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今回のお悩みはこちら。

「大学の入試制度」ってよくわからないですよね？

この記事で紹介する「大学受験の仕組みをわかりやすく徹底解説！大学の入試制度は何種類？」を読めば、大学の入試制度の仕組みについてわかる内容になっています。

なぜなら、進路の専門家、進路アドバイザーが書いた記事だからです。

この記事では、各大学入試制度を表にまとめてわかりやすく解説しています。

記事を読み終えると、大学入試制度について理解できる内容となっています。

大学受験の仕組みをわかりやすく解説

大学入試制度の基礎についてまとめてみました。

以下のポイントについて説明しています。

大学入試制度の多様化

入学者選抜の選抜形態を大きく分けると、「一般選抜」（大学共通テスト利用選抜）、「学校推薦選抜」、「総合型選抜」、「特別選抜」（社会人選抜、帰国子女選抜など）に分けられます。

特に私立大学の選抜は多様化が進み、一般選抜では、3教科選抜の他に、得意科目の配点を2倍にする選抜方式や、3教科受験した中の高得点2教科で合否判定する選抜方式などがあります。

学校推薦型選抜においても指定校推薦、公募制推薦のほかにさまざまな推薦方式が行われています。

国公立大学は、推薦入試及び総合型選抜による入学者の定員を拡大する目標を掲げるなど、現在では、東京大学、京都大学を含め、ほとんどの国公立大学が学校推薦型選抜を実施しています。

国公立大学と私立大学の選抜試験割合

国公立大学では、一般入試による選抜が中心となります。

私立大学の場合、AO入試実施校は全体の86%にあたる511校で実施され、全入学者に占める割合が12.1%、推薦入試入学者は44.4%となっています。

大学受験：入試制度を表にしました

参考記事：【学習管理塾】STRUXはおすすめ？評判・料金・特徴を塾経験者が取材してわかったこと

大学受験：入試制度の種類について解説

大学入試制度にかかわる名称についてまとめてみました。

以下のポイントについて説明しています。

総合型選抜とは

以前はAO入試（アドミッションズ・オフィス入試）と呼ばれていたが、2021年度入試（2021年4月入学者を選抜する入試）から、名称が総合型選抜と名前が変わり中身も変わりました。

大学教育を受けるために必要な「知識・技能・」「思考力・判断力・表現力」が評価されます。

各大学が実施する評価方法等、または「大学入学共通テスト」のうち、少なくともいずれか一つの活用を必須化するとなっています。

学習意欲や大学への適性、個性、能力など、受験生の可能性を評価する選抜方式です。

総合型選抜について知りたい方、【必見】大学受験：総合型選抜とは？総合型選抜に向いている人！向いてない人

小論文対策について知りたい方、大学入試の小論文│テーマ型の書き方とポイント！例文付きで解説

面接対策について知りたい方、総合型選抜（AO入試）面接のコツ【知らないと損】大学入試面接を攻略

学校推薦型選抜とは？

一般選抜との一番大きな違いは、「校長の推薦を受けないと出願できない」という点です。

出願にあたっては、「調査書の学習成績の状況◯以上」といった出願条件が設定されている場合もあり、誰もが出願できる入試というわけではありません。

学校長からの推薦書の中で、本人の学習履歴やこう集う履歴を踏まえた、「知識・技能・」「思考力・判断力・表現力」「主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度」に関する評価を記載することと、大学が選抜するに当たりこれらを活用することが必須化することとなっています。

指定校推薦：指定校となる高校のみから出願できる。

公募制推薦：大学が定めた基準を満たしていれば、どの高校からも出願できる。

学校推薦型選抜について知りたい方、【学校推薦型選抜対策】受かる人・落ちる人の特徴とは？合格の鍵を探る

一般選抜とは？

募集人員の割合が一番高い入試で、国公立大学では募集人員の80%、私立大学でも約50%を占める選抜方式です。

国公立大学では前期・後期・中期日程入試が、私立大学では大学が独自に実施する入試のほか大学入学共通テスト利用入試もこれにあたります。

一般選抜筆記試験に加え、「主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度」をより積極的に評価するため、調査書や志願者本人が記載する仕様の積極的な活用を促す。

試験実施時期：2月1日〜3月25日

合格発表：〜3月31日

各大学により日程が異なりますので、最新の情報については各大学の募集要項をご確認ください。

一般選抜について知りたい方、【私立大学】一般選抜の仕組みについてわかりやすく表にまとめて解説！

その他の大学入試制度

その他の入試制度として、以下のような制度があります。

特別入試

それぞれの特徴を理解して、自分の長所を活かした制度を選択するのがおすすめです。

大学受験：大学入学共通テストの仕組みをわかりやすく解説

大学入学共通テストの仕組みについてわかりやすく解説します。

大学入学共通テストとは？

大学入学共通テストは、日本の多くの大学入試で使われる全国共通の試験です。

この試験は、高校で学んだ内容がどのくらい身についているかを測るもので、主に国公立大学の一般入試や一部の私立大学の入試で重要な役割を果たしています。

試験のスケジュールと場所

・実施時期

共通テストは毎年1月中旬に2日間行われます。令和5年度は、2024年1月13日（土）と14日（日）に実施されました。この時期に全国一斉に試験が行われるため、スケジュールはしっかり確認しておきましょう。

・試験会場

基本的には、自分が住んでいる地域の近くにある試験会場で受験できます。大都市や地方都市に多くの試験会場が設けられているため、遠くまで移動する必要はあまりありません。

試験の内容と形式

・解答方法

試験はすべてマークシート方式で行われます。これは、鉛筆でマークを塗りつぶして解答する形式で、記述式の問題はありません。

・試験科目

以下の6つの教科の中から、受験する大学が指定している科目を選んで受験します。

受験する大学や学部によって必要な科目が異なるため、自分が受験する大学がどの科目を必要としているかを事前に確認することが重要です。

国公立大学と私立大学での利用

・国公立大学

一般入試では、共通テストの成績に加えて、各大学が行う個別試験（2次試験）の両方を受ける必要があります。このため、共通テストの成績は合否を左右する大きな要素となります。

通常、国公立大学を受験する場合は、5教科7科目を受験することが一般的です。

これにより、幅広い知識と基礎学力が求められます。

・私立大学

多くの私立大学でも、共通テストの成績を利用した入試方式があります。これを「大学入学共通テスト利用入試」といいます。

私立大学では、1教科から3教科の成績を利用することが多く、受験する大学や学部によって異なるため、どの科目が必要かを確認しましょう。

共通テストを利用する他の入試

・推薦型選抜や総合型選抜

一部の国公立大学では、推薦型選抜や総合型選抜でも共通テストの成績を利用することがあります。このため、共通テストは多くの受験生にとって必須の試験となっています。

入試制度の変更

2025年以降、大学入学共通テストは、2025年から新しい課程に対応したものになります。

これに伴い、一部の教科や科目、試験時間が変更される予定です。最新の情報を必ずチェックして、変更に対応できるように準備しましょう。

まとめ

大学入学共通テストは、日本の大学入試において非常に重要な試験です。

この試験を受けることで、全国の大学が共通の基準で受験生の学力を測ることができます。

受験生は、自分が目指す大学や学部の要件に合った科目を選んでしっかりと準備し、試験に臨むことが大切です。

また、共通テストは大学の入試制度が変わることがあるので、最新の情報を常に確認することが重要です。

参考記事：キミノスクールに興味のある方必見！【口コミ・評判・料金】を徹底調査！おすすめできるオンライン塾？

大学受験：一般入試の仕組みをわかりやすく解説

一般選抜の仕組み（国公立大学）

一般選抜仕組み（国公立大学）

国公立大学の一般選抜は、大学受験の中で最も一般的な方式です。この方式では、主に当日の学力試験の結果が重視されます。

・共通テスト: 全国一斉に実施される試験で、基本的に5教科7科目を受験します。ただし、大学によっては6教科8科目を課すところもあります。

・個別試験（2次試験）: 大学ごとに実施される試験で、内容や配点は大学や学部によって異なります。共通テストと個別試験の総合成績で合否が決まります。

一般選抜の日程（国公立大学）

・前期日程：2月下旬に実施される筆記試験が中心です。

・中期日程：一部の公立大学のみが実施し、3月上旬に行われます。

・後期日程：3月上旬に実施されますが、近年は後期日程を廃止する大学も増えています。

一般選抜のスケジュール（国公立大学）

・1月中旬：共通テストを受験します（例：2024年は1月13日・14日）

・2月下旬：前期日程の個別試験を受験します（例：2024年は2月25日から）

・3月上旬：不合格の場合、中期日程（一部の公立大学）や後期日程の試験を受験します。

一般選抜の仕組み（私立大学）

一般選抜の仕組み（私立大学）

私立大学の一般選抜には、大学が独自に行う個別試験と大学入学共通テストを利用した方式があります。

・個別試験：大学ごとに設定された試験で、複数の日程を設けている大学が多く、受験機会が多いのが特徴です。

・共通テスト利用入試：共通テストの成績を利用して合否を決定する方式です。

一般選抜の受験科目（私立大学）

3教科が基本：文系の場合は英語と国語が必須で、地歴・公民・数学から1科目を選択するのが一般的です。理系の場合は英語、数学、理科が必須となります。

2教科や1教科：最近では、2教科や1教科で受験できる私立大学も増えてきています。具体的な受験科目は、募集要項で確認することが重要です。

一般選抜の日程（私立大学）

私立大学の個別試験は、多くの場合、2月から3月にかけて複数の日程が設けられています。各大学の募集要項を確認し、複数回受験が可能な場合もあるため、しっかりと計画を立てましょう。

一般選抜のまとめ

国公立大学では、共通テストと個別試験の両方を受験する必要があり、幅広い科目の学力が求められます。

私立大学は、大学ごとに異なる試験内容や日程があり、特に個別試験では複数回受験のチャンスがあることが特徴です。

どちらの大学を受験する場合も、自分の希望する大学の入試方式や必要な科目をしっかり確認し、計画的に準備を進めることが重要です。

また、最新の入試情報を常に確認し、変更に対応できるようにしましょう。

参考記事：【必見】スタディコーチの口コミ・評判が気になる方！塾経験者が調査しました！

総合型選抜の仕組みをわかりやすく解説

総合型選抜とは？

総合型選抜は、以前は「AO入試」と呼ばれていた入試方式で、大学が求める学生像（アドミッション・ポリシー）に合った受験生を選抜するためのものです。

この方式では、学力試験だけでなく、受験生の個性や適性、意欲などが総合的に評価されます。

総合型選抜の特徴

・人物評価：学力だけでなく、高校での活動や受験生の個性、適性、意欲などを総合的に評価します。

・専願：多くの総合型選抜は専願（その大学に合格したら必ず入学すること）となっていますが、条件は大学によって異なるため、募集要項をよく確認する必要があります。

・国公立大学の増加：以前は私立大学で主に実施されていましたが、最近では国公立大学でも総合型選抜の募集枠が増加しています。

参考記事：【現役高校生】総合型選抜で大学に受かる人はみんなやっている総合型選抜対策！

総合型選抜の出願の流れと時期

総合型選抜は、大学と受験生がじっくりと時間をかけてマッチングすることを重視しており、選考期間が比較的長くなっています。

・出願時期：原則として9月1日以降に出願がスタートします。ただし、出願前にエントリーや面談が必要な大学もあります。

・選考期間：選考は1〜3か月間と長期にわたることが多く、受験生と大学が互いの適性を見極める機会が設けられます。

総合型選抜の選考方法

総合型選抜の選考方法は、書類選考、面接、小論文が基本ですが、大学ごとにさまざまな形式があります。

・書類選考：志望理由書や調査書などを基に、受験生のこれまでの活動や実績を評価します。

・面接：面接では、受験生の意欲やコミュニケーション能力を確認します。

・小論文：小論文では、受験生の考え方や論理的思考力を評価します。

・その他：大学によっては、学力試験や実技試験を課す場合もあります。また、知識や理解を問う口頭試問やレポート作成を求めるケースもあります。

・共通テスト：一部の国公立大学では、総合型選抜においても共通テストを課す場合があります。

参考記事：【総合型選抜に強い塾】塾に行くべき？塾経験者がおすすめする！【総合型選抜対策塾の紹介】

総合型選抜のまとめ

総合型選抜は、学力試験の成績だけでなく、受験生の個性や適性を重視する入試方式です。

大学と受験生が時間をかけてお互いを理解し、適切なマッチングを目指すため、受験生は自分の強みをしっかりとアピールすることが重要です。

また、各大学の募集要項を確認し、出願条件や選考内容を理解した上で準備を進めることが求められます。

参考記事：ホワイトアカデミー高等部の【料金・評判・特徴】を塾経験者が徹底取材！

学校推薦型選抜の仕組みついてわかりやすく説明

学校推薦型選抜とは？

学校推薦型選抜は、高校からの推薦を受けて出願する入試方式です。

大学側が指定する評定平均などの基準をクリアし、学校長の推薦を得ることが必要です。

学校推薦型選抜の特徴

・推薦の必要性：出願には学校長の推薦が必須です。評定平均や活動実績などの基準を満たす必要があります。

・専願と併願：国公立大学では多くの場合専願（その大学に合格したら必ず入学すること）ですが、私立大学では大学によって併願が可能な場合もあります。

学校推薦型選抜の種類

学校推薦型選抜には、「公募制」と「指定校制」の2種類があります。

公募制

・出願制限なし：高校に制限がなく、大学が定める出願条件を満たし、学校長の推薦があれば出願可能です。

・応募者多数：出願条件を満たす受験生であれば誰でも受験できるため、比較的多くの受験生が集まります。

指定校制

・特定高校限定：大学が指定した高校の生徒にのみ出願資格があります。

・校内選考あり：一つの高校から推薦できる人数に限りがあるため、校内選考が行われます。

・合格率が高い：指定校制で選ばれた生徒は合格率が高い傾向にあります。

総合型選抜について知りたい方、【必見】大学受験：総合型選抜とは？総合型選抜に向いている人！向いてない人

学校推薦型選抜選考方法

学校推薦型選抜の選考は、主に書類審査、面接、小論文を中心に行われます。

・書類審査：調査書、推薦書、志望理由書などを基に受験生の活動状況や成績を評価します。

・面接：面接では、受験生の意欲やコミュニケーション能力を確認します。

・小論文：小論文では、考え方や論理的思考力を評価します。

・学力検査：大学によっては学力試験を課す場合もあります。特に国公立大学では共通テストを課すこともあります。

学校推薦型選抜について知りたい方、【学校推薦型選抜対策】受かる人・落ちる人の特徴とは？合格の鍵を探る

学校推薦型選抜の出願と選考スケジュール

・出願時期：一般的に秋頃から出願が始まりますが、具体的な時期は大学によって異なります。

・選考期間：選考は書類審査、面接、小論文を含めて数週間から数か月にわたる場合があります。

参考記事：【総合型選抜対策】成績が悪い受験生必見｜今の評定平均は関係ない

学校推薦型選抜のまとめ

・高校の成績や活動状況を重視：高校での成績や活動、大学の志望理由、学びへの意欲などを総合的に評価します。

・大学ごとの違い：出願条件や選考方法は大学ごとに異なるため、各大学の募集要項をしっかり確認することが重要です。

・戦略的な出願：公募制と指定校制の特徴を理解し、自分に合った選抜方式を選ぶことが重要です。

学校推薦型選抜は、受験生のこれまでの努力を活かし、自分に合った大学を見つける良い機会です。

しっかりと準備を整え、自分の強みをアピールしましょう。

参考記事：ホワイトアカデミー高等部の合格実績は？メリット・デメリットは？

自分にピッタリの入試制度を選択するために

自分に合った入試制度を見つけるためには、自身の強みや興味、将来の目標を踏まえて、各入試制度の特徴を理解し、最適な選択をすることが大切です。

以下に、自分に合った入試制度を見つけるためのポイントを挙げます。

自己分析を行うポイントを紹介します。

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主な入試制度の特徴を紹介します。

先輩や先生に相談する

入試制度を決める際にいろいろな人の意見を参考にするとよいでしょう。

塾の先生は入試制度や受験に関する専門知識を持っており、経験豊富なアドバイスを提供してくれるでしょう。

以下は、塾の先生に相談する際のポイントです。

・希望する大学の入試制度を確認する

志望する大学の入試制度について事前に調べておきましょう。一般入試や推薦入試、センター試験利用入試など、どの制度を受けたいのか明確にすると、相談がスムーズに進められます。

・塾の先生に相談する内容を整理する

入試制度に関する疑問や悩みを整理し、具体的な質問や相談内容を考えておきましょう。例えば、各制度の特徴やメリット・デメリット、自分の実力や進路に合った制度の選び方などを相談することができます。

・塾の先生と面談する

塾の先生と面談の機会を設けましょう。面談では、自分の進路や目標、現在の学力などについて話し、入試制度の選択に関するアドバイスを求めることができます。また、塾の先生からは、自身の実力を適切に把握するための模試や適性検査の受験を提案される場合もあります。

・複数の意見を聞く

塾の先生の意見を参考にしつつも、複数の塾や教育関係者の意見を聞くこともおすすめです。異なる視点や情報を取り入れることで、より客観的な判断ができるでしょう。

入試制度の決定は受験生の重要な選択ですので、慎重に検討しましょう。

塾の先生との相談を通じて、自分に最適な入試制度を選ぶことができるはずです。

参考記事：【坪田塾】オンライン個別指導を塾経験者が徹底解説！口コミ・評判を調査！

大学受験；入試制度に関するよくある質問

まとめ：大学受験の仕組みをわかりやすく徹底解説！大学の入試制度は何種類？

大学入試の選抜制度について説明をしてきましたが大学入試制度について少しは理解はできましたか？

志望する大学の選抜方式を決めるのはもちろんのこと、併願戦略においてもどの選抜方式で受験に挑むのかはとても重要です。

受験に挑むにあたって、大学の選抜方式がある程度決まったら、効率的に勉強できます。さらに経済面においてもリスクを減らすことが可能となります。

大学の合格の可能性、効率の良い受験勉強、経済的なことを視野に入れて大学の選抜方式を選択して下さい。

まとめ：大学受験の仕組みをわかりやすく徹底解説！大学の入試制度は何種類？