【2025年】MARCH日本史おすすめ参考書25選!基礎から合格まで完全網羅
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本記事の監修者:逆転コーチング
この記事は、多くの受験生を「逆転合格」へと導いてきたオンライン学習塾「逆転コーチング」が監修しています。「勉強が苦手で、何から手をつけていいか分からない…」と悩むあなたを、一人ひとりに合わせた丁寧なコーチングでサポートし、苦手克服と成績アップを実現しているプロフェッショナル集団です。この記事を通じて、「逆転コーチング」に興味を持たれた方や、個別の学習相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
新課程の「歴史総合」や「日本史探究」の学習、順調に進んでいますか?
MARCH合格を目指す皆さんにとって、日本史の対策は避けて通れません。
しかし、「新課程でどんな参考書を選べばいいか分からない」「歴史総合と日本史探究の繋がりが掴めない」「効率的な勉強法が知りたい」といった悩みを抱えているかもしれません。
この記事では、MARCH対策としておすすめ日本史の参考書25選と、基礎から実践まで網羅した最強の学習ルートを、具体的な活用法と共にご紹介します。
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Contents
- 1 はじめに:【2025年】新課程:MARCH日本史対策、何から始める?
- 2 【2025年新課程の参考書】MARCH日本史の変更点と対策のポイント
- 3 【レベル別】MARCH日本史合格への最強参考書ルート
- 4 【厳選25冊】MARCH日本史おすすめ参考書を徹底解説
- 4.1 『詳説日本史探究』(山川出版社)
- 4.2 『マンガで教養 やさしい日本史(新版)』
- 4.3 『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』
- 4.4 『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズ
- 4.5 『金谷の歴史総合「なぜ」と「流れ」がわかる本』
- 4.6 『日本史探究授業の実況中継(実況中継シリーズ)』
- 4.7 『日本史探究 詳説日本史ノート』(山川出版社)
- 4.8 『詳説日本史図録(山川出版)』
- 4.9 『山川一問一答 日本史探究』
- 4.10 『日本史用語集(山川出版)』
- 4.11 『東進:共通テスト日本史一問一答【完全版】2nd edition』
- 4.12 『元祖 日本史の年代暗記法(大学JUKEN新書)』
- 4.13 『時代と流れで覚える!日本史用語 』
- 4.14 『実力をつける日本史100題』
- 4.15 『日本史標準問題精講』
- 4.16 『大学入試 全レベル問題集 日本史(日本史探究)1 基礎レベル』
- 4.17 『HISTORIA[ヒストリア]日本史探究精選問題集』
- 4.18 『共通テストはこれだけ!日本史 講義編1 古代・中世・近世』
- 4.19 『大学入学共通テスト 歴史総合、日本史探究の点数が面白いほどとれる本』
- 4.20 『きめる!共通テスト 歴史総合+日本史探究』
- 4.21 『大学入学共通テスト過去問レビュー 歴史総合・日本史探究』
- 4.22 『実戦攻略 歴史総合,日本史探究 大学入学共通テスト問題集』
- 4.23 『スタートアップ日本史論述問題集-日本史探究のために』
- 4.24 『段階式 日本史論述のトレーニング』
- 4.25 『日本史史料一問一答【完全版】2nd edition 』
- 5 MARCH日本史の勉強法:基礎から合格点を取る戦略
- 6 MARCH合格者が実践した日本史参考書ルートと新課程対策
- 7 よくある質問(FAQ):MARCH日本史参考書
- 8 まとめ:【2025年】MARCH日本史おすすめ参考書25選!基礎から合格まで完全網羅
はじめに:【2025年】新課程:MARCH日本史対策、何から始める?
新課程の「歴史総合」や「日本史探究」を学び、「大学入試でどう活かせばいいのか」「MARCHレベルの応用問題にどう対応すればいいのか」と悩んでいませんか?
このセクションでは、新課程を履修している皆さんが直面する日本史対策の具体的な課題と、この記事がそれらの疑問や不安をどう解消していくのかを明確にお伝えします。
この記事で解決できること:新課程対応の日本史参考書ルート
MARCH日本史対策の現状と受験生の悩み
皆さんがすでに学習している新課程の「歴史総合」と「日本史探究」は、従来の日本史Bとは異なり、歴史の因果関係や多角的な視点、そして思考力や表現力が重視されています。
しかし、この新しい学びが「MARCHの入試で具体的にどう問われるのか」「どんな参考書を使えば、この新しい傾向に対応できるのか」という具体的な不安を感じているかもしれません。
特に、教科書や授業だけではカバーしきれない応用問題への対応や、論述・史料問題への対策について、「どこから手をつければいいのかわからない」という共通の悩みを抱えているのではないでしょうか。
この記事で解決できること:新課程対応の日本史参考書ルート
この記事は、皆さんが抱える新課程日本史対策の具体的な悩みを解消し、MARCH合格への確実な道筋を示すことを目的としています。
皆さんがすでに学んでいる「歴史総合」と「日本史探究」の知識を最大限に活かし、MARCH合格に直結する新課程完全対応のおすすめ参考書25選を厳選し、それぞれの特徴や効果的な使い方を詳細に解説します。
たとえば、「歴史総合の知識を個別試験でどう応用するか」や、「日本史探究で深めた思考力を論述問題でどう表現するか」といった具体的な疑問にも答えます。
この記事を通じて、皆さんの「適切な参考書選び」と「効率的な学習計画」をサポートし、自信を持って受験に臨めるようになります。
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【2025年新課程の参考書】MARCH日本史の変更点と対策のポイント
皆さんが現在学習している新課程は、MARCHの日本史入試に直接的な影響を与えます。
特に「歴史総合」と「日本史探究」という科目構成は、共通テストだけでなく、各大学の個別試験の出題傾向にも変化をもたらしています。
このセクションでは、新課程の具体的な特徴と、それに対応するための参考書選びの基準について、より実践的な視点から解説していきます。
新課程日本史対策で押さえるべき参考書選びの基準
大学入学共通テスト「歴史総合」と「日本史探究」の影響とMARCH個別試験の傾向
皆さんがすでに学んでいる「歴史総合」は、日本史と世界史を融合した科目であり、多角的な視点から歴史を捉え、現代社会との繋がりを考察する力が問われます。
これは共通テストで重要になるだけでなく、MARCHの試験においても、歴史的背景や事象の因果関係を問う問題として現れる可能性があります。
「日本史探究」は、皆さんがより深く日本史を学ぶ科目であり、史料読解、資料分析、論述といった思考力・判断力・表現力が従来の日本史B以上に重視されます。
MARCHの試験では、この「日本史探究」の深掘りされた内容が直接問われるため、単なる用語暗記では対応できないような、より深い理解と応用力が求められるでしょう。
新課程日本史対策で押さえるべき参考書選びの基準
新課程を履修している皆さんがMARCH日本史対策の参考書を選ぶ際は、いくつかの重要な基準があります。
まず、「歴史総合」と「日本史探究」の学習内容を効果的に橋渡しできる参考書を選びましょう。
具体的には、歴史の流れや因果関係を重視した解説がされているものがおすすめです。
次に、MARCHレベルで頻出する史料問題や論述問題への対策ができるかどうかも重要です。
実践的な演習問題が豊富に収録されており、解説が丁寧で思考プロセスを学べる参考書を選びましょう。
たとえば、単語だけでなく、その用語が持つ歴史的な意味合いや、他の出来事との関連性まで解説されている参考書は、新課程で求められる深い理解を助けてくれます。
【レベル別】MARCH日本史合格への最強参考書ルート
新課程を履修している皆さんがMARCH日本史で合格点を取るためには、すでに持っている基礎知識を土台に、より効率的な学習ルートで実力を伸ばしていくことが不可欠です。
このセクションでは、皆さんの現状の学習レベルを考慮し、基礎固めから応用、そして実践的な過去問演習まで、各ステップで活用すべき参考書と具体的な学習法を解説していきます。
ステップ1:高校入門〜日本史基礎固め(通史理解)に使う参考書と学習法
ステップ2:日東駒専レベル(用語定着・基礎演習)に使う参考書と学習法
ステップ3:MARCHレベル(応用演習・アウトプット強化)に使う参考書と学習法
ステップ4:共通テスト対策・過去問演習と最終調整に使う参考書と学習法
ルートの全体像:基礎から応用、過去問までのステップ
皆さんがMARCH日本史に合格するための学習ルートは、大きく分けて4つのステップで構成されます。
■MARCH日本史対策ルート(基礎〜過去問までのステップ)
ステップ | 学習段階 | 主な内容 | 目的・ねらい |
---|---|---|---|
ステップ1 | 高校入門〜日本史基礎固め(通史理解) | ・新課程で学んだ基礎知識の整理・通史の流れを理解し直す | 知識の土台作りと全体像の把握 |
ステップ2 | 日東駒専レベル(用語定着・基礎演習) | ・重要用語の暗記・基礎問題の演習 | 知識の定着とインプット強化 |
ステップ3 | MARCHレベル(応用演習・アウトプット強化) | ・記述、史料、論述の演習・MARCH独自の出題形式に対応 | 応用力と記述力の養成 |
ステップ4 | 共通テスト対策・過去問演習と最終調整 | ・実践形式の問題演習・共通テスト&MARCH過去問対策 | 得点力アップと本番対応力の強化 |
この段階的なアプローチにより、効率的かつ確実に実力を向上させることが可能です。
ステップ1:高校入門〜日本史基礎固め(通史理解)に使う参考書と学習法
新課程で学んだ基礎知識をさらに盤石にするためには、歴史の全体像と流れを再確認し、因果関係や背景を深く理解することが重要です。
このステップでは、皆さんがすでに触れている知識を、より強固なものへと繋げていくことを目指します。
■ ステップ1の目的と重要性
・新課程で学んだ知識を、より確実で深い理解に変える
・日本史全体の「流れ」と「因果関係」をしっかり押さえる
・この段階の学習が、今後の応用・演習の“土台”になる
→ 単なる暗記ではなく、「なぜその出来事が起きたか」「時代がどう変化したか」を意識して理解することが重要です。
■ 使用する参考書(例)
参考書名 | 特徴 |
---|---|
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』 | 語り口調で読みやすく、初学者でも通史の理解がしやすい。因果関係を重視した講義形式の参考書 |
『詳説日本史探究』 | 学校で使用される教科書。用語だけでなく、その歴史的背景や意義まで網羅されている信頼性の高い教材 |
■ 学習法のポイント
・参考書は「読み込む」スタイルで使う(音読も効果的)
・重要用語だけでなく、その背景・意義・因果関係もセットで理解する
・教科書の記述も読み飛ばさず、「どうしてそうなったか」を考えながら読む
・曖昧な理解や“うろ覚え”を放置せず、都度調べて正確に
■ まとめ
・ステップ1では、「知っている」レベルの知識を「理解して使える」レベルに引き上げることが目標です。
・この段階をしっかり固めることで、後の応用演習や論述問題にも対応しやすくなります。
特にMARCHレベルの問題では、背景理解のある受験生が有利になります。
焦らず丁寧に、基礎を盤石にしましょう。
ステップ2:日東駒専レベル(用語定着・基礎演習)に使う参考書と学習法
通史の理解が深まったら、次に重要用語の暗記と基礎的な問題演習を通じて、知識を「使える知識」へと定着させましょう。
新課程では用語の暗記だけでなく、その用語が示す歴史的意義も問われます。
■ ステップ2の目的と重要性
・通史理解を土台に、重要用語を正確に暗記・定着させる
・知識を「覚える」だけでなく、「使える」状態にする
・新課程では、用語の意味や歴史的意義まで理解が求められる
→ この段階での学習が、MARCHレベルの応用問題に取り組むための準備となります。
■ 使用する参考書(例)
参考書名 | 特徴 |
---|---|
『山川一問一答 日本史探究』 | 教科書に準拠。重要用語の理解と確認に最適 |
『東進日本史一問一答【完全版】』 | 入試頻出語が網羅されており、反復に適している |
『詳説日本史探究ノート』 | 教科書の内容を穴埋め形式で整理できる。定着確認に◎ |
■ 学習法のポイント
・一問一答形式の問題集を繰り返し解く(3周以上がおすすめ)
・間違えた問題はすぐに教科書や講義参考書に戻って確認する
・覚えるだけで終わらず、以下の視点を常に持つ
・その用語が登場した時代背景
・関連人物や出来事とのつながり
・用語を単独で覚えるのではなく、「流れの中」で捉える
・『探究ノート』を使って、知識の抜けや弱点をチェック&補強
■ まとめ
・ステップ2では、「暗記 → 理解 → 定着 → 活用」という流れを意識しましょう。
・一問一答のようなシンプルな形式を通じて、知識を頭にしっかりと根付かせることができます。
・特に間違えた箇所の復習を丁寧に行う習慣が、後のMARCHレベルの問題での得点力に直結します。
基礎演習は地味ですが、確実な武器になります。
ステップ3:MARCHレベル(応用演習・アウトプット強化)に使う参考書と学習法
基礎知識が盤石になったら、いよいよMARCHレベルの応用問題に対応するためのアウトプット強化に取り組みます。
新課程を履修している皆さんは、すでに「日本史探究」で思考力を養う学習を経験しているはずです。
■ ステップ3の目的と重要性(MARCHレベル・応用演習)
・基礎知識を使って実践力・記述力・思考力を鍛える段階
・MARCH入試で問われる「史料読解・論述・横断的な知識」への対応力をつける
・単なる暗記ではなく、「考えて書く力」「根拠をもって答える力」が合否を分ける
→ ここからが“入試本番レベル”の練習。アウトプット中心の学習に切り替えることがポイントです。
■ 使用する参考書(例)
参考書名 | 特徴 |
---|---|
『実力をつける日本史100題』 | MARCHレベルの標準〜やや難問題が揃った実践問題集。解説も丁寧 |
『日本史標準問題精講』 | 質・量ともにハイレベルな問題集。記述・論述に強くなれる |
『日本史史料問題一問一答』 | 史料対策に特化した一問一答形式。入試頻出史料を網羅 |
『段階式 日本史論述のトレーニング』 | 論述問題の書き方を段階的に練習できる構成。初学者にも◎ |
■ 学習法のポイント
・問題演習を通じて、「知識を使って解く力」を鍛える
・解説をしっかり読み、「なぜその答えになるのか」「他の選択肢はどうか」まで考察する
・史料問題では、資料の読解+背景知識のリンクを意識して練習
・論述問題は、「自分の言葉で説明できるか」を重視し、実際に書く練習を繰り返す
・答え合わせ後は、解答の流れ・構成の仕方までチェックする
・間違いはチャンスと捉え、必ず振り返って理解を深める
■ まとめ
・ステップ3では、MARCHで実際に出題されるような応用的・記述的な問題への対応力を養います。
・知識をただ覚えているだけではなく、「どう使うか」「どう説明するか」が問われます。
・この時期はアウトプット中心の学習法に切り替えることがカギ。
・特に史料・論述分野に苦手意識がある人ほど、手を動かして練習することで大きく伸びます。
失敗を恐れず、積極的に演習に取り組みましょう。
ステップ4:共通テスト対策・過去問演習と最終調整に使う参考書と学習法
学習の総仕上げとして、共通テスト対策とMARCHの過去問演習を通じて、実践力を高め、合格点突破を目指す段階です。
■ ステップ4の目的と重要性(共通テスト・過去問演習)
・これまで学んだ知識を本番形式で活用できる力に仕上げる段階
・共通テストでは資料読解・思考力型の設問に慣れることが重要
・MARCHの過去問では出題傾向・時間配分・記述対応力を実践的に養う
→ 合格点を突破するには、「知識」+「解答力」の両方をバランスよく鍛える必要があります。
■ 使用する参考書(例)
参考書名 | 特徴 |
---|---|
『大学入学共通テスト 歴史総合、日本史探究 の点数が面白いほどとれる本(新課程対応版)』 | 新課程の形式に対応。複合資料や図表を扱った問題が豊富で実践的 |
各大学の日本史過去問題集(MARCH各校) | 志望校の傾向を知るための必須教材。年度別に問題演習が可能 |
■ 学習法のポイント
・共通テスト対策では、実際の試験形式に慣れる演習を中心に行う
・資料や図表を読み解く力、設問文の意図を読み取る力が重要
・MARCHの過去問は、最低でも3年分、できれば5年分以上を繰り返し解く
・初回は制限時間ありで解き、解説をしっかり読み込む
・間違えた問題は「何を知らなかったのか」を明確にし、教科書や参考書に戻って復習
・苦手分野(例:文化史・外交史など)を分析し、集中的に補強
・特定分野で何度も間違える場合は、基礎の再確認と演習の強化を並行して行う
・演習→復習→再挑戦のサイクルを確立し、解答の精度とスピードを高める
■ まとめ
・ステップ4は、合格に直結する“実戦力”を磨く仕上げの段階です。
・共通テストの形式とMARCHの出題傾向は異なるため、それぞれに合わせた対策が必要です。
・知識を使って解く→解説で確認→苦手を克服、というサイクルを大切にし、得点力を最大化しましょう。
最後の追い込み期こそ、「やった分だけ力になる」時期です。
実戦感覚を意識して取り組みましょう。
【厳選25冊】MARCH日本史おすすめ参考書を徹底解説
MARCH日本史合格を目指す皆さんへ、新課程に対応した厳選25冊のおすすめ参考書を詳しくご紹介します。
それぞれの参考書について、書名、対応レベル、特徴・メリット、そして向いている人を明確に解説しますので、ぜひ自分に合った一冊を見つける参考にしてください。
『詳説日本史探究』(山川出版社)
■『詳説日本史探究』(山川出版社)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2023年1月1日 |
対応レベル | 高校標準〜MARCH・難関大レベル(教科書) |
特徴・メリット | ・全国の高校で広く使用されている日本史教科書の定番 ・新課程に完全対応、最新の研究成果や一次史料も収録 ・MARCH〜早慶レベル入試では、この教科書の知識が基礎になる |
向いている人 | ・学校で使用しており、予習・復習のベースにしたい人 ・正確かつ網羅的に知識を身につけたい人・論述・史料問題の背景を深く理解したい人 |
『マンガで教養 やさしい日本史(新版)』
■『マンガで教養 やさしい日本史(新版)』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | ※要確認(新版の最新発売日は出版社情報をご確認ください) |
対応レベル | 日本史初学者〜高校入門レベル |
特徴・メリット | ・全編マンガ形式で、歴史人物や出来事を視覚的に理解しやすい ・難しい専門用語も自然に頭に入るストーリー構成 ・新版で内容がアップデートされ、最新の歴史観も反映 |
向いている人 | ・これから初めて日本史を学ぶ人・堅い参考書が苦手で、楽しく学びたい人 ・まずは日本史の全体像を知りたい人、学習の入口として使いたい人 |
『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』
■ 『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書 』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2019年9月7日(土) |
対応レベル | 高校入門〜共通テスト、日大レベルの基礎固め |
特徴・メリット | ・歴史の流れを物語のように読める構成・新課程 ・歴史総合に対応・用語の背景やつながりを重視し、理解を促進 |
向いている人 | ・日本史を基礎からやり直したい人 ・因果関係を重視して理解したい人 ・教科書が苦手で、わかりやすい解説を求める人 |
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズ
■『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』(原始・古代史)(中世・近世史)(近現代史)全3冊
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2025年3月12日(近現代史) |
対応レベル | 高校入門〜共通テスト、日大レベルの基礎固め |
特徴・メリット | ・「なぜ」「どのように」という視点で歴史の流れを解説 ・会話形式の講義スタイルで読みやすく、臨場感がある・因果関係や背景を深く理解できる構成。新課程に対応 |
向いている人 | ・通史を体系的に理解したい人 ・歴史の流れがつかみにくいと感じている人 ・暗記中心の勉強に限界を感じている人、楽しく学びたい人 |
『金谷の歴史総合「なぜ」と「流れ」がわかる本』
■『金谷の歴史総合「なぜ」と「流れ」がわかる本』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2025年3月19日 |
著者 | 金谷 俊一郎 |
対応レベル | 高校入門〜共通テストレベル(歴史総合の理解・定着) |
特徴・メリット | ・「なぜ」と「流れ」に着目して歴史総合をわかりやすく解説 ・近現代のグローバルな動きや日本との関係性を通して学べる ・会話形式の講義スタイルで初学者にも読みやすい ・新課程「歴史総合」の教科書内容を体系的にカバー |
向いている人 | ・新課程の歴史総合を基礎から理解したい人 ・通史の大まかな流れと因果関係を把握したい人 ・講義形式でテンポよく学びたい人 |
『日本史探究授業の実況中継(実況中継シリーズ)』
■日本史探究授業の実況中継(実況中継シリーズ)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2023年10月24日(新課程対応版 全4冊) |
対応レベル | 日大レベル〜MARCHレベル |
特徴・メリット | ・石川晶康先生の人気講義を再現した講義形式の参考書・要点が整理されており、理解しやすく学習のペースがつかみやすい ・新課程に対応し、入試頻出テーマや出題傾向に沿った構成 |
向いている人 | ・講義形式でテンポよく学習したい人 ・独学でも理解しやすい教材を求める人 ・MARCH対策で差がつくポイントを効率よく学びたい人 |
『日本史探究 詳説日本史ノート』(山川出版社)
■『日本史探究 詳説日本史ノート』(山川出版社)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2023年3月28日(新課程対応版) |
対応レベル | 高校標準〜MARCH基礎レベル(教科書準拠) |
特徴・メリット | ・『詳説日本史探究』に完全準拠した穴埋め式ノート ・重要語句や通史の流れを効率よく復習、定着できる ・書き込み式で能動的に学習しやすく、記憶の定着に効果的 |
向いている人 | ・『詳説日本史探究』を使っている高校生 ・教科書の重要事項を効率的に定着させたい人 ・スキマ時間に復習や確認学習を進めたい人 |
『詳説日本史図録(山川出版)』
■『詳説日本史図録(山川出版)』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2023年3月28日(新課程対応版) |
対応レベル | 全レベル(高校入門〜難関大) |
特徴・メリット | ・豊富な図表、地図、写真、史料により視覚的に理解が進む ・実際の史料に近い形式で掲載され、史料問題対策に有効 ・新課程に対応し、現代的なテーマや最新資料も収録 |
向いている人 | ・文章だけでは歴史をイメージしづらい人 ・史料問題の基本を固めたい人 ・資料を活用しながら深く学びたい人 |
『山川一問一答 日本史探究』
■『山川一問一答 日本史探究』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2024年1月24日 |
対応レベル | 共通テスト〜MARCHレベル(一問一答) |
特徴・メリット | ・日本史の重要用語を網羅的に収録し、暗記・確認に最適・新課程「日本史探究」に完全対応、最新用語や概念もカバー ・頻出度が★の数で明示されており、優先順位をつけて効率学習できる |
向いている人 | ・用語を徹底的に覚えたい人 ・知識の抜けや曖昧さをチェックしたい人 ・スキマ時間で効率よく復習したい人 |
『日本史用語集(山川出版)』
■『日本史用語集(山川出版)』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2023年12月22日 |
対応レベル | 全レベル(高校基礎〜難関大) |
特徴・メリット | ・日本史全範囲の用語を網羅し、辞書的に使える ・各用語に詳細な解説、関連語、補足情報を掲載 ・新課程「探究」に対応し、最新の歴史用語や解釈も反映 |
向いている人 | ・学習中に知らない用語をすぐ調べたい人 ・論述問題や記述式対策で正確な語句を確認したい人 ・知識の深掘りや背景理解を重視したい人 |
『東進:共通テスト日本史一問一答【完全版】2nd edition』
■『東進:共通テスト日本史一問一答【完全版】2nd edition』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2024年11月26日(2nd edition・新課程対応版) |
対応レベル | 共通テスト〜MARCH、早慶レベル(一問一答) |
特徴・メリット | ・圧倒的な情報量で、難関大入試にも対応できる網羅性・重要度ランク(A〜Cなど)でメリハリをつけた暗記が可能 ・新課程対応で、最新の入試傾向・用語・テーマに対応済み |
向いている人 | ・MARCH〜早慶志望で、高得点を目指す人 ・とにかく用語を徹底的に覚えたい人 ・電車やスキマ時間を活用して効率よく学びたい人 |
『元祖 日本史の年代暗記法(大学JUKEN新書)』
■『元祖 日本史の年代暗記法(大学JUKEN新書)』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2017年6月21日 |
対応レベル | 高校基礎〜MARCH・難関入試対策 |
特徴・メリット | ・年代を「語呂合わせ」や「イメージ法」で覚えやすく整理 ・リズムやストーリーを活用し、記憶定着を促進 ・難関大学にも対応する主要年代はカバー済み |
向いている人 | ・日本史の年代が覚えられない人 ・語呂やイメージで楽しく暗記したい人 ・基礎から難関大レベルまで年代を確実に定着させたい人 |
『時代と流れで覚える!日本史用語 』
■『時代と流れで覚える!日本史用語(文英堂)』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2024年7月3日 |
対応レベル | 高校入門〜共通テスト、日大レベル(用語暗記・通史理解) |
特徴・メリット | ・用語を「時代の流れ」に沿って整理し、因果関係と背景理解を促進・新課程「日本史探究」に対応した構成で、思考力重視の学習ができる ・図やイラストが多く、視覚的に理解しやすい作り |
向いている人 | ・一問一答が苦手で、流れの中で覚えたい人 ・用語の背景や意味を大事にしたい人 ・新課程の出題形式(資料読解・考察)に慣れたい人 |
『実力をつける日本史100題』
■『実力をつける日本史100題』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2013年3月8日 |
対応レベル | 共通テスト〜MARCH・国公立レベル(標準〜やや難) |
特徴・メリット | ・Z会オリジナル問題で構成された実戦型問題集(時代別75題+テーマ史20題+論述5題)・問題を通じて日本史の流れ、重要事項を体系的に理解できる ・解答編は「解答への過程」を丁寧に解説、参考書代わりに使える ・論述問題には配点・要素ごとのポイントも記載され対策可能 ・地図や表など視覚資料も豊富で、理解を助ける工夫がされている |
向いている人 | ・日本史を体系的に整理しながら演習を積みたい人 ・標準〜難関私大・国公立志望で記述や論述にも対応したい人 ・Z会の実戦的な問題で実力を試したい人 |
『日本史標準問題精講』
■『日本史標準問題精講』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2019年7月11日 |
対応レベル | MARCH〜国公立二次・難関大レベル(標準〜上級) |
特徴・メリット | ・国公立、難関私大の入試で差がつく90題を厳選収録 ・良問を精選し、思考力や論述力も鍛えられる構成 ・解答解説だけでなく、「精講」によって類題への対応力も強化 ・論述・思考問題が増補され、最新の入試傾向に対応 ・問題編と解答編が別冊になっており、使いやすさにも配慮 |
向いている人 | ・国公立二次や早慶などの難関校を志望している人 ・入試実戦レベルの問題に慣れ、得点力を高めたい人 ・単なる解答だけでなく、応用力・思考力も鍛えたい人 |
『大学入試 全レベル問題集 日本史(日本史探究)1 基礎レベル』
■『大学入試 全レベル問題集 日本史(日本史探究)1 基礎レベル 』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2024年2月7日 |
対応レベル | 高校基礎〜共通テスト準備(基礎レベル) |
特徴・メリット | ・時代順に構成された全25テーマで、体系的に学習できる ・基礎的な過去問を精選し、丁寧な解説で理解をサポート ・「流れを確認!」など、時代のつながりを意識した解説付き ・問題冊子と解答解説冊子が分かれており、使いやすい構成 ・著者による学習アドバイスで、初学者でも計画的に取り組める |
向いている人 | ・日本史に苦手意識がある高校生 ・共通テストや私大レベルの入試に向けて、まず基礎を固めたい人 ・問題演習を通じて、歴史の流れを身につけたい人 |
『HISTORIA[ヒストリア]日本史探究精選問題集』
■『HISTORIA[ヒストリア]日本史探究精選問題集【改訂版】』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2025年6月26日 |
対応レベル | 共通テスト〜MARCH・難関大レベル(実戦問題集) |
特徴・メリット | ・通史の全範囲を100題で網羅できる構成 ・良問ベース+オリジナル問題で用語カバー率を強化 ・テーマ史・文化史にも対応した幅広い出題内容 ・解説は全問ていねいで分厚く、理解を深めやすい ・実戦的な難易度・形式で、入試対応力を高められる |
向いている人 | ・単元ごとに復習しながら実戦力をつけたい人 ・MARCH〜早慶レベルを目指しており、入試形式に慣れたい人 ・詳しい解説で納得しながら力を伸ばしたい人 |
『共通テストはこれだけ!日本史 講義編1 古代・中世・近世』
■『共通テストはこれだけ!日本史 講義編1 古代・中世・近世』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2024年11月7日 |
対応レベル | 共通テストレベル(基礎〜標準) |
特徴・メリット | ・東進ハイスクール講師・金谷俊一郎先生による共通テスト特化型講義本《用語理解》《時期識別》に絞った効率的な得点法を解説 ・「表解板書 → 講義 → 演習問題」の3ステップで定着 ・音声教材「これだけ!ボイス」付きでスキマ時間も有効活用可能 |
向いている人 | ・共通テストで8〜9割を狙いたい人 ・日本史の勉強時間が限られており、効率よく得点したい人 ・覚えにくい用語を“流れ+タイミング”で理解したい人 |
『大学入学共通テスト 歴史総合、日本史探究の点数が面白いほどとれる本』
■『大学入学共通テスト 歴史総合、日本史探究の点数が面白いほどとれる本』
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2024年11月14日 |
対応レベル | 高校基礎〜共通テスト満点狙い(標準〜応用) |
特徴・メリット | ・20年以上愛され続けた定番の共通テスト対策本、改訂版で新課程に対応・「タテのつながり(時系列)」と「ヨコのひろがり(他分野・世界史との関連)」を視覚的に整理できる年表付き ・史料・図版・写真の読解に強く、共通テスト特有の出題に対応 ・歴史総合の視点から近世・近代以降の世界史的背景も補強 ・基礎の基礎から丁寧に解説しており、0から100までを目指せる構成 |
向いている人 | ・共通テストで高得点(80〜100点)を目指す人 ・単なる暗記ではなく、つながりや背景も理解したい人 ・資料・史料読解問題に苦手意識がある人 ・歴史総合と日本史探究をまとめて対策したい人 |
『きめる!共通テスト 歴史総合+日本史探究』
■『きめる!共通テスト 歴史総合+日本史探究』
項目 | 内容 |
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発売日 | 2024年7月4日 |
対応レベル | 共通テストレベル(標準) |
特徴・メリット | ・共通テストの出題傾向に特化した構成で、効率的に得点力アップ ・図表・グラフ・史料の読み取り方をわかりやすく解説 ・歴史総合と日本史探究の融合型問題への対応力を養成 ・短期間でも成果が出やすいコンパクトな講義形式 |
向いている人 | ・共通テスト対策に集中したい人 ・限られた時間で効率よく得点力を上げたい人 ・史料や図表を使った実践的な問題形式に慣れたい人 |
『大学入学共通テスト過去問レビュー 歴史総合・日本史探究』
■『2025大学入学共通テスト過去問レビュー 歴史総合・日本史探究(河合塾SERIES)』
項目 | 内容 |
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発売日 | 2024年5月29日 |
対応レベル | 共通テストレベル(基礎〜標準) |
特徴・メリット | ・2021〜2024年度の共通テスト本試験・追試を複数年分収録・思考力・読解力が求められる新傾向の問題と、センター試験型の知識問題の両方に対応・センター試験(2015年度以降)も収録されており、長期的な出題傾向の把握に最適・各問題にはていねいな解説付きで、自己学習に適している |
向いている人 | ・共通テストの出題形式を実戦形式で確認したい人 ・過去問を通じて得点感覚や時間配分を身につけたい人 ・センター試験時代からの出題傾向を比較して学習したい人 |
『実戦攻略 歴史総合,日本史探究 大学入学共通テスト問題集』
■『2026 実戦攻略 歴史総合,日本史探究 大学入学共通テスト問題集』
項目 | 内容 |
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発売日 | 2025年4月21日 |
対応レベル | 共通テストレベル(基礎〜標準) |
特徴・メリット | ・冒頭の「要点整理」で基礎知識を確認しながらスタート可能 ・豊富な資料読解問題で、実戦力、思考力を強化できる構成 ・歴史総合で問われる近現代の世界史分野の確認にも対応 ・別冊解答で、解法のポイントや思考の流れを丁寧に解説 |
向いている人 | ・共通テスト対策を本格的に進めたい高校生 ・資料読解や思考力問題に不安がある人 ・歴史総合と日本史探究を一冊で効率よく学びたい人 |
『スタートアップ日本史論述問題集-日本史探究のために』
■『スタートアップ日本史論述問題集-日本史探究のために-(駿台受験シリーズ)』
項目 | 内容 |
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発売日 | 2024年3月18日 |
対応レベル | 高校基礎〜共通テスト・私大中堅レベル(論述入門) |
特徴・メリット | ・論述初学者向けに設計された、取り組みやすい問題集 ・単元ごとの重要テーマに沿って構成され、教科書の進度にも対応 ・50〜120字程度の論述問題を大学入試過去問から厳選・授業内での「問いを考える」活動の補助にも活用可能 ・別売の『日本史の論点』と組み合わせるとステップアップが可能 |
向いている人 | ・論述対策をこれから始める高校生 ・日本史探究における「問いの立て方」に慣れたい人 ・短文論述から段階的に力をつけたい人 |
『段階式 日本史論述のトレーニング』
■『段階式 日本史論述のトレーニング』
項目 | 内容 |
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発売日 | 2005年7月5日 |
対応レベル | MARCH〜難関大レベル(論述対策) |
特徴・メリット | ・論述問題を「段階式」で学べる構成。初学者にも取り組みやすい ・論述の解き方・構成・キーワードの使い方を丁寧に指導 ・改訂版は最新の論述出題傾向にも対応しており、実戦的な練習が可能 |
向いている人 | ・MARCH・早慶・国公立などで論述問題が出る学部を目指す人 ・論述対策を何から始めればよいか迷っている人 ・文章構成力や論理的思考力を強化したい人 |
『日本史史料一問一答【完全版】2nd edition 』
■『日本史史料一問一答【完全版】2nd edition 』
項目 | 内容 |
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発売日 | 2019年3月26日 |
対応レベル | 共通テスト〜MARCHレベル(史料対策) |
特徴・メリット | ・入試頻出の重要史料を厳選し、効率的に学習可能・史料の読み方・背景理解・設問対応まで丁寧に解説・新課程で求められる史料読解力を強化できる構成・一問一答形式なので短時間でも学習しやすい |
向いている人 | ・史料問題が苦手で得点に結びつかない人・共通テストやMARCHレベルで史料対策が必要な人・史料への理解力・対応力を短期間で高めたい人 |
MARCH日本史の勉強法:基礎から合格点を取る戦略
受験生の皆さんがMARCHの日本史で合格点を取るためには、すでに学んだ知識を土台に、より効率的かつ戦略的な勉強法を実践することが不可欠です。
このセクションでは、受験生が実践すべきインプットとアウトプットのサイクル、暗記法、史料・論述対策、そして過去問活用の具体的な戦略を解説し、自信を持って本番に臨めるようサポートします。
史料問題・論述問題への取り組み方と「一問一答だけ」では足りない理由
模試や過去問を最大限に活用する戦略
効率的なインプットとアウトプットのサイクルと暗記法
新課程の日本史学習において最も重要なのは、「インプット(知識の習得)」と「アウトプット(知識の確認と活用)」のサイクルを効率的に回すことです。
皆さんがすでに学んだ「歴史総合」や「日本史探究」の知識を、より深く定着させるために、講義系参考書や教科書で通史や重要事項をインプットした後は、必ず一問一答や問題集を使ってアウトプットを行いましょう。
間違えた問題は、すぐにインプット教材に戻って復習し、知識の穴を徹底的に埋めることが重要です。
たとえば、『詳説日本史探究』で学んだ内容を『山川一問一答 日本史探究』で確認し、もし間違えたら再度教科書に戻って詳細を読み直すといったサイクルです。
日本史の暗記が苦手な人は多いと思いますが、新課程では単なる用語の丸暗記では対応できません。
具体的には、語呂合わせだけでなく、その用語が関連する歴史的事実や背景をセットで覚えるようにしましょう。
具体的な時代や出来事をイメージしながら覚えることで、知識が有機的に繋がり、忘れにくくなります。
視覚的な情報『詳説日本史図録』も積極的に活用し、複数の感覚を使って記憶することも効果的です。
特に、「時代と流れで覚える!日本史用語」のような参考書は、用語を流れの中で理解できるため、新課程の学習に非常に適しています。
史料問題・論述問題への取り組み方と「一問一答だけ」では足りない理由
新課程を履修している皆さんがMARCHレベルで高得点を目指すには、史料問題や論述問題への対策が不可欠であり、「一問一答だけ」の学習では到底対応できません。
一問一答は、用語の暗記には非常に有効ですが、新課程で求められる思考力・判断力・表現力を養うことは難しいからです。
史料問題に取り組む際は、まず史料全体の意味や背景を把握することが重要です。
「誰が、いつ、どこで、何を、なぜ」という視点を持って読み解く練習をしましょう。
次に、史料中のキーワードを捉え、本文の知識と結びつけることで、設問の意図を正確に把握できます。
たとえば、『日本史史料問題一問一答』で様々な史料に触れ、問題演習を重ねることが効果的です。
論述問題に関しては、いきなり解答用紙に書き出すのではなく、キーワードを抽出し、どういった順番で書けば良いかなどの構想メモ(大まかな下書き)を作成することが肝心です。
結論から書き始め、その根拠を論理的に展開する練習を重ねましょう。
入試に出やすいテーマの多くについて、重要歴史用語の意味や歴史の流れの知識を習得し、論述が書けるようになります。
繰り返し解き、添削を受ける(自己添削でも可)ことで、論述力は飛躍的に向上します。
模試や過去問を最大限に活用する戦略
模試や過去問は、現在の自分の実力と、MARCH合格に必要なレベルとのギャップを測るための最も重要なツールです。
皆さんがすでに新課程を学んでいるからこそ、その知識をいかに実戦で活かすかが問われます。
単に解きっぱなしにするのではなく、最大限に活用するための戦略を立てましょう。
・時間配分の確認: 実際に時間を計り、本番を想定して解くことで、時間配分の感覚を掴みます。特に、新課程の共通テスト「歴史総合・日本史探究」やMARCHの個別試験で、資料読解や論述に時間を割く練習を行いましょう。
・自己採点と分析: 正解・不正解だけでなく、なぜ間違えたのか(知識不足、史料の読み間違い、時間不足など)を具体的に分析します。『実力をつける日本史100題』や日本史標準問題精講で間違えた問題との関連性も確認しましょう。
・復習の徹底: 間違えた問題は、関連する知識を教科書や参考書で再確認し、ノートにまとめるなどして確実に身につけます。「歴史総合」の視点から、他の歴史との繋がりも意識して復習すると、より深い理解に繋がります。
・苦手分野の発見と克服: 複数の模試や過去問を解く中で、特定の時代やテーマ(例:文化史、外交史、戦後史など)で失点が多い場合、そこがあなたの苦手分野です。その分野に特化した問題集や参考書を重点的に学習し、克服を目指しましょう。
この戦略を継続的に行うことで、着実に得点力を向上させ、MARCH合格に近づくことができます。
MARCH合格者が実践した日本史参考書ルートと新課程対策
実際にMARCHに合格した先輩たちは、新課程の日本史をどのように学習し、どのような参考書を活用したのでしょうか。
先輩たちのリアルな声から、皆さんの学習に役立つヒントを見つけましょう。
青山学院大学合格者向け|日本史参考書ルート
明治大学合格者が実践した日本史参考書ルート
■明治大学合格者が実践した日本史参考書ルート例
時期 | ステップ | 目的 | 具体的参考書 |
---|---|---|---|
高2冬〜高3春 | ①通史理解・土台作り | 歴史の流れ・因果関係・用語背景の理解 | ・『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』・『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』・『詳説日本史探究』(教科書) |
高3春〜初夏 | ②用語・資料の暗記 | 用語+史料に強くなる | ・『山川一問一答 日本史探究』・『日本史史料問題一問一答』・『時代と流れで覚える!日本史用語』 |
高3夏〜秋 | ③明治大レベルの演習 | 本番に近い問題形式で実力を養成 | ・『実力をつける日本史100題』・『日本史標準問題精講』・『段階式 日本史論述のトレーニング』・『詳説日本史図録』 |
高3秋〜冬 | ④明治大過去問&テーマ史強化 | 出題傾向の最適化と得点調整 | ・『明治大学 赤本(過去問5年分)』・『HISTORIA 日本史探究精選問題集』・『共通テスト用:点数が面白いほどとれる本』『きめる!共通テスト』など(併願対策用) |
青山学院大学合格者向け|日本史参考書ルート
■青山学院大学合格者向け|日本史参考書ルート例
時期 | ステップ | 目的 | 使用する参考書 |
---|---|---|---|
高2冬〜高3春 | ①通史理解・全体像把握 | 歴史の流れ・因果関係をつかむ | ・『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』・『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』・『詳説日本史探究』(山川教科書) |
高3春〜初夏 | ②用語暗記・基礎演習 | 重要語句の定着と資料の読み取り | ・『山川一問一答 日本史探究』・『日本史史料問題一問一答』・『時代と流れで覚える!日本史用語』 |
高3夏〜秋 | ③応用演習・テーマ史 | 応用力・横断的知識の強化 | ・『実力をつける日本史100題』・『日本史標準問題精講』・『段階式 日本史論述のトレーニング』・『詳説日本史図録』 |
高3秋〜冬 | ④青学過去問演習 | 出題形式に慣れ、時間感覚を養う | ・『青山学院大学 赤本(過去問5年分以上)』・『HISTORIA 日本史探究精選問題集』・『共通テスト:点数が面白いほどとれる本』※共テ併願対策に |
MARCH合格者たちは、それぞれ異なるアプローチを取りながらも、「新課程で求められる思考力・判断力・表現力を意識した学習」「通史理解の重要性」「アウトプットの徹底」という共通点がありました。
特に、歴史の因果関係を重視し、多角的に学ぶ姿勢が、新課程入試における合格の鍵となるようです。
よくある質問(FAQ):MARCH日本史参考書
MARCH日本史対策を進める中で、皆さんが抱えるであろう疑問や不安に答える形で、よくある質問とその回答をまとめました。
MARCH日本史の勉強時間は何時間くらいですか?
日本史ターゲット4000のレベルは?
MARCHの日本史は何割取れば合格?
どの参考書から始めるべきですか?
新課程対応の参考書は、旧課程版とどう違いますか?
MARCH日本史の難易度はどのくらいですか?
一問一答だけでMARCHに受かりますか?
過去問はいつから解き始めるべきですか?
日本史で一番難しい大学はどこですか?
日本史の入試問題が「一番難しい」と一概に断定することはできませんが、一般的に非常に高いレベルが求められるのは、東京大学、京都大学、一橋大学などの国立大学や、私立では早稲田大学、慶應義塾大学が挙げられます。
これらの大学は、MARCHと比較して、史料読解、論述、複数テーマの融合問題など、より高度な思考力・分析力・記述力を要求されます。
MARCHレベルの対策を終えた上で、これらの大学を目指す場合は、さらに専門的な問題演習や論述対策が必要となるでしょう。
MARCH日本史の勉強時間は何時間くらいですか?
MARCHレベルの日本史対策にかける時間は、皆さんの現在の学力や目標、他の科目の学習状況によって大きく異なりますが、一般的には1日あたり1.5時間〜2時間程度、週に10〜14時間程度を目安とすると良いでしょう。
高校3年生の夏休み前までに基礎固めを終え、夏休み後半から本格的な演習に進む場合、総学習時間として300時間〜500時間程度を見込むと安心です。
たとえば、基礎固めに150時間、応用演習に150時間、過去問演習と復習に100時間といった配分が考えられます。
これはあくまで目安であり、皆さんの理解度や進捗に合わせて柔軟に調整することが重要です。
日本史ターゲット4000のレベルは?
『日本史ターゲット4000』は、共通テストから難関私大(MARCH〜早慶レベル)まで幅広く対応できる、非常に網羅性の高い用語集・一問一答集です。
収録語彙数が多いため、難易度は比較的高めと言えるでしょう。
基礎レベルから応用レベルまでをカバーしており、単なる暗記だけでなく、用語の背景や関連事項も簡潔にまとめられています。
MARCHレベルを目指すのであれば、このレベルの用語集を完璧にすることで、知識面での不安を大幅に解消できるでしょう。
しかし、初学者がいきなりこの一冊から入ると、情報量の多さに圧倒される可能性もあります。
MARCHの日本史は何割取れば合格?
MARCHの日本史で合格するために必要な得点率は、学部や年度によって変動しますが、一般的には安定して7割〜8割を取れると合格圏内と言えるでしょう。
人気学部や難関学部の場合は、8割以上の得点が求められることもあります。
特に、明治大学や中央大学の一部学部では、日本史の配点が高い傾向にあるため、高得点を狙う必要があります。
過去問を解く際には、目標とする大学・学部の合格最低点を意識し、その点数をクリアできるよう、具体的な目標得点率を設定して対策を進めることが重要です。
どの参考書から始めるべきですか?
皆さんがすでに新課程の日本史を履修していることを前提とすると、まずは学校で使っている教科書(『詳説日本史探究』など)を丁寧に読み込み直すことから始めましょう。
その上で、歴史の流れや因果関係を分かりやすく解説してくれる講義系参考書を併用することをおすすめします。
■歴史の流れを再確認したい方
・『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズが特におすすめです。
■基礎知識をより定着させたい方
・教科書準拠の『詳説日本史探究ノート』や、『山川一問一答 日本史探究』で、知識の確認と定着を図りましょう。
これらの参考書で土台を固めた上で、問題演習系の参考書に進むのが、最も効率的な学習ルートです。
新課程対応の参考書は、旧課程版とどう違いますか?
皆さんがすでに学習している新課程に対応した参考書は、旧課程版と以下の点で大きく異なります。
・科目名と内容の再編: 旧課程の「日本史B」から、「歴史総合」と「日本史探究」に再編された内容が反映されています。新課程対応版は、この新しい科目構成と内容に合わせて記述されており、「歴史総合」で扱うグローバルな視点や、現代社会との繋がりが強化されています。
・重視される能力の変化: 新課程では、単なる知識の暗記だけでなく、史料の読解、資料分析、論述、そして多角的な視点から歴史を考察する思考力・判断力・表現力がより重視されます。そのため、新課程対応版の参考書は、これらの能力を養うための解説や演習問題が強化されている傾向があります。
・最新の歴史研究・用語: 新しい歴史研究の成果や、文部科学省の指導要領で新たに指定された用語などが反映されています。特に山川出版社の「探究」シリーズは、この変化に完全に対応しています。
皆さんはすでに新課程で学んでいるため、旧課程版の参考書では新課程で追加された内容や、求められる思考力に対応できない可能性があります。
できる限り新課程対応版の参考書を選ぶことを強く推奨します。
MARCH日本史の難易度はどのくらいですか?
MARCHの日本史は、大学・学部によって難易度に幅がありますが、全体的には標準〜やや難レベルと言えます。
皆さんが学んでいる新課程の傾向も反映され、単なる用語の暗記だけでは合格点が取れず、歴史の流れや因果関係を深く理解し、史料読解、論述、多角的な視点から考察する力が求められます。
・基礎知識の定着: まず、教科書(『詳説日本史探究』など)レベルの基本的な知識は完璧に習得する必要があります。
・応用力: 複数の知識を組み合わせて考える問題や、史料から情報を読み取る問題、自分の言葉で説明する論述問題が出題されます。
・傾向対策: 大学ごとに特徴的な出題傾向(例:文化史重視、政治史重視、特定の時代の論述など)があるため、志望校の過去問を徹底的に研究し、対策を練ることが重要です。
たとえば、『実力をつける日本史100題』や日本史標準問題精講に掲載されている問題レベルを、高い精度で解答できるようになることが、MARCH合格への目安となるでしょう。
一問一答だけでMARCHに受かりますか?
結論から言うと、一問一答だけでMARCHに合格することは極めて難しいです。
皆さんがすでに「歴史総合」や「日本史探究」で学んでいるように、新課程では単なる知識の有無だけでなく、思考力や判断力、表現力が求められるからです。
・思考力・判断力不足: 新課程では、史料を読み解き、その背景にある歴史的意義や因果関係を考察する問題が増えています。一問一答だけでは、このような思考力を養うことはできません。
・論述・記述力不足: MARCHでは、自分の言葉で歴史的事実を論理的に説明する論述問題や、短文記述問題が出題されます。一問一答は解答が単語やフレーズであるため、文章を構成する力は身につきません。
・多角的な視点不足: 歴史総合では、日本史と世界史を融合させた視点や、多角的な視点から歴史を捉えることが求められます。これも一問一答だけではカバーしきれません。
一問一答はあくまで学習の一部として活用し、講義系参考書で流れを理解し、問題集や過去問で応用力と記述力を養うことが、MARCH合格への必須戦略となります。
過去問はいつから解き始めるべきですか?
MARCHの過去問は、本格的な応用演習に取り組み始める秋(例えば10月〜11月頃)から解き始めるのが理想的です。
皆さんはすでに新課程の学習を進めているので、この時期にはある程度の基礎知識が定着しているはずです。
・基礎が固まってから: 講義系参考書で通史を学び、一問一答や基礎問題集で用語を定着させるなど、ある程度の基礎知識が固まってから解き始めましょう。知識が全くない状態で解いても、単に時間を浪費し、自信を失うだけになってしまいます。
・目標設定と傾向把握: 最初のうちは得点できなくても構いません。出題形式、問題量、時間配分、頻出分野やテーマを把握することが目的です。特に、新課程の共通テストや個別試験で出題されやすい史料問題や論述問題の傾向を意識して分析しましょう。
・反復練習: 直前期(12月〜1月)には、少なくとも3〜5年分の過去問を繰り返し解き、時間内に合格点を取れるように練習を重ねましょう。間違えた問題は必ず復習し、知識の穴を埋めることが重要です。
過去問は、MARCH合格への最後の壁を乗り越えるための最も実践的な教材です。
計画的に活用し、本番での得点力に繋げましょう。
難関大学にあなたも逆転合格できる
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まとめ:【2025年】MARCH日本史おすすめ参考書25選!基礎から合格まで完全網羅
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、「【2025年】MARCH日本史おすすめ参考書25選!基礎から合格まで完全網羅」は参考になりましたでしょうか?
まとめ:あなただけのMARCH日本史参考書の合格ルートを構築しよう!
MARCH日本史対策は、新課程「歴史総合・日本史探究」の導入により、単なる知識の暗記から、歴史的事象の「なぜ」と「流れ」を理解し、資料を読み解き、論理的に思考し、それを表現する総合的な能力が求められるようになりました。
皆さんはすでに新課程を履修しているからこそ、この変化を味方につけることができます。
この記事では、新課程に対応したおすすめ参考書25選と、基礎から合格までを網羅する最強のレベル別学習ルートを詳しく解説しました。
特に、山川出版社系の「探究」シリーズは新課程に完全対応した教科書、ノート、図録、一問一答からなる一貫した学習エコシステムで、新課程の学習を効率的に進める上で中心的な役割を果たすでしょう。
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』のような通史系参考書で歴史の流れを理解すること、そして『実力をつける日本史100題』や『日本史史料問題一問一答』のような問題集でアウトプットを徹底することが、MARCH合格の鍵となります。
大切なのは、この記事で得た知識を活かし、あなた自身の現在の学習レベルと志望校の傾向に合わせて、最適な参考書を選び、自分だけの合格ルートを構築し、着実に実行することです。
焦らず、一歩ずつ、しかし確実に学習を進めていきましょう。
新課程の日本史を攻略し、志望大学合格を掴み取るあなたの挑戦を全力で応援しています!
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