小論文の練習方法は4段階【初心者】要約・メモから書き直し・過去問まで

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小論文の対策を始めようとしても、いきなり800字や1200字の答案を書くのは簡単ではありません。
何から手をつければよいか分からず、書こうとしても手が止まってしまう人も多いはずです。
この記事では、①要約、②構成メモと短文、③全文・添削・書き直し、④過去問演習という4段階の練習方法を、27年間の個別指導経験をもとに整理します。
自分が今どの段階にいるかを確認しながら読み進めてください。
記事のポイント
- 初心者は全文ではなく要約や短い文章から始めてよい
- 自分の苦手な部分に合わせて練習内容を選べる
- 添削で直された理由を理解して書き直すことが大切
- 過去問は最初に傾向を見てから本番の練習に使う
小論文の練習方法は4段階|書けない初心者は全文から始めなくてもよい

小論文の練習は、いきなり長い答案を書く必要はありません。
次の4段階で進めると取り組みやすくなります。
- 要約
- 構成メモ・短文
- 全文・添削・書き直し
- 過去問演習
まずは自分がつまずいている段階から始め、少しずつ実戦形式へ進めていきましょう。
要約から書き直し・過去問まで4段階で進める
小論文が苦手な人は、いきなり800字などの長い答案を書こうとすると、考えを整理することと文章にすることを同時に行うため、手が止まりやすくなります。
私は大手個別指導塾で27年間、小論文の指導にも携わってきました。
初心者には、最初から全文を書かせるのではなく、まず次の順番で基礎練習を行っていました。
- 課題文を要約する
- 構成メモを作る
- 300〜400字程度の短い小論文を書く
ここまでできるようになったら、全文の執筆や添削後の書き直しへ進みます。
志望校の過去問は最初に出題形式を確認し、時間を計った実戦演習は基礎が身についてから行っていました。
全文を書けない場合は、まず「要約」「構成メモ」「短文」のどこでつまずいているかを確認することから始めてください。
たくさん書くより今の課題に合う練習を選ぶ
小論文の練習では、書いた答案の本数がそのまま実力に結びつくわけではありません。
同じ弱点を直さないまま答案の本数だけを増やしても、同じつまずきを繰り返すことがあります。
生徒一人ひとりの学力や志望校に合わせて学習計画を作成する際は、練習した本数よりも、「今は全文を書く段階なのか、それとも構成メモを練習する段階なのか」を見極めることを重視していました。
前回の添削で指摘された弱点を今回の答案で直せているかどうかを、練習の質を測る目安にすると分かりやすくなります。
まず確認|自分はどの練習段階から始めるべきか

自分がどの段階の練習から始めればよいかは、今の状態によって変わります。
迷ったら、まず今の自分に近い状態を1つ選んでください。
- 課題文の要点をまとめられない → まず「要約」から始めます
- 考えはあるが文章にできない → 「構成メモ・短文」から始めます
- 短文は書けるが長い答案がまとまらない → 「全文・添削・書き直し」に取り組みます
- 全文を書ける → 「過去問」の実戦演習に進みます
志望校の過去問を見て出題形式を確認すること自体は、どの段階からでも早めに行って構いません。
時間を計って解く実戦演習だけは、基礎が身についてから取り組みます。
要点をつかめないなら要約練習から始める
課題文を読んでも、筆者が何を主張しているのか、どの立場とどの立場が対立しているのかがつかめない場合は、要約練習から始めます。
この状態のまま自分の意見を書き始めると、課題文の趣旨からずれた論述になることがあります。
大学・学部によっては、課題文の要約そのものが独立した設問として出題されることもあり、要約力自体が評価の対象になる場合があります。
課題文の主張とその根拠を過不足なく言い換えられるかどうかを確認してみてください。
考えはあるのに書けないならメモから始める
課題文への考えは頭にあるのに、いざ原稿用紙に向かうと手が止まってしまう場合は、構成メモから始めます。
結論や理由を整理しないまま書き始め、途中で言葉に詰まる生徒もいました。
そうした場合は、いったん原稿用紙から離れ、構成メモに戻って結論・理由・具体例などを整理させていました。
設問に対する自分の結論と、その根拠を箇条書きで整理できるか確認してみてください。
構成メモの具体的な作り方については、別記事「小論文の書き方|高校生が迷わない6ステップと構成メモ」で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
短文を書けるなら全文練習へ進む
300〜400字程度で結論と理由を一貫させて書けるかを、長い答案へ進むときの一つの目安にしていました。
短文の段階で論点がずれる場合は、全文へ進む前に構成メモへ戻ります。
まず300〜400字で論理を通せるかを確認し、その後に800字などの長い答案へ進むという流れです。
全文を書けるなら添削・過去問へ進む
指定された字数を埋められるようになった段階では、次の壁は「客観的な説得力」と「設問条件への適合」です。
全文を書けるようになったら、設問に正しく答えているか、論理に飛躍がないかを確認します。
自分だけでは判断しにくい場合は、学校の先生や添削指導など第三者の視点も活用してください。
志望校の過去問は、対策を始めた時点で一度確認しておいて構いません。
時間を計って全文を書く実戦演習に進むのは、要約・構成メモ・短文の基礎が身についてからです。
全文を書けるようになったら、基礎練習だけに偏らず、第3段階の書き直しや第4段階の実戦演習へ少しずつ比重を移します。
次に説明する第3段階・第4段階の内容を中心に取り組んでください。
第1段階|課題文を要約して問いと主張をつかむ

要約練習は、文章の一部を抜き出すだけの作業ではありません。
筆者の問題意識、提起されている問い、結論、それを支える根拠という論理の構造を分解する作業として取り組んでください。
課題文の要点を短くまとめる練習をする
要約では、文章の一部をそのまま抜き出すのではなく、筆者の考えの流れをつかむことが大切です。
まずは、次の3点を確認してください。
- 筆者は何を問題にしているか
- 筆者はどのような結論を出しているか
- その結論を支える根拠は何か
細かい表現にこだわりすぎると、全体の主張や対立構造を見失いやすくなります。
問題提起・結論・根拠を自分の言葉で整理することを意識しましょう。
大学によっては要約そのものが設問になる場合もありますが、要約は自分の意見を書く前の読解確認としても役立ちます。
課題文型では、全文を書く前に、筆者の主張と設問で求められていることを正確につかむ必要があります。
要約の仕方や設問への答え方から確認したい場合は、課題文型小論文の書き方と要約の方法で、設問別の考え方を確認できます。
テーマ型は設問の条件と論点を整理する
課題文が提示されない「テーマ型」の場合、設問文そのものが読み解くべき対象になります。
設問には、賛成か反対かを明確にする、複数の立場から論じる、具体例を挙げるなど、細かい条件が含まれていることが多くあります。
まずは設問文を箇条書きにして、何を問われているのか、どのような制約があるのかを整理するところから始めてください。
テーマ型では、いきなり本文を書くのではなく、設問を分解して「何について、どこまで答えるのか」を整理することが大切です。
具体的な答案の作り方は、テーマ型小論文の書き方と例文で、設問分解から構成メモ、完成答案までの流れを確認できます。
第2段階|構成メモと短文で論理をつなぐ

構成メモができたら、いきなり長い答案に取りかかるのではなく、まず短い文章で論理が通るかを確認します。
結論と理由を構成メモで整理する
構成メモでは、答案を書き始める前に、まず次の3点を整理します。
- 自分の結論
- 結論を支える理由
- 理由を補う具体例
いきなり原稿用紙に書き始めるのではなく、メモの段階で結論と理由がつながっているかを確認しておくと、途中で論点がずれにくくなります。
この練習で大切なのは、全文を書く前に構成メモで答案の骨組みを確認することです。
構成メモでは、いきなり文章にするのではなく、結論・理由・具体例などをキーワードで整理してから本文につなげます。
メモの作り方から確認したい場合は、高校生向けの小論文の書き方6ステップと構成メモで、書く前の考えの整理方法を確認できます。
300〜400字で最後まで書く練習をする
構成メモができたら、300〜400字程度の短い小論文を最後まで書く練習に進みます。
初心者には、いきなり800字・1200字の答案を書かせるのではなく、課題文の要約、構成メモに続いて短文練習を取り入れていました。
短い文章でも、結論と理由を最後まで一貫させて書くには考えを整理する必要があります。
まず300〜400字で論理を通せるかを確認し、その後に長い答案へ進むという流れです。
論点がずれたら全文を書く前に修正する
短文を書いてみて、結論と理由がかみ合っていない、設問の問いに正面から答えられていないと感じた場合は、その時点で構成メモに戻って修正します。
長い答案を最後まで書き終えてから全体を書き直すのは負担が大きいため、短文の段階で論点のずれに気づいて直しておく方が効率的です。
設問が求めている問い、結論、理由の3つを見比べて、ずれがないかを確認する習慣をつけておくと、全文練習に進んだときの手戻りを減らせます。
第3段階|全文は添削・修正・書き直しまで行う

全文を書けるようになったら、書いて終わりにせず、自己点検・添削・書き直しまでを1回の練習として扱います。
特に大切なのは、添削された内容を読んで終わりにせず、次の答案へ反映することです。
答案を書いたら最初に設問とのずれを確認する
答案を書き終えたら、誤字脱字や表現を直す前に、設問にきちんと答えられているかを確認します。
まずは、次の点をチェックしてください。
- 問われている内容に直接答えているか
- 設問で求められた理由や根拠を書いているか
- 具体例・字数など指定された条件を満たしているか
- 結論と理由が途中でずれていないか
表現が整っていても、設問の条件を外していれば十分な答案にはなりません。
自己点検では、最初に設問文と自分の答案を見比べる習慣をつけておくとよいでしょう。
添削された理由を自分の言葉で説明する
添削で戻ってきた赤字を眺めるだけでは、次の答案に活かせないことがあります。
私は、添削を返却して終わりにするのではなく、なぜその部分が直されたのかを生徒自身の言葉で説明させるところまでを添削指導の一部として行っていました。
「ここが分かりにくいと言われた」で終わらせず、「設問の条件を満たしていなかったから」「理由が具体例で裏付けられていなかったから」など、原因を自分の言葉に置き換えられるかどうかが、次の答案に反映できるかの分かれ目になります。
構成メモを直して同じ問題を書き直す
添削理由を自分の言葉で説明できたら、その内容を反映して構成メモを作り直し、同じ問題をもう一度、制限時間内で最初から書き直します。
添削→理由の説明→構成メモの修正→書き直しという流れを1つのサイクルとして生徒に取り組ませていました。
新しい問題を次々に解くよりも、まずはこの1サイクルを一通り経験してみることを勧めています。
小論文を一人で添削・書き直しするのが難しい場合は、個別指導を利用する方法もあります。ホワイトアカデミー高等部では、小論文を含む大学受験対策について相談できます。
第4段階|志望校の過去問は分析と実戦に分ける

小論文を書き慣れていない段階では、志望校の過去問を最初から時間を計って全文を書く必要はありません。
過去問は、最初に「見る」使い方と、あとから「解く」使い方を分けると迷わずに進められます。
最初は過去問3〜5年分で出題形式を確認する
小論文対策を始めたら、志望校の過去問を3〜5年分ほど確認します。
答案を書く前に、過去問から出題形式を確認します。
最初に見るのは、次のような点です。
- 課題文型・テーマ型・図表型など、どの形式か
- 制限字数はどのくらいか
- 試験時間は何分か
- 要約や複数資料の読み取りが求められるか
大学・学部によって出題形式は大きく異なります。
まず過去問から必要な力を確認し、「要約を優先するのか」「短文練習を増やすのか」など、その後の練習内容を決める材料にしてください。
過去問から今必要な練習内容を決める
過去問の分析結果は、日々の練習内容に反映させます。
志望校で要約設問が課されているなら第1段階の要約練習を重点的に行い、短文の設問が複数あるなら第2段階の短文練習を繰り返すといったように、出題形式に合わせて練習の配分を調整してください。
分析だけで終わらせず、確認した内容を要約・構成メモ・短文のどの練習に落とし込むかまで決めておくと、限られた時間を有効に使えます。
基礎習得後は時間を計って過去問を書く
要約・構成メモ・短文の練習を重ね、全文をひととおり書けるようになった段階で、初めて時間を計った過去問演習に移ります。
ここでの目的は、本番と同じ時間の中で、読解・構成・執筆・見直しをどう配分するかを体に覚えさせることです。
分析用と実戦用では確認する項目が異なるため、下の表で整理します。
| 使い方 | 目的 | 使う時期 | 確認すること | 答案を書くか |
|---|---|---|---|---|
| 分析用 | 出題形式・傾向と現在の課題を確認する | 対策開始時 | 出題形式、制限字数、試験時間、配点など | まずは書かずに分析する |
| 実戦演習用 | 制限時間内で答案を仕上げる力を確認する | 基礎が身についた後 | 時間配分、論点のずれ、字数の過不足 | 本番と同じ制限時間・形式で書く |
要約や構成メモでまだ手が止まるなら、過去問を1年分書き切ることを急ぐ段階ではありません。
要約や構成メモで手が止まる生徒には、過去問を最後まで書かせる前に、その弱点へ戻って練習させていました。
27年の小論文指導で実際に見た3つのつまずき

小論文の指導現場では、次のようなつまずきが実際に見られました。
ここでは、その中から3つを紹介します。
骨組みを決めず長い答案を書こうとする
構成メモを作らずに書き始めると、考えを整理しながら文章にすることになり、途中で手が止まることがあります。
実際に、書き出しで手が止まったり、後半で主張が変わって結論と矛盾したりするケースがありました。
そうした場合は、いったん筆を止め、構成メモに戻って結論と理由の骨組みを整理してから書き直していました。
体験や感想が中心になり作文になってしまう
小論文を高校生活の作文の延長のように捉え、自分の体験や感情の描写に多くの字数を使ってしまう答案も見られました。
「私は〜と感じた」「〜して嬉しかった」といった主観的な表現が答案の中心になってしまうと、小論文としての論理性が弱くなります。
体験談を使う場合も、感想だけで終わらせず、「その体験から何が言えるのか」を理由や根拠につなげることが大切です。
覚えた知識を使おうとして論点がずれる
参考書などで覚えた時事知識や専門用語を答案に盛り込むこと自体が目的になってしまい、設問の問いから少しずれた知識を披露してしまう答案も見られました。
内容自体は間違っていなくても、設問が求めていることに答えていなければ、論点のずれた答案になってしまいます。
覚えた知識を使うことよりも、まず設問に正面から答えることを優先してください。
知識は、その主張を支える根拠や具体例として使います。
小論文の練習はいつから?習熟度に合わせて進める

小論文の対策をいつから始めるべきかは、入試方式や志望校の試験日によって変わります。
ここでは、時期そのものよりも、習熟度に応じてどう練習の比重を変えるかという考え方を整理します。
初期は要約・メモ・短文の練習を優先する
対策を始めた時点で、要約・構成メモ・短文のいずれかに不安がある場合は、まずその基礎練習から始めます。
小論文が課される時期は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜などで異なります。
そのため、『○月から始めればよい』と一律に決めるのではなく、志望校の最新の募集要項で試験日を確認し、そこから逆算してください。
▶文部科学省「大学入学者選抜について」▶文部科学省「令和9年度大学入学者選抜情報」
本番が近づいたら過去問演習へ比重を移す
基礎が身につき全文を書けるようになったら、本番と同じ形式・制限時間で過去問を書く実戦演習の比重を増やします。
どのタイミングで比重を切り替えるかは、基礎練習の習熟度と試験日までの残り期間の両方を見て判断してください。
練習本数より前回の弱点を直せたか確認する
指導では、書いた問題の本数だけで小論文の上達度を判断していませんでした。
それよりも重視したいのは、前回の添削で指摘された論理の飛躍や設問とのずれを、今回の答案で修正できているかどうかです。
書いた本数ではなく、指摘された弱点を次の答案でどれだけ改善できたかを、自分の習熟度を確認する目安にしてください。
「自分の答案をどう直せばよいか分からない」という人は、小論文を含めて受験対策を相談できる個別指導を検討してもよいでしょう。
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小論文の練習方法でよくある質問

ここまでの内容と重ならない範囲で、練習を進めるうえでよく疑問に感じられる点をまとめます。
Q. 小論文は毎日1本書いたほうがよいですか?
A. 毎日、長い答案を書く必要はありません。
全文を書く日だけでなく、要約や構成メモ、添削後の書き直しに充てる日があって構いません。
書いた本数より、前回指摘された弱点を直せたかを確認してください。
Q. 小論文は独学でも練習できますか?
A. 誤字脱字の確認、原稿用紙の使い方、字数管理、課題文の要約といった作業は、独学でもある程度セルフチェックが可能です。
論理の飛躍や独りよがりな根拠、設問の意図に合っているかどうかは、自分だけでは気づきにくい部分でもあります。学校の先生や通信添削など、第三者の視点を定期的に取り入れることで、独学の限界を補いやすくなります。
Q. 模範解答はどう練習に使えばよいですか?
A. 模範解答は、文章をそのまま書き写すためのものではありません。
段落ごとにどのような役割(主張、理由・根拠、具体例、結論など)を果たしているかを読み取り、自分なりの構成メモとして書き出してみることが練習になります。
そのうえで、自分が作った構成メモと見比べて、どこが違うのかを確認すると、模範解答を単に読むだけよりも実践的な練習になります。
Q. 練習問題・例題は何を使えばよいですか?
A. 手当たり次第に問題を解くよりも、志望校の過去問と同じ形式(課題文型、図表型、テーマ型など)の例題を選ぶことが優先されます。
志望校と同じ形式の問題を使い、設問を読むところから構成・執筆までの流れを繰り返し練習します。
練習問題は、最終的には志望校の出題形式に近いものを選ぶことが大切ですが、初心者は書き方や練習問題が載っている参考書から始めても構いません。
教材選びで迷う場合は、初心者向けの小論文参考書の選び方と学習ルートで、自分の段階に合う1冊を確認できます。
まとめ|小論文は今の弱点に合わせて4段階で練習する

小論文の練習方法について、押さえておきたいポイントを整理します。
小論文の練習方法4段階の重要ポイント
小論文の練習は、①要約、②構成メモと300〜400字の短文、③全文・添削・書き直し、④過去問という4段階に分けて進めることができます。
全文が書けない段階でいきなり長い答案に取り組む必要はなく、自分がどこでつまずいているかによって、始めるべき練習は変わります。
全文が書けるようになったあとも、書いて終わりにはしません。
添削理由を自分の言葉で説明し、構成メモを直して同じ問題を書き直すところまでを1回の練習として扱います。
過去問についても、出題形式を確認する分析は早い段階から行い、時間を計った実戦演習は基礎ができてから取り組むという使い分けを意識してください。
迷ったら今の弱点から次の練習を決める
何から練習すればよいか迷ったときは、今の自分の状態に立ち返ってみてください。
課題文の要点がつかめないなら要約練習、考えはあるのに書けないなら構成メモ、短文なら書けるなら全文練習、全文が書けるなら添削と過去問演習というように、次に取り組むべき練習は自然に決まってきます。
練習の本数を増やすことよりも、今の弱点に合った練習を1つずつ選び、書き直しまで丁寧に行うことを意識してみてください。
執筆者プロフィール

※この記事は、大手個別指導塾で27年間、小学生・中学生の学習指導や進路指導に携わってきた「予備校オンラインドットコム」編集長・橘誠一郎が執筆しています。長年の教育現場で培った経験と知見をもとに、記事内容をわかりやすくお伝えしています。
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