【私立大学】一般入試とは?一般入試の仕組みと日程をわかりやすく解説!
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今回のお悩みはこちら。
一般入試の種類は?
私立大学の一般入試の日程?
今回の記事の担当は、進路アドバイザーです。
「私立大学の一般入試について」知りたいと思いませんか?
この記事で紹介する「【私立大学】一般入試とは?一般入試の仕組みと日程をわかりやすく解説!」を読めば、私立大学の一般入試について理解できる内容になっています。
なぜなら、進路アドバイザーが生徒に指導していた内容だからです。
この記事では、私立大学の一般入試についてわかりやすく表にまとめてみました。
この記事を読み終えると、私立大学の一般入試と日程について理解できるはずです。
なお、最新の情報については各大学のホームページをご確認願います。
私立大学の一般入試の仕組み
一般入試の種類について
私立大学の一般入試の日程について
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Contents
【私立大学】一般入試とは?一般入試の仕組みと日程をわかりやすく解説!
私立大学の一般入試についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
大学入学共通テストを利用した一般入試
【私立大学の一般入試】大学入学共通テストの利用
英語の外部検定を利用した一般入試
【浪人生】の過去の大学入学共通テストを利用した一般入試
英語は筆記とリスニング
3教科が主流の私立大学の一般入試
一般入試における文系学部は、国語、地歴・公民や数学から1科目選択、英語の3教科の選抜。
一方、理系学部は数学、理科、英語の3教科選抜が最もポピュラーと言えます。
試験内容は正しい知識を問う選択式のほか、論述式、小論文を課す大学も。
また、受験機会を増やすために、選抜を多様化させる大学も多く、従来の3教科選抜をA方式、B方式を特定科目重視型の選抜、C方式として大学入学共通テストの利用、D方式として小論文重視型の選抜など、多様な選抜を実施し、複数の出願を可能とした選抜方式もある。
大学入学共通テスト利用した一般入試
大学入学共通テストを利用している私立大学は533大学もあり、私立大学全体の約9割。
その利用方法は、各大学・学部が指定した大学入学共通テストの得点のみで合否を判定するものと、大学入学共通テストの得点と大学独自に作成した試験の得点の合計で合否を判定する大学があり、大学入学共通テスト併用型と呼ばれています。
大学入学共通テスト利用は、個別試験(二次試験)より受験料が安く、出願のハードルが低いという特徴があります。
また、志望大学合格に向けて強い思いがあるならば、大学入学共通テスト利用入試と一般入試のどちらにも出願できます。
つまり合格のチャンスが倍になるのです。
特徴 | |
大学入学共通テスト利用入試(単独型) | 大学入学共通テストの点数のみで合否が決まる |
大学入学共通テスト利用入試(併用型) | 大学入学共通テストと個別試験の合計点で合否が決まる |
【私立大学の一般入試】大学入学共通テストの利用
私立大学の共通テストを利用する場合の教科数は2〜3教科が多く、難関大学を中心に、すべての科目を独自に作成・出題する形式をやめて、一部科目を大学入学共通テストに振り替える傾向があります。
英語の外部検定利用した一般入試
英語については、外部検定の結果を、得点換算して、出願資格、加点として活用する大学も増加傾向。
また、英語の独自試験をやめる大学もあります。
【浪人生】過去の共通テストを利用した一般入試
私立大学のなかには、過去3年分の共通テストの得点を利用して合否判定をする大学もあります。
英語は筆記とリスニング
大学入学共通テストを利用する英語においては、「リスニングを除く」としている大学も多いが、これは、合否判定の際にリスニングを除くという意味であり、大学入学共通テストでリスニングを受験しなくてもよいというわけではないので大学のホームページ等を確認する必要があります。
文部科学省「令和2年度:国公私立大学入学者選抜実施状況」
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私立大学の一般入試の種類
さまざまな種類の一般入試について表にまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
私立大学のさまざまな選抜方式
3教科選抜 | 私立大学の一般的な選抜方法。国語、選択科目「地理歴史・公民・数学から1科目」、英語の3教科、理系の学部は数学、理科、英語 |
2教科選抜 | 2教科の試験。科目指定と科目を選択する場合がある |
高得点2教科選抜 | 3教科を受験するが、その中の高得点2教科を合否に判定に用いる |
得意科目重視型選抜 | 受験生の得意科目を有利に、得意科目の配点比率を高める、高得点の科目のみの点数で合否判定する方法 |
大学入学共通テスト利用選抜 | 大学・学部が指定医する大学入学共通テストの科目の成績を利用した試験のこと、大学入学共通テストの成績のみで合否が決まる選抜方式もある、複数の私立大に大学入学共通テストの成績のみで出願ができる、国公立大学との併願がしやすいなどの長所がある |
試験日自由選択選抜 | 同じ学部・学科で2日以上の試験日を設定し、その中から受験生が都合の良い日を選んで受験する選抜方式、複数日受験による高得点の日の成績を合否判定に採用する大学もあり、併願校の試験日との重複を避けることができる |
全学部統一選抜(大学によって名称が異なる) | 全学部・全学科が同一問題で。同じ日に一斉に試験を実施、この1回の受験で、複数の学部・学科の合否判定をする大学もあり、文系と理系で問題や実施日が異なる大学もある。 |
地方選抜 | 大学の所在地以外の試験会場で行われる選抜方式、交通費や宿泊代などの費用が節約できる、大学で実施する試験日と別の日程であれば、複数可の受験が可能となる |
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【私立大学】一般入試の日程
私立大学の一般入試日程についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
【私立大学】募集要項確認から合格までの日程
私立大学の一般入試日程
私立大学の一般入試の出願は例年12月から始まり、1~2月にほとんどの大学で試験が実施される。
ただし、一部の後期日程(3月試験・Ⅱ型試験など大学によって名称は異なる)は2月中に出願、3月に試験が実施される。
3月に受験できる大学もあるので、2月までの試験で合格できなかったとしても、スケジュール次第では諦める必要はありません。
最新情報は各大学の公式サイトなどで必ず確認してください。
【私立大学】募集要項確認から合格までの日程
募集要項の確認から合格までの項目をピックアップして説明します。
私立の願書を取り寄せる時期 |
私立大学は10月中旬頃までに、ほとんのどの大学で願書の取り寄せが開始。 志望校が確定している場合は、志望するすべての大学の願書を取り寄せてください。 |
願書について |
願書は基本無料。 しかし、一部有料な大学もあります。 有料の場合、安くて300円、上限で1500円程度。 有料となるのは、私大の場合がほととんど。 国公立では、無料で配布。 願書自体が無料でも、送料が必要な場合も。 |
出願 |
私立大学の出願期間は、一般的には1月上旬から。 関西の一部の私立大学は、12月下旬から出願が始まるので、日程の確認が必要。 また、出願期間が決まっているので、期間内に願書が受理されないと、受験できません。 |
インターネット出願 |
インターネット出願は願書の取り寄せが不要で、各大学のWebサイトから申込み。指定日までに受験料の振り込み、必要書類を送付すれば出願完了となります。 受験票はプリントアウトするケースも。 |
入学試験 |
私立大学の入学試験は、1月下旬から2月上旬にかけて実施。 |
合格発表 |
私立大学の合格発表日は、大学により異なりますが、試験の数日後には発表されます。 |
まとめ:【私立大学】一般入試とは?一般入試の仕組みと日程をわかりやすく解説!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、【私立大学】一般入試とは?一般入試の仕組みと日程をわかりやすく解説!は参考になりましたでしょうか?
私立大学の一般入試・・・3教科が主流
一般入試の種類について・・・さまざまな選抜方式がある
私立大学の一般入試日程・・・日程をしっかりと確認