古文の読解のコツと基本ルール!短期間で読解力を上げる古文の解き方
「※この記事には一部PRが含まれます」
こんにちは、受験生を応援する教育メディア、予備校オンラインドットコムです。
受験生の悩みを解決して、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
古文の読解力を上げたい!
古文の読解が苦手…そんな受験生は多いのではないでしょうか?
「何が書いてあるのか分からない」「主語が省略されていて意味がとれない」「読解に時間がかかりすぎる」と悩んでいる人も多いはず。
しかし、古文には「読み方のルール」があり、それを知れば短期間で読解力を大幅に向上させることが可能です!
本記事では、古文の読解に必要な基本ルールと、短期間で得点を上げるための解き方のコツを分かりやすく解説します。
・古文を読む前にやるべきこととは?
・主語や敬語を正しく補う方法とは?
・時間内にスムーズに解くためのポイントとは?
これらの疑問に答えながら、効率よく古文を読めるようになる方法をお伝えします。
古文が苦手な人でも安心して取り組める内容になっていますので、ぜひ最後まで読んで実践してみてください!
古文読解が苦手な受験生へ|短時間で点を取るコツとは?
古文の読解に必要な基本の勉強
大学受験:古文読解の基本ルールとコツ
古文が得意になる!読解のコツ5つ
古文を速く正確に読むための勉強法
難関大学にあなたも逆転合格できる
圧倒的な合格率が本物の証
難関私大に合格する完璧なノウハウ
志望大学の先生があなたをサポート
「友だち追加」で無料コーチング
勉強計画を無料で作成
↓↓↓
Contents
古文読解が苦手な受験生へ|短時間で点を取るコツとは?
古文読解が苦手な受験生へ|短時間で点を取るコツとは?について解説します。
古文は英語と同じ「言語」として学ぶべき
試験で求められる「古文の読解力」とは
古文読解が苦手な理由とは?
古文が苦手な受験生の多くは、「何が書いてあるのか分からない」「読んでも意味が取れない」と感じています。
その理由は主に以下の3つです。
1.単語や文法の知識不足
現代文と同じ感覚で読んでしまい、古文特有の単語や文法を知らないまま解こうとしている。例えば、「はづかし」は「恥ずかしい」ではなく「立派だ」という意味を持つため、現代語のイメージだけで読むと誤解してしまいます。
2.主語が省略されることが多い
古文では、誰が話しているのか明示されないことがよくあります。そのため、登場人物の関係性を把握せずに読み進めると、誰が何をしているのか混乱してしまいます。
3.古文常識を知らない
古文は千年以上前の価値観や風習を前提に書かれています。例えば、当時の貴族の恋愛観や、手紙のやり取りの仕方などが分かっていないと、登場人物の行動の意図を読み違えることがあります。
以上の理由から、ただ文章を読んでも意味を理解するのが難しくなり、「古文=苦手」と感じてしまうのです。
古文は英語と同じ「言語」として学ぶべき
古文は「国語の一部だから感覚で読める」と思われがちですが、それは大きな誤解です。
古文は、現代日本語とは大きく異なる言語であり、英語のように文法や単語を体系的に学ぶことが必要なのです。
英語と古文の共通点
・英語も古文も「単語を覚える」ことが重要
・文法ルール(活用や助詞・助動詞など)を知ることで正しく読めるようになる
・慣れないうちは直訳しながら読むが、練習すると自然に意味が取れるようになる
英語を学ぶ際には、「単語」「文法」「長文読解」の順番で学習を進めます。
古文も同じように、まずは単語と文法をしっかり身につけることが大切です。
単語を知らずに長文を読んでも、意味が取れないのは当然です。
古文特有の表現や敬語などの「文化的背景」も、英語のイディオム(慣用表現)と同じように覚えていく必要があります。
例えば、古文では「風の音」を聞いて泣くシーンがよくありますが、これは「風=昔の恋人を思い出させるもの」といった古文常識を知っていないと、なぜ泣くのかが理解できません。
つまり、古文を「日本語の一部」ではなく「別の言語」として捉えることで、体系的に学ぶ意識が芽生え、効率的に読解力を上げることができるのです。
試験で求められる「古文の読解力」とは
大学受験の古文では、「なんとなく読める」だけでは高得点を取れません。
試験で求められる読解力とは、次の3つの力をバランスよく伸ばすことがカギとなります。
1.単語・文法を理解する力
単語や助動詞の意味が分からないと、文章を読んでも全く意味が取れません。たとえば、「ぬ」が完了なのか打消なのかを見分けることができれば、文全体の意味が大きく変わってくることが分かります。このように、単語・文法の知識は「読解の土台」となります。
2.文章の流れをつかむ力
古文の文章では、主語が省略されることが多いため、誰が何をしているのかを把握する力が必要です。そのためには、「動詞」に注目して、誰の行動なのかを考えながら読み進めると、文章の流れをつかみやすくなります。
3.設問を解くための読解力
試験では、「筆者の意図は何か」「登場人物の心情はどう変化したか」などを問われることが多いです。そのため、「カギカッコの中の発言をまとめる」「心情を表す動詞や助動詞を見つける」といったテクニックを使うことで、効率よく正解にたどり着くことができます。
つまり、試験で求められる古文の読解力とは、「知識」と「読み方のコツ」を組み合わせ、正しく文章の流れをつかむ力なのです。
これを身につけることで、初見の文章でも確実に得点できるようになります。
難関大学にあなたも逆転合格できる
圧倒的な合格率が本物の証
難関私大に合格する完璧なノウハウ
志望大学の先生があなたをサポート
「友だち追加」で無料コーチング
勉強計画を無料で作成
↓↓↓
古文の読解に必要な基本の勉強
古文の読解に必要な基本の勉強について解説します。
古文文法の基礎を固める|助動詞・活用・識別を重点的に
主語・敬語のルールを理解する|人物関係を正しくつかむ
古文常識を身につける|当時の価値観や文化を学ぶ
長文読解の演習を積む|過去問を活用して実戦力をつける
古文単語を効率的に覚える|頻出単語300語をマスターする
古文の読解力を上げるためには、単語の知識が欠かせません。古文単語は約300語ほどが頻出であり、これを覚えれば長文読解の理解度が格段に向上します。
ただし、単語を単純暗記するのは非効率です。
効率的に覚えるコツとして、「語のイメージをつかむ」ことが重要です。
例えば、「あはれ」は「しみじみとした感情全般」を指し、「うつくし」は「かわいらしい」という意味になります。
現代語とは異なる意味を持つ単語も多いため、類義語や対義語とセットで覚えるのも有効です。
音読を活用することで記憶に定着しやすくなるので、参考書や単語帳を声に出して読む習慣をつけると良いでしょう。
毎日少しずつ繰り返し、無理なく覚えていくことがポイントです。
参考記事:古文の参考書【初心者向け!おすすめ9選】単語帳・問題集・文法書
古文文法の基礎を固める|助動詞・活用・識別を重点的に
古文を正確に読解するためには、文法の知識が不可欠です。
特に重要なのが、助動詞の意味と活用の理解です。
項目 | 説明 | 学習のコツ |
---|---|---|
助動詞 | 助動詞は古文読解の鍵。意味や活用を理解することで、文章の意味が正確に取れる。例:『む』は推量・意志・適当など多義的な意味を持つ。 | 助動詞の活用表をリズムで覚え、文脈の中で意味を判断できるようにする。問題演習で頻出の助動詞を重点的に復習。 |
活用 | 動詞や助動詞の活用を理解することで、文章の構造を正しく捉えられる。例:『ず・ず・ず・ぬ・ね・○』の未然形活用など。 | 活用のパターンを暗記し、実際の文章の中で活用形を見抜く練習をする。品詞分解の練習を積み、文構造を把握できるようにする。 |
識別 | 識別とは、同じ形をした単語がどの意味で使われているかを見極めること。例:『ぬ』が完了か打消かを識別することで意味が大きく変わる。 | 識別問題を多く解き、選択肢を吟味しながら解答する習慣をつける。特に試験で頻出の『ぬ』『る』『なり』の識別に慣れる。 |
効率的な勉強法としては、助動詞や活用をリズムで覚えることが有効です。
「ず・ず・ず・ぬ・ね・○」といった活用表を繰り返し口に出して覚えると、長文を読む際に自然と文法が見えてきます。
品詞分解を意識しながら練習問題を解くことで、確実に身につけましょう。
主語・敬語のルールを理解する|人物関係を正しくつかむ
古文の文章は、主語が省略されることが多いため、誰が話しているのかを正しく補う力が求められます。
特に、登場人物が多い物語では、主語を見失うと内容が分からなくなります。
その際に役立つのが、敬語表現の理解です。
【おすすめオンライン塾】
パーソナルトレーナーがサポート!
コーチング塾【STRUX】
毎日の計画があるから、
「あとは、勉強するだけ」
\当サイト限定のキャンペーン/
【参考書2冊+52,800円分】
なんと!どちらもプレゼント!
↓↓↓
参考記事:【学習管理塾】STRUXはおすすめ?評判・料金・特徴を塾経験者が取材してわかったこと
大学受験:古文読解の基本ルールとコツ
大学受験:古文読解の基本ルールとコツについて解説します。
主語を意識して補うクセをつける
文法の「識別」をマスターするだけで得点UP
動詞と助動詞に注目すると話の流れがつかめる
古文特有の「敬語表現」を覚えて正確に読解
古文を読む前に「設問」を先に確認する
古文を読むとき、最初に文章から読み始めると、途中で迷子になり時間が足りなくなりがちです。
そのため、まず「設問を先に確認する」ことが重要になります。
設問を先に読むことで、何を問われているのかを意識しながら本文を読むことができるため、無駄な情報に引っかからずに済みます。
例えば、「登場人物の心情を問う問題」があるなら、会話や心理描写に特に注意して読むべきだと分かります。
「指示語が何を指すか」の問題があるなら、それに関連する部分を優先的に探すことができます。
設問を意識して読むことで、効率的に問題を解くことができ、時間短縮にもつながります。
特に試験本番では、この戦略が合否を分けることもあるので、ぜひ実践してみましょう。
主語を意識して補うクセをつける
古文では、主語が省略されることが非常に多いため、誰が話しているのか、誰の行動なのかを意識して補うことが重要です。
例えば、「給ふ(たまふ)」が使われている場合、これは尊敬語なので、身分の高い人が主語である可能性が高くなります。
また、「申す(もうす)」のような謙譲語があれば、身分の低い人が主語になっていると考えられます。
このように、敬語表現や動詞の使い方を手がかりに、適切に主語を補うことで、文章の流れを正確に理解できるようになります。
特に、会話が続く場面では、誰が話しているのか見失いがちなので、前後の文脈を見ながら主語を推測するクセをつけましょう。
主語を適切に補えるようになると、古文の意味をスムーズに取れるようになり、得点力が大幅に上がります。
文法の「識別」をマスターするだけで得点UP
古文の読解では、文法の「識別」が得点に直結します。
識別とは?
同じ形の単語が異なる意味を持つ場合、文脈から適切な意味を選択することです。
項目 | 説明 | 学習のコツ |
---|---|---|
識別とは | 同じ形の単語が異なる意味を持つ場合、その意味を見極めること。例:「ぬ」は「完了」か「打消」か判断が必要。 | 活用形を確認し、文脈を読んで適切な意味を選ぶ練習をする。識別問題を繰り返し解く。 |
「ぬ」の識別 | 「ぬ」が完了(~した)か、打消(~ない)かを見極める。終止形なら完了、未然形なら打消と判断できる。 | 例文の中で使われ方を確認し、未然形と連用形の違いを意識する。 |
「る・らる」の識別 | 「る・らる」は受身・尊敬・自発・可能のどれかを判断する必要がある。前の単語が未然形なら助動詞と判断できる。 | 「下二段型の動詞に接続する場合は可能」などのルールを覚えて、過去問で確認する。 |
「なり」の識別 | 「なり」は断定か伝聞・推定の意味を持つ。前が体言なら断定、終止形なら伝聞・推定。 | 「音が聞こえる」などの文脈では推定、「~である」と訳せるなら断定と判断する。 |
識別の重要性 | 文法識別を間違えると、文章全体の意味が変わってしまうため、正確に見極める力が必要。 | 識別のパターンを表にまとめ、実際の文章の中で使い方を確認しながら練習する。 |
文法識別をマスターすることで、文章の解釈ミスを減らし、安定した得点力を身につけることができます。
動詞と助動詞に注目すると話の流れがつかめる
古文では、主語が省略されることが多いため、文章の流れを正確に理解するには「動詞」と「助動詞」に注目することが重要です。
動詞は「誰が何をしたのか」を示し、助動詞は文章のニュアンスを決める役割を持っています。
この2つを意識することで、文脈をスムーズに把握できるようになります。
① 動詞を意識することで話の展開をつかむ
・動詞は物語の展開を示すキーワード
例:「泣く」「語る」「思ふ」→ 登場人物の感情や行動が分かる
動詞の主体を確認することで、主語を補いやすくなる
例:「給ふ(たまふ)」→ 貴族などの身分が高い人物の行動
例:「参る(まゐる)」→ 身分が低い者の行動
動詞の連続に注意
例:「泣きぬ」「思ひける」→ 連続して出てくる動詞が、感情の流れや行動の変化を示している
② 助動詞に注目すると、話の背景や心情が分かる
・助動詞は話の時制や登場人物の気持ちを表す
例:「けり」→ 過去の出来事(昔話の語り口調によく使われる)
例:「む」→ 推量・意志(未来の話や登場人物の考えを示す)
・助動詞の意味によって、解釈が変わる
例:「なり」→ 断定なのか、伝聞・推定なのか識別が必要
例:「る・らる」→ 受身か可能かを判断することで、人物関係が分かる
・和歌に出てくる助動詞は特に注意
例:「けり」は和歌の中では「詠嘆(~だなあ)」の意味になることが多い
③ 動詞+助動詞の組み合わせを意識する
・助動詞がつくことで、動詞の意味が変化する
例:「泣きぬ」→ 「ぬ」は完了(泣いてしまった)
例:「泣かぬ」→ 「ぬ」は打消(泣かない)
・「未然形+む」などのセットを覚えておくと、文章の意味がすぐ分かる
例:「行かむ」→ 「む」は推量(行くだろう)
例:「行かず」→ 「ず」は打消(行かない)
④ 実践:動詞と助動詞を意識した読み方
・1文ごとに「動詞と助動詞」をマークする
・主語を補いながら動詞の主体を確認する
・助動詞の意味を見極め、文章の時制や意図を考える
このように、動詞と助動詞を意識して読むことで、話の流れや登場人物の気持ちを的確に理解できるようになります。
古文読解の際には、必ず意識してみましょう!
古文特有の「敬語表現」を覚えて正確に読解
古文では、敬語表現が文章の意味を正しく理解するための重要な手がかりとなります。
敬語をしっかり理解すると、誰が誰に対して話しているのか、登場人物の関係性が明確になり、主語の補完もしやすくなるため、読解力が大幅に向上します。
①古文の敬語は3種類ある
古文の敬語は、現代の敬語と同じく 尊敬語・謙譲語・丁寧語 の3種類があります。
それぞれの役割をしっかり区別しましょう。
尊敬語 → 動作をする人が偉い
例:「給ふ(たまふ)」=「~なさる」「~していらっしゃる」→身分の高い人の行動を表す
謙譲語 → 動作の受け手が偉い
例:「申す(もうす)」=「申し上げる」→身分の低い人が目上の人に対して使う
丁寧語 → 相手への丁寧な言葉遣い
例:「侍り(はべり)」=「ございます」→話し手が丁寧に話しているだけ(誰が偉いかは関係ない)
② 敬語表現で主語を推測する
敬語は、登場人物の関係性を把握するための重要なカギになります。
・「給ふ(たまふ)」が使われていたら?→身分の高い人が行動している
・「申す(もうす)」が使われていたら?→身分の低い人が目上の人に話している
・「~と申す」と書かれていたら?→身分の低い人が偉い人に何かを伝えている会話文の可能性が高い
ポイント:敬語を見つけたら、誰が誰に敬意を払っているのかを考える!
③ 試験でよく出る敬語問題のパターン
古文の読解問題では、敬語の意味や「敬意の方向(誰が誰に敬語を使っているか)」が問われることが多いです。
・「この敬語は誰に対して使われているか?」→敬語の主語・目的語を意識して考える
・「この敬語の意味を現代語に直せ」→「給ふ=~なさる」「侍り=ございます」など、意味を暗記しておく
・「この登場人物の身分を考えて、主語を補え」→敬語表現から登場人物の身分関係を考える
④ 実践:敬語を意識した読み方
【まず文章の中で敬語を見つける】
・「給ふ」「申す」「侍り」などの敬語表現をチェックする
【誰が誰に敬意を払っているのか考える】
・尊敬語なら 主語は身分の高い人
・謙譲語なら 目的語(相手)は身分の高い人
【会話文があれば、発言者の立場を確認する】
・誰が発言しているかを敬語の使い方で判断する
⑤ 敬語表現をマスターすれば読解がスムーズに!
敬語を理解すると、主語や人物関係が明確になり、物語の流れをスムーズに把握できるようになります。
敬語は入試の頻出テーマなので、確実に得点できる分野でもあります。
敬語の種類と使い方を覚え、問題演習を繰り返しながら、実践的に身につけていきましょう!
古文の勉強におすすめの参考書
↓↓↓
【おすすめオンライン塾】
パーソナルトレーナーがサポート!
コーチング塾【STRUX】
毎日の計画があるから、
「あとは、勉強するだけ」
\当サイト限定のキャンペーン/
【参考書2冊+52,800円分】
なんと!どちらもプレゼント!
↓↓↓
参考記事:STRUXの料金を他のコーチング塾と徹底比較!料金は高いのか?安いのか?
古文が得意になる!読解のコツ5つ
古文が得意になる!読解のコツ5つについて解説します。
カギカッコの中は全体の流れを意識して読む
わからない単語や表現で止まらず、前後の文脈で推測する
わからない部分があれば、後の文章を読んで補完する
動詞に注目!主語や話の展開を把握する
文章を細かく区切りすぎず、一文単位で意味を取る
古文を読むとき、「、(読点)」や「。」ごとに区切って意味を取ろうとする人が多いですが、それでは文章の流れをつかみにくくなります。
古文は現代文よりも長い一文が多く、途中で区切りすぎると主語と述語の関係が見えなくなり、内容が分かりにくくなります。
そのため、「一文ごと」に意味を取ることを意識しましょう。
例えば、助詞「ば」や「ども」でつながる文は、次の部分とセットで読まないと意味が取れません。
「なりけり」「ありけり」のように、文末に助動詞が来ることで初めて意味が確定する場合もあります。
文章を区切りすぎず、流れを意識して読むことで、より正確に内容を理解できるようになります。
カギカッコの中は全体の流れを意識して読む
古文では会話文(カギカッコ内)が長く続くことが多く、細かく訳そうとすると途中で意味がわからなくなることがあります。
しかし、実際にはカギカッコの中の発言は1つのまとまりとして読めば、話の大筋がつかみやすくなります。
例えば、恋愛をテーマにした古文では、登場人物が長々と恨み言を言ったり、嘆いたりする場面がよくあります。
このとき、カギカッコのすべてを細かく訳すのではなく、「この発言の要点は何か?」 を意識して読むと、無駄な時間をかけずに内容を理解できます。
多くの場合、カギカッコの発言には「嘆き」「批判」「願望」など、一つの感情や意図が含まれていることが多いので、全体の流れを考えながら読む習慣をつけましょう。
わからない単語や表現で止まらず、前後の文脈で推測する
古文を読んでいると、わからない単語や表現が必ず出てきます。
しかし、そのたびに立ち止まって辞書を引いていては、時間がかかりすぎます。
試験本番では、わからない単語が出ても、前後の文脈から推測する力が必要です。
例えば、「あやし」という単語が出たとき、その前後の内容から「高貴な人について語っている」なら「不思議だ」、「身分の低い人が登場している」なら「卑しい」という意味で使われている可能性が高いと考えられます。
和歌の解釈では、文脈に合った単語の意味を選ぶことが求められることが多いです。
知らない単語があっても、慌てずに前後の文章をよく読んで推測する力をつけることが大切です。
わからない部分があれば、後の文章を読んで補完する
古文は、後半の文章を読まないと意味が確定しないことが多いです。
特に、主語が省略されている場合や、敬語の使い方から誰の発言かを判断しなければならない場合には、後の文を読んでから戻ることで、正しい解釈ができるようになります。
例えば、「彼は手紙を見て涙を流した」と書かれていたら、前の文章に「恋人からの別れの言葉」があると推測できます。
試験では、文章を先にざっと読んで全体の流れをつかんでから、細かい部分を解釈する方法が有効です。
物語の最後に「実は○○だった」と種明かしがされることも多いので、途中で分からない部分があっても、慌てずに最後まで読んで全体像をつかみましょう。
動詞に注目!主語や話の展開を把握する
古文では、主語が省略されることが多いため、動詞に注目することで文章の流れをつかみやすくなります。
例えば、「泣きぬ」という動詞があれば、「ぬ」は完了の助動詞なので、「泣いてしまった」という意味になり、登場人物の感情の変化がわかります。
助動詞とセットで読むことで、さらに正確に内容を把握することができます。
例えば、「む」が使われている場合は推量や意志を表すので、「未来の出来事を話している」と分かります。
一方、「けり」があれば、過去の出来事を振り返っていると判断できます。
敬語表現が含まれている動詞なら、「誰が誰に対して話しているのか」を推測する手がかりになります。
動詞に注目することで、主語や場面の展開を正確に読み取ることができ、古文の理解がスムーズになります。
古文を速く正確に読むための勉強法
古文を速く正確に読むための勉強法について解説します。
古文文法の効率的な勉強方法
「音読」でリズムをつかんで古文に慣れる
最短で点を取るための単語の覚え方
古文を速く正確に読むためには、単語の知識が欠かせません。
しかし、単語帳を丸暗記するのは時間がかかり、効率が悪くなります。
そこで、「単語のイメージ」と「多義語の使い分け」を意識することが重要です。
項目 | 説明 | 学習のコツ |
---|---|---|
単語のイメージで覚える | 古文単語は現代語と意味が異なることが多いため、単語の持つ「ニュアンス」を意識すると定着しやすい。 | 「あはれ=しみじみとした感情」など、状況や感情と結びつけて覚える。 |
多義語の使い分けを理解する | 1つの単語に複数の意味があるため、文脈によって適切な意味を選べるようにすることが重要。 | 例:「はづかし=恥ずかしい」ではなく「立派だ」。対義語とセットで覚えると効果的。 |
短期間で300語を覚える戦略 | 受験で頻出の単語は300語程度。これを効率よく暗記することで読解スピードが上がる。 | 1日30語×10日間で全体を回し、2周目以降は忘れやすい単語を重点的に復習。 |
音読で記憶を定着させる | 目で見るだけでなく、耳からのインプットも活用することで記憶に残りやすくなる。 | 単語帳を毎日音読することで、覚えやすくなり長文読解の際もスムーズに意味が取れる。 |
演習問題とセットで学習する | 単語単体の暗記だけではなく、実際の文章の中で使われるパターンを知ることが大切。 | 過去問や長文問題の中で、覚えた単語を意識して確認することで定着率UP。 |
短期間で点数を伸ばしたいなら、「イメージ記憶+反復学習」を組み合わせることが鍵になります。
古文文法の効率的な勉強方法
古文を正確に速く読むには、単語と並んで文法の理解が不可欠です。
特に重要なのが助動詞・活用・識別の3つです。
助動詞は文章のニュアンスを決めるので、「む=推量・意志」「けり=過去・詠嘆」など、頻出の助動詞を優先的に覚えましょう。
項目 | 説明 | 学習のコツ |
---|---|---|
助動詞の意味と活用を優先して覚える | 助動詞は文章の意味を決める重要な要素。特に頻出の「む」「けり」「べし」などは最優先で覚える。 | 「意味」「接続」「活用」をセットで暗記し、例文の中で実際の使われ方を確認する。 |
活用表をリズムで覚える | 活用形を暗記しておくと、文章の構造が見えやすくなり、正しい解釈ができる。 | 「ず・ず・ず・ぬ・ね・○」など、声に出してリズムで覚えると忘れにくい。 |
識別(形が同じ語の意味を見分ける)を習得 | 「ぬ(完了/打消)」「る・らる(受身/尊敬/自発/可能)」など、意味を識別する力をつける。 | 識別のルールを表にまとめ、問題演習を通して正しく判断できるようにする。 |
品詞分解を習慣化する | 文中の単語を正しく分類し、それぞれの役割を理解することで読解力が向上する。 | 短い文を用意し、一文ずつ品詞分解の練習をすることで、文章構造を把握する力をつける。 |
過去問や実践問題で使い方を確認する | 文法は暗記するだけでなく、実際に問題を解きながら使い方を覚えることが重要。 | 過去問や長文読解の中で、習った文法を意識的に見つけ、確認しながら復習する。 |
効率的に学習するためには、「活用表の音読+問題演習」をセットで行うことが大切です。
「音読」でリズムをつかんで古文に慣れる
古文の文章は、現代文よりも独特なリズムや言い回しがあります。
そのため、音読を習慣化すると、文章の流れがつかみやすくなり、速読力が上がります。
例えば、助詞の「ば」「ども」や係り結び「こそ~已然形」などのルールが、音読を繰り返すことで自然と身につきます。
和歌や会話文の部分は、リズムを意識して読むことで、登場人物の感情を理解しやすくなります。
音読をすると耳からのインプットが増えるため、単語や文法の記憶定着にも効果的です。
試験本番では、「読んだことがあるような文章構造」に当たることも多いので、音読で「古文の型」に慣れておくことが重要です。
最初は声に出して読むのが恥ずかしいかもしれませんが、黙読よりも圧倒的に理解が深まり、試験の読解スピードが速くなります。
古文読解に関するよくある質問
古文を速く正確に読むための勉強法について解説します。
古文ゼロから何時間必要?
古典が苦手な理由は何ですか?
古典読解はいつから勉強すればいいですか?
古文読解で大切なことは何ですか?
古文読解で最も大切なのは、文章の流れを正しく理解することです。
そのためには、
①単語・文法の基礎知識を身につける
②主語や敬語表現に注目して人物関係を整理する
③文章の展開をつかむために動詞や助動詞を意識する
上記3つが重要になります。
特に、古文は主語が省略されやすく、敬語表現によって誰が話しているのかが決まることが多いため、人物関係を把握しながら読む必要があります。
試験では「問題を先に読む」ことで、何が問われているのかを意識しながら読めるため、余計な部分に時間をかけずに済みます。
単語・文法の知識と、文章を正しく読むためのテクニックを組み合わせることで、速く正確に古文を読むことができるようになります。
古文ゼロから何時間必要?
項目 | 学習のコツ | 目安時間 |
---|---|---|
単語の習得 | 1日30語ずつ覚え、10日間で1周し、2~3周繰り返す。 | 30~50時間 |
文法の習得 | 活用表を音読し、識別問題を解くことで定着させる。 | 30~50時間 |
敬語・古文常識の理解 | 敬語の使い方と当時の価値観を、参考書や問題演習で学ぶ。 | 10~20時間 |
短文・文章読解の演習 | 短い文章から始め、段階的に長文へ移行する。 | 50~100時間 |
過去問演習・実践練習 | 共通テストや志望校の過去問を使い、時間を計って解く。 | 50~100時間 |
合計目安時間:150~300時間
短期間でマスターするなら、1日1~2時間の学習を継続し、3~6ヶ月かけて完成させるのが理想です。
効率よく進めるために、「単語・文法」→「短文読解」→「長文演習」→「実践練習」の順番で学習を進めましょう!
古典が苦手な理由は何ですか?
古典が苦手な人の多くは、
①単語や文法の知識が不足している
②主語が省略されていて話の流れがつかめない
③古文常識を知らないために文章の意味を誤解してしまう
上記の3つの問題を抱えています。
特に、古文単語は現代語と意味が異なるものが多いため、単語を正しく覚えないと文章の解釈がズレてしまうことがあります。
古文では主語が頻繁に省略されるため、動詞や敬語表現に注目して誰の行動なのかを推測する力が必要です。
古文常識(当時の文化や価値観)を知らないと、登場人物の行動理由が理解できないこともあります。
こうした苦手意識を克服するためには、単語・文法をしっかり学びながら、文章の背景知識を積極的にインプットすることが大切です。
古典読解はいつから勉強すればいいですか?
古典読解の勉強を始めるのに最適な時期は、高校1年~2年の早い段階です。
なぜなら、古文は「単語」「文法」「読解」の3つのステップを踏んで習得する必要があり、すぐに得点アップできる科目ではないからです。
高校3年生になってから本格的に始めると、受験本番までに十分な練習時間を確保できない可能性があります。
これまで古典をほとんど勉強してこなかった場合でも、3ヶ月あれば短期間で基礎を固めることが可能です。
1ヶ月目は単語・文法の暗記、2ヶ月目で読解練習、3ヶ月目で過去問演習を行うことで、効率的に成績を上げることができます。
特に共通テストでは古典の出題が決まっているため、遅くとも高3の夏までには本格的な学習を始めるのが理想です。
【おすすめオンライン塾】
現役東大生のノウハウが凝縮
受験の勝ち方を熟知した!
東大生・早慶生が徹底サポート
まとめ:古文の読解のコツと基本ルール!短期間で読解力を上げる古文の解き方
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回の記事、「古文の読解のコツと基本ルール!短期間で読解力を上げる古文の解き方」は参考になりましたか?
まとめ:古文の読解のコツと基本ルール!短期間で読解力を上げる古文の解き方
古文読解は、単に文章を読むだけではなく、正しい読み方のルール」を身につけることが重要です。
特に、単語・文法の基礎知識を固め、主語や敬語のルールを意識しながら読むことで、短期間でも読解力を大幅に向上させることが可能です。
また、文章を読む際には、設問を先に確認し、何を問われているのかを意識することで、不要な部分を読み飛ばしながら効率よく解答することができます。
動詞や助動詞に注目することで、話の流れや登場人物の感情を正しく読み取ることができるため、文章全体の構造をスムーズに理解することができます。
古文は決して感覚で解くものではなく、「知識」と「読み方のコツ」を組み合わせれば、誰でも得点源にできる科目です。
今回紹介したポイントを意識しながら、日々の学習を進めていきましょう!
最後に、古文の読解力を確実に伸ばすためには、過去問演習を積み重ね、実戦形式で問題を解くことが不可欠です。
問題を解いた後は、解説をしっかり読み込み、自分がどこで間違えたのかを振り返る習慣をつけましょう。
古文の読解力は、一度コツをつかめば短期間で劇的に向上します!本記事で学んだポイントを活かしながら、受験本番で確実に得点できる力をつけていきましょう!