現代文の読解力を上げる勉強法!簡単に読解力アップ
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記事の終わりに、成績がアップする国語の勉強法を紹介しています。参考にしてください。
今回のお悩みはこちら。
現代文の読解力を上げる具体的な勉強法について知りたい人
現代文の読解力を上げる勉強法の紹介です。
今回紹介する「現代文の読解力を上げる勉強法!簡単に読解力アップ」を読めば、現代文の読解力を上げる勉強法がわかります。
なぜなら、読解力を上げる勉強法として、実践している内容だからです。
この記事では、読解力を上げる勉強法を具体的に紹介。
記事を読み終わると、現代文の読解力を上げる勉強法がわかります。
現代文の読解力を上げる勉強法
語彙力を上げる現代文の勉強法
論理力を上げる現代文の勉強法
Contents
現代文の読解力を上げる勉強法!簡単に読解力アップ
現代文の読解力を上げる勉強法!簡単に読解力アップについてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
現代文に必要な読解力とは
現代文に必要な語彙力とは
現代文に必要な論理力とは
国語の成績を上げる要素
国語の成績を上げる要素を国語力と呼ぶことがあります。
「国語力」とは「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」「国語の知識」「教養・価値観・感性等」で構成される、日本語を運用する総合的な力を意味します。
国語力の中には、漢字や慣用句の「語彙力」、情緒に関する表現を理解したり使ったりする力、論理力、読解力、設問に適切に答える解答力なども含まれます。
国語の成績を上げるためには、さまざまな能力が必要なのがわかりますが、読解力を上げるためにはすべての能力が必要というわけではありません。
今回は、特に大切な「読解力」「語彙力」「論理力」について、説明いたします。
現代文に必要な読解力とは
現代文における読解力の意味について説明。
読解力とは、文部科学省のホームページに以下のように書かれています。
自らの目標を達成し,自らの知識と可能性を発達させ,効果的に社会に参加するために,書かれたテキストを理解し,利用し,熟考する能力。
義務教育修了段階にある生徒が,文章のような「連続型テキスト」及び図表のような「非連続型テキスト」を幅広く読み,これらを広く学校内外の様々な状況に関連付けて,組み立て,展開し,意味を理解することをどの程度行えるかをみる。
わかりやすく言うと、読解力とは、「文章を読んでその内容を理解し、解釈する力」のこと。
つまり、大学入試の現代文においては、読解力を上げることで、テストで点数が稼げるのです。
現代文に必要な語彙力とは
現代文の成績を伸ばしていくためには、語彙力の強化が必要不可欠。
理由は、語彙の勉強すると、語彙量に比例して現代文の成績がアップするからです。
語彙力の強化こそが、現代文の成績を伸ばすと言っても過言ではありません。
語彙力とは辞書によると、「その人がもっている単語の知識と、それを使いこなす能力」。
つまり、語彙力を上げるには、「知っている言葉の数」「使いこなせる言葉の数」を増やすのが必須。
理由は、知っている意味の言葉が多ければ、文章の意味はしっかりと理解できるからです。
語彙力を増やすことは、現代文の成績を上げるためには避けては通れないのです。
現代文に必要な論理力とは
論理力とは、辞書によると、「議論・思考・推理などを進めて行く筋道。思考の法則・形式、論証の仕方」と書かれています。
現代文の問題を論理的に読めて、各問題形式に応じた解法パターンを理解して、記述問題・論述問題を書けるようにすれば、現代文の成績は上がるでしょう。
現代文の成績を上げるためには、論理力をさらに分解して、論理的思考力、論理的読解力、論理的記述力、論理的解答力が必要です。
読解力を上げるために必要な要素について説明しました。
現代文の読解力を上げる勉強法
現代文の読解力を上げる勉強法についてまとめてみました。
以下の項目について説明しています。
読解力を上げる方法:教科書の音読
読解力を上げる方法:文章の要約
読解力を上げる方法:文章を書く練習
読解力を上げる方法:教科書の音読
国語の教科書の音読は、読解力を上げるために効果があります。
なぜなら、教科書の音読は、すべての教科の勉強の基礎だからです。
学校の授業でやっている内容を、繰り返して音読すると授業とは違った発見があるかもしれません。
繰り返し音読して、文章の内容理解に努めてください。
日々の努力が読解力を上げるのです。
メリハリをつける工夫をしながら音読すると、楽しく、ためになる音読ができるでしょう。
句読点読み | 句点読み(。読み)」は、句点(。)までの一文を一人が読む音読の方法です。 |
高速読み | 高速読みは、読むスピードをつけるために、できるだけ速く読む音読方法です。 |
読解力を上げる方法:文章の要約
読解力とは、わかりやすく言えば「要するにその文章で何が言いたいのか」を読み取る力です。
文書を読み取る力とは、文章はいくつかの段落からなり、段落はいくつかの文からなり、文は主語と述語からなります。
つまり、「主語と述語を正しく読みとること」が読解力の基礎となるのです。
そのためには、文章を要約する練習が読解力を上げるのに役立ちます。
理由は、筆者の言いたいことを読みとるためには、不要な部分を削って、重要な部分だけを読み取り、まとめる必要があるからです。
文章の要約を練習することで、読解力の基礎が身につくでしょう。
読解力を上げる方法:読書
先ほど説明した教科書の音読と似ていますが、読解力を上げるためには、読書は不可欠。
なぜなら、本には、日常生活で使われるフレーズや、言い回しなどがたくさん載っているからです。
そのためには、さまざまなジャンルの本選んで、読書を習慣づけることが大切。
本を読んでいて、知らないフレーズや使ってみたい言い回しに遭遇したときは、メモして実際に使ってみてください。
読書が苦手な人も読解力を上げるために、読書にチャレンジすると良いでしょう。
1日、1ページからでも良いので、読書を毎日続けると読解力が高まります。
語彙力を上げる現代文の勉強法
語彙力を上げる勉強法についてまとめてみました。
以下の項目について説明しています。
語彙力を上げる勉強法:漢字
語彙力を上げる勉強法:参考書の活用
語彙力を上げる勉強法:知らない言葉は調べる
語彙力を上げるためには、知らない言葉、読めない漢字を調べる習慣を身につけてください。
なぜなら、知らない言葉を調べることで、記憶として定着して、語彙数が増えるからです。
具体的には、調べたら、メモしたり、言葉と意味をセットで覚えるために、語彙専用のノートを作ってください。
言葉は、覚えてから使えるようになると、語彙数がアップしたと言えます。
知らない言葉に遭遇したならば、すぐに調べて、メモする習慣をつければ、自然に語彙数が増えるはずです。
語彙力を上げる勉強法:漢字
漢字を書いて覚えると語彙数が増えます。
書いて覚える行為は、触感と視覚を使って漢字を覚えます。
書いて、見る行為は、漢字を効率良く覚えられるのです。
なぜなら、漢字を書くことで、手と目で内容が整理されて、覚えやすさが増すからです。
漢字は繰り返して覚えるのが基本ですが、何度も書いていると、手が感覚的に覚えて、漢字が記憶として定着されやすくなります。
書いて覚える場合のポイントは、丁寧に集中しながら、覚えようとする意識を持って、取り組むことです。
語彙力を上げる勉強法:参考書の活用
語彙力を上げるために、大学受験用の参考書を活用するのがおすすめです。
なぜなら、参考書は入試問題を分析して頻出の語句が掲載されていたり、覚えやすい工夫がされているからです。
例えば「読解を深める現代文単語」「入試現代文頻出語700」。
評論や小説に登場する難しい言葉を、対義語や関連語を含めて解説しているため、大学受験レベルの語彙力が身に付きます。
語彙力を上げる勉強法の第一歩として受験参考書を使ってみてください。
論理力を上げる現代文の勉強法
論理力を上げる勉強法についてまとめてみました。
論理力とは、論理的思考力をベースにして、論理的に読み、書き、話す能力のこと。
以下のポイントを理解して、論理力を高めてください。
論理力を上げる:帰納型
論理力を上げる:文章を書く練習
論理力を上げる:演繹型
論理的な文章には型があり、それは主に、「演繹型」か「帰納型」に分けられます。
演繹型とは、「主張-根拠」、最初に主張を述べて、その後、説明・具体例などの根拠を述べる話の進め方です。
評論文では最後に結論を書くので、「主張-根拠-主張」という変形演繹型になります。
演繹法は、「複数の事実を足し合わせて結論を出す」考え方です。
演繹法の前提となる物事や事例は、一般論やルールから用いられる傾向にあります。
複数の物事や事例を足し合わせ(関連付け)、結論を導く考え方が演繹法です。
論理力を上げる:帰納型
帰納型とは、「根拠-主張」、最初に出来事・事例などの根拠を述べて最後に主張を述べる話の進め方。
帰納法は、「複数の物事や事例をならべ、これらの事象に共通する情報・ルールを抽出し、共通項を統合して結論を得る」という考え方。
複数の出来事や事例から共通点を見つけ、これらを統合して結論を導くのが帰納法。
演繹法と帰納法の形をベースに文章を書くと、論理的な文章はわかりやすく、説得力がある文章が帰るようになります。
論理力を上げる:文章を書く練習
論理力を上げるたまには、論理的な文章を書く練習が必要。
なぜなら、論理力を上げるためには、近道はなく、地道な努力が必要だからです。
論理的な文章は、演繹型か帰納型のどちらかの型を用いて書いてください。
文章を書くのが苦手な人も、型にあてはめて文章を書くことで、自分の主張を不特定多数の人に理解してもらえます。
普段から、論理的な文章を書く練習して、論理力を高めてください。
まとめ:現代文の読解力を上げる勉強法!簡単に読解力アップ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、「現代文の読解力を上げる勉強法!簡単に読解力アップ」は参考になりましたでしょうか?
現代文の読解力を上げる勉強法・・・読書
語彙力を上げる現代文の勉強法・・・漢字の勉強
論理力を上げる現代文の勉強法・・・文章の形を覚える
現代文の偏差値を上げるために塾に通う
もし、現在の偏差値が志望している大学の偏差値に届いていない場合、もしくは、現代文が偏差値の足を引っ張っている場合は、塾に通うことを検討すると良いでしょう。
理由は、塾が持っている指導ノウハウを活用することで、効率的に現代文の偏差値を上げるためです。
具体的には、現代文の苦手な部分を重点的に指導してもらえる個別指導塾、オンライン塾、オンライン家庭教師に通うことで、より効率的な受験対策ができるはず。
塾に通うメリットは、なんといっても、現代文を勉強する習慣。
現代文の勉強の基本は、継続的に勉強しなければ、学力は定着しません。
勉強時間を確保できる塾、家庭での自学自習を指導してくれる学習管理型塾は、現代文学習のサポートに効果を発揮するでしょう。
自学自習の学習内容を管理してもらえると、現代文の学習が習慣になり、現代文の苦手が解消できるはず。
大学を目指す受験生が塾を検討する場合、塾に通う目的とそれに合ったレベルの塾を選ぶことがとても大切。
いずれにしても、塾を利用することは、効率よく現代文の偏差値を上げられるでしょう。
学習管理型の塾に通って勉強のやる気アップ
学習塾の指導形式で大きく分けると、「集団指導」、「個別指導」、「家庭教師」、「オンライン指導」そして、「学習管理型の塾」に分けられます。
最近注目されている学習管理型の塾とは、一般的に科目の指導はしていません。
具体的には、生徒の志望大学に合格するための学習計画を作成して、学習の進捗管理がメインとなります。
学習計画には、年間、月間、週間、毎日のやるべきことが細かく指示され、計画通りに学習を進めていくと志望大学に合格できる仕組み。
毎日の学習は、指示された市販の参考書を使い、自学自習というスタイルで受験勉強に取り組みます。
受験勉強では、自分の志望校に合わせた対策が必要であり、そのためには自らが率先して学ぶ、自学自習のスタイルがとても大切。
実は、受験生の勉強時間を見てみると、自分で理解したり、自分で問題を解いたりする自学自習の時間が最も長いのです。
学習管理型の塾では、自学自習の仕方、勉強時間の効率的な使い方、取り組むべき参考書を決めてくれるため、学習計画に沿って勉強が進められるようになるでしょう。
学習管理型の塾 | 通常の塾 | |
勉強計画策 | ○ | △ |
学習の進捗管理 | ○ | △ |
質問対応 | ○ | △ |
実力測定テスト | ○ | ○ |
科目ごとの授業 | △ | ○ |
以上、大学合格を目指して、学習管理型の塾を検討してみるのも、おすすめです。