偏差値45、55、65とは

大学受験の偏差値

偏差値の上げ方

偏差値45、55、65ってどのくらい？偏差値を上げる勉強法はこれだ！

偏差値45、55、65どのくらい？

偏差値とは

偏差値の計算方法

偏差値の注意点

参考記事：古文の勉強法を聞いてみました！早稲田大学の講師に聞いて徹底解説！

偏差値とは

簡単にいうと偏差値とは、その試験を受けた人の全体の中で、自分がどのくらいの位置にいるかを表しているのが偏差値。

もう少しわかりやすく言うと平均点を取ると偏差値は50となり、試験の点数が平均点より高くなるほど偏差値は55、60、65…と高くなり、一方で試験の点数が平均点より低くなると、偏差値は45、40、35…と低くなります。

しかし、偏差値は同じ100点満点のテストで、平均点が低ければ60点で偏差値60になることもありますし、平均点が高ければ80点で偏差値45になることもあります。

このように見かけの点数に左右されることなく、あくまで平均点との差異で表示されるのが偏差値となります。

偏差値は、一般的なテストでは通常25-75の範囲で表示されますので、100点を取ったとしても偏差値は75ということになります。

偏差値を知ると何ができるかというと、

というようなことが挙げられます。

偏差値は大学受験生にとっては必要となりますので、しっかりと理解してください。

参考記事：【大学受験】英語の偏差値の上げ方！誰にでもできる具体例を紹介！

偏差値の計算方法

偏差値の計算方法を覚える必要はありませんが、偏差値を知る上でどういう計算式なのかを、簡単に説明しておきます。

偏差値は、下記の計算方法で算出されます。

偏差値＝（点数−平均点）÷標準偏差×10＋50

※標準偏差とは、数値のバラツキを表すもので、【（得点−平均点）の2乗の総和）÷人数】の平方根で計算されます。

計算式を知って偏差値算出の条件を確認してください。

参考記事：偏差値45から日東駒専を目指す生徒へ勉強時間のアドバイス

偏差値の注意点

偏差値には注意点があります。

偏差値は「そのテストを受けた母集団」によって変わるのです。

学校の実力テストの偏差値はその学校内での生徒の点数のみから算出されることが多いので、全国偏差値などと比べると偏差値が変わってくる可能性があります。

偏差値は、「平均点との差」と「得点のばらつき」の両方を踏まえたうえで、自分がどの程度の位置にいるのかを表した数値ですが、テストを受けた人数が少ない場合は、利用する価値が低くなりますので、できる限り母集団の多い模擬試験の偏差値を参考にすると良いでしょう。

大学受験は全国の受験生がライバルですから、多くの受験生が参加する模擬テストの偏差値を参考にすると良い。

受験生は定期的に模擬テストを受けて、自分がどのくらいの位置にいるのか知っておきましょう。

偏差値を50に上げるためには、毎日の勉強時間をしっかり確保することが大切です。

特に集中して取り組む時間を1～2時間設け、週末には復習や模擬試験を含めて3～4時間のまとまった勉強時間をとると効果的です。

無理のないペースで毎日継続できる時間を見つけることが、成績アップの第一歩となります。

勉強の計画を作成する

偏差値を上げるには、しっかりとした計画を立てることが必要です。

目標までに残された時間を把握し、毎週・毎月の目標を設定しましょう。

例えば、苦手科目に重点を置いたり、定期テストや模擬試験の日程に合わせて学習量を調整することで、効率的に偏差値を上げることができます。

計画に従い、勉強を進めることで、無駄なく成績を伸ばせます。

基礎を固める：重要な単元の復習と理解

偏差値を上げるためには、基礎をしっかり固めることが大切です。

特に、理解不足や苦手な単元に重点を置き、丁寧に復習しましょう。

基本的な公式や原理、重要な問題を何度も解き、まずは基本を完璧にすることで、難しい問題もスムーズに解けるようになります。

基礎がしっかりしていると、応用問題にも自信を持って取り組めるようになります。

毎日の学習習慣を身につける：少しずつでも続けることが鍵

偏差値を上げるためには、毎日少しずつ勉強する習慣を身につけることが重要です。

短時間でも毎日続けることで、記憶が定着しやすくなり、学習リズムも安定します。

例えば、寝る前にその日の勉強を振り返る時間を設けると、復習の効果が高まります。

無理なく続けられる習慣を作ることが、偏差値アップにつながります。

インプットとアウトプットを中心とした勉強

インプット（知識を吸収する）とアウトプット（知識を使って問題を解く）のバランスを意識して勉強することが大切です。

知識を学ぶだけでなく、実際に問題を解くことで理解を深めましょう。

特に苦手な部分は多めにアウトプットの時間を取り、何度も練習することで確実に得点できるようになります。

バランスよく学ぶことで、効率的に偏差値を上げられます。

定期的な模擬試験で現状をチェックする

定期的に模擬試験を受け、現状の学力をチェックしましょう。

模試を受けることで、苦手分野や理解不足な部分が明確になり、次に取り組むべき内容がわかります。

また、模試の結果を見て勉強計画を修正することで、効率的に目標に近づけます。

参考記事：日東駒専合格者が選んだ塾・予備校とは？おすすめ20選！実績豊富な塾・予備校

偏差値60に上げる勉強法

続いて、偏差値60に上げる勉強法を紹介します。

偏差値を60にする勉強時間の目安

偏差値を60に引き上げるためには、1日2～3時間の勉強時間を確保することが理想的です。

平日は学校の復習や宿題を合わせて1～2時間、週末には3～4時間と少しまとまった時間を取ると、より効果的に学習できます。

重要なのは、ただ長く勉強するのではなく、集中力を維持して質の高い勉強をすることです。

例えば、1時間ごとに短い休憩を挟み、内容を振り返りながら進めると良いでしょう。

計画を立て、習慣化することで学力が安定し、着実に偏差値アップを目指せます。

難易度別に学習計画を立てる：優先順位をつけて効率的に進める

偏差値60を目指すためには、学習の効率化が重要です。

まず、問題を難易度別に分け、基礎問題から順に応用問題へと進む計画を立てましょう。

例えば、基礎が不安な単元がある場合は、1週間で基礎を重点的に復習し、次の週で応用問題に挑戦するというように、段階を踏んで学ぶと効果的です。

重要度が高い単元や苦手分野に多くの時間を割き、得意分野は短時間の復習で済ませることで、全体的な学力をバランスよく上げることができます。

応用問題に取り組む：基礎を応用に結びつける力を養う

偏差値60を目指すには、基礎知識を応用する力が求められます。

基礎問題をしっかり理解した後、応用問題に挑戦してみましょう。

例えば、数学の公式をただ覚えるだけでなく、異なるパターンの問題に応用して解けるかを確認します。

理科や社会でも、基礎知識を使って論述問題を解く練習をすると、考える力が身につきます。

難しいと感じるかもしれませんが、応用問題に取り組むことで得点力が一気に上がります。

間違えた問題を徹底分析：原因を探り、同じミスを防ぐ

間違えた問題をただ直すだけでなく、「なぜ間違えたか」を分析することが、偏差値60への近道です。

例えば、計算ミスが多い場合は計算過程を確認し、知識不足によるミスなら関連する内容を再度学習します。

間違えた問題をノートにまとめておくことで、同じような問題が出たときにスムーズに対処できるようになります。

原因をしっかり突き止めることで、同じミスを繰り返さず、確実な力を身につけましょう。

時間を意識して勉強する：スピードと正確さを同時に鍛える

偏差値60を目指すには、時間内に問題を正確に解く力が必要です。

例えば、模擬試験や過去問を使って時間を計り、スピードと正確さを同時に鍛える練習をしましょう。

初めは時間を気にせず正確に解くことに集中し、その後で徐々に時間を縮めていくと、バランス良く学力が上がります。

また、時間をかけすぎる問題は見直し、効率的な解答方法を探ることで、試験本番でも焦らずに対応できるようになります。

毎週の目標を設定して進捗確認：短期目標でやる気を保つ

偏差値60を目指すためには、毎週の目標を設定し、小さな達成感を積み重ねることが大切です。

例えば、「今週は英語の単語100語を覚える」「数学の苦手な単元を完璧にする」など、具体的な目標を立てましょう。

そして、週末に進捗を確認することで、自分の成長が実感でき、次の週の学習意欲も高まります。

目標を達成するたびに自信がつき、少しずつ偏差値60に近づけます。

参考記事：MARCHも夢じゃない！私立文系におすすめ予備校・塾ベスト24！確実にレベルアップできる塾

偏差値70に上げる勉強法

偏差値70を目指すためには、高いモチベーションと努力が必要。

以下に、具体的な勉強法をいくつか紹介します。

大学受験の偏差値とは

大学受験の偏差値についてまとめてみました。

以下のポイントについて説明しています。

模擬試験の偏差値とは

全国模試は、その名のとおり全国規模で行われる模試試験のことです。

大手の予備校が主催する模試が思い浮かびます。

受験人数が多いと、大学受験を控える、受験生全体の中での正確な現在の偏差値を把握できます。

しかし、全国の学生が大手予備校の模試を必ず受けるわけではありません。

特に春に行われる模試は、浪人生は積極的に受けますが、新高3年生は受けない人も多いからです。

また、予備校の一般的な模擬試験は各大学入試制度に沿った内容ではなく、一般的な問題が作られています。

大学・学部別模試とは、大学や学部ごとの特色や入試内容に合わせて作成された模試のことで、一般的に志望者のみが受けています。

そのため、全国模試が、現在の大学受験生全員の中での偏差値を把握できるのに対し、大学・学部別模試では志望者の中における偏差値を把握できるのです。

大学・学部別模試は、実際にその志望大学を受けようとしている受験生が受けるものなので、大学入試とほとんど同じ状況であり、算出される偏差値は志望大学への合格率に直結するのが特徴です

すべての大学に対して模試があるわけではなく、主に難関大学に対して用意されています。

参考記事：高校卒業後の進路が決まらない？今からできる進路選びのコツを解説

偏差値と合格率

大手予備校が入試難易度を偏差値ランキングで発表しています。

この偏差値は、合否の可能性が50％に分かれるラインを意味します。

大手予備校が全国規模で行う模試の結果と、前年度の入試結果を照らし合わせて算出されています。

ボーダーラインが予備校によって異なるのはこれが理由です。

例えば、偏差値60と公表されている場合は、「偏差値60以上の受験生の50％が合格する」ことを表しており、その偏差値に達していれば必ず合格するという意味ではありません。

あくまで合格の目安として捉えてください。

また、各予備校で大学の偏差値が異なっている場合がありますが、これは各予備校でのデータを元に算出しているためです。

したがって、大学の偏差値を参考にするには、自分の受けた模擬試験の予備校が公表している大学の偏差値を参考にするのが良いでしょう。

参考記事：勉強のやる気が出ない！やる気を上げる方法とは？これで受験を突破！

偏差値の分布図

偏差値の分布図を表にしてみました。

偏差値75であれば上位0.62％に位置していて、偏差値50であれば上位50％に位置していることになります。

偏差値45、55、65の位置も確認できます。

大学受験の偏差値の上げ方

偏差値の上げ方の具体的な方法についてまとめてみました。

以下のポイントについて説明しています。

偏差値の上げ方：得意科目・苦手科目を把握する

模擬試験の成績表の偏差値を確認すると、自分の得意な科目や苦手な科目を把握できます。

得意科目・苦手科目を確認することで今後の学習方針が決まりるでしょう。

得意な教科に関しては、「長所伸展法」という学習法があります。

簡単に言うと，その人の得意な科目やよく理解できている教科をとことん伸ばしていく方法です。

長所を伸ばしていけば，短所が補えるということです。

一方で苦手教科の克服は、受験生にとっては最需要課題となります。

多くの受験生が苦手科目があるというのが現実で、戦略的に苦手科目を対策することが志望大学合格への近道となります。

苦手科目の何が苦手なのかをしっかり分析して、苦手科目と正面から向き合い、苦手科目の克服に頑張りましょう。

苦手科目を克服することで偏差値は上がります。

参考記事：【必見】オンライン家庭教師｜大学受験におすすめ40選！入会金・月謝を徹底比較

偏差値の上げ方

偏差値の上げ方のポイントです。

わかりやすく表にまとめてみました。

上記の表を頭に入れて、コツコツやると偏差値は上がるはずです。

勉強の量と勉強の質の確保

偏差値を上げるためには地道な勉強が必要ですが、受験までの時間は限られていますので、勉強に集中できる時間と環境を確保することが大切です。

理由は、集中して勉強する習慣がついていなかったり、勉強環境が整っていなかったりすると、効率的な勉強ができず、偏差値が思うように上がりません。

しかも成果が出ないと、モチベーションも下がってしまいうからです。

勉強の量と質が確保できない受験生には、管理型の学習塾に通うことで学習の管理を徹底的にサポートしてもらうといいでしょう。

偏差値を上げるためには、勉強の量と勉強の質を確保して誰よりも勉強することが大事なのです。

偏差値を上げたい受験生は、積極的に日々の勉強に励んでください。

参考記事：現論会のリアルな口コミ・評判・料金を調査｜難関大学の合格実績は？

まとめ：偏差値45、55、65ってどのくらい？偏差値を上げる勉強法はこれだ！

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

今回の記事、偏差値45、55、65ってどのくらい？偏差値を上げる勉強法はこれだ！は参考になりましたでしょうか？

まとめ：偏差値45、55、65ってどのくらい？偏差値を上げる勉強法はこれだ！