高校を中退したい!でも大学受験したい!中退して大学に行く方法と進路の悩み解決する!
こんにちは、受験生を応援する教育メディア、予備校オンラインドットコムです。
受験生の悩みを解決して、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
高校中退のデメリットとは?
高校を中退した時の進路は?
今回の記事の担当は、受験メンタルトレーナーです。
高校を中退したい時ってありますよね?
今回紹介する「高校を中退したい!でも大学受験したい!中退して大学に行く方法と進路の悩み解決する!」を読むと、高校を中退したいという気持ちが変わるかもしれません。
なぜなら、受験メンタルトレーナーがいつも指導している内容だからです。
この記事では、高校を中退した時のデメリットを具体的に紹介しています。
記事を読み終わると、高校を中退する時の参考になるはずです。
高校を中退したいと思った時
高校中退のデメリット
高校を中退して大学に行く方法
高校中退しても後悔しない選択する
Contents
高校を中退したい!でも大学受験したい!中退して大学に行く方法と進路の悩み解決する!
高校を中退したいと思った時にちょっと読んで、参考にしてください。
以下、大切なポイント。
自分の人生は自分で決める
高校を中退して後悔しないためにも
高校中退を相談する
自分の人生は自分で決める
高校は義務教育ではないので、必ずしも卒業しなければいけないというものではありません。
そのため、高校を中退するという選択肢もあるのです。
高校でいろんなことがあると、高校を中退したいと思う時ってありますよね?
私も素行不良で何度も中退を勧告された経験があり、高校を中退しようと考えたことがあります。
今思えば、高校を中退せずに学校に残ったことで、大学に進学できたので、良かったと思っています。
一方、私の高校生時代の悪友は学校を中退して、すぐに働き始めて工事現場やペンキ屋、溶接工など、何度も転職を繰り返してはいますが、結婚もして幸せな生活を送っています。
どちらも今は、幸せな生活を送っていることには違いありません。
高校を中退したからと言って、不幸が待っているわけではありません。
大学を卒業したからと言って、幸せになるとは限りません。
高校を中退したいと思った時、今後の自分の人生をよく考えて、最終的には自分で自分の進路を決めることが大切になります。
思いつきやその時の感情で決めるのではなく、冷静にいろいろな人の意見を聞いて、最後は自分で決めることをおすすめします。
高校を中退して後悔しないためにも
中退したい理由は何ですか?
「学業不振」「高校生活不適応」「友人関係」「進路」など、いろいろな要素があると思いますが、中退したい本当の理由を見つけてください。
そのためには、中退したい本当の理由を自分に聞くと良いでしょう。
本当の理由を知ると、高校を中退しなくて解決できるかも。
それには「なぜ?」を5回繰り返すことで、本当の理由を見つけられる可能性があります。
悩みに直面したとき、「なぜそうなったのか?」を繰り返し考えると、真の原因がわかるでしょう。
なぜを5回繰り返して、最後の理由を裏返すことで、できる理由が見つかります。
例)
学校を辞めたい
1.なぜ辞めたい→面白くない
2.なぜ面白くない?→勉強がわからない
3.なぜ勉強がわからない?→勉強が嫌い
4.なぜ勉強が嫌い?→高校1年生の勉強からわからない
5.なぜ高校1年生の勉強からわからない→高校生の最初から勉強がわからない
高校生の最初から勉強することで勉強を理解して、学校生活を続けられる。
高校中退を相談する
いろいろな人と相談したり、いろいろな人の意見を参考にしたり、中退についてインターネットで検索すると良いでしょう。
なぜなら、あとで後悔しないためです。
中退のことを含めて、進路、就職、学業、大学など、高校生活全般について相談することが大切。
後で後悔しないためにも、総合的に判断して、自分にとって最良の選択することが重要。
家族が協力的な場合は、家族と相談しながら自分の考えをまとめてもよいでしょう。
「誰かに相談したいけど家族には相談しづらい」という場合は、教育相談センターなどの支援機関に相談する方法もあります。
教育相談センターであれば、高校中退のことや進路のことだけでなく、家族関係などについても相談できるでしょう。
あわせて読みたい
参考記事:大学受験が心配・不安だという人に伝えたい3つのこと
参考記事:【大学受験】勉強のやる気が出ない受験生!気分転換で勉強のやる気アップ!
高校中退のデメリットを考える
高校を中退した時のデメリットについてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
高校を中退するデメリット:就職が難しい
高校を中退するデメリット:寂しくなる
高校を中退するデメリット:大学進学が難しい
高校を中退すると受験資格がないので、大学や専門学校の進学を希望しても受験できません。
しかし、「高卒認定試験」に合格することで、受験資格を得られるので安心してください。
「高卒認定試験」は難しい試験ではないのですが、全科目に合格する必要があるため、ハードルが上がります。
しかも、「高卒認定試験」は年に2回しか無いため、大学受験シーズンに間に合わなくなる可能性もあるのです。
いずれにしても、進学を希望する場合には、高校を中退するとデメリットになります。
高校を中退するデメリット:就職が難しい
高校を中退すると就職先の選択肢は狭くなってしまいます。
高校を中退した場合、最終学歴は「中学校卒業(中卒)」に。
就職する場合、求人で募集しているサイトを見てもわかるように、応募資格に高卒以上というのがほとんど。
中卒だと、求人数が少なく、募集している業種も偏る傾向があるからです。
アルバイトでも中卒求人は少なく、むしろ高校生可の方が多いといっても過言ではありません。
運良く仕事が見つかっても、いわゆるブルーカラー系の「きつい・汚い・危険」な肉体労働の職場がほとんどです。
もちろん、手に職をつけるために職人になりたいなど、特定の目標があれば、中卒で弟子入りするのも選択肢としてはあります。
しかし、肉体労働でない事務職やIT系に就きたいと考えるなら高校中退はデメリットになります。
高校を中退するデメリット:寂しくなる
高校を中退すると、【学校】という組織から離れて一人になり、孤独感を感じるでしょう。
なぜなら、これまでの学校の行事、部活動、定期テスト、文化祭、運動会、修学旅行とは無縁になるからです。
もちろん、学校での友人関係や、先生、先輩や後輩と会うこともなくなるでしょう。
高校中退後であっても、自主的に連絡を取り合うことで関係を続けることは可能です。
しかし、高校を中退した場合、学校生活を送る友人との関係性に悩み、疎外感や劣等感、さみしさを感じるのです。
そうなると、高校の友人との人間関係が疎遠になる、中退者が多いのも事実。
高校を中退して大学に行く方法
高校を中退して大学に行く方法を4つ紹介します。
以下のポイントについて説明しています。
通信高校に転校
高卒認定試験を受ける
全日制の高校に転校
定時制高校に転校・再入学
1つ目は、定時制高校へ転校、もしくは、再入学して高等学校の卒業資格を得る方法。
定時制高校とは定時制高校には、次の3つの種類があります。
・昼間定時制:午前または午後に授業を行う学校
・夜間定時制:夜間に授業を行う学校
・昼夜間定時制:昼間と夜間に授業を行う学校
定時制高校の卒業には、3年以上在籍し、74単位を修得する必要があります。
卒業時には、全日制高校と同等の高校卒業資格が得られます。
定時制高校は、働きながら高校卒業を目指す人や、中退した高校を再び卒業したい人、様々な事情で全日制高校に通えなかった人などに選ばれています。
通信制高校へ転校
2つ目の方法は、通信高校に転校、もしくは、再入学することで高等学校卒業の資格が得られます。
通信制高校とは、学校に通わずに自宅で学習し、単位を修得していく高等学校。
日本には約500校あり、私立学校がほとんどです。通信制高校では、郵送やインターネット、通学などの方法で学習できます。
通信制高校の卒業には、3年以上在籍し、74単位を修得する必要があります。
卒業時には、全日制高校と同等の高校卒業資格が得られます。
通信制高校のメリットは、次のようなものがあります。
・自分のペースで学習できる
・通学時間が短い
・通学費用が安い
・様々な事情に対応できる
高卒認定試験を受ける
3つ目は、高卒認定試験に合格することで、大学受験の資格を得る方法です。
高卒認定試験は、高等学校を卒業していない者などに対し、高等学校を卒業した者と「同等以上の学力」を認定する学力試験。
略称は高卒認定試験、高認試験、高認。文部科学省が実施している国家試験の一種です。
高卒認定試験には、次の5つの科目があります。
・国語・数学・英語・理科・社会
高卒認定試験に合格すると、高等学校卒業と同等の学力があると認められ、大学や短大、専門学校などの受験資格を得られます。
また、公務員試験などの資格試験の受験資格が得られます。
高卒認定試験は、年に2回(1月と7月)実施(受験料は、1科目あたり2,900円)。
高卒認定試験は、高等学校を卒業していない方や、中退した方、様々な事情で高等学校に通えなかった方など、高校卒業資格を取得したい方におすすめの試験です。
全日制の高校に転校
4つ目は、全日制高校に転校して、卒業することで大学資格を得る方法。
一度でも高校に入学したことのある人は、別の高校に転校や編入する手続きが取れます。
具体的には、既に高校を中退している場合は編入、高校中退を検討している方は転入と呼ばれます。
今の学校が嫌で中退を検討していても、転入により環境が変われば全日制高校を卒業でき、卒業資格が得られるでしょう。
しかし、全日制の高校から、全日制の高校に転校することは、あまりおすすめできません。
なぜなら、中途退学者向けの募集は、枠が限られており、入学へのハードルが非常に高いからです。
あくまで、「全日制の高校に通いたい」という、強い意思がある場合にのみ、この選択が良いでしょう。
あわせて読みたい
中退後の進路を考える
中退をした時の進路についてまとめてみました。
以下のポイントについて説明しています。
高校を中退して他の高校に編入する
高校を転校する
通信制の学校
通信制の学校
塾に行って大学を目指す
高校中退して働く
高校を中退して定時制の高校に通う
高校中退した後に、定時制高校に進む人もいます。
定時制高校に通う生徒は、昼間は働いている人が多く、年齢層もバラバラなのでそれほど交流がなく、全日制高校のクラスになじめなかった人でも、人間関係を気にせずに通えるでしょう。
また、授業は基本的に夜間に行われるので、昼間にアルバイトすることも可能。
しかし、全日制高校と違い定時制高校は4年間学ぶ必要があります。
定時制高校は卒業までに時間がかかってしまい、高校卒業が同級生よりも遅れてしまいまが、高校卒業の資格が得られます。
高校を中退して他の高校に編入する
編入学とは、高校をすでに中退した生徒がほかの高校へ再入学することをいいます。
以前在籍していた高校で修得した単位数は、卒業に必要な単位として新しく通う高校へ引き継げます。
ただし、高校1年で修得単位がない状態で中退した生徒の場合、編入学した高校で単位を最初から修得することになるか、一般受験生と一緒に再受験する形になります。
編入学の際には、面接・筆記試験・作文などの試験が行われることがありますが、多くの目的としては、生徒の選抜というよりは、今現在の学力や状況を把握するために行われています。
編入学をする場合、個人と再入学予定の高校との間でのやり取りになるのが一般的ですが、編入学予定の高校から以前在籍していた高校の在籍証明書などの提出を求められる場合もあります。その場合は前の高校へ連絡を取り、必要書類の作成を依頼する必要があります。
高校を中退して転校
転校というのは、現在高校に在籍している生徒が別の新たな高校に移ることです。
わかりやすく説明すると、高校をやめずに違う高校に通うことです。
転校をする場合、学年のスタートをいつにするかは今まで通っていた高校で取得した単位の数や通っていた期間によって決められています。
以前いた高校での取得単位数によっては2年次、3年次の転校も可能で、新しい高校でも同級生と足並みをそろえて卒業できます。
ただし、転校でも編入でも単位が引き継がれるのは同じですが、どちらも前年度の単位までしか引き継がれないということに注意が必要です。
つまり、2年生の途中で学校を移る場合には、1年生の時の単位のみが引継ぎの対象となるということです。
このため、タイミングは学年が変わるときに合わせて行うのがいいでしょう。
高校を中退して通信制の学校
全日制では平日の昼間、定時制では夜間もしくは昼間に学校へ登校し授業を受けますが、通信制では、週何回通うかを自分で選択できる場合や年1回の合宿に参加するなど、学校によって違いがあります。
通信制の従業では、スクーリングという登校日に授業を受けますが、そのほかに自分でレポートを提出し、テストを受けることで単位を取得します。
在籍期間は、全ての課程で3年以上の在籍期間が必要です。※定時制は4年以上となる学校も存在します。
2学期制の学校の多くは3月・9月に卒業を設定しています。
必修科目はすべて単位修得、または履修認定されていること (74単位)が、卒業には必須となります。
通信制の学校に編入や転入する生徒もいます。
高校卒業検定
高校卒業の学歴を得るには、高校に3年間在籍する必要があります。
しかし、高卒認定試験は1回の受験で合格でき、勉強する期間を3年間より短くするメリットがあります。
実力さえあれば1年以内に合格が目指せます。
「中退して現役合格で大学進学をしたい」「短期間で高卒認定試験に合格したい」など、高卒認定は時間を有効活用できることが魅力の1つです。
高校卒業者も、高卒認定取得者も、得られる権利はほぼ同等です。
大学や専門学校への進学はもちろん、AO入試の受け入れも行っている学校がほとんどです。
また、就職の際には高卒以上まで応募範囲が広がったり、昇格や昇級に活用できたりと、幅広い効力を持つ資格と言えます。
高校で修得した単位がある方は、高卒認定の受験科目が減る可能性があります。
例えば「世界史Aの単位を高校で修得している」場合、高卒認定の世界史は受験しなくてもOKです。
高校で修得した単位は、高校に「単位修得証明書」を取り寄せれば確認できます。
また、「高卒認定を受けるためには高校を辞めなければいけませんか?」という質問をいただくことがあります。
実は、高卒認定は、高校に在籍していても受験し、合格できるのです。
高校を辞めるか悩んでいる方、高校卒業を目指したいけれど心配な方は、高卒認定に合格しておき、いずれの状況になっても進学できる状態にしておくということもできます。
塾に行って大学を目指す
高校を中退したい場合、塾で勉強することもご検討ください。
学校生活は、赤点を取ったり、留年しないように注意をはらい、受験勉強を塾で一生懸命に学習することで大学受験を目指します。
塾に通うことで受験勉強に集中できるため、効率的に勉強ができる可能性があります。
学校に行くのが嫌いな生徒にとっては、塾で勉強を教えてもらうことで学力が身につきますので、進学にもしっかりと対応できるでしょう。
参考記事:【オンライン予備校の紹介】大学受験に対応!高校生におすすめ!オンライン塾10選
高校中退して働く
高校中退しても就職できます。
ただし、高校卒業生に比べて就職が難しいことは事実。
高校中退者が就職を成功させるためには、以下の点に注意する必要があります。
・就職活動を早めに開始する
・就職活動の際には、学歴よりも自分のスキルや経験をアピールする
・就職先の選択肢を広げる
・就職後も、常にスキルアップを目指す
高校中退者の就職先としては、以下のようなものがあります。
・接客業・販売業・運輸業・建設業・製造業・農業・漁業・警備業・清掃業・介護業
これらの職種は、学歴よりも体力ややる気が重視される傾向にあります。
また、未経験でも研修制度が充実している職種も多くあります。
高校中退して就職することは決して簡単ではありませんが、不可能ではありません。
自分の努力次第で、必ず良い就職先が見つかるでしょう。
進路の悩みを解決するプログラムへの参加
「はたらく部」とは、「社会」と「自分」について考えを深め、将来の羅針盤を見つけ、スキルと考え方を身につける、中高生向けのオンライン部活。
中学/高校生向けのオンライン型キャリア教育サービスです。
様々な業界の現役社会人がコーチとなり、中学/高校生と一緒に社会や自分、将来について、活動を通して楽しく学びます。
新しい形の部活・習い事として現在認知度が高まっており、全国から様々な学校・学年の学生や、様々な業界の社会人コーチが垣根を超えて、活動を行う場が拡大しています。
進路に対しての意識を変えるきっかけになるはずです。
◆やりたいこと、夢中になれることが見つかります。
・社会人コーチやメンバーとの対話や内省ワークを通じて、自身のやりたいことを言語化できます。
・様々な業界の社会人の話や職業体感ワークを通じて、やりたいこと、人生の選択肢を見つけられます。
はたらく部の公式ホームページをチェックする!
まとめ:高校を中退したい!でも大学受験したい!中退して大学に行く方法と進路の悩み解決する!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回の記事、高校を中退したい!でも大学受験したい!中退して大学に行く方法と進路の悩み解決する!は参考になりましたでしょうか?
高校を中退したいと思ったら、まずは冷静に自分の状況を見つめ直しましょう。
高校中退するデメリットとメリットをよく考えて、本当に中退するべきかどうかを判断してください。
高校中退のデメリットは、以下のようなものがあります。
・大学進学が難しくなる
・就職が難しくなる
・収入が低くなる
・社会的な信用が低くなる
・将来の選択肢が狭くなる
高校中退のメリットは、以下のようなものがあります。
・自由な時間が増える
・自分の好きなことをすぐに始められる
・失敗を恐れずに挑戦できる
高校中退を決断する際には、上記のデメリットとメリットをよく比較検討し、自分の将来にとって最善の選択をしてください。
高校中退を決断した場合は、その後の人生設計を慎重に行う必要があります。高校卒業資格がなければ、就職や進学が難しくなるため、高校卒業資格を取得するための方法を検討する必要があります。また、高校中退者向けの就職支援制度や教育支援制度などを活用できます。
高校中退は、決してマイナスなことではありません。自分の将来にとって最善の選択するために、高校中退を決断するかどうかを慎重に検討してください。
受験メンタルに関する記事
【受験直前のメンタル】受験生のメンタルサポート!これで本番も安心!
【大学受験】試験本番で緊張しない方法を受験メンタルトレーナーがアドバイス
大学受験に失敗しないために!親ができるサポートをアドバイス
受験でメンタルが崩壊しそう!受験メンタルトレナーがアドバイス!
高校生の息子が心配!親ができる高校生の勉強の悩みを解決
受験でメンタルがボロボロになった時に読めば効果あり
【大学受験】受験生のメンタルの保ち方を受験メンタルトレーナーがアドバイス