大東亜帝国の英語参考書|基礎から合格までの最短ルート

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大東亜帝国を目指しているのに、英語の参考書をどう選べばいいか分からず立ち止まっていませんか。
偏差値40台前後だと、単語・文法・長文のどこから手をつけるべきか迷うのは当然です。
私は学習塾で長年、英語が苦手な中高生の「どこでつまずいているか」を分析しながら指導してきました。
この記事では、冊数の多さではなく、今の自分に必要な1冊とその終了基準から学習ルートを判断できるようにお伝えします。
記事のポイント
- 偏差値より今のつまずきに合わせて始める
- 冊数を増やすより基礎の1冊を完璧に仕上げる
- 単語や文法は次へ進む目安を決めて取り組む
- 過去問で弱点を見つけてから必要な本を足す
まず結論|大東亜帝国の英語参考書ルート

大東亜帝国の英語対策で最初にお伝えしたいのは、参考書の冊数を減らすことが最短ではないという点です。
レベル飛ばしをせず、重複した教材を持たないことが遠回りを防ぎます。
まずは中学英語から単語・文法・英文解釈・長文・過去問までの全体像を確認しましょう。
| 今の状態 | 開始地点 | 最初の教材 | 次へ進む目安 |
|---|---|---|---|
| be動詞と一般動詞の区別が曖昧、基本文型(SVO・SVC)や 関係代名詞・現在完了が説明できない | 中学英語復習 | 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版(Gakken) | 基本英文の構造を理解し、中学文法用語の意味が分かる状態 |
| 中学英語は理解できているが、高校の英単語・英文法の基礎が不足している | 高校基礎 (単語・文法) | 英単語ターゲット1400 + 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 | 単語は見出し語を見て迷わず意味が出て、 文法は各講の内容を自分の言葉で説明できる状態 |
| 基礎単語と高校文法は理解しているが、 1文が長くなると構文を見失う | 英文解釈 | 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編 | 掲載英文の主語・動詞などの構造を自力で確認し、 修飾関係を説明できる状態 |
| 単語・文法・英文解釈の基礎が固まり、 入試レベルの長文読解力を養成したい | 英語長文演習 | 関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎 | 設問の解答根拠を本文中から説明でき、 英文を前から読み進められる状態 |
この表で大事なのは、偏差値の数字よりも「今どの状態でつまずいているか」で開始地点を決めることです。
英語が苦手な人は中学英語から確認する
英語に強い苦手意識がある場合は、いきなり高校用の参考書に進む前に、中学英語の理解度を確認してみてください。
英語が苦手な生徒を指導する際は、高校英語だけでなく、中学英文法に抜けがないかも確認してきました。
特に、次のような状態に当てはまる場合は注意が必要です。
- be動詞と一般動詞の使い分けに迷う
- do・does・didの区別で止まってしまう
- SVOとSVCの違いを説明できない
中学英文法が曖昧なまま高校の教材に進むと、参考書の解説を読んでも「なぜそうなるのか」が分からず、丸暗記に頼ってしまうことがあります。
上の項目に当てはまる場合は、無理に高校用教材を進めるより、一度中学英語に戻って苦手な部分を確認することをおすすめします。
中学英語の土台を固めてから高校英語へ進んだ方が、その後の英文法や長文読解にも取り組みやすくなります。

基礎ができている人は単語・文法から進む
中学文法に大きな穴がなく、教科書レベルの英文なら基本的な構造を理解できる場合は、高校基礎の単語と文法から始めて問題ありません。
まず、次の項目を確認してみてください。
- 中3レベルの基本的な文法を理解している
- 基本的な英文の主語と動詞を見つけられる
- 中学英文法のルールを自分の言葉で説明できる
これらができる場合は、次の2冊から高校英語の基礎を固めていきましょう。
- 英単語:英単語ターゲット1400
- 英文法:大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編
大切なのは、偏差値の数字だけで開始地点を決めないことです。
現在の理解度を確認して、自分に必要なレベルから始めてください。
「もっと難しい参考書から始めた方が早いのでは」と考えるかもしれませんが、基礎が曖昧な状態で難しい教材に進むと、途中で分からなくなり、基礎に戻ることがあります。
まずは単語と文法の基礎を固めてから、英文解釈や長文へ進む方が学習を進めやすくなります。
大東亜帝国の英語はどのくらいの難易度?

参考書ルートを考える前に、大東亜帝国の英語入試がどの水準を求めているのかを確認しておきましょう。
難しい参考書までやる必要はある?
大東亜帝国とは、大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学の5大学をまとめた呼び方です。
英語の出題形式や難易度は、大学だけでなく学部や入試方式、日程によっても異なります。
そのため、「大東亜帝国ならこの対策だけで大丈夫」と一括りにするのはおすすめできません。
難関大学向けの細かな知識まで先に広げるより、まずは基礎・標準レベルの問題を安定して解ける状態を目指すことが大切です。
そのうえで志望大学・志望学部の過去問を確認し、語彙・文法・長文など、自分に不足している部分を補っていきましょう。
入試方式や出題形式は変更されることがあるため、最新の入試要項と過去問も必ず確認してください。
大東亜帝国の英単語|ターゲット1400・シス単

単語帳選びで迷う方は多いですが、ここでは「どちらが優れているか」ではなく、必要な範囲と終了基準を確認していきます。
ターゲット1400はどこまで仕上げる?
英単語ターゲット1400(5訂版)はPart1からPart3までの全1400語を仕上げることを、
まずの目標にしてください。
上位版のターゲット1900へ手を広げるかどうかは、この1冊を仕上げたうえで過去問の語彙を確認してから判断しても遅くありません。
「1400では足りないのでは」という不安を持つ方は多いですが、読めない原因の多くは単語帳のレベル不足ではなく、熟語やイディオムの未習得、あるいは多義語の見落としにあることが少なくありません。
不安を感じたら単語帳を変える前に、今使っている1冊の反復精度を見直すことをおすすめします。
「ターゲット1400」の使い方は別記事で解説しています。
システム英単語はどこまで必要?
システム英単語(駿台文庫、5訂版)は全2027語で構成されていますが、大東亜帝国対策としてはまずStage1・Stage2(1〜1200番)と第5章の多義語を優先して仕上げてください。
Stage3以降は難関私大向けの範囲を含むため、過去問で語彙不足が確認できた場合に範囲を広げる、という順番で考えると無理がありません。
より詳しい使い方は、別記事「システム英単語の勉強法【完全版】」で解説していますので、そちらも参考にしてください。
単語帳を終えたと判断する基準
単語帳を終えたかどうかは、「何周したか」ではなく、単語がどれだけ身についているかで判断してください。
まずは、次の状態になっているか確認してみましょう。
- 見出し語を見て、迷わず意味が出てくる
- 覚えた単語が長文の中に出てきても意味が分かる
- 何度も考えないと思い出せない単語が少なくなっている
- 覚えていない単語を自分で把握できている
特に大切なのは、見出し語を見たときに意味をすぐ思い出せることです。
意味が出るまでに何度も考え込む単語が多いと、長文でも単語のたびに読むスピードが落ちてしまいます。
まだ十分に定着していない段階で「この単語帳では足りないかもしれない」と別の1冊へ移ると、どちらも十分に身につかないまま終わるおそれがあります。
新しい単語帳へ進む前に、まずは今使っている1冊が上の基準を満たしているか確認してください。
大東亜帝国の英文法|まず1冊を仕上げる

文法教材は種類が多く、どれを選べばいいか迷いやすい分野です。
ここでは1冊を仕上げる考え方を整理します。
基礎から始める人向けの英文法参考書
網羅系の問題集にいきなり入る前に、講義系の参考書で「なぜその文法ルールが成立するのか」という論理を理解しておくことをおすすめします。
大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編は、全26講という分量で、準動詞や関係詞、仮定法といったつまずきやすい単元を丁寧に解説しています。
この段階を飛ばして問題集の暗記に入ってしまうと、正解の番号だけを覚えて中身を理解できていない状態になりやすいので注意が必要です。
講義系参考書を閉じた状態で、各講の文法ルールを自分の言葉で説明できるかどうかを、次に進む目安にしてください。
Next Stage・Vintage・スクランブルは全部必要?
- Next Stage英文法・語法問題(桐原書店、4th Edition)
- Vintage(いいずな書店、3rd Edition)
- スクランブル英文法・語法(旺文社、4th Edition)
は、目的も収録形式もほぼ同一の網羅系問題集です。
この3冊を併用する必要はなく、大東亜帝国対策であれば1冊の文法・語法パートを繰り返す方が効率的です。
「1冊が分厚くて最後まで終えられるか不安」という受験生もいるでしょう。
大東亜帝国対策では、教材の全範囲を一律にこなすより、志望校の出題に必要な範囲を優先する考え方が大切です。
同じ役割の教材を重ねる前に、今使っている1冊のどこが不足しているのかを確認する方が、遠回りになりません。
英文法を終えたと判断する基準
英文法は、問題の正解を選べるだけで「身についた」と判断するのではなく、なぜその答えになるのかまで理解できていることが大切です。
次の状態になっているか確認してみましょう。
- 正解を選んだ理由を自分の言葉で説明できる
- 他の選択肢がなぜ間違いなのか説明できる
- 問題の順番が変わっても正解できる
- 過去問の文法・語法問題でも安定して得点できる
特に注意したいのは、答えそのものを覚えてしまっている状態です。
同じ問題を何度も解いて正解できても、理由を説明できなければ、初めて見る問題では対応できないことがあります。
大半の問題で正解の理由を説明できるようになったら、次の段階へ進むひとつの目安です。
志望大学の過去問でも文法・語法問題を安定して解けるようになったら、英文解釈や長文読解に使う時間を増やしていきましょう。
英文解釈は必要?長文の前にやる参考書

単語と文法を覚えたのに読めない、という悩みは英文解釈が不足しているサインであることが多いです。
英文解釈を入れた方がよい人
単語と文法を勉強しているのに長文が読めない場合は、英文の構造を読み取る力が不足している可能性があります。
まずは、次の項目に当てはまらないか確認してみましょう。
- 単語の意味は分かるのに、文全体の意味が分からない
- 文が長くなると、主語と動詞を見失ってしまう
- どの語がどの語を説明しているのか分からない
- 関係詞や分詞などが入ると文の構造が分からなくなる
- 長文を単語の意味だけでつなぎ合わせて読んでしまう
複数当てはまる場合は、すぐに長文問題集へ進むより、英文解釈を取り入れて文の構造を読む練習をするのがおすすめです。
教材としては、『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』などが選択肢になります。
主語・動詞などの文の骨格や、語句の修飾関係を確認しながら英文を読む練習ができます。
初めて見る英文でも主語と動詞を見つけ、文の構造をある程度正確に理解できる場合は、英文解釈を独立して学習せず、長文演習へ進む方法もあります。

英文解釈を終えた判断基準
英文解釈を終えたかどうかは、参考書を最後まで解いたことではなく、初めて見る英文でも文の構造を自分で読み取れるかどうかで判断してください。
次の状態になっているか確認してみましょう。
- 主語と動詞を自分で見つけられる
- SVOCなど、文の基本的な構造を判断できる
- どの語句がどこを説明しているのか分かる
- 主節と従属節を区別して読める
- 文が長くなっても、文の骨格を見失わずに意味を取れる
特に大切なのは、参考書の解説を見なくても、自分で文の構造を確認できることです。
解説を読めば理解できても、初めて見る英文で構造を判断できなければ、まだ十分に身についていない可能性があります。
上の項目をおおむねできるようになったら、英文解釈から長文問題集へ進むひとつの目安です。
長文演習へ進んだ後も、構造が分からない英文が出てきたら英文解釈の参考書に戻って確認しましょう。
大東亜帝国の英語長文におすすめの参考書

単語・文法・解釈の基礎ができてから長文に進むことで、演習の効果が変わってきます。
長文問題集を始めるタイミング
長文問題集は、単語や文法が十分に身についていない状態で始めるより、基礎を固めてから取り組む方が学習を進めやすくなります。
まずは、次の状態になっているか確認してみましょう。
- 基本的な英単語を見て、迷わず意味が出てくる
- 基礎英文法の問題で、正解の理由を説明できる
- 英文の主語と動詞を見つけられる
- 長めの英文でも、文の構造をある程度読み取れる
- 知らない単語ばかりで、英文を何度も止まりながら読む状態ではない
これらができていない場合は、長文をたくさん解くよりも、単語・文法・英文解釈の不足している部分を先に復習することをおすすめします。
特に、1文の中に知らない単語がいくつも出てきたり、文の構造がほとんど分からなかったりする場合は、長文問題集の解説を読んで日本語訳を確認するだけの学習になりがちです。
単語・文法・英文解釈がある程度身についたら、『関正生のThe Rules英語長文問題集1 入試基礎』などの基礎レベルの長文問題集へ進みましょう。
長文問題集を終えた判断基準
長文問題集を終えたかどうかは、正答率だけではなく、「なぜその答えになるのか」まで理解できているかで判断してください。
次の状態になっているか確認してみましょう。
- 設問の答えを正しく選べる
- 答えの根拠となる箇所を本文から見つけられる
- なぜ他の選択肢が違うのか説明できる
- 英文を前から読み進めても内容を理解できる
- 時間を意識しても内容や設問の根拠をつかめる
特に大切なのは、正解した問題について「本文のどこを根拠に答えたのか」を説明できることです。
正答率が高くても、根拠を説明できない場合は、選択肢からなんとなく答えを選んでいる可能性があります。
その状態では、初めて解く過去問で得点が安定しないことがあります。
上の項目をおおむねできるようになったら、志望大学の過去問演習へ進むひとつの目安です。
過去問でうまく得点できなければ、単語・文法・英文解釈・長文のどこに原因があるのかを確認し、必要な教材へ戻って復習しましょう。
中学英語から復習した方がよい人

大学受験生だからといって、必ず大学受験用の教材から始める必要はありません。
中学英語に戻るべきチェックポイント
中学生と高校生の両方を長年指導してきた経験から言えるのは、大学受験生であっても中学英文法に穴が残ったまま高校教材に進んでしまうケースがあるということです。
その場合、高校用の参考書から始めるのではなく、一度中学英語まで戻る判断が必要になります。
次の項目で当てはまるものがないか確認してみてください。
- 基本文型(SVO・SVC)の違いを説明できない
- be動詞と一般動詞の疑問文・否定文を混同する
- 現在完了と過去形の違いを説明できない
複数の項目で迷う場合は、高校英文法へ進む前に中学範囲を短期間で確認しておく方が、その後の学習を進めやすくなります。
「大東亜帝国志望なのに中学英語まで戻ったら間に合わないのでは」という焦りをよく耳にしますが、集中して取り組めば比較的短期間で総復習できる範囲です。
中学範囲を先に確認した方が、その後の高校英文法や長文学習を進めやすくなる場合があります。
穴を残したまま先に進んでしまうと、後になってから土台からやり直しになる方が、結果的に時間がかかることもあります。

中学英語の復習に使いやすい参考書
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版(Gakken、山田暢彦監修)は、中学3年分の文法をイラストと平易な例文で網羅しています。
大学受験生でも取り組みやすい構成になっており、短期間の集中復習で文法の土台を作り直すのに向いています。
この段階は回り道ではなく、その後の学習を安定させるための確認作業だと考えてください。
参考書を増やしすぎないための3つの判断

参考書を何冊も買い足す前に、確認しておきたい3つの判断軸をお伝えします。
1冊を終える前に次へ進まない
1冊を十分に理解しきれていない段階で、不安から別の参考書に手を出してしまうと、知識が断片的になり、どちらの教材も未消化のまま終わってしまいがちです。
学習が停滞したときに大切なのは、「理解不足」「演習不足」「レベル不足」のどれが起きているのかを分けて考えることです。
- 理解不足 → 今の参考書の解説へ戻る
- 演習不足 → 同じ教材を続ける
- レベル不足 → 次段階の教材を検討する
この3つを混同したまま新しい教材に逃げないことが、遠回りを防ぎます。

難しすぎる参考書を選ばない
大東亜帝国志望であっても、難関大受験生向けの教材に手を出してしまう方がいます。
志望校で優先度の低い難解な構文や語彙に時間を使うより、過去問で頻出する基礎・標準問題の精度を上げる方を優先してください。
志望校より上のレベルの教材を使うこと自体を目的にしないよう、意識してみてください。
難しい参考書を使っていることへの安心感と、実際の得点力向上は別物です。

過去問で不足を確認してから追加する
参考書を追加する判断は、「不安だから」ではなく、過去問演習で見えた弱点をもとに行ってください。
文法の空所補充は取れているのに長文で失点している、というように、失点の種類を特定してから必要な教材を選ぶことが大切です。
闇雲に参考書を増やすよりも、まず過去問で弱点を切り分けることを優先してください。
自分に必要な参考書や勉強する順番を一人で決めるのが難しい場合は、学習計画から相談する方法もあります。
東大毎日塾では、現在の学力や志望校に合わせて学習計画を作成し、毎日の学習までサポートしています。
参考書ルートを終えたら過去問へ進む

参考書学習だけで満足せず、適切なタイミングで過去問演習に移ることが大切です。
過去問へ進む目安
単語・基礎文法・英文解釈・基礎長文、それぞれの終了基準を満たした段階で、最新の過去問に取り組んでください。
参考書の終了基準を満たした直後に一度過去問を解いてみると、時間配分と出題形式の感覚がつかみやすくなります。

過去問で点が取れないときに戻る場所
今どこでつまずいているかを確認し、必要な1冊を次へ進める状態まで仕上げることが、遠回りを防ぐポイントです。
| 過去問での症状 | 考えられる不足 | 戻る学習 |
|---|---|---|
| 長文で知らない単語が多く、時間内に読み終わらない | 単語・語彙の想起速度不足 | ターゲット1400またはシス単Stage1〜2を、迷わず意味が出る精度まで復習する |
| 文法・語法の空所補充や整序問題で失点が続く | 文法知識の定着不足・丸暗記 | 大岩の英文法または網羅系文法問題集の文法・語法パートで理由説明を復習する |
| 単語は分かるのに1文が長くなると主語・動詞を見失う | 英文解釈(構文把握)の不足 | 肘井学の必修編でSVOCの振り分けを再度練習する |
| 1文は読めるが文章全体の論理展開が追えず設問を間違える | 長文の客観的読解力の不足 | The Rules1で解答根拠の照合を復習する |
点数が伸び悩んでいるときほど、この切り分けをせずに「とにかく演習量を増やす」対応をしてしまいがちです。
まずはどの分野の不足が失点の主因なのかを特定してから、戻る場所を決めてください。
【Q&A】大東亜帝国の英語参考書でよくある疑問

大東亜帝国の英語対策では、「ターゲット1400で足りるか」「何から始めるべきか」など疑問が尽きないものです。
受験生が特につまずきやすい4つの質問に、指導現場の視点から具体的にお答えします。
Q.ターゲット1400だけで足りない場合は?
読解で語彙不足を感じても、すぐに上位の単語帳に移る必要はありません。
まずはターゲット1400の見出し語が、迷わず意味が出る状態になっているかを確認してください。
それでも足りないと感じる場合、原因の多くは単語帳のレベルではなく、熟語(イディオム)や多義語の知識の抜けにあることが少なくありません。

Q.シス単は全部覚える必要がありますか?
全4ステージすべてを同じ優先度で覚える必要はありません。
大東亜帝国対策としては、まずStage1・Stage2(1〜1200番)と第5章の多義語を優先して仕上げてください。
Stage3以降は難関大向けの範囲を含むため、過去問で語彙不足が確認できた場合に範囲を広げる、という順番で考えるとよいでしょう。
より詳しい使い方は、別記事「システム英単語の勉強法【完全版】」を参考にしてください。

Q.偏差値45前後なら何から始めればいい?
偏差値45前後の方は、中学英語の理解度によって開始地点が分かれます。
まずは基本文型や時制のチェックを行い、抜けがあれば「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版」から、抜けがなければ大岩の英文法とターゲット1400から始めてください。
自分に合う1冊の選び方をより詳しく知りたい方は、別記事「偏差値45の英語参考書|自分に合う1冊の選び方と次へ進む基準」も参考にしてください。

Q.参考書を追加するのはどんなとき?
新しい参考書を追加してよいのは、今の1冊の終了基準を満たしていて、なおかつ過去問演習で具体的な弱点が見えたときです。
理解が足りないなら解説本、演習量が足りないなら同レベルの問題集、レベルが合っていないなら次の段階の教材というように、不足の種類を見極めてから選んでください。
まとめ:大東亜帝国の英語参考書|基礎から合格までの最短ルート

記事の重要ポイント
大東亜帝国の英語対策で大切なのは、参考書の冊数を増やすことではありません。
今どこでつまずいているかを確認し、必要な1冊を終了基準まで仕上げることが、遠回りを防ぐ最短ルートです。
単語・文法・英文解釈・長文それぞれに終了基準を持たせ、次へ進んでよい状態を自分で判断できるようにしてください。
迷ったときの判断基準と次の行動
迷ったときは、偏差値の数字ではなく「今の1冊をどこまで仕上げられているか」に立ち返ってください。
まず今使っている教材が終了基準を満たしているかを確認し、満たしていなければ、新しい参考書に手を伸ばす前に今の1冊を仕上げることから始めてみてください。
執筆者プロフィール

※この記事は、学習塾で長年にわたり大手個別指導塾で高校生への英語指導を担当してきた藤堂直樹が執筆しています。英単語・英文法・長文読解・英作文など、英語が苦手な生徒にもわかりやすい学習法を発信しています。
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