青チャートの正しい使い方!数学のレベル別に徹底解説【受験生必見】
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こんにちは、受験生を応援する教育メディア、予備校オンラインドットコムです。
受験生の悩みを解決して、勉強に役立つ情報を発信しています。
今回のお悩みはこちら。
青チャートの使い方を知りたい
青チャートの効率的な使い方って知りたくないですか?
今回紹介する、「青チャートの正しい使い方!数学のレベル別に徹底解説【受験生必見】」を読めば、青チャートの使い方がわかります。
なぜなら、青チャートの使い方を具体的に紹介しているからです。
この記事を読み終わると、青チャートの効率的な勉強法が理解できる内容になっています。
青チャートとは?
青チャートの使い方(基本・レベル別)
青チャートの次に取り組む参考書
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Contents
青チャートの正しい使い方!数学のレベル別に徹底解説【受験生必見】
チャート式について解説します。
チャート式の特徴とは?
青チャートのレベルとは?
青チャートの問題構成
チャート式とは?
チャート式は、学習内容の重点を押さえて、問題の急所や解法をわかりやすく示すことを目的としている参考書。
チャート式問題集は、数研出版が発行している数学の問題集シリーズであり、その特長的な学習スタイルから「チャート式」と呼ばれています。
これらの問題集は、数学の基礎から高度な応用までを幅広く網羅しており、大学入試や難関大学受験に向けて学力を高めることを目的としています。
チャート式の特徴とは?
以下は、チャート式問題集の特徴やポイントです。
・段階的な難易度
問題は基礎から応用まで、段階的に難易度が上がっています。これにより、生徒は自分の学力に合わせて学習を進められます。
・解答の詳細な解説
各問題には解答だけでなく、詳細な解説も付いています。解法やポイントが明確に説明されており、生徒が理解を深めるのに役立ちます。
・網羅的な内容
数学のさまざまなトピックや範囲を網羅しています。これにより、基礎固めから高度な問題まで、一冊で包括的な学習が可能です。
・大学入試対策
特に難関大学や高難易度の入試に対応した問題があり、入試対策に焦点を当てています。
・反復学習を促進
問題を解いた後、同じ問題を繰り返し解くことが学習スタイルに組み込まれています。これにより、短期記憶から中期記憶、そして長期記憶への知識の定着を促進します。
一般的に、チャート式問題集は数学の基礎を確実に身につけ、応用力を高めていくための効果的な教材です。
また、『チャート式基礎からの数学(青チャート)』を使用して偏差値70まで到達できるとされています。
ただし、これは一般的な目安であり、実際の成績や試験の難易度により個人差があります。
勉強法や学習計画を工夫し、十分な練習を行うことで、より高い偏差値を目指せるでしょう。
青チャートを有効に活用しながら、他の参考書や問題集も組み合わせ、バランスの取れた学習を心がけると良いでしょう。
青チャートのレベルとは?
チャート式問題集には様々なレベルがあり、各チャートの色によって難易度が示されています。
一般的な順序では、難易度が高い順に以下のようになります。
レベルは、難しい順に赤チャート>青チャート>黄チャート>白チャート
チャートの色 | 名称 | 特徴 |
赤チャート | チャート式数学シリーズ | 非常に高い難易度で構成。主に東大や京大を目指す受験生向けの問題集。 |
青チャート | チャート式基礎からの数学 | 広範囲な難易度の問題が含まれています。大学入試や高難易度の学習に向けて使用。 |
黄チャート | チャート式解法と演習数学 | 青チャートよりも基礎的で解法に焦点を当てた問題集。 |
白チャート | チャート式基礎と演習数学 | 基礎的な問題が豊富に含まれています。数学に苦手意識がある方が基礎を固めるために利用されます。 |
緑チャート | チャート式大学入学共通テスト対策:数学IA+IIB | 大学入学共通テスト対策に特化した問題集 |
紫チャート | チャート式シリーズ 入試必須168(文系・理系) | 中堅私大から地方国公立大学までの問題を扱ったアウトプット型の問題集。 |
青・黄・白チャートの最新版では、2021年から導入される大学入学共通テストに対応。
これに伴い、センター試験の後継となる大学入学共通テストの内容に対応するための問題が、各チャートの本巻末に「実践編」として追加。
この「実践編」では、対話形式やコンピュータの活用、社会生活との関わりなど、新たな試験傾向に焦点を当てた問題も追加されています。
チャート式問題集は、受験生の目標や現在の数学力に応じて選択でき、段階的に難易度を上げながら学習を進められます。
参考記事:理系受験生の理科の選択を表にまとめて分かりやすく解説してます!
青チャートの問題構成
青チャートを効率的に使うためには、問題構成を把握しておくことが大切。
なぜなら、青チャートは、対象とするレベルの幅が非常に広く、様々な難易度の問題が組み込まれているからです。
以下に、青チャートの問題構成の主な要素を紹介します。
【例題】
・基本例題: 教科書の例題に相当し、基礎力をつけるための問題です。主に教科書のレベルの問題が含まれています。
・重要例題: 基本例題を発展させた問題で、入試対策や応用力の定着に適した内容。
・演習例題: 他の単元や科目の内容が絡む、応用度が高い問題。
【練習問題】
・例題の完全な反復問題で、EXERCISESの問題番号を掲載。
【EXERCISES】
・例題と解き方が少し異なるものや、追加の要素が入った問題が含まれています。
【総合演習】
・基本から標準レベルの入試問題が巻末に掲載されており、実際の入試に近い形で問題を解ける。
青チャートは幅広いレベルの問題を取り扱い、基本的な理解から高度な応用までをカバーしています。
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参考記事:理系学部におすすめ!塾・予備校ランキング厳選23社!理系大学を目指すならこの塾!
青チャートの使い方:事前準備
青チャートの使い方:事前準備について解説します。
青チャート効率的に使う勉強計画
青チャートがおすすめな人
青チャートは、数学の基礎をある程度理解している人向けの参考書と言えます。
なぜなら、基本的な計算や公式の使い方がある程度分かっていなければ、理解するのが難しく、挫折してしまう可能性があるからです。
基礎が全くない場合は、青チャートよりも基礎レベルの問題に特化した参考書を活用するのも良いでしょう。
基礎が固まってから、青チャートに取り組むことで、より効果的に学習することができます。
青チャートを効率的に使う勉強計画
青チャートを効率的に攻略するには、 計画的な学習 が不可欠です。
計画作成には以下の要素を盛り込みましょう。
【計画作成のポイント】
・目標を明確にする:いつまでに青チャートを何周するかを具体的に設定しましょう。
・現状を把握する:自分の数学力や学習ペースを把握し、無理のない計画を立てましょう。
・具体的な学習内容を決める:1日あたりどの単元を何ページ学習するかを具体的に決めましょう。
・復習計画を組み込む:解いた問題を定期的に復習する計画を組み込みましょう。
・余裕を持ったスケジュールにする:予定外の休みや体調不良などを考慮し、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
・計画は定期的に見直す:学習状況に合わせて、計画を定期的に見直し、修正しましょう。
【計画を成功させるためのコツ】
・毎日少しずつでも学習する:毎日継続することが、計画成功の鍵です。
・分からないことはすぐに調べる:分からないことはそのままにせず、すぐに調べましょう。
・学習仲間を見つける:一緒に学習する仲間がいれば、モチベーションを維持しやすくなります。
青チャート攻略には、計画的な学習が不可欠です。
今回紹介した勉強計画を参考に、自分に合った勉強計画を作成し、着実に目標達成を目指しましょう。
青チャート勉強法:基本的な使い方6つのステップ
数学の教材は、通常、「問題を解く→復習 →全問を自力で解けるようになる」といった手順に基づいて活用されます。
最初は解けない問題も多いでしょうが、繰り返し復習を行い、自分の力で問題を解けるように向上させていきましょう。
青チャートを効果的に使うための基本的な使い方は、以下の流れを参考にしてください。
青チャートの使い方②演習例題・重要例題も取り組む
青チャートの使い方③反復学習を行う
青チャートの使い方④効率的な学習を心がける
青チャートの使い方⑤総合演習にも取り組む
青チャートの使い方⑥数研Libraryの活用
青チャートの使い方①基本例題に取り組む
青チャートの学習は、まず基本例題から始めることが重要です。
基本例題は、数学の基礎を身につけるためのもので、公式や基本的な考え方を学ぶのに最適です。
これにより、数学の土台がしっかりと築かれ、後の学習がスムーズに進みます。
基本例題を解くことで、自分の理解度を確認しながら、基本的な問題解決能力を養うことができます。
青チャートの使い方②演習例題・重要例題も取り組む
基本例題に自信がついたら、次に演習例題や重要例題に挑戦しましょう。
これらの問題は、より多くの知識やテクニックを必要とするため、応用力を鍛えるのに役立ちます。
演習例題では、実際の入試に出題される可能性のある問題に触れることができ、問題解決能力が向上します。
重要例題は特に、試験でよく出るテーマを網羅しているため、重点的に取り組むことをお勧めします。
青チャートの使い方③反復学習を行う
反復学習は、知識を定着させるための重要なステップです。
一度解いた問題でも、時間を置いて再度取り組むことで、記憶が強化され、理解が深まります。
反復することで、同じ種類の問題に対する対応力が向上し、試験でのパフォーマンスも向上します。
解いた問題を忘れた頃に再度解くことで、長期的な記憶が形成されます。
青チャートの使い方④効率的な学習を心がける
青チャートを効率的に活用するためには、計画的に学習を進めることが大切です。
全ての問題を一度に解こうとするのではなく、自分の現状に合わせて学習範囲を設定し、短時間で集中して取り組むことが重要です。
たとえば、1日に特定の章や範囲を決めて学習することで、効率的に進めることができます。
定期的な振り返りも忘れずに行い、自分の進捗状況を確認しましょう。
青チャートの使い方⑤総合演習にも取り組む
青チャートには、総合演習問題も含まれています。
これらの問題は、学習した内容を総合的に活用する練習ができるため、実際の試験形式に近い問題に挑戦できます。
総合演習は、基礎から応用まで幅広い内容を確認できるため、実力を試すのに最適です。
総合演習問題を解くことで、試験本番の感覚を養い、問題に対するアプローチ方法を確認することができます。
青チャートの使い方⑥数研Libraryの活用
数研出版公式のアプリ「数研Library」を利用して、青チャートの解説動画を視聴することで、より深い理解が得られます。
これらのステップを踏みながら、青チャートを使って基礎力を確実に築き、応用力を向上させていきましょう。
青チャートを使った塾:理系科目専門オンライン塾Crux(クラックス)料金・特徴を調査!学習管理で進路を変える
青チャートレベル別の使い方
青チャートのレベル別の使い方について解説します。
基本問題の例題を身につける使い方
基本問題が解けるレベルの使い方
大学入学共通テスト対策とGMARCH志望者レベル
早慶・難関国公立大レベル:青チャートの使い方
数学の基礎を固める青チャートの使い方
青チャートは、数学の基礎から発展問題まで幅広いレベルの問題が収録されている問題集として有名ですが、基礎が弱い人にとっては難易度が高く、挫折してしまうことも少なくありません。
しかし、基礎固めに青チャートを活用することは可能です。
以下、基礎力アップのための具体的な使い方を解説します。
ステップ1:基本例題で公式と解法をマスター
・基本問題に絞って取り組む
わからない問題は、問題下の「指針」を活用しましょう。それでもわからない場合は、解答と解説を読んで理解を深めましょう。
・公式の使い方と問題の解法を理解する
公式を覚えるだけでなく、問題の解法を理解することが重要です。
・解答時間を決めて効率的に学習
3分考えてもわからない問題は、解答を読むなど、自分で解答時間を決めましょう。
・解答を熟読し、自分で解答を再現
解答を熟読したら、解説を見ずに自分で解答を再現してみましょう。難しい場合は、解答を熟読→解答再現を繰り返しましょう。
・1週間後、1ヶ月後に解答を見ずに再現できるか確認
1週間後に同じ問題を解き、理解度を確認しましょう。間違えた問題には印をつけ、1週間後に再度確認しましょう。
ステップ2:演習例題・重要例題で基礎固め
ステップ1のサイクルで演習例題と重要例題も解いていきましょう。例題を解き終える頃には、数学の基礎が固まっているはずです。
ステップ3:練習問題(余裕があれば)
時間があれば練習問題にも目を通しましょう。しかし、青チャートの問題量は多いので、すべて取り組む必要はありません。苦手分野や間違えやすい問題を中心に、自分で取捨選択して取り組みましょう。
参考記事:【大学の選び方】理系学部の種類と特徴!理系学部合格への道を徹底解説
基本問題の例題を身につける使い方
この方法は、青チャートの基本例題レベルをある程度理解している人向けです。
演習量を確保し、基礎固めと応用問題へのステップアップを目指します。
ステップ1:基本例題でスピード重視の演習
・基本例題を1周し、解けなかった問題は印をつけて後回しにする
・解答を見ずに解答を思い浮かべる訓練も有効
・苦手分野は後日繰り返し解いて克服
ステップ2:演習例題・重要例題で理解を深める
・基本例題が解けるようになったら、演習例題・重要例題に挑戦
・解けない問題は解答・解説を熟読し、再現できるまで練習
・難関大を目指す人はエクササイズも活用
・時間がない場合は、良問プラチカ等で演習量を確保
ステップ3:復習で記憶を定着
・1週間後、1ヶ月後に解答を見ずに再現できるか確認
・解答を繰り返し復習することで、解法を長期記憶へ
・短期記憶から中期記憶、そして長期記憶へと定着させる
毎日少しずつでも良いので、継続して学習を続けるようにしましょう。
参考記事:理系受験生の社会の選択を表にまとめて分かりやすく解説します!
基本問題が解けるレベルの使い方
基本例題が比較的スムーズに解ける受験生に向けた、青チャートの効果的な使い方です。
以下のステップに従って学習を進めましょう。
1. 基本例題の徹底マスター
最初に、基本例題を一通り解いてみましょう。基礎知識に抜けがないか確認するためです。基本例題がサクサク解けるように心掛けましょう。解けなかった問題には印をつけ、後日それらに焦点を当てて繰り返し解いてください。
2. 演習例題・重要例題へのアプローチ
基本例題がスムーズにこなせるようになったら、演習例題や重要例題に挑戦しましょう。解けなかった問題には解答・解説をしっかり読み込んで、その後見ずに自分で解答を再現できるようにトレーニングしましょう。
3. 定期的な復習と再現確認
1週間後、1ヶ月後に解答を見ずに問題を再現できるか確認しましょう。基本例題や演習例題が即座に思い浮かばない場合、それらを1週間、次に2週間から1ヶ月間隔をあけて再度解いてみてください。
この繰り返し学習により、解法がしっかりと定着し、より高度な問題にもスムーズに対応できるようになります。
記憶力を強化し、確実にスキルを向上させましょう。
大学入学共通テスト対策とGMARCH志望者レベルの使い方
・大学入学共通テスト対策
大学入学共通テストに対応するためには、青チャートの中に用意された「実践編」を重点的に活用しましょう。これらの問題は新傾向や新しい形式に焦点を当てており、対話形式やコンピュータの利用、社会生活との関わりなど、大学入学共通テストの特徴を反映しています。これらの問題に対して十分な対策を行い、実際の試験に備えましょう。
【GMARCH志望者へのアドバイス】
GMARCHを志望する場合、青チャートを活用してしっかりと基礎力を築き上げることが重要。
以下はGMARCH志望者向けの使い方です。
・基本例題の繰り返し
基本例題はしっかりと理解しておくことが基礎を固める一環です。これらの問題がスムーズに解けるように、何度も繰り返し解いてください。
・応用問題への取り組み
GMARCHは難易度が高いため、基本例題だけでなく、応用問題にも取り組みしましょう。青チャートの演習例題や重要例題を解くことで、より高度な数学の応用力を身につけられます。
・過去問対策
GMARCH志望者にとっては過去の難関大学の入試問題も重要です。青チャートで基礎を固めた後は、過去問を解いて難易度や出題傾向に慣れ親しんでください。
・定期的な振り返り
1週間や1ヶ月ごとに、基本例題や応用問題を復習し、自身の弱点を確認しましょう。どの分野が得意で、どこが苦手なのかを明確にし、効率的に学習を進めるための戦略を立てましょう。
早慶・難関国公立大レベル:青チャートの使い方
早慶・難関国公立志望者向けの青チャートの効果的な使い方。
・基本例題の徹底理解
青チャートの基本例題は基礎を確実に身につけるための重要なステップです。これらの問題に対して深い理解を持ち、迷わず解答できるように努めましょう。
・演習例題と重要例題の積極的解答
基本例題がスムーズに解けるようになったら、演習例題と重要例題に挑戦してください。これらの問題は難易度が上がり、高度な問題解決能力を養います。
・過去問演習
早慶や難関国公立大学の過去問に取り組むことで、実際の入試傾向や難易度に慣れます。これにより、本番の試験に自信が持てます。
・時間管理の向上
入試では限られた時間内に問題を解く必要があります。青チャートで演習する際にも、時間を計りながら解答することで、試験本番での時間管理力を向上させましょう。
・苦手分野への集中
青チャートを使って自分の弱点を特定し、それに焦点を当てた学習を行いましょう。苦手な分野を克服することで、総合的な数学力が向上します。
・反復学習
青チャートの問題を1周するだけでなく、繰り返し解答することで知識を定着させましょう。1週間や1ヶ月ごとに復習することで、長期的な記憶として確保します。
・模擬試験の実施
青チャートの問題を組み合わせて模擬試験を実施することで、実際の試験と同様の状況で問題に取り組めます。模擬試験を通して、緊張感や対策が必要な分野を把握しましょう。
参考記事:東大先生の料金は高い!東大生が教えるオンライン家庭教師と入会金・月謝を徹底比較
青チャートの使い方:注意点
青チャートの使い方の注意点について解説します。
問題文と解法を関連付けて勉強
解いた問題に印をつける
青チャートの定期的な復習
問題を解く時間の目安は3分
問題を考える時間は3分までというのは、青チャートで大切にしてほしい取組方針。
青チャートでは、基本的な解法を身につけることが重要、そして、入試問題にどう向き合うかという考え方も学びます。
そのため、最初に問題を見てわからない場合、延々と考え続けるのではなく、約3分ほど考えてもわからなければ、躊躇せずに答えを確認しましょう。
逆に、すぐに答えを見るのも避けてください。
少し考えることで、答えを見た瞬間に、「ああ、この問題ってこうやって解くのか!」という気づきが得られ、それが記憶に残りやすくなります。
問題文と解法を関連付けて勉強
問題文と解法をリンクさせる勉強法は、問題を理解しやすくし、正確かつ迅速な解答につながります。
以下に、具体的な手順をわかりやすく説明します。
・問題文の理解
まず、問題文を慎重に読みます。問題の主題や与えられた条件に注意を払い、何を求められているかを把握します。
・キーワードの抽出
問題文から重要なキーワードや数値を見つけ出します。これが解法の手がかりとなります。例えば、「速さ」「距離」「時間」などがキーワードとなります。
・問題のタイプを判断
与えられた情報から、問題がどの種類に該当するかを判断します。例えば、連立方程式、三角比、二次関数など。
・適切な解法を選択
問題のタイプが分かれば、それに対応する解法や公式を思い浮かべます。これは事前に学んだ知識や青チャートなどで身につけた基本的なスキルが役立ちます。
・問題文と解法を照らし合わせ
抽出したキーワードや問題のタイプに基づいて、選んだ解法が問題に適しているか確認します。問題に特有の条件や制約が解法と一致していることが大切です。
・プロセスの確認
解法が選ばれたら、その手順を確認します。問題を解く過程が明確に頭に描けるようにします。
この手順を意識的に練習することで、問題文と解法のリンクが強化され、数学の問題に対処するスキルが向上します。
繰り返し練習して、効果的に問題解決力を高めましょう。
解いた問題に印をつける
問題を解いた後には、解いた日付を記入し、〇△×で問題を仕分けましょう。
解けた問題には〇をつけます。
これは問題を正確に解けたことを示しています。
次に、解けたけれども解法が違った場合や計算ミスがあった場合は△を使います。
最後に、完全に誤答した場合は×を記入します。
日付を書き込むことで、いつ解いたのかを追跡でき、学習の進捗を確認できます。
また、〇△×で問題を仕分けることで、後で効果的な復習ができます。
〇の問題は復習をして確認を行い、△の問題は解法や計算ミスを再確認することで、より深い理解を促進できます。
×の問題は基本から再学習し、同様の誤りを繰り返さないようにしましょう。
このシンプルな方法を使って、学習プロセスをより有効かつ効率的に進めていきましょう。
青チャートの定期的な復習
問題を解いた後、復習を怠らずに行いましょう。
復習のタイミングは、解き方を忘れかけている時が効果的。
復習は1回目を次の日、2回目を1週間後、3回目を2〜3週間後に行うと良いでしょう。
参考記事:東大先生の料金は高い!東大生が教えるオンライン家庭教師と入会金・月謝を徹底比較
青チャートを使った勉強のメリット・デメリット
青チャートを使った勉強のメリット・デメリットについて解説します。
青チャートを使った勉強のデメリット
青チャートを使った勉強のメリット
・圧倒的な網羅性
青チャートは、数学の基本から入試に必要な応用問題まで広範囲にカバーしています。これ1冊で大学受験の数学対策が十分に行えるため、他の参考書に頼る必要がほとんどありません。
・応用力も養える
入試で頻出の解法テクニックや応用問題も含まれているため、基礎だけでなく、難易度の高い問題にも対応できる力を身につけられます。これにより、難関大学を目指す生徒にも適しています。
・信頼性の高い教材
進学校でも採用されるほどの信頼があり、長年にわたって受験生に愛用されています。「青チャート1冊で大丈夫」という安心感が、多くの生徒に支持される理由です。
青チャートを使った勉強のデメリット
・ボリュームが多すぎる
問題数が多いため、すべてを完璧にこなそうとすると時間がかかり、途中でモチベーションが下がってしまう可能性があります。無計画に取り組むと消化不良に陥ることもあります。
・難易度が高く感じることもある
基礎から応用まで幅広く含まれているため、特に数学が苦手な人には難しく感じられることがあります。理解が追いつかず、途中で挫折してしまうリスクもあります。
・計画的な学習が必要
青チャートを効率的に活用するには、問題を選びながら進める計画的な学習が不可欠です。やみくもに解くだけでは効果が薄く、適切な進め方をしないと時間の無駄になることがあります。
以上、青チャートを使った勉強のメリット・デメリットを紹介しました。
青チャートの次に取り組む参考書
青チャートを終えた後に取り組む参考書は、あなたの目標とするレベルや苦手分野によって異なってきます。
以下、目標とするレベル別にいくつかの例を紹介します。
【基礎固め・標準レベル】
・標準問題精講シリーズ (旺文社):基礎から標準レベルまでの問題を網羅しており、解説が丁寧でわかりやすい。
・一対一対応の演習 (文英堂):青チャートよりも基礎的な問題が多く、基礎固めに最適。
・数学基礎問題精講 (数研出版):基礎的な問題から標準レベルの問題まで段階的に学習できる。
【応用レベル】
・良問プラチカシリーズ (河合出版):良質な問題が厳選されており、思考力や応用力をつけるのに最適。
・大学入試問題集「数学」(Z会):過去問や模試問題を中心に構成されており、入試対策に最適。
【その他】
・苦手分野別の問題集:苦手分野に特化した問題集を解くことで、効率的に克服することができます。
・過去問・模試問題:過去問や模試問題は、実際の入試形式に慣れるのに役立ちます。
・大学入試過去問:志望校の過去問を解くことで、入試傾向を把握することができます。
・模試:模試を受けることで、自分の実力や弱点を知ることができます。
自分に合った参考書を見つけて、学習を続けていきましょう。
また、予備校・塾: 予備校や塾に通うことで、専門的な指導を受けることができます。
【おすすめオンライン塾】
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よくある質問:青チャートの使い方編
青チャートの使い方でよくある質問について解説します。
青チャートは何ヶ月で終わる?
青チャートは何周するべきですか?
青チャートだけで偏差値いくつまで取得できますか?
青チャートは1日何題解けばよいですか?
青チャートで1日何問解くべきかは、あなたの数学力、目標とするレベル、学習ペースによって異なります。
以下に、目安となる量と、それを判断するためのポイントを紹介します。
青チャート:1日で解く目安の問題数
・基礎固め:1日5~10題
・演習:1日10~20題
・応用:1日5~10題
【判断ポイント】
・基礎固め:基本的な問題がスラスラ解ける場合は、1日10題以上解いても良いでしょう。一方、基礎がまだ不安な場合は、5題程度にとどめ、理解度を確認しながら進めることが重要です。
・演習:演習問題はある程度解けるけど、時間内に解ききれない場合は、1日10題程度にとどめ、正確性を意識して解きましょう。一方、時間内に解ききれる場合は、20題程度まで増やしても良いでしょう。
・応用:応用問題は難易度が高いので、1日5~10題程度を目安に解きましょう。問題を解くだけでなく、解答解説を丁寧に読み込み、理解を深めることが重要です。
毎日少しずつでも継続することが大切です。
無理に多く解こうとすると、挫折してしまう可能性があります。
わからない問題はすぐに解説を見るようにしましょう。
青チャートは何ヶ月で終わる?
青チャートを終える期間は、個々の学習ペースや目標により異なりますが、一般的には3ヶ月程度が目安とされています。
以下に、効率的に青チャートを終わらせるためのスケジュール例を示します。
1. 学習ペースの設定
・1日の学習量:1日あたり2〜3ページ程度を目安に進めると良いでしょう。これにより、無理なく継続的に学習ができます。
・週の学習日数:週に5〜6日学習し、1日は休養日や復習日に充てます。
2. 3ヶ月で終わらせる場合
・1ヶ月目:基礎を固めるため、1章〜2章を重点的に学習します。例題を頭で考え、解法を理解することに専念します。
・2ヶ月目:基礎が固まったら応用問題に挑戦し、練習問題を中心に取り組みます。間違えた問題の復習にも力を入れます。
・3ヶ月目:全体の復習を行い、定着度を確認します。再度、苦手な部分を重点的に学習します。
無理に早く終わらせようとすると、理解度が浅くなってしまう可能性があります。自分のペースに合わせて、計画的に学習を進めましょう。
青チャートは何周するべきですか?
青チャートを効果的に活用するためには、複数回にわたって繰り返し取り組むことが重要です。
一般的には3周するのが推奨されていますが、その理由と各周での具体的な取り組み方について説明します。
1周目:まずは基本を理解しよう(目的:基本的な解き方を知ること。)
・やり方:例題を中心に、解答と解説をしっかり読みながら問題を解いていきます。問題を解くときは、なぜその方法を使うのかを理解しながら進めます。
・ポイント:この段階では、解き方を暗記するのではなく、なぜその解き方を使うのかを理解することが大切です。
2周目:解き方を身につけよう(目的: 解き方を覚え、実際に問題を解けるようになること。)
・やり方:1周目に解いた問題をもう一度解いてみます。特に間違えた問題や難しかった問題を重点的に解きます。このとき、例題を見ずに練習問題に挑戦します。
・ポイント:問題を見たときに、すぐに解き方が思い浮かぶようにすることが目標です。
3周目:しっかり覚えて自信をつけよう(目的: 確実に解き方を身につけ、どんな問題でも解けるようになること。)
・やり方:1周目と2周目で正解できた問題は飛ばし、間違えた問題や自信がない問題に集中して取り組みます。これらの問題を解きながら、解き方を再確認します。
・ポイント:どんな問題でもすぐに解き方が思い浮かぶようにし、苦手な問題を克服することが目標です。
補足: さらに深めるために
もし3周してもまだ不安がある場合は、特に難しかった問題や理解が浅い部分をもう一度解いてみましょう。しかし、青チャートだけに頼らず、他の問題集や過去問にも取り組むことが重要です。
青チャートを3周することで、基本から応用までしっかりと学ぶことができます。
それぞれの周回での目標を明確にし、計画的に学習を進めることで、数学力を着実に高めることができます。
青チャートだけで偏差値いくつまで取得できますか?
青チャートだけでどのくらいの偏差値を取れるかは、あなたの数学力、学習方法、目標とする大学・学部によって大きく異なります。
【青チャートで上げられる偏差値の目安】
・基礎固め:偏差値50~60程度
・演習:偏差値60~70程度
・応用: 偏差値70~80程度
ただし、あくまで目安であり、
・数学が得意な人:基礎固めで偏差値60以上、演習で偏差値70以上を目指すことも可能です。
・数学が苦手な人:基礎固めに時間がかかり、演習までたどり着けない可能性もあります。
・難関大学を目指す人:応用問題だけでなく、過去問や模試問題も活用する必要があります。
青チャートを完璧に使いこなすことで、志望校に合格する偏差値まで上げることは十分可能です。
基礎から応用まで幅広く学び、繰り返し練習することで、確実に実力を向上させることができます。
さらに高みを目指す場合は、他の教材や過去問を併用し、総合的な学力を養うことが大切です。
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まとめ:青チャートの正しい使い方!数学のレベル別に徹底解説【受験生必見】
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回の記事、「青チャートの正しい使い方!数学のレベル別に徹底解説【受験生必見】」は参考になりましたか?
まとめ:青チャートの正しい使い方!数学のレベル別に徹底解説【受験生必見】
青チャートの効果的な使い方について、以下のポイントを参考にしてください。
【計画を立てる】
・目標を設定し、週や月ごとに進捗を確認できるよう計画を立てましょう。
・チャートの範囲を設定し、取り組むべきページや問題数を予め計画しておくと効果的です。
【問題を解く際の時間制限】
問題を解く際には、時間制限を意識することが重要です。例えば、基本例題は3分以内で考えるよう心がけましょう。
・青チャートでは、効率的に問題を進めるためには時間を上手に使うことが求められます。
【問題文と解法を関連付ける】
解いた問題は、問題文と解法をリンクさせて復習しましょう。問題がどのような解法で解かれるか理解することが大切です。
【問題の仕分け】
・解いた問題には日付を書き、〇・△・×で仕分けましょう。
・〇: 出来た問題
・△: 解法が違う、計算ミスした問題
×: 間違えた問題
【定期的な復習】
問題を解いた後、復習を怠らずに行いましょう。
復習のタイミングは、解き方を忘れかけている時が効果的です。復習は1回目を次の日、2回目を1週間後、3回目を2〜3週間後に行うと良いでしょう。
これらのポイントを組み合わせながら、自分に合った使い方を見つけてください。個々のレベルや目標に応じて、柔軟にアプローチすることが重要です。