で書くことで、時代の関連性や因果が理解しやすくなる
相関図やイラストを描く複雑な内容は関係図や絵で視覚的に整理することで、記憶に残りやすくなる。完璧さより「自分が理解できること」が大事。

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日本史探求の勉強法に関するQ&A

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最後に、受験生からよく寄せられる日本史探求の勉強に関する質問にお答えします。

 

日本史探究はいつから勉強すればいいですか?

日本史が1番難しい大学はどこですか?

大学受験で日本史と世界史どっちが難しいですか?

大学受験勉強はいつから始めるべきか?

独学で難関大学は目指せるか?

定期テストや模試の直前対策は?

日本史探求はいつから勉強すればいいですか?

A: 理想は高校2年生の冬から始めることですが、高校3年生の春や夏からでも十分に間に合います。

 

大切なのは「いつ始めるか」よりも、「始めてからいかに質の高い勉強を継続できるか」です。

 

通史をまずは1周し、基礎固めをしっかり行うことが何よりも重要です。

 

早めにスタートを切って、計画的に学習を進めましょう。

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日本史が一番難しい大学はどこですか?

A:一概に「ここが一番難しい」とは言えませんが、一般的には東京大学、京都大学、一橋大学などの国立大学、そして私立大学では早稲田大学、慶應義塾大学が、日本史において非常に高いレベルの知識と論述力、史料読解力を要求します。

 

これらの大学では、教科書に載っていないような深い知識や、多角的な視点からの論述、初見の史料を正確に読み解く力が問われます。

 

志望校の過去問を解き、出題傾向を早期に把握することが対策の第一歩です。

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大学受験で日本史と世界史、どっちが難しいですか?

A:どちらが難しいかは、個人の興味や学習スタイルによって大きく異なります。

 

・日本史:範囲は限定的ですが、その分、出来事の背景や因果関係、年号や人名、文化史の細部に至るまで、より深い知識と正確な暗記が求められます。

・世界史:範囲は広大ですが、比較的浅く広く問われる傾向があります。しかし、国や地域、時代の異なる出来事を横断的に捉え、グローバルな視点で理解する力が必要です。

 

結局のところ、あなたが「面白い」と感じ、学習を続けられそうな方を選ぶのが一番です。

 

興味を持って取り組める科目であれば、モチベーションを維持しやすく、結果的に得意科目になる可能性が高まります。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

参考記事:社会の選択は日本史で決まり!大学受験│日本史の勉強はいつから始めるべき?

大学受験勉強はいつから始めるべきか?

A:高校2年生の冬から始めるのが理想ですが、高校3年生の春や夏からでも決して遅くはありません。

 

大切なのは「いつ始めるか」よりも「始めてからいかに質の高い勉強を継続できるか」です。

 

この記事で紹介したような効率的な学習計画を立て、一日でも早くスタートを切りましょう。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

独学で難関大学は目指せるか?

A:可能です。ただし、強い意志と正しい学習法が不可欠です。

 

独学のメリットは自分のペースで進められることですが、一方で学習計画が甘くなったり、自分の実力を客観的に把握しにくかったりするデメリットもあります。

 

信頼できる参考書をやり込み、定期的に模試を受けて自分の立ち位置を確認することが成功の鍵です。

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

定期テストや模試の直前対策は?

A:直前期は、新しいことに手を出さず、これまでやってきたことの復習に徹するのが基本です。

 

【定期テスト】

試験範囲が限定されているため、教科書や授業ノート、学校で配布されたプリントを徹底的に読み込み、問題集の該当範囲を繰り返し解くのが最も効果的です。

 

【模試】

これまで使ってきた参考書や一問一答を総復習し、知識の穴がないか確認しましょう。特に、間違えた問題を集めたノートを見直すと、効率的に弱点を補強できます。

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まとめ:日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

今回の記事、「日本史探求の最強勉強法!歴史総合もこれで完璧【おすすめ参考書8選】」は参考になりましたでしょうか?

まとめ:日本史探求の勉強法!歴史総合のおすすめ参考書も紹介

まとめ

今回は、大学受験に向けた「日本史探求」の勉強法について、網羅的に解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

 

・日本史探求は、単なる暗記ではなく「なぜ?」を考える思考力が問われる科目。

・学習の王道は「理解→暗記→演習」のサイクルを回すこと。

・年間計画を立て、時期ごとにやるべきことを明確にする。

・自分のレベルに合った参考書・問題集を選び、徹底的にやり込む。

・文化史や史料問題などの頻出分野は、早めに対策を始める。

 

「日本史探求」は、正しく対策すれば、必ずあなたの強力な武器になります。

この記事を参考に、まずは自分に合った講義系の参考書を1冊手に取って、今日から第一歩を踏み出してみませんか?

あなたの努力が、第一志望合格という最高の結果につながることを心から応援しています。

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