国公立大学と私立大学どっちがいい?後悔しない選び方を専門家が解説
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受験生の悩みを解決して、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
国公立大学と私立大学の違いを知りたいです。
「国公立大学と私立大学、どっちがいいの?」
高校生や保護者の方から、よくこんな声を聞きます。
それぞれに良さがあるのは分かっていても、自分(または子ども)に合っているのはどちらなのか、迷ってしまいますよね。
この記事では、大学選びのプロとして、学費・教育・入試・就職・キャンパスライフなど、あらゆる視点から両者を比べていきます。
読み終わるころには、きっと「自分に合った大学の選び方」がわかるはずです。
国公立大学と私立大学の基本的な違い
学費の内訳や負担の差
入試の仕組みと難易度の比較
それぞれのメリット・デメリット
目的別の大学選びのポイント
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Contents
国公立大学と私立大学の根本的な違い
国公立大学と私立大学の最大の違いは「誰が設置・運営しているか」です。
国公立大学は、国(文部科学省)または都道府県・市町村などの地方自治体が運営しています。
そのため、授業料や入試制度、施設整備などもある程度統一されており、公的な補助を受けやすいのが特徴です。
【国公立大学と私立大学の基本的な違い】
項目 | 国公立大学 | 私立大学 |
---|---|---|
設置主体 | 国または地方自治体 | 学校法人(民間) |
大学の数 | 国立82校、公立94校(計176校) | 約600校以上 |
設立の目的 | 学術研究、地域貢献 | 多様な教育ニーズへの対応 |
授業料の決定 | 国の方針に基づき一律に近い | 各大学が自由に設定 |
※補足:公立大学は、国立と比べると地方自治体の色が強く、学費も地元在住者は優遇されることがあります。※文部科学省
私立大学は学校法人などの民間団体によって設置されており、運営の自由度が高いため、授業料やカリキュラムに大学ごとの個性が色濃く出ます。
【徹底比較】国公立大学 vs 私立大学5つのポイント
【徹底比較】国公立大学 vs 私立大学5つのポイントについて解説します。
以下の項目を徹底比較しました。
入試制度を比較!どちらが自分にあっている?
入試難易度を比較!どちらが難しい?
徹底比較!キャンパスライフの違いとは?
就職実績を比較!どちらが有利?
国公立大学と私立大学の学費を徹底比較!どちらが経済的?
国公立大学と私立大学の学費を徹底比較!どちらが経済的なのでしょうか?
国公立大学と私立大学の学費の目安について解説します。
国公立大学の学費内訳(4年間・標準的な文系学部の場合)
項目 | 金額(概算) |
入学金 | 約28万円 |
授業料 | 年間約53万円 × 4年 = 約212万円 |
合計 | 約240万円 |
※ 国公立大学は全国ほぼ一律の金額ですが、一部の大学では学費が変動する場合もあります。※目安として参考にしてください。
私立大学の学費内訳(4年間・文系の場合)
項目 | 金額(概算) |
入学金 | 約25〜30万円 |
授業料 | 年間約80万円 × 4年 = 約320万円 |
施設設備費など | 約5〜10万円 × 4年 = 約20〜40万円 |
合計 | 約355〜390万円 |
※ 理系や医歯薬系になると、私立大学の学費はさらに高額になります。※目安として参考にしてください。
奨学金制度と学費支援
制度名 | 内容 |
日本学生支援機構(JASSO)奨学金 | 全国の学生向けに給付型・貸与型の奨学金を提供(収入基準あり) |
授業料減免制度(国公立中心) | 世帯収入や成績に応じて、授業料の一部または全額が免除される |
私立大学独自の奨学金 | 各大学が設定する給付型・減免型奨学金。条件や金額は大学ごとに異なる |
※JASSOは、奨学金制度や留学生支援などを行う独立行政法人です。※独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)
結論:学費を抑えたい人は国公立大学がおすすめですが、私立大学でも奨学金制度を上手に活用すれば進学のハードルは下げられます。
学部種別 | 国公立大学(4年) | 私立大学(4年) |
文系 | 約240万円 | 約355万円 |
理系 | 約240万円 | 約490万円 |
医歯薬系(6年) | 約370万円 | 約1,900万円以上 |
※目安として参考にしてください。
・国公立大学は、学費が一律で安く設定されています。
・私立大学は学部によって大きく異なり、特に医学系は非常に高額です。
結論:学費を抑えたい人は国公立大学がおすすめ。
参考記事:【大学受験】併願校の決め方ステップガイド|迷わずに併願校を決める方法
入試制度を比較!どちらが自分にあっている?
大学種別 | 入試の特徴 |
国公立大学 | 共通テスト+二次試験(記述あり)、5教科以上 |
私立大学 | 3教科型・共通テスト利用など多様な方式 |
・国公立大学の入試は、共通テストに加えて大学ごとの二次試験があり、記述式の問題が中心です。そのため、幅広い教科への対応力と論述力が求められます。
・私立大学は、科目を絞って対策しやすい3教科型の入試が中心。さらに、共通テスト利用や総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜など、さまざまなスタイルで挑戦できるのが魅力です。
結論:勉強のバランスが得意なら国公立、自分の得意分野で勝負したいなら私立がおすすめ。
入試難易度を比較!どちらが難しい?
比較項目 | 国公立大学 | 私立大学 |
試験方式 | 共通テスト+二次試験(記述式が多い) | 一般選抜(3教科中心)、共通テスト利用、推薦・AOなど多様 |
必要科目数 | 5教科7科目以上(文系・理系問わず) | 通常3科目(例:英・国・社または英・数・理) |
受験回数の柔軟性 | 少なめ(前期・後期などで実質1〜2回) | 多め(複数の大学・学部で受験機会あり) |
難易度の傾向 | 同じ偏差値帯でも問題は記述中心で思考力が問われる | マークシート中心で対策しやすいが、大学ごとの傾向に要注意 |
・国公立大学は、科目数が多く、かつ記述式中心の試験が多いため、総合的な学力と時間配分が求められます。
・私立大学は科目数を絞って対策しやすい反面、試験日が重なることも多く、スケジューリングの工夫が必要です。
結論:幅広くバランスよく学びたい、かつ難易度の高い試験にも挑戦したいなら国公立、得意科目に絞って効率的に対策したいなら私立がおすすめ。
徹底比較!キャンパスライフの違いとは?
比較項目 | 国公立大学 | 私立大学 |
キャンパスの広さ | 郊外に広くて自然が豊か。静かな学習環境が整っている | 都市部に多く、交通の便が良い。施設がコンパクトな場合も多い |
建物・施設の傾向 | 研究設備は充実しているが、古い校舎も多い | 新しくて綺麗な校舎が多く、学食や休憩スペースも充実 |
サークル・イベント | 地域密着で落ち着いた雰囲気。サークル数はやや少なめ | サークル活動や学園祭が盛んで、にぎやかで活発な雰囲気 |
学生の雰囲気 | 自立して勉強する人が多い。まじめでコツコツ型が多い傾向 | 多様性があり、活動的で社交的な学生も多い |
立地 | 地方や郊外の自然豊かな立地が多い | 大都市圏に集中しており、生活環境やアクセスが良好 |
・国公立大学は自然豊かな環境にあることが多く、落ち着いた雰囲気で勉強に集中しやすい環境です。
・私立大学は都市部に多く、最新設備が整ったキャンパスで学生生活を充実させやすい傾向があります。
結論:静かで落ち着いた環境で学びたいなら国公立、にぎやかで刺激的な大学生活を送りたいなら私立がおすすめです。
就職実績を比較!どちらが有利?
比較項目 | 国公立大学 | 私立大学 |
主な就職先の傾向 | 地元の企業や官公庁、公務員志望が多い | 大都市圏の企業、民間企業への就職が多い |
キャリア支援 | 就職支援室はあるが自主性が求められることも | 学内でのキャリア支援が手厚く、セミナー・講座も豊富 |
就職率(全体傾向) | 大学ごとに異なるが、旧帝大・有名国公立は非常に高い | 大学によって差が大きく、有名私大は強いが中堅以下は要注意 |
OB・OGネットワーク | 地域密着型で地元とのつながりが強い | 全国規模のネットワークや大手企業とのつながりがあることが多い |
・国公立大学は公務員志望や研究職志望が多く、地元に根差した進路を選ぶ傾向があります。
・私立大学は都市部の企業とつながりが強く、就職支援体制にも積極的です。
結論:地元志向・安定志向なら国公立、大手志向・サポート重視なら私立が有利です。
国公立大学のメリット・デメリット
国公立大学のメリット・デメリットについて考えてみます。
国公立大学のメリット②研究施設が充実
国公立大学のメリット③教員との距離が近い
国公立大学のデメリット①入試科目数が多く難しい
国公立大学のデメリット②受験チャンスが少ない
国公立大学のデメリット③地方に多く、都市部から遠いことも
国公立大学のメリット①学費が安い
国公立大学の最大の魅力のひとつが、やはり「学費の安さ」です。
4年間でかかる費用は文系で約240万円ほど。これは私立大学と比べて100万円以上安いことも多く、家計への負担を抑えたい家庭には大きなメリットです。
特に理系や医療系では、その差はさらに広がります。
大学生活には授業料以外にも生活費や教材費など多くの出費があるため、学費の差はトータルで見ると想像以上に大きな意味を持ちます。
奨学金や授業料減免制度も整っており、経済的な理由で進学をあきらめたくない人にとって、現実的な選択肢と言えるでしょう。
国公立大学のメリット②研究施設が充実
国公立大学には、国からの予算や補助金が入ることで、研究設備や学習環境が整っている大学が多くあります。
特に理系の学部では、最新の実験装置や研究施設を備えている大学も多く、将来研究職を目指す学生にとっては非常に魅力的です。
文系でも図書館の蔵書数や資料の充実度、落ち着いて学べる自習室の整備など、学問を深めるための環境がしっかり整っています。
派手さはないかもしれませんが、「学ぶこと」に本気で向き合いたい人にはピッタリの土台があると言えるでしょう。
国公立大学のメリット③教員との距離が近い
国公立大学では、私立大学に比べて「教員1人あたりの学生数」が少ない傾向にあります。
つまり、それだけ学生一人ひとりに対して、教員の目が届きやすいということ。
ゼミや研究室に入ると、少人数での指導が中心になるため、質問や相談がしやすく、深い学びにつながります。
大人数で授業を受けるだけで終わらない、そんな距離感が魅力です。
進路や研究の悩みを相談できる先生が近くにいることは、大学生活を充実させるうえで大きな安心材料になります。
参考記事:理系受験生の理科の選択を表にまとめて分かりやすく解説してます!
国公立大学のデメリット①入試科目数が多く難しい
国公立大学の入試では、共通テストで5教科7科目以上を求められるのが一般的です。
大学ごとの二次試験も加わり、記述式での解答が中心になるため、学力だけでなく表現力や思考力も問われます。
単純な暗記だけでは太刀打ちできず、日々の授業や模試を活かしてコツコツと学力を積み上げる必要があります。
「まんべんなくできる人」には有利ですが、苦手科目が多い人にとってはかなりの負担になるのも事実です。
受験勉強の戦略性や精神的なスタミナも求められる点が、大きな壁となるかもしれません。
国公立大学のデメリット②受験チャンスが少ない
国公立大学は、基本的に「前期・後期」の2回しか受験できません。
後期日程を実施しない大学も増えており、実質的に1回の勝負になることも。
これに対し私立大学では、複数の学部や日程で何度もチャレンジできるのが一般的です。
国公立を第一志望とする場合は、受験日までの限られたチャンスに全力を注ぐ必要があり、精神的なプレッシャーは大きくなります。
その分、計画的に準備をして本番にピークを合わせられる人には向いていますが、「滑り止めが少ない」点はリスクとして覚えておくべきでしょう。
参考記事:理系受験生の社会の選択を表にまとめて分かりやすく解説します!
国公立大学のデメリット③地方に多く、都市部から遠いことも
国公立大学は、地方自治体の支援を受けている大学が多く、必然的に地方に立地しているケースが目立ちます。
首都圏や大都市に住んでいる人にとっては、通学に不便だったり、ひとり暮らしが前提になったりすることもあります。
地方ではアルバイトやインターンの機会が限られる場合もあるため、生活スタイルや就活の方法も都市部の大学とは異なります。
自然に囲まれた落ち着いた環境で学べる一方で、刺激や利便性を求める人には少し物足りなさを感じることがあるかもしれません。
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私立大学のメリット・デメリット
私立大学のメリット・デメリットについても考えてみます。
私立大学のメリット②得意科目で勝負できる
私立大学のメリット③都市部に多く通いやすい
私立大学のデメリット①学費が高い
私立大学のデメリット②偏差値のばらつきが大きい
私立大学のデメリット③大学間の教育環境に差がある
私立大学のメリット①受験チャンスが多い
私立大学は受験日程の選択肢が多く、同じ大学の中でも複数の学部や方式で何度もチャレンジできるのが強みです。
例えば、一般選抜、共通テスト利用、学校推薦型、総合型選抜など、多様なルートが用意されています。
国公立大学では基本的に前期・後期の2回しか受験機会がないのに対し、私立は10回以上の受験も可能です。
そのため、「どこかには必ず合格したい」という人にとっては非常に心強く、精神的な安心感にもつながります。
併願しやすいため、柔軟な戦略を立てやすいのもポイントです。
私立大学のメリット②得意科目で勝負できる
私立大学の入試は、英語・国語・数学など限られた科目で受験できることが多く、自分の得意科目に絞って対策できるのが大きなメリットです。
たとえば「英語だけは得意」「理科は苦手だから避けたい」という生徒でも、自分に合った方式を選べば高い合格率が狙えます。
なかには、得意科目を重視して配点を高くする“得意科目重視型入試”を採用している大学もあります。
苦手を無理に克服するのではなく、「自分の強み」を活かして合格を目指せるのは、効率よく勉強したい受験生にとって非常に魅力的な制度です。
私立大学のメリット③都市部に多く通いやすい
私立大学の多くは、東京・大阪・名古屋などの都市部に集中しています。
そのため、通学のしやすさや生活の利便性は非常に高く、ひとり暮らしを避けて自宅から通いたいという生徒にも人気があります。
都会の中心にあるキャンパスはアクセスが良く、アルバイトやインターン、就職活動のチャンスにも恵まれています。
施設も新しく、学食やカフェ、自習スペースが整っている大学が多いのも魅力です。
「大学生活を快適に送りたい」「通学ストレスを減らしたい」と考える人には、都市部の私立大学は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
私立大学のデメリット①学費が高い
私立大学の最大のネックは学費の高さです。
文系でも4年間で350万円以上、理系や医歯薬系になると1000万円を超えることも珍しくありません。
奨学金制度もありますが、卒業後に長期間返済を続けなければならないケースも多く、将来のライフプランにも影響するため、しっかりとした資金計画が必要です。
私立大学のデメリット②偏差値のばらつきが大きい
私立大学は数が多いため、偏差値の幅も広くなります。
トップ校は非常にハイレベルですが、入学しやすい大学も多く存在します。
そのため、「大学に入る」こと自体は簡単でも、入った後の学びやすさや周囲の学習意欲には差が出ることがあります。
進学後に「思っていたのと違う」と感じないためにも、偏差値だけでなく、教育内容や雰囲気も確認することが大切です。
私立大学のデメリット③大学間の教育環境に差がある
私立大学は運営方針が大学ごとに大きく異なるため、カリキュラムの質や教育体制にも差が出やすいです。
最新の施設や実践的な授業が整っている大学もあれば、講義中心で学生サポートが少ない大学もあります。
情報収集を怠ると、「名前だけで選んだ結果、思っていたような学びが得られない」という事態にもなりかねません。
目的別おすすめ!国公立大学vs私立大学
目的別おすすめ!国公立大学vs私立大学について解説します。
特定の分野を深く学びたいなら?
充実したキャンパスライフを送りたいなら?
手厚い就職サポートを受けたいなら?
地元で落ち着いて学びたいなら?
学費を抑えたいなら?
学費をできるだけ抑えたいなら、国公立大学が圧倒的に有利です。
文系・理系を問わず、4年間でかかる学費は私立の約半分で済むことがほとんど。
世帯収入に応じた授業料免除制度や給付型奨学金も利用しやすいため、経済的な負担を大きく減らすことができます。
教育の質を確保しながら家計にもやさしいという点では、国公立は非常に魅力的な選択肢です。
特定の分野を深く学びたいなら?
一つの専門分野を深く学びたい人には、私立大学の方が向いている場合もあります。
特に医療・福祉・芸術・国際関係など、私立大学は独自の特色をもった学部やカリキュラムが豊富です。
最新の設備や実践的な授業が整っており、資格取得に直結したプログラムも多数。
将来の職業に直結する専門知識を身につけたいなら、私立大学での学びがより効率的で実践的なものになるかもしれません。
充実したキャンパスライフを送りたいなら?
サークル活動やイベント、学園祭など、にぎやかで刺激的なキャンパスライフを楽しみたい人には、私立大学がおすすめです。
都市部に位置する大学が多く、最新の施設やおしゃれなカフェ、自習スペースなどが充実しており、生活環境も整っています。
学生数が多いため多様な出会いもあり、自分の世界を広げたい人にとって理想的な環境です。
手厚い就職サポートを受けたいなら?
就職活動に不安がある人、早い段階からキャリアを意識して動きたい人には、私立大学のサポート体制が心強いでしょう。
多くの私立大学では、キャリアセンターが充実しており、履歴書の添削、面接対策、インターン紹介などを積極的に行っています。
民間の資格スクールや企業と連携している大学もあり、実践的なキャリア支援を受けることができます。
地元で落ち着いて学びたいなら?
地元で静かに学びたい、という人には国公立大学がぴったりです。
多くの国公立大学は地方にも設置されており、通学圏内で進学できるチャンスが広がります。
ひとり暮らしをせずに自宅から通えるため、生活費の負担を抑えられるのも大きなポイント。
地元企業や自治体との連携も強く、地域に根ざした学びや就職を目指す人にとっては、非常に安心できる選択肢です。
家族の近くで安心して学生生活を送りたい方にはおすすめです。
チェックしてみよう!国公立大学 or 私立大学 診断シート
進路選びに迷ったとき、自分に合っているのはどちらのタイプかを簡単にチェックできるように、以下の診断シートを活用してみてください。
質問内容 | YESの場合におすすめ |
家計にできるだけ負担をかけたくない | 国公立大学 |
多教科をバランスよく勉強するのが得意 | 国公立大学 |
地元の大学に進学して通学したい | 国公立大学 |
将来は公務員や研究職などを目指している | 国公立大学 |
得意な教科で受験したい(苦手科目は避けたい) | 私立大学 |
都市部の便利な環境で学生生活を送りたい | 私立大学 |
就職支援やキャリアサポートが充実している大学がいい | 私立大学 |
個性的な学部や分野に進みたい(芸術・国際系など) | 私立大学 |
YESが多い方を参考に、自分に合った大学のタイプを見つけてみましょう。
国公立大学・私立大学に関するよくある質問
国公立大学・私立大学に関するよくある質問を紹介します。
大学は国立と私立のどちらが安いですか?
国立大学と私立大学ではどちらが難しいですか?
日本で1番お金がかかる大学はどこですか?
国立私立どっちが頭いいの?
国公立大学と私立大学ではどちらの学生が多いですか?
全国にある大学のうち、約75%以上が私立大学です。
全体の学生数でも私立大学の方が多くなっています。
特に都市部では私立大学が集中していることから、自宅から通いやすいという理由で私立を選ぶ学生も多いです。
国公立大学は定員が比較的少ないため、学生数もコンパクトで落ち着いた雰囲気の中で学べるのが特徴です。
大学は国立と私立のどちらが安いですか?
圧倒的に安いのは国立大学です。
入学金や授業料を合わせて、4年間で約240万円前後が一般的。
一方、私立大学は文系でも350万円以上、理系になると500万円近くかかることもあります。
学費に加え、施設費や教材費なども必要になるため、家計に与える影響は大きく、経済的な視点で見ると国立が有利と言えます。
国立大学と私立大学ではどちらが難しいですか?
一概には言えませんが、一般的には国立大学の方が入試難易度は高いとされています。
共通テストに加えて、記述式の二次試験が必要なため、幅広い科目への対応と論理的思考力が求められます。
私立大学は3教科型が中心で、得意科目を活かして受験しやすい形式ですが、難関私大は問題の質も高く、十分な対策が必要です。
日本で1番お金がかかる大学はどこですか?
もっともお金がかかるのは、私立の医歯薬系大学です。
中でも私立の医学部は、6年間で学費が2,000万円を超える大学もあります。
授業料だけでなく、実習や施設使用料なども加わるため、全体のコストは非常に高額です。
親の経済的支援や奨学金制度を利用して進学するケースが多く、費用面でのハードルはかなり高いといえます。
国立私立どっちが頭いいの?
「頭がいい」というのは一概に偏差値だけで測れませんが、旧帝大などの国立大学は全国的に見てもトップクラスの学力を求められることが多いです。
ただし、私立でも早慶やMARCH、関関同立など難関校は多数存在し、分野によっては国立よりレベルが高いこともあります。
重要なのは大学の“名前”ではなく、自分の学びたい分野でどれだけ深く学べるかという視点です。
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まとめ:国公立大学と私立大学どっちがいい?後悔しない選び方を専門家が解説
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、「国公立大学と私立大学どっちがいい?後悔しない選び方を専門家が解説」は参考になりましたでしょうか?
まとめ:国公立大学と私立大学どっちがいい?後悔しない選び方を専門家が解説
国公立大学と私立大学、どちらにも魅力があります。
「どっちがいいか」は人それぞれ。大切なのは、自分の価値観や目標に合った大学を選ぶことです。
学費、教育内容、入試制度、就職実績、キャンパスライフ…気になることはとことん調べてみてください。
オープンキャンパスへの参加や大学パンフレットの取り寄せもおすすめです。
進路選びに悩むのは当たり前。この記事が、少しでもその一歩を後押しできたら嬉しいです。
あなたの未来が、より良いものになりますように。