速読英単語(必修編)の使い方|何日・何周・1日何章で最短攻略

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本記事の監修者
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速読英単語(必修編)を買ったものの、「どう使えばいいのかわからない」と感じていませんか?
「とりあえず読んでいるけど覚えられない」
「何周すればいいのか分からない」
「このやり方で本当に伸びるのか不安」
このように悩んでいる高校生はとても多いです。
実際に、速読英単語(必修編)は使い方を間違えると、時間だけかかって効果が出にくい参考書です。
正しい手順で繰り返せば、共通テストからMARCHレベルまで通用する語彙力と読解力を同時に伸ばすことができます。
この記事では、27年以上の指導経験をもとに、速読英単語(必修編)の「最短で結果を出す使い方」を具体的に解説します。
「何日で終わるのか」
「何周やればいいのか」
「1日どれくらい進めればいいのか」
といった疑問にもすべて答えています。
読み終えたときには、迷わず勉強を進められる状態になります。
記事のポイント
「5周以上」の反復で長期記憶に定着させる
1日2〜3章のペースで1ヶ月1周を完遂する
音声学習(音読・シャドーイング)を習慣化する
アプリを併用してスキマ時間の接触回数を増やす
Contents
- 1 結論|速読英単語(必修編)は「何周も回す使い方」で偏差値が伸びる
- 2 速読英単語(必修編)のレベルと中身|自分に合っているか判断する
- 3 最短攻略スケジュール|何日・何周・1日何章で終わらせる?
- 4 1日何章やるべき?レベル別おすすめ学習ペース
- 5 速読英単語は何周するべき?記憶を定着させる回し方
- 6 【迷いをゼロに】速読英単語(必修編)の正しい使い方4ステップ
- 7 実践!速読英単語の効果を最大化する音声・リスニング勉強法
- 8 速読英単語の覚え方|ノートは必要?
- 9 アプリを使った効率的な勉強法
- 10 注意!速読英単語(必修編)でおすすめしない失敗する使い方
- 11 速読英単語(必修編)の効果とメリット
- 12 必修編の次にやるべきこと|上級編・英熟語への接続
- 13 【Q&A】速読英単語(必修編)の使い方に関するよくある質問
- 14 まとめ|速読英単語(必修編)は「繰り返し」で最短攻略できる
- 15 執筆者プロフィール
結論|速読英単語(必修編)は「何周も回す使い方」で偏差値が伸びる

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参考書名 | 速読英単語 必修編[改訂第8版] |
| 著者 | 風早寛 /Z会編集部 |
| 発売日 | 2025年3月1日 |
| ページ数 | 本体468ページ+別冊72ページ(合計約540ページ) |
| ランク | 基礎〜標準レベル(共通テスト〜MARCH・中堅私大) |
| 学習内容 | 長文の中で英単語を覚えながら、語彙力と読解力を同時に伸ばす |
| 掲載語数 | 約1,900語(派生語・関連語含め約3,300語) |
| 所要時間(1周目目安) | 約20〜35時間 |
| 学習目安(分解) | 〈長文読解・単語理解〉約15〜25時間 / 〈音読・復習〉約5〜10時間 |
速読英単語(必修編)は、最低5周繰り返すことで偏差値が伸びる単語帳です。
1回読んで終わりにするのではなく、スピードを上げながら何周も回し続けるのが正しい使い方です。
- 最低5周の反復で知識を長期記憶に定着させる
- 共通テスト7割からMARCH合格レベルへ到達
- 単語を文脈で覚えるから長文読解に即通用する
到達レベル:共通テスト〜MARCHレベルまで対応
速読英単語(必修編)を完璧に仕上げると、共通テストからMARCHレベルまで対応できる語彙力が身につきます。
対応できるレベルは以下の通りです。
- 共通テスト:7〜8割
- 私立大学:MARCHレベル
- 国公立:地方〜中堅レベル
私たち編集部がこれまで経験してきた教室・塾の現場でも、「速単を5周以上回した生徒は共通テストの英語で安定した得点が取れる」という声を繰り返し聞いてきました。
1冊を深く仕上げることの大切さは、27年間の現場経験からも確かなことです。

向いている人:基礎単語を終えて長文に入りたい人
速読英単語(必修編)が最もおすすめな人は、中学英語レベルの単語は一通り覚えて、これから長文読解の練習を始めたい人です。
この単語帳が向いている人は以下の通りです。
- 基礎単語を1冊終えている
- 長文読解に入りたい
- 単語と長文を同時に伸ばしたい
この単語帳の最大の特徴は、単語を長文の文脈の中で覚えられることです。
偏差値でいうと45〜60あたりの人が最も効果を実感しやすい1冊です。

向いていない人:中学英語や基礎が不安な人
中学英語の基礎単語(be動詞・一般動詞など)に自信がない人は、速読英単語(必修編)を始める前にまず基礎を固める必要があります。
収録されている英文は高校入試〜大学入試レベルです。
中学英語が不安な状態で取り組むと、英文の意味が全くわからず、単語も覚えられないという悪循環になります。
まずは「システム英単語Basic」や「ターゲット1200」などで基礎単語を固めてから取り組むのがおすすめです。
速読英単語(必修編)のレベルと中身|自分に合っているか判断する

速読英単語(必修編)が自分のレベルに合っているかどうかを確認しましょう。
レベルを誤って取り組むと時間を無駄にしてしまうため、事前に内容をしっかり把握しておくことが大切です。
- 偏差値45から60の層に最も高い学習効果を発揮
- 入試頻出単語の9割以上を網羅する1,900語を収録
- 文章の中で学ぶため語彙と読解を同時に伸ばせる
偏差値45〜60に最適な理由
速読英単語(必修編)は、偏差値45〜60の高校生にとって最も効果が出やすいレベル設計になっています。
最新版(第8版)の見出し語数は約1,900語で、Z会の公式発表によれば、入試頻出単語の9割以上を網羅しています。
お手元の単語帳の版によって語数が異なるため、確認しておきましょう。
収録語は難しすぎず、簡単すぎない絶妙な難易度です。英文も1文1文が読解練習として適切な長さになっています。
偏差値45未満の人には少し難しく、偏差値60を超えている人には物足りなく感じる可能性があります。
まず巻頭の英文を1本読んでみて、半分以上意味がわかれば取り組むサインです。

共通テスト・MARCHとの関係
速読英単語(必修編)をマスターすると、共通テストの英語で7〜8割、MARCHの英語でも基礎的な問題に対応できる力がつきます。
共通テストの英語は「速く・正確に読む力」が問われます。
速読英単語はまさにその力を鍛えるために作られた単語帳です。
MARCHレベルでは、必修編だけでは単語が少し足りない場面もありますが、基礎固めとしては十分な1冊です。
MARCHを本命にしている人は、必修編を仕上げた後に上級編へ進む流れが理想的です。

ターゲット・シス単との違いと使い分け
速読英単語(必修編)が他の単語帳と最も違う点は、「文章を読みながら単語を覚える」スタイルにあります。
ターゲット1900やシステム英単語は、単語と意味を1対1で効率よく覚えることに特化しています。
速読英単語は70本の英文を読みながら単語を文脈ごと覚えるため、長文読解力も同時に伸ばせます。
「単語を覚えるスピードはターゲットの方が速い」という声も現場では多く聞きます。
「英文の中で単語を使える感覚」を身につけるなら速単の方が優れています。
目的に合わせて選ぶか、両方を併用するのがおすすめです。
最短攻略スケジュール|何日・何周・1日何章で終わらせる?

速読英単語(必修編)を最短で終わらせるには、1日に進む量と周回数の計画を最初に決めることが重要です。
計画なしに取り組むと途中で失速するため、まずスケジュールを決めてから始めましょう。
- 最短3週間で全体を回して概要を掴む短期プラン
- 1ヶ月1周ペースを5回追うのが最も確実な攻略法
- 定着には2ヶ月から3ヶ月の継続期間が必須
最短3週間で1周するプラン
速読英単語(必修編)は、1日3〜4章ペースで進めると、最短3週間で1周できます。
全70章を21日で割ると、1日あたり約3〜4章が目安です。
1章あたりの学習時間は15〜20分が目安なので、1日60〜80分確保できれば3週間での1周が現実的です。
3週間での1周は「ざっくり全体を掴む」ことが目的です。
この段階では単語を完璧に覚えなくていいので、スピード優先で進めましょう。
| 期間 | 1日の章数 | 1日の学習時間 |
|---|---|---|
| 3週間 | 3〜4章 | 60〜80分 |
| 1ヶ月 | 2〜3章 | 40〜60分 |
| 2ヶ月 | 1章 | 20〜30分 |
1ヶ月で仕上げる現実的スケジュール
部活や学校の課題と両立しながら進めるなら、1ヶ月で1周する1日2〜3章ペースが最も現実的です。
1日2章なら35日、1日3章なら24日で1周できます。
学校がある平日は2章、余裕のある土日は3〜4章という使い分けをすると無理なく続けられます。
私たち編集部が相談を受けてきた受験生の中でも、「1ヶ月1周ペースを5周繰り返した生徒」が最も安定した結果を出しています。

英単語1900語を覚える目安日数
速読英単語(必修編)第8版に収録された約1,900語を定着させるには、最低でも60〜90日(2〜3ヶ月)の学習期間が必要です。
反復しないと記憶は急速に薄れていきます。
1周しただけでは多くの単語が抜け落ちます。
2〜3ヶ月かけて5周以上繰り返すことで、収録語の大部分が長期記憶に移行します。
「何日で覚えられますか?」という質問に対しては、「1周するのに1ヶ月、定着させるのに2〜3ヶ月」と考えてください。
1日何章やるべき?レベル別おすすめ学習ペース

1日に進める章数は、自分の学年・英語力・使える時間によって変わります。
多く進めればいいわけではなく、「理解しながら進む量」が最も効果的です。
- 英語が苦手なら1日1章ずつ丁寧に理解を優先
- 受験直前期なら1日2〜3章のペースで短期攻略
- 学年に合わせじっくり型からスピード型へ移行
1日1章でじっくり進める方法
英語が苦手な人や、時間が限られている人は1日1章でじっくり進めるのがおすすめです。
1章あたり20〜30分かけて、英文の意味を完全に理解してから単語を覚えます。
この方法は時間はかかりますが、1章ごとの定着度が高く、後の周回がスムーズになります。
英語の偏差値が50未満の人は、まずこのペースで1周することを目標にしましょう。

1日2〜3章で短期攻略する方法
英語が得意な人や、受験まで時間が限られている人は1日2〜3章ペースで進めましょう。
1章あたり15〜20分を目安に、テンポよく進めることがポイントです。
わからない単語があっても立ち止まりすぎず、「次の周回で覚える」という割り切りが大切です。
編集部のこれまでの経験として、受験直前期(高3の夏以降)に1日3章ペースで進めた生徒が、最も短期間で成果を出したケースが多くありました。

高1・高2・受験生別の進め方
学年によって、速読英単語(必修編)の使い方と優先度は変わります。
| 学年 | 1日の目安 | 学習スタイル |
|---|---|---|
| 高1 | 1章 | じっくり理解・英文読解に慣れる |
| 高2 | 1〜2章 | バランス型・夏までに1周目標 |
| 高3・浪人 | 2〜3章 | スピード重視・短期集中 |
高校1年生は英文読解に慣れることを最優先にし、完璧に覚えなくていいので読み続けることが大切です。
高校2年生は音読も取り入れて、英語を聞く・読む力を同時に伸ばすのが理想です。
受験生は時間を測った速読練習も並行して行うことが重要です。
速読英単語は何周するべき?記憶を定着させる回し方

速読英単語(必修編)は「何周するか」が合否を分けると言っても過言ではありません。
1周で終わらせてしまう受験生が最も多い失敗パターンです。
- 1周では定着率が低く本番で通用しないリスク
- 5周を超えると見た瞬間に意味が出る自動化状態
- 周回ごとに精読から速読へ目的をステップアップ
1〜2周では足りない理由
速読英単語を1〜2周しただけでは、単語の定着率は30〜40%程度にとどまります。
当編集部がこれまで指導してきた生徒のデータに基づく目安として、定着率は時間とともに急速に記憶から薄れていきます。
1〜2周で終わりにしてしまうと、せっかく覚えた単語が本番で出てこないという事態になります。
「なんとなく見た気がする」という状態では、本番で意味が出てこないのはこのためです。

最低5周するべき根拠
速読英単語(必修編)は最低5周繰り返すことで、単語の定着率が80%以上になります。
周回を重ねるごとに1周にかかる時間は短くなります。
1周目は1ヶ月かかっても、5周目は1週間で回せるようになります。
5周を超えると、多くの単語が「見た瞬間に意味がわかる」状態になり、長文を読むスピードが目に見えて上がります。
編集部がヒアリングしてきた合格者の多くが「気づいたら8〜10周していた」と話しています。

周回ごとの目的と変化
周回を重ねるにつれて、学習の目的と取り組み方を変えることが大切です。
| 周回 | 目的 | 取り組み方 |
|---|---|---|
| 1〜2周目 | 意味理解 | 時間をかけてじっくり読む |
| 3〜4周目 | 定着確認 | 赤シートで即答テスト |
| 5周目以降 | 速読力UP | 時間を測ってスピード練習 |
5周目以降は1章を5分以内で読み切ることを目標にして、スピードを意識してください。
【迷いをゼロに】速読英単語(必修編)の正しい使い方4ステップ

速読英単語(必修編)を正しく使うには、4つのステップを順番通りに進めることが大切です。
このステップを飛ばして進めると、途中で行き詰まる原因になります。
- 1周目は時間を気にせず英文の完全理解に集中
- リスト単体ではなく文中での使われ方を徹底確認
- 毎章3回以上の音読で記憶定着率を劇的に高める
- 慣れたら1章5分以内を目標にタイマーで測定
Step1:最初は時間を気にせず丁寧に読む
1周目は時間を測らず、英文の意味を完全に理解することだけに集中してください。
1章を読む前に、まず単語リストをざっと確認します。
次に英文を通読し、大まかな内容をつかみます。
わからない単語が出てきたら単語リストに戻って確認し、もう一度英文を読みます。
「予習→本文→確認」の流れを1周目は徹底しましょう。
1周目から時間を測って焦って進めた生徒ほど、2周目以降で「何も覚えていない」と感じるケースが多くありました。

Step2:単語と構文を正確に理解する
英文の意味がわかったら、重要単語の意味と文の構造を確認します。
単語帳の右ページに載っている単語リストを使い、★マークがついた重要語を中心に確認します。
意味を確認するだけでなく、実際に英文の中でどう使われているかを確認することが大切です。
「文脈の中で単語を覚える」ことが速読英単語の最大の強みなので、単語リストだけを丸暗記するのはもったいない使い方です。

Step3:音読・シャドーイングで定着させる
英文の意味と単語を理解したら、必ず声に出して音読してください。
音読は最低3回行います。
1回目はゆっくり意味を確認しながら、2回目は自然なスピードで、3回目は付属の音声を聞きながら合わせて読みます(オーバーラッピング)。
音読をするかどうかで、3ヶ月後のリスニング力と読解スピードに大きな差が生まれます。
声に出すことで記憶の定着率が大幅に上がります。

Step4:慣れてから時間を測って速読力を上げる
3周目以降は、1章を読む時間を測りながら進めましょう。
最初は1章に10〜15分かかっても問題ありません。
周回を重ねるごとにタイムを縮めることを意識してください。
目標は1章を5分以内で読み切ることです。
時間を測ることで「どこで詰まっているか」が明確になり、自分の弱点単語も把握しやすくなります。
実践!速読英単語の効果を最大化する音声・リスニング勉強法

速読英単語(必修編)には音声CD・音声ダウンロードが付属しています。
音声を使うかどうかで、リスニング力の伸びに大きな差がつきます。
- 公式音声を使い耳と口から単語と速読力を鍛える
- オーバーラッピングとシャドーイングで仕上げ
- 毎日の音声学習が共通テストリスニング対策に直結
音声の使い方が合否を分ける理由
速読英単語の音声を使った学習は、リスニング対策と単語定着を同時にできる最も効率的な方法です。
英語は「読める」だけでは共通テストのリスニングには対応できません。
音声を聞いて意味がわかる状態にして初めて、リスニングで点が取れます。
速読英単語の音声は収録英文をネイティブが読んでいるため、正しい発音・リズム・スピードを同時に身につけられます。
「単語帳の音声は使わなくてもいい」と思っている人は、リスニングで大きく損をしています。

シャドーイング・オーバーラッピングのやり方
音声を使った学習は、オーバーラッピング→シャドーイングの順番で進めてください。
- オーバーラッピングは、英文を目で見ながら音声に合わせて同時に声に出す練習です。まずこの方法で5〜10回繰り返し、英文のリズムと発音を体に染み込ませます。
- シャドーイングは、英文を見ずに音声だけを聞いて、0.5秒遅れで声に出す練習です。オーバーラッピングで慣れた後に取り組んでください。いきなりシャドーイングから始めると英文についていけず効果が半減します。

共通テスト9割を狙うリスニング対策
共通テストのリスニングで9割を狙うには、速読英単語の音声学習を毎日の習慣にすることが必要です。
1日1章分の英文をオーバーラッピングするだけで、3ヶ月後にはリスニングの聞き取り率が大幅に上がります。
編集部がヒアリングしてきた合格者の中に、「速単の音読だけで共通テストリスニングが85点から96点になった」という高校3年生がいました。
毎日の音読・音声学習を軽視しないでください。
速読英単語の覚え方|ノートは必要?

速読英単語(必修編)を使うときに「ノートに書くべきか」と悩む人は多いです。
結論から言うと、ノートは使い方次第で効果にも無駄にもなります。
- 単語をまとめるだけの作業ノートは即座に停止
- 赤シートでのテスト回数を増やす方が効率的
- 書く時間を「思い出す」訓練に充てて定着を促進
ノートを使うべき人と使わない方がいい人
ノートを使うべき人は、間違えた単語や覚えにくい単語を整理したい人だけです。
単語の意味を毎回ノートにまとめている人は、ノートをやめて赤シートでのテストに切り替えましょう。
速読英単語は単語リストが見やすく整理されているため、別途ノートにまとめる必要はほとんどありません。
ノートを「きれいに書くこと」が目的になってしまうのが最も危険なパターンです。

効率が下がるNGな覚え方
やってはいけない覚え方は次の3つです。
- ノートに何度も書く
- 1周目で完璧を目指す
- 単語だけ覚えて英文を読まない
- ノートに何度も書くのは、書くことに集中するあまり「思い出す」という最も重要なプロセスが省略されるためです。書く時間があれば赤シートでテストする方が何倍も効果的です。
- 1周目で完璧を目指すと時間がかかりすぎ、途中で挫折します。「わからなくてもとにかく進む」姿勢が大切です。
- 単語だけ覚えて英文を読まないのは、速読英単語を選んだ意味がなくなります。文脈の中で覚えることがこの単語帳の最大の強みです。

接触回数を増やす暗記のコツ
単語を長期記憶に定着させる最も効果的な方法は、同じ単語に何度も触れることです。
赤シートで隠して即答できるかテストする→できなかった単語に印をつける→次の周回で印のついた単語を優先的に確認する、というサイクルを繰り返しましょう。
スキマ時間(電車・休憩・就寝前)に速単を開いて単語を確認する習慣をつけると、1日の接触回数が自然に増えます。
アプリを使った効率的な勉強法

速読英単語(必修編)の学習効果は、アプリと組み合わせることでさらに高められます。
紙の単語帳とアプリはそれぞれ役割が異なるため、うまく使い分けることが重要です。
- アプリmikanで1問1秒の高速テストを実施
- 移動や休憩のスキマ時間をすべて暗記に変換する
mikanなどアプリの活用方法
速読英単語に対応したアプリ「mikan」を使うと、単語の習熟度管理と高速テストができます。
mikanの4択テスト機能は1問1秒のスピードで単語を確認できます。
「知っている単語」と「知らない単語」を素早く仕分けられるため、限られた時間で効率よく弱点単語に集中できます。
紙の速単で英文を読んで文脈ごと理解し、アプリで単語を高速テストするという「二刀流」が最も効果的な使い方です。

スキマ時間で覚えるコツ
電車の移動時間・授業の休憩・就寝前の10分など、スキマ時間をアプリ学習に使いましょう。
1日のスキマ時間を合計すると30〜60分になることが多いです。この時間をアプリでの単語テストに使うだけで、1日の単語接触回数が大幅に増えます。
まとまった時間は紙の速単で英文読解と音読、スキマ時間はアプリで単語テストというリズムを作ることが継続のコツです。
注意!速読英単語(必修編)でおすすめしない失敗する使い方

正しい使い方と同じくらい重要なのが、失敗パターンを事前に知っておくことです。
多くの受験生が同じ失敗を繰り返しているため、必ず確認しておいてください。
- 1周目から完璧を目指しすぎて失速する完璧主義
- 音読をサボると読解スピードが伸び悩み挫折する
- 中学レベルの基礎が抜けたまま背伸びするリスク
1周に時間をかけすぎる完璧主義
1周目から全単語を完璧に覚えようとすることが、最も多い失敗パターンです。
「この単語を完全に覚えてから次に進もう」という考え方は、一見正しく見えますが結果的に時間をかけて後半に進めなくなります。
1周目の目的は「全体を把握する」ことです。
わからない単語があっても印をつけて先に進み、次の周回で覚えるという考え方に切り替えてください。
編集部に相談に来た受験生の中に、1周目に3ヶ月かけてしまい結局1周しか終わらなかったというケースが複数ありました。

音読しないまま進めるパターン
速読英単語を目で読むだけで音読をしない使い方は、リスニング力と読解スピードが伸びないまま終わります。
音読をしないと「英語を英語のリズムで処理する感覚」が身につきません。
黙読だけでは文章を日本語に訳しながら読む癖がつき、本番でのスピードが上がらなくなります。
面倒に感じても、毎章最低3回は声に出して読む習慣をつけてください。

基礎不足で取り組むリスク
中学英語の基礎が固まっていない状態で速読英単語(必修編)に取り組むのは、土台のない建物を建てようとするようなものです。
英文を読んでも単語も文法も全くわからない状態では、何周しても定着しません。
「やってみたが全然わからない」と感じている場合は、まず中学英語の単語・文法を総復習してから取り組むことをおすすめします。
焦って背伸びをするより、基礎を固めてから取り組む方が結果的に早く実力がつきます。
速読英単語(必修編)の効果とメリット

速読英単語(必修編)には、他の単語帳にはない独自のメリットがあります。
正しく使い続けることで得られる効果を具体的に確認しておきましょう。
- 長文と語彙をセットで学ぶから学習効率が極めて高い
- 英語を日本語に訳さず理解できる「速読脳」を養成
- 共通テストの膨大な英文を読み切る体力が身につく
長文読解と語彙力が同時に伸びる理由
速読英単語(必修編)の最大のメリットは、単語を覚えながら長文読解の練習ができることです。
単語と訳語を1対1で覚えるだけの勉強と違い、速読英単語は70本の英文を読みながら単語を覚えます。
英文を読む練習を重ねるほど読解スピードが上がり、単語の定着率も高くなるという相乗効果が生まれます。
「単語帳と長文問題集を別々にやる時間がない」という受験生にとって、この1冊で両方を同時に鍛えられるのは大きなメリットです。

英語を英語のまま理解できる仕組み
速読英単語で音読を繰り返すと、英語を日本語に訳さずに理解できる力が身につきます。
英文を音読するとき、人間の脳は英語の語順のまま意味を処理しようとします。
この練習を積み重ねることで「英語を英語のまま読む感覚」が体に染み込みます。
共通テストのリーディングは制限時間が厳しいため、日本語訳を頭の中で作っていると時間が足りなくなります。
速読英単語の音読練習は、このボトルネックを解消する最も効果的な方法です。

共通テスト・MARCHで差がつく理由
速読英単語(必修編)を5周以上仕上げた受験生は、共通テストの英語で安定した得点が取れるようになります。
共通テストの英語リーディングは80〜90分で約6,000語の英文を読む必要があります。
速読英単語で鍛えたスピードと語彙力がなければ、時間内に全問解くことは難しいです。
編集部が調査してきた現場でも「速単を仕上げた生徒は共通テスト英語で80点台が安定する」という報告を繰り返し受けてきました。
必修編の次にやるべきこと|上級編・英熟語への接続

速読英単語(必修編)を5周以上仕上げたら、次のステップに進む準備ができています。
次に何をやるべきかを明確にしておくことで、学習の勢いを切らさずに進められます。
- 偏差値60突破を合図に早慶狙いの上級編へ移行
- 必修編を完璧に仕上げてから次の教材へ進む
偏差値60を超えたら上級編へ進むタイミング
速読英単語(必修編)を完成させて偏差値が60を超えたら、上級編に進むタイミングです。
上級編は早稲田・慶應・東大・京大レベルの難単語を収録しています。
必修編の単語が9割以上スムーズに読めるようになってから進むのがベストです。
必修編が仕上がっていない状態で上級編に手を出すと、どちらも中途半端になってしまいます。
必修編を完璧に仕上げることを最優先にしてください。

英熟語を始めるべき時期と学習期間
速読英単語の熟語編(英熟語)は、必修編の学習と並行して進め始めることができます。
英熟語は大学入試で必ず問われる分野です。必修編の2〜3周目が終わったタイミングで熟語の学習を始めると、単語と熟語の両方を入試本番までに仕上げられます。
熟語の学習期間の目安は2〜3ヶ月です。
単語と熟語を同時進行することで、英文の理解度がさらに高まります。
【Q&A】速読英単語(必修編)の使い方に関するよくある質問

速読英単語(必修編)の学習を進める中で、多くの受験生が抱く疑問を解消します。
「いつから測る?」「何回読む?」といった具体的な悩みに答え、最短で効果を出すための活用法をQ&A形式で詳しく解説します。
Q.速読英単語は最初から時間を測るべきですか?
1〜2周目は時間を測る必要はありません。
3周目以降から時間を意識してください。
最初から時間を測ると「速く読まなければ」という焦りが生まれ、内容の理解がおろそかになります。
英文の意味と単語を正確に理解することを最優先にし、3周目からタイムを測って速読力を鍛えましょう。

Q.1つの長文は何回読むべきですか?
1つの長文は最低5回読むことをおすすめします。
1回目は通読(意味の確認)、2〜3回目は単語と構造の確認をしながら読む、4〜5回目は音声に合わせて音読する、というサイクルが理想的です。
5回読むと、多くの単語が自然に頭に入ってきます。

Q.英単語1900語は何日で覚えられますか?
約1,900語を定着させるには、最短でも60〜90日(2〜3ヶ月)かかります。
2〜3ヶ月かけて5周以上繰り返すことで、収録語の大部分が長期記憶に入ります。
「何日で覚えられるか」よりも「何周繰り返すか」を意識してください。

Q.TOEIC対策として使う場合のレベルはどのくらいですか?
速読英単語(必修編)は、TOEICスコアで550〜700点を目指す人に適したレベルです。
TOEICの基礎固めとして使うことができますが、TOEICに特化した単語(ビジネス語彙など)は少ないため、TOEIC専用の単語帳と並行して使うのがおすすめです。
英語の基礎力をつける目的なら、速読英単語(必修編)は十分に役立ちます。
まとめ|速読英単語(必修編)は「繰り返し」で最短攻略できる

速読英単語(必修編)は、正しい使い方で繰り返すことで偏差値を確実に上げられる単語帳です。
この記事の重要ポイントを優先度順にまとめます。
- 最低5周以上が必須:1〜2周では定着率が低く、5周以上で80%以上の定着が見込める
- 1ヶ月1周ペースが最適:1日2〜3章ペースで無理なく続けられる
- 音読は毎日必ず行う:声に出すことで記憶定着とリスニング力が同時に伸びる
- アプリ(mikan)でスキマ時間を活用する:1日の接触回数を増やすことが定着の鍵
- 1周目は完璧を目指さない:全体把握を優先し、細かい単語は周回で覚える
今日からまず1章だけ、英文を読んで音読してみてください。
その1歩が、合格への最短ルートの第1歩になります。
執筆者プロフィール

予備校オンラインドットコム編集部は、教育業界に長年携わってきた実務経験者を中心とした専門チームです。これまで27年以上にわたり学習塾・予備校の現場に関わり、800以上の教室を調査・分析してきました。
編集部には、オンライン学習塾の運営経験者、受験メンタルトレーナー、進路アドバイザー、ファイナンシャルプランナーなどが在籍しています。実際の受験指導経験や保護者からの相談対応、各塾の公式資料や最新情報の確認など、一次情報をもとにした中立的な情報発信を行っています。
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