英熟語が覚えられない原因は書き込み?丸暗記を脱する勉強法

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英単語は覚えられるのに、英熟語だけ何度やっても忘れてしまう。
熟語帳に補足を書き込み、赤シートでも確認しているのに定着しないと、「自分は暗記が苦手なのでは」と不安になりますよね。
覚えられないのは努力不足とは限りません。
英単語と同じように訳語だけを丸暗記していることや、書き込みが増えすぎて反復しにくくなっていることが原因の場合があります。
この記事では、英熟語が覚えられない原因の見分け方、前置詞や構造を理解する覚え方、残り時間が少ないときの優先順位、定着を確認する3つの基準を解説します。
まずは、今の勉強法のどこを直すべきか確認していきましょう。
記事のポイント
- 覚えられない原因と書き込みの罠を診断
- 前置詞の矢印イメージで丸暗記を卒業
- 直前期は基本動詞の頻出熟語から固める
- 覚えたか確かめる3つのチェック基準
英熟語が覚えられないのは努力不足ではない【まず原因を診断】

覚えられない背景には、努力の量とは別の理由があります。
まずは自分がどこでつまずいているのかを確認していきましょう。
真面目な受験生ほど書き込みすぎで反復しにくくなる
指導現場では、几帳面な生徒ほど熟語帳の余白を埋め尽くしてしまう傾向がよく見られます。
派生語や細かい注意点を書き加えるうちに、1ページの情報量がふくれ上がります。
指導の中では、派生語や補足を書き込みすぎた結果、何を優先して覚えるべきか分からなくなり、復習の回数が減っていたケースが見られました。
熟語帳が覚えられないのは、書き込みという行為自体が悪いからではありません。
情報量が増えすぎて、短時間で何度も見返せる状態ではなくなっていることが問題です。
今日熟語帳を開いたら、補足を読む時間と見出し語を確認する時間、どちらが長いか比べてみてください。

英単語と同じ一対一対応の丸暗記で覚えている
英熟語が覚えられない生徒の多くに、英単語と同じ覚え方をしているという共通点があります。
英語1語に日本語訳を1つ対応させる暗記のやり方を、そのまま複数語の組み合わせである熟語に当てはめてしまうのです。
英単語は1語で意味が完結しやすい一方、英熟語は動詞と前置詞や副詞が組み合わさることで、意味が広がったり変化したりする仕組みになっています。
訳語だけを一対一で覚えると、単語帳の中では答えられても、長文の中で意味を組み立てられなくなります。
指導の中では、覚える量を増やす前に、動詞と前置詞の役割を説明できるかを確認していました。
英熟語は英語と日本語の対応表としてではなく、パーツの組み合わせとして捉え直す必要があります。

前置詞や副詞の役割を理解せず字面だけで覚えている
put up with、put off、put out のように、同じ動詞に異なる前置詞や副詞がつく熟語は少なくありません。
前置詞の役割を考えず、文字の並びだけで暗記していると、これらの意味を混同しやすくなります。
指導現場でも、前置詞のイメージを説明できないまま丸暗記していた生徒が、似た熟語を取り違えるケースがよく見られました。
前置詞や副詞は、熟語の意味が成立する仕組みを支える重要なパーツです。
字面だけを覚える暗記から抜け出すには、それぞれの役割を理解する視点が欠かせません。

赤シートだけで「覚えた」と判断している
赤シートは便利な学習ツールですが、使い方によっては「覚えたつもり」になりやすいことがあります。
確認するときは、次の点を意識しましょう。
- 赤シートの役割:覚えたかどうかを確認するための補助ツール
- 注意点:答えを思い出す前に見たり、見覚えだけで正解にしたりしない
- 定着の目安:英→日だけでなく、日→英でも自力で英熟語を答えられる
- 再認と再生の違い:見れば分かる状態と、自分で思い出せる状態は異なる
- 実践への効果:自力で思い出す練習をすると、英作文や記述問題にも対応しやすくなる
- 使い方のコツ:答えを見る前に、一度自分の言葉で答えてから確認する
赤シートは「見て分かるか」を確認するだけでなく、「自分で思い出せるか」を確認するために活用しましょう。

入試まで時間がないのに全範囲を均等に覚えようとしている
指導現場でよく見られるのが、残り時間が少ないにもかかわらず、熟語帳を最初から最後まで均等に覚えようとする受験生です。
網羅しようとするあまり、どの熟語も中途半端な仕上がりになり、最も出やすい基礎熟語すら答えに詰まる状態のまま本番を迎えてしまいます。
限られた時間の中では、頻出度に応じて優先順位をつける学習の方が得点につながりやすくなります。
覚えられない原因は、ここまでの5つのいずれか、または複数が重なっていることがほとんどです。
まず自分の状況を整理しやすいよう、原因と対処の関係を一覧にします。
| 覚えられない原因 | 陥りがちな行動 | 現場で見られる弊害 | 最初に直すこと |
|---|---|---|---|
| 過剰な書き込み | 余白に派生語や注意点をびっしり書く | 補足を読む時間が増え、反復回数が減る | 補足情報を減らし、短時間で回せる状態にする |
| 一対一の訳語丸暗記 | 英単語と同じ感覚で訳語だけを覚える | 長文中で適切な訳を導けない | 動詞と前置詞・副詞に分けて理解する |
| 構造・イメージの無視 | 前置詞の役割を考えず字面で覚える | 似た前置詞の熟語を混同する | 前置詞を方向や空間のイメージで捉える |
| 受動的な赤シート確認 | 答えを見る前に自分で思い出さず確認する | 「覚えたつもり」で終わってしまう | 自分の言葉で言ってから答えを見る |
| 無差別な全範囲学習 | 残り時間が少ないのに均等に網羅しようとする | 基礎熟語すら答えに詰まる | 過去問と基本動詞を軸に優先度を絞る |
この5つのうち、自分に強く当てはまるものはどれか。
次の章から、それぞれの直し方を具体的に見ていきます。
熟語帳への書き込みが逆効果になる判断基準

書き込みそのものが悪いわけではありません。
今の書き込み方が復習の妨げになっていないか、3つの基準で確認します。
次のいずれかに当てはまるなら、書き込みが復習を助ける情報ではなく、反復を止める情報になっている可能性があります。
- 補足を見ないと答えられない:見出し語だけで意味を思い出せず、補足の説明を頼りにしている
- 確認より補足を読む時間の方が長い:見出し語を見て答えるより先に、周りの書き込みを読んでしまう
- 書いた後に何も見ず答えていない:書き込んで整理した後、見出し語だけを見て思い出す確認をしていない
3つのサインのうち複数に当てはまる場合は、書き込みを消すよう求めるのではなく、短時間で何度も確認できる状態かを一緒に見直していく必要があります。
重要な情報が補足に埋もれていないか
見出し語を指で隠したとき、周りに書いた補足情報がヒントとして目に入ってしまう状態になっていないか確認してください。
派生語や細かな文法注意点を書き加えること自体は、決して無駄ではありません。
問題は、最優先で覚えるべき見出し語と基本訳よりも、補足情報の方が目立ってしまっている紙面の作り方です。

1回の確認に時間がかかっていないか
基本的な頻出熟語は、長く考え込まずに答えられる状態を定着の目安にしましょう。
確認するときは、次の点を意識してください。
- 定着の目安:熟語を見たときに、意味を長く考え込まずに答えられる
- 時間の考え方:厳密に「何秒以内」と決める必要はない
- 学習のポイント:1回でじっくり覚えるより、短時間で繰り返し確認する
- 仕分け方法:迷わず答えられる熟語と、答えるまでに時間がかかる熟語を分ける
- 復習の優先順位:すぐに答えられなかった熟語を優先して反復する
熟語帳を開くたびに定着度を仕分けし、迷う熟語に繰り返し触れることで、少しずつ即答できる熟語を増やしていきましょう。

書く作業だけで覚えたつもりになっていないか
きれいに書き込みを整理する作業は、達成感を得やすい一方で、書くことだけでは記憶の確認にはなりません。
書くことが理解の整理に役立つ場合もあります。
書き終えた後に何も見ず答えられるかを確認しなければ、定着したかは判断できません。
指導現場では、ノートをきれいにまとめること自体が目的化してしまい、肝心の想起の確認が疎かになっている生徒によく出会います。
書き込みを終えた後は、必ず見出し語だけを見て訳を思い出す時間を別に確保してください。
熟語帳や単語帳に情報を整理して学習効率を上げたい方は、「英単語帳の使い方や効果的な書き込み手順を解説した記事」もあわせて参考にしてみてください。
丸暗記を脱して英熟語を理解する4ステップ

一対一の丸暗記から抜け出すために、意味を組み立てて理解する4つのステップを紹介します。
動詞・前置詞・副詞に分けて意味を理解する
英熟語は、無秩序な文字の並びではなく、動詞と前置詞・副詞というパーツの組み合わせでできています。
意味を理解するときは、次の3点を意識しましょう。
- 動詞:中心となる動作や行為を表す
- 前置詞・副詞:方向・位置・状態などの意味を加える
- 組み合わせ:それぞれの役割を理解すると、熟語全体の意味を組み立てやすくなる
熟語をひとかたまりの暗号として覚えるのではなく、パーツごとの役割を確認する習慣が、初めて見る熟語に出会ったときの手がかりになります。

前置詞を「方向を示す矢印」でイメージする
前置詞を日本語訳だけで丸暗記すると、似た前置詞同士を混同しやすくなります。
指導の中では、訳語だけでなく、方向を示す矢印や空間の広がりとして捉えるよう伝えていました。
- for:対象へ意識が向かうイメージ
- after:人や物の後を追うイメージ
- 前置詞の役割:動詞に方向・位置・状態などの意味を加える
- 注意点:熟語全体の意味は、動詞との組み合わせや文脈によって変わる
前置詞のイメージは、すべての熟語を直訳するためのものではありません。
似た熟語を区別し、意味を組み立てる手がかりとして活用しましょう。

短い例文で意味と使い方を結びつける
例文を使う目的は、文章全体を丸暗記することではありません。
短い例文を使って、次の点を確認しましょう。
- 熟語の位置:文の中でどこに使われているか
- 語順:前後の単語とどのようにつながるか
- 文脈:どのような場面や意味で使われているか
- 長文への応用:例文で使い方を理解しておくと、長文の中でも意味を判断しやすくなる
例文は暗記するためではなく、英熟語の意味と使い方を結びつけるための教材として活用しましょう。

音読で耳と口から定着を助ける
音読は、学習の中心ではなく、理解した内容を定着させるための補助的な学習法です。
音読するときは、次の点を意識しましょう。
- 役割:理解した英熟語を定着させるための補助学習
- 効果:見る・聞く・話すという複数の感覚を使って記憶に残しやすくする
- タイミング:意味や使い方を理解した後の最後の確認として取り入れる
- ポイント:書くだけ・見るだけで終わらせず、声に出して確認する
音読は暗記の代わりではなく、理解した内容をより定着させるための仕上げとして活用しましょう。
入試まで時間が少ない人の優先順位

残り時間が限られている場合、熟語帳を均等に進めるのではなく、優先順位をつけて絞り込むことが得点につながります。
志望校の過去問から頻出熟語を確認する
大学や出題形式によって、求められる熟語の傾向には偏りがあります。
会話文が多い大学、長文読解が中心の大学、文法問題で熟語を問う大学など、志望校ごとに出題の癖は異なります。
すべての受験生に共通するたった一つの正解はなく、自分が受ける大学の過去問こそが、最も信頼できる優先順位の指針になります。

take・make・have・give・getを軸に頻出熟語から固める
英熟語は、すべてを同じ優先順位で覚える必要はありません。
まずは、出題頻度の高い基本動詞を含む熟語から取り組みましょう。
- 優先する動詞:take・make・have・give・getなどの基本動詞
- 理由:基本動詞を含む熟語は、入試で出題される機会が多い
- 学習の順番:基本動詞と前置詞の組み合わせを先に定着させる
- 時間がない場合:見慣れない動詞の熟語より、頻出熟語を優先すると得点につながりやすい
限られた学習時間では、頻出熟語から優先的に固めることで、効率よく得点力を伸ばせます。

自分の志望校レベルや現在の実力に合った熟語帳を選び直したい方は、「大学受験向けのおすすめ英熟語参考書を徹底比較した記事」で比較・検討してみましょう。
基礎的な頻出100〜200個を即答できる状態にする
曖昧な知識を1000個持っているより、確実に答えられる基礎熟語が100〜200個ある方が、入試本番では得点につながりやすくなります。
志望校の出題傾向を確認したうえで、まずは基礎的な頻出熟語100〜200個程度を、長く考え込まずに答えられる状態に仕上げることを優先します。
この数字は、直前期における最低限の目安であり、大学のレベルや出題形式によって必要な語彙数は変わります。
すべてを100〜200個で完結させる意味ではない点に注意してください。

新しい熟語より間違えた熟語を優先する
直前期には、初めて見る熟語だけでなく、以前に学んだはずの熟語を思い出せずに失点することもあります。
新しい熟語を追加で覚えるより、すでに間違えたことのある熟語を再定着させる方が、限られた時間での得点効率は高くなります。
熟語帳を進めるときは、初見の熟語よりも、印をつけた既出の間違いを優先して復習する順番を意識してください。
残り時間の使い方は、学年や学習状況によっても変わります。今の自分がどちらに近いか、確認しておきましょう。
| 項目 | 絞り込み優先が向いている人 | 絞り込み優先が向いていない人 |
|---|---|---|
| 対象学年・時期 | 入試本番まで残り時間が限られている高3生・浪人生 | 時間的余裕があり長期計画を立てられる高1生・高2生 |
| 現在の学習状況 | 熟語の定着率が低く、長文で意味が抜け落ちる | 基礎的な単語・文法が固まり、全範囲の網羅を目指せる |
| 目指すべき状態 | 頻出基礎100〜200個を優先して固める | 難関大の複雑な記述・文法問題に対応できる語彙まで広げる |
高1・高2生の場合は、優先順位を絞り込む前に、まず基礎的な語彙を計画的に積み上げていく学習が適しています。
英熟語を覚えたと判断する3つの基準

覚えたかどうかを判断する基準は、赤シートで訳を答えられるかだけではありません。
3つの角度から確認します。
日本語から英熟語をすぐ答えられる
英熟語が定着したかを確認するときは、英→日だけでなく、日→英でも答えられるかを確認しましょう。
確認するときは、次の点を意識してください。
- 確認方法:英語を見て日本語を答えるだけで終わらせない
- 定着の目安:日本語を見て、対応する英熟語をすぐに口頭や紙面で答えられる
- 学習のポイント:英→日と日→英の両方向で確認する
- メリット:空所補充問題や英作文でも英熟語を使いやすくなる
英→日だけでなく日→英でも素早く答えられるようになることを、英熟語が定着した一つの目安にしましょう。

長文の中で意味を正しく判断できる
単語帳や熟語帳の中で単体で表示されている熟語と、長文の中で他の文法要素に埋もれた熟語とでは、見つけやすさがまったく異なります。
熟語帳では答えられるのに、長文になると気づけないという状態は、決して珍しくありません。
初見の長文の中で、動詞と前置詞のかたまりを正しく捉え、文脈に合った訳を当てはめられるかどうかを確認してください。

前置詞や熟語の構造を説明できる
自分の言葉で説明できれば、訳語だけでなく熟語の構造まで理解できている目安になります。
指導の中では、構造を自分の言葉で説明させることで、理解が曖昧な部分に生徒自身が気づく場面が何度もありました。
第三者に説明するつもりで、熟語の成り立ちを言葉にしてみると、理解が抜けている箇所が見えてきます。
3つの基準を、自分の状態を確認できるよう一覧にまとめます。
| 基準 | 確認する内容 |
|---|---|
| 基準1:日→英の即答 | 日本語訳を見て、対応する英熟語をすぐに口頭または紙面で出力できるか |
| 基準2:長文中での判別 | 初見の長文の中で、熟語のかたまりを正しく捉え、文脈に合った訳を当てられるか |
| 基準3:構造の説明 | なぜその前置詞が使われ、その意味になるのかを自分の言葉で説明できるか |
この3つのうち、答えられない項目があれば、そこが今後の学習で重点的に確認すべきポイントになります。
今日から見直せるチェックリスト

ここまでの説明を、今の勉強法に当てはめて確認してみましょう。
当てはまる項目があれば、右側の行動から一つだけ直してください。
| チェック項目 | 当てはまったときに直すこと |
|---|---|
| 訳語だけを一対一で覚えている | 動詞と前置詞・副詞に分けて意味を説明してみる |
| 補足を読む時間の方が長い | 見出し語だけを見て答える練習に切り替える |
| 英→日だけで確認している | 日→英の即答と長文内判別も試してみる |
| 全範囲を均等に進めている | 志望校の過去問で頻出度を確認する |
志望校の過去問を確認し、優先すべき熟語を絞れているか見直してください。
【Q&A】英熟語が覚えられない人の疑問

英熟語学習によくある疑問をQ&A形式で解説します。
日→英の暗記や似た熟語の区別、学年別のコツ、単語帳との同時進行まで、受験生が抱きやすい不安をスッキリ解消して正しい勉強法を身につけましょう。
Q.英語から日本語を答えられれば覚えたといえますか?
英→日だけの確認では、記憶の定着としては十分とはいえません。
読解の初期段階では役立ちますが、入試の選択肢問題でのひっかけや、記述問題への対応を考えると、日本語から英熟語を引き出せる力も必要になります。
英→日で答えられた熟語こそ、日→英でも確認してみてください。

特に『英熟語ターゲット1000』を使用していて、長文読解で使えるレベルまでの仕上がり基準を詳しく確認したい方は、「英熟語ターゲット1000を使った仕上がり基準の解説記事」をチェックしてみてください。
Q.似た英熟語を混同するときはどう区別しますか?
look for、look after、look forward toのように、共通する動詞を持つ熟語を混同しやすい場合は、動詞の核となるイメージを先に押さえてください。
lookであれば「視線を向ける」という核があり、そこにforなら探す対象への向き、afterなら後を追う動きというように、前置詞のイメージを重ねて整理します。
丸暗記の量を増やすのではなく、動詞と前置詞のイメージの組み合わせで区別する方法が効果的です。

Q.中学生と高校生で覚え方は変わりますか?
構造を理解して覚えるという基本のステップは、中学生でも高校生でも変わりません。
中学生で扱う熟語はget upやlook atのように日常的・身体感覚的な組み合わせが多く、直感的に覚えやすい傾向があります。
高校生になると、come byやput up withのように抽象的で複合的な表現が増えるため、構造理解の重要性がより高まります。

Q.英単語帳と英熟語帳は同時に進めても大丈夫ですか?
基本動詞や主要な前置詞など、高校基礎レベルの単語力がすでに身についている場合は、英単語帳と英熟語帳を同時に進める方法が効率的です。
基礎的な単語力がまだ十分に身についていない場合は、まず基本動詞と主要前置詞の単語暗記を優先してください。
今の自分がどちらに近いか、基本動詞と主要な前置詞の意味がすぐ言えるかどうかで確認してみてください。
熟語以前にそもそも基本英単語の暗記自体につまずいていると感じる場合は、「英単語が覚えられない原因と改善法をまとめた記事」から見直してみてください。
まとめ:英熟語が覚えられない原因は書き込み?丸暗記を脱する勉強法

記事の重要ポイント
英熟語が覚えられない原因は、暗記力ではなく、書き込みすぎによる情報過多、英単語と同じ一対一の丸暗記、前置詞の構造理解不足、赤シートの使い方、そして全範囲を均等に覚えようとする学習範囲の広げすぎにあります。
覚えたかどうかは、日→英の即答、長文中での判別、構造の説明という3つの基準で確認すると、実戦で使える定着レベルかどうかが見えてきます。
迷ったときの判断基準と次の行動
今の勉強法を続けるべきか迷ったときは、熟語帳の書き込みが反復を妨げていないか、覚える範囲が志望校の傾向に合っているかを、まず確認してください。
具体的には、熟語帳の見出し語が補足情報に埋もれていないかを見直すこと、志望校の過去問で出題形式を確認し、手持ちの熟語帳から基本動詞を含む頻出熟語100〜200個程度を最初の優先範囲として選びましょう。
執筆者プロフィール

※この記事は、学習塾で長年にわたり高校生への英語指導を担当してきた藤堂直樹が執筆しています。英単語・英文法・長文読解・英作文など、英語が苦手な生徒にもわかりやすい学習法を発信しています。
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