大学受験の面接マナーまとめ|入室の流れ・荷物の置き方・言葉遣い一覧を解説

「※この記事には一部PRが含まれます」
「大学受験の面接マナー、これで合ってるのかな…」
「ノックは何回?カバンはどこに置く?“失礼します”はいつ言うの?」
面接直前になるほど、このような細かい不安が気になる人は多いはずです。
結論からお伝えすると、大学受験の面接マナーは「入室の流れ・荷物の置き方・言葉遣い」の3つを押さえれば十分です。
この3点ができていれば、マナーで減点されることはほとんどありません。
この記事では、27年以上にわたり受験指導を行ってきた経験をもとに、入室から退室までの正しい流れ・失敗しないポイント・よくあるNG例を、高校生でも迷わないようにわかりやすく解説します。
読み終えるころには、「これで大丈夫」と自信を持って面接に臨める状態になります。
入室は「3回ノック」と「返事を待つ」が鉄則
カバンは「椅子の横の床」に置くのが正解
一人称は「私」、大学は「御大学」と呼ぶ
「どうぞ」と言われるまで座らない
Contents
- 1 【30秒でわかる】大学受験の面接マナーの結論
- 2 大学受験の面接マナーで第一印象が決まる理由
- 3 大学面接の流れ|控室から退室までの全体像
- 4 【入室の流れ】「失礼します」のタイミングとノックの回数
- 5 【着席マナー】座るタイミングと第一印象の作り方
- 6 【荷物の扱い】カバンやコートはどこに置く?
- 7 【面接中のマナー】評価を左右する話し方と態度
- 8 【言葉遣い一覧】面接で間違えやすい敬語と呼び方
- 9 【退室の流れ】最後まで気を抜かない面接マナー
- 10 【NG例】大学面接でやってはいけないダメな例
- 11 面接当日に確認すべきチェックリスト
- 12 大学受験の面接マナーQ&A
- 13 まとめ:大学受験の面接マナー|入室の流れ・荷物の置き方・言葉遣い一覧を解説
- 14 執筆者のプロフィール
【30秒でわかる】大学受験の面接マナーの結論

大学受験の面接マナーで迷っている人のために、最初に結論をまとめます。
入室・荷物・言葉遣いの3つを押さえれば、マナーで減点される心配はほぼなくなります。
- 入室は「3回ノック」と「返事待ち」が基本
- 荷物は「椅子の横の床」に置くのが正解
- 大学の呼び方は「御大学(おんだいがく)」を使う
入室・荷物・言葉遣いの正解まとめ
大学受験の面接マナーは、次の3点が基本です。
- 入室時のノックは3回、「失礼します」と言ってからドアを開ける
- カバンは椅子の横(床)に置く。机や隣の椅子の上は絶対NG
- 大学のことは「御大学(おんだいがく)」と呼ぶ。書き言葉の「貴学」は面接では使わない
この3点を守るだけで、マナーによる減点はほぼ防げます。
あとは基本的には面接官の指示に従えば問題ありません。

これだけ守れば減点されない3つのポイント
減点を防ぐために最低限おさえてほしいポイントは次の3つです。
1. 「どうぞ」と言われるまで座らない
2. 背中を面接官に向けてドアを閉めない
3. 「自分」「僕」など話し言葉の一人称を使わない
この3つはどれも「うっかりやってしまう」ミスです。
知っておくだけで本番の安心感がまったく違います。
大学受験の面接マナーで第一印象が決まる理由

面接マナーは「合格するための演技」ではありません。
なぜマナーが重要なのか、その理由を正しく理解しておきましょう。
- マナーの形より「相手への誠実さ」が大切
- 完璧さよりも「明るくハキハキ」を意識する
- 流れを知ることで本番の緊張を最小限にする
面接官が見ているのはマナーより「誠実さ」
面接官は、マナーの形式的な正確さよりも「誠実に向き合っているか」を見ています。
ノックの回数や言葉遣いを完璧にこなしても、目が泳いでいたり声が小さすぎたりすると、かえって不自然な印象を与えます。
逆に、多少ぎこちなくても、明るくハキハキと話す受験生は好印象を残します。
マナーは「相手への配慮を形にしたもの」です。形を覚えるよりも、「この動作はなぜ必要なのか」を理解しておくと、本番でもあわてずに動けます。
【27年の指導経験から】
私がこれまで多くの受験生を面接指導してきた中で、最も多かった失敗は「マナーの形は正しいのに、表情と声が死んでいる」というケースでした。ある生徒は、ノック・お辞儀・言葉遣いすべてを完璧に練習してきたにもかかわらず、緊張で目線が常に下を向いてしまっていました。
面接後、先生から「熱意が伝わらなかった」とフィードバックをもらったと報告してくれました。マナーは「不安をゼロにするための道具」です。形を覚えることで余裕が生まれ、その余裕が誠実さを伝える土台になります。

面接の流れを知るだけで緊張は減らせる
面接の緊張の多くは「次に何が起きるかわからない」という不安から来ています。
面接は「控室 → 入室 → 面接 → 退室」の順で進みます。
控室 → 呼ばれる → ノック・入室 → 着席 → 質疑応答 → 退室
この流れを頭に入れておくだけで、当日の焦りは大幅に減ります。
次のセクションで、各場面の具体的な動作を順番に解説します。
大学面接の流れ|控室から退室までの全体像

面接当日の流れを、控室から退室まで順番に確認しましょう。
全体の流れを把握しておくと、どこで何をすべきかが明確になります。
- 控室ではスマホは電源オフ、私語は厳禁
- 入室から着席までの「型」を事前に練習する
- 建物を出るまで「見られている」意識を持つ
控室での過ごし方と注意点
控室でも、面接はすでに始まっています。
- スマートフォンは電源を切るかマナーモードにしてカバンにしまう
- 周囲の受験生と大きな声で話さない
- 姿勢を正して静かに待つ
- 面接資料や志望理由書を確認したい場合は、静かに行う
控室での態度を職員や他の受験生に見られている場合があります。
面接室に入る前から気を抜かないことが大切です。

入室から着席までの流れ
入室から着席までの流れは次のとおりです。
1. ドアの前に立ち、3回ノックする
2. 「どうぞ」と聞こえたら「失礼します」と言ってドアを開ける
3. 面接官に正面を向けたまま、斜め45度でドアに向き直って静かに閉める
4. ドアが閉まったら面接官に向き直り、一礼(約30度)する
5. 椅子のそばまで歩き、椅子の横に立つ
6. 「○○高校から参りました、○○○○と申します」と名前を名乗る
7. 「どうぞ」と促されてから座る
流れを一連の動作として練習しておくと、本番でも自然に動けます。

面接中と退室の基本動作
面接中は、姿勢・目線・声の大きさの3点を意識します。
退室時の流れは次のとおりです。
1. お礼を言う(「ありがとうございました」)
2. 椅子から立ち上がる
3. 椅子の横で一礼する
4. ドア前に移動し、面接官に向き直って再度一礼する
5. 「失礼いたします」と言ってドアを開けて退室する
【入室の流れ】「失礼します」のタイミングとノックの回数

入室のマナーは面接で最初に見られるポイントです。
「失礼します」をいつ言うのか、ノックは何回か、正確なタイミングを確認しましょう。
- ノックは「コン・コン・コン」とゆっくり3回
- 「どうぞ」の声を聞いてからドアを開ける
- 面接官に背を向けずにドアを静かに閉める
ノックは何回?大学面接の正しい回数と理由
大学面接のノックは3回が基本です。
ノックの回数には次のような意味があります。
| 回数 | 意味・使われる場面 |
| 2回 | トイレや空室確認(ビジネスの場では不適切) |
| 3回 | 面接・一般的なビジネスシーン(推奨) |
| 4回 | 国際的なプロトコルや外資系企業での正式な場面 |
2回ノックはビジネスの場では失礼にあたります。
「トイレのノック」と同じ扱いになるため、必ず3回を守りましょう。
ノックの速さにも注意が必要です。
焦っていると早叩きになりがちですが、「コン・コン・コン」と1秒に1回程度のリズムで、落ち着いて叩くのが正解です。

「失礼します」はいつ言うのが正解か
「失礼します」は、「どうぞ」と言われた後、ドアを開けながら言います。
正しいタイミングは次のとおりです。
- ノック(3回)する
- 「どうぞ」を待つ
- 「失礼します」と言いながらドアを開ける
- 入室する
「どうぞ」の返事がないうちにドアを開けるのはNGです。
数秒待っても返事がない場合は、もう一度3回ノックしてから待ちましょう。
退室時にも「失礼いたします」とひと言添えてからドアを閉めます。
面接中に「失礼します」を使う場面は、入室時と退室時の合計2回が基本です。

ドアの開け方・閉め方と向きの注意点
ドアを閉める際は、面接官に完全に背を向けないようにします。
正しい閉め方は次のとおりです。
- 面接官の方向を意識しながら、斜め45度の角度でドアに向き直る
- ドアノブをしっかり持ち、音を立てずに静かに閉める
- 完全に閉まったことを確認してから、改めて面接官に向き直って一礼する
背中を完全に向けてドアを閉める動作は、面接官への配慮が欠けた印象を与えます。
「後ろ手で閉める」か「斜め45度で向き直る」かのどちらかで閉めましょう。

椅子の横に立つ位置と名前を名乗るタイミング
椅子のそばまで進んだら、椅子の横(下座側)に立ち、名前を名乗ります。
名乗り方の基本は次のとおりです。
- 「○○高校から参りました」
- 「○○○○と申します」
- 「本日はよろしくお願いいたします」
名前を名乗ったあと、面接官から「どうぞ」または「お座りください」と言われてから座ります。
促されるまで座らないことが、基本のマナーです。

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【着席マナー】座るタイミングと第一印象の作り方

椅子に座るタイミングと座り方は、入室の次に面接官の目に入るポイントです。
正しい姿勢と挨拶で、良い第一印象を作りましょう。
- 自分から座らず「どうぞ」と言われてから
- 椅子の前半分に座り、背筋を自然に伸ばす
- 最初の「よろしくお願いします」で笑顔を作る
「どうぞ」と言われてから座る理由
椅子には、必ず面接官から「どうぞ」と言われてから座ります。
着席の流れは次のとおりです。
- 「どうぞ」と言われる
- 「ありがとうございます」と言う
- 静かに座る
自分から勝手に座ってしまうと、主導権を握ろうとする印象を与えることがあります。
「どうぞ」のひと言を必ず待ちましょう。

正しい姿勢と座り方のポイント
正しい座り方のポイントは次のとおりです。
| 項目 | NG | OK |
| 姿勢 | 背中が丸い、背もたれに寄りかかる | 背筋を伸ばす(座面の前半分に座る) |
| 足元 | 足を組む、投げ出す、揃っていない | 足を揃えて床につける |
| 手元 | 手をぶら下げる、ポケットに入れる | 手を重ねて膝の上に軽く置く |
【指導現場でのエピソード】
以前、面接練習をしていたある生徒が、「緊張すると背中が丸くなってしまう」と悩んでいました。そこで私がアドバイスしたのは「椅子の座面の前半分に腰をかける」という方法です。椅子の奥まで深く腰掛けると自然に背もたれに寄りかかりたくなりますが、浅く腰掛けると背筋が自然と伸びます。
その生徒は本番でもこの方法を実践し、「姿勢が良くて落ち着いた印象だった」と面接後にフィードバックをもらったそうです。小さなコツですが、効果は大きいです。

第一印象で差がつく挨拶と一言
着席後、最初の挨拶でしっかりと声を出すことが大切です。
着席時の挨拶例:「よろしくお願いいたします。」(軽く頭を下げながら)
声が小さいと「自信がない」「緊張しすぎている」という印象を与えます。
自分が思っているより少し大きめの声で話すことを意識しましょう。
【荷物の扱い】カバンやコートはどこに置く?

荷物の置き方は、意外と迷う受験生が多いポイントです。
基本ルールを覚えておけば当日に迷わずに済みます。
- カバンは「椅子の横(床)」が唯一の正解
- リュックは手に持って入室し、脚に立てかける
- コートは建物に入る前に脱いで裏返しに畳む
カバンは椅子の横が基本|高校生の注意点
カバンは、椅子の横(床)に置くのが基本です。
| 置き方 | 評価 | 理由 |
| 椅子の横(床) | ◎ 正解 | 最も邪魔にならず、フォーマルな置き方 |
| 膝の上 | × NG | 落ち着きがなく、姿勢が崩れる原因になる |
| 椅子の上 | × NG | 他者のスペースを占領している印象を与える |
| 机の上 | × NG | 面接官の視界を遮るため、絶対NG |
置く位置は自分の利き手側が取り出しやすいですが、どちら側でも問題ありません。
カバンは床に静かに、丁寧に置きましょう。

リュックや自立しないカバンの置き方
リュックは面接会場に入る前に背中から下ろし、手で持って入室します。
最近はリュックで面接に来る受験生も増えています。
リュックは自立しにくいため、置いた瞬間に倒れてしまうことがあります。
対策としては次の方法が有効です。
- 椅子の脚に立てかけるように置く
- 底板入りのバッグを選ぶ
- 可能であれば自立するビジネスバッグを用意する
スーツに合わせたシンプルなビジネスバッグが最も無難です。

荷物を置くタイミングはいつが正解?
荷物は椅子のそばに立ったタイミングで、名前を名乗る前か後に静かに置きます。
流れとしては、椅子のそばに立つ → カバンを床に置く → 名乗る → 着席、の順が自然です。
着席してから膝の上のカバンを床に下ろす動作は、バタバタした印象を与えるため避けましょう。

コートや手荷物のマナー
コートは建物に入る前に脱いでおきます。
受付や廊下でコートを着用したまま現れるのは、準備不足の印象を与えます。
寒い場合でも、建物の入り口に入る前に脱いでおくのがマナーです。
コートをたたむ際は、裏地を外側にして三つ折り程度にたたみ、カバンの上に置きます。
裏地を外にするのは、外側についた汚れが周囲に触れないようにするための配慮です。
雨の日に傘を持参した場合は、傘立てがあれば必ず使用してください。
傘立てがない場合は、傘袋に入れるか、床に静かに置きます。
傘の先端(石突き)を面接官の方向に向けないようにしましょう。

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【面接中のマナー】評価を左右する話し方と態度

面接中の立ち居振る舞いは、言葉の内容と同じくらい重要です。
姿勢・目線・声の3点を意識しましょう。
- 目線は面接官の目元から顔全体に向ける
- 声は「少し大きめ」、話す速さは「ゆっくり」
- 回答に詰まったら「少し考えてもよろしいでしょうか」
姿勢・目線・表情で印象は決まる
面接中は、背筋を伸ばし、面接官の顔に目線を向けて話します。
| 項目 | NG | OK |
| 目線 | 下を見る、視線が泳ぐ | 面接官の顔(目元あたり)を見る |
| 姿勢 | 背中が丸い、落ち着きがない | 背筋を伸ばし、動かない |
| 表情 | 無表情、不自然な笑い | 軽く口角を上げ、明るい表情 |
表情は、緊張していても口角を少し上げるだけで印象が大きく変わります。
「無表情」だけは避けましょう。

声の大きさと話すスピードの正解
面接での声は「少し大きいかな?」と感じるくらいがちょうど良いです。
| 項目 | NG | OK |
| 声 | 小さい、ぼそぼそ話す | 自分が思うより少し大きめに出す |
| スピード | 早口、聞き取りにくい | ややゆっくり、ハキハキ話す |
緊張すると声が小さく・早口になりがちです。
「はっきり」「ゆっくり」「大きめ」の3点を意識してください。

面接官との受け答えで意識すべきこと
質問に対する答えは、まず結論から話し始めます。
例:「私が御大学を志望した理由は、○○の研究に力を入れているからです。具体的には……」
「えー」「あのー」などの言葉が頻繁に出ると、話が整理されていない印象を与えます。
答えに詰まったときは「少し考えてもよろしいでしょうか」とひと言断ってから考える時間をもらうことも可能です。
【言葉遣い一覧】面接で間違えやすい敬語と呼び方

言葉遣いは、知識として持っているかどうかで大きく差がつくポイントです。
特に間違えやすいものを一覧でまとめました。
- 一人称は「僕・自分」ではなく必ず「私」
- 大学のことは話し言葉の「御大学」で統一する
- 「全然大丈夫」などの若者言葉は「問題ありません」に
一人称は「私」が基本|「僕・自分」はOK?
面接での一人称は「私(わたし)」が基本です。
「僕」「自分」「うち」などの言葉は話し言葉としては自然ですが、面接の場では不適切です。
無意識に使いやすいので、事前に注意しておきましょう。
| NG | OK |
| 僕、俺、自分 | 私(わたくし・わたし) |
| うちの高校では | 私の通う○○高校では |

「貴学」と「御大学」はどちらを使うべきか
大学受験の面接(話し言葉)では、「○○大学」または「御大学(おんだいがく)」を使うのが最も自然です。
「貴学(きがく)」は書き言葉(志望理由書・願書・メール)で使われる表現で、面接で使っても誤りではありませんが、やや硬い印象を与えることがあります。
「御校(おんこう)」は主に高校や専門学校に対して使う言葉であり、大学に対して使うとやや不自然に聞こえる場合があります。
| 場面 | 使う言葉 |
| 志望理由書・願書・メール(書き言葉) | 貴学(きがく) |
| 面接・説明会での質問(話し言葉) | 「◯◯大学」「御大学」も間違いではありません |
※「貴学さま」は二重敬語のため誤りです。
丁寧に伝えたい場合は、「○○大学」や「こちらの大学」と表現するのが自然です。

面接で使える基本フレーズ一覧
よく使う場面ごとの正しいフレーズをまとめました。
- 入室時:「失礼します」
- 名乗るとき:「○○高校から参りました、○○と申します」
- 着席時:「ありがとうございます」(どうぞと言われたあと)
- 質問に答えるとき:「はい、○○です。具体的には……」
- 考える時間が必要なとき:「少し考えてもよろしいでしょうか」
- 退室時:「本日はありがとうございました。失礼いたします」

NGな言葉遣いと正しい言い換え
| NG(話し言葉) | OK(面接にふさわしい言葉) | 理由・注意点 |
| 全然大丈夫です | 問題ありません | 「全然」は本来、後ろに打ち消しの言葉を伴う表現です |
| ちょっと難しかったです | 少し、または難しく感じました | 「ちょっと」は日常会話の表現なので避けましょう |
| やっぱり○○だと思います | やはり○○だと思います | 「やっぱり」は砕けた印象を与えます |
| ○○とかをしています | ○○などをしています | 「とか」は曖昧な話し言葉です |
| すごく興味があります | 非常に、大変興味があります | 「すごく」は幼い印象を与えるため「非常に」がベストです |
| ~してる | ~しています | 語尾の「い」を抜く(い抜き言葉)のは厳禁です |
【退室の流れ】最後まで気を抜かない面接マナー

面接は退室するまで続いています。
最後の動作まで丁寧に行いましょう。
- 終了の合図が出たら座ったままお礼を言う
- 椅子の横とドア前の「合計2回」一礼する
- ドアを閉める瞬間まで丁寧な動作を継続する
面接終了から立ち上がるまでの流れ
面接官から「以上で終わりです」と言われたら、まず「ありがとうございました」とお礼を言います。
退室の流れは次のとおりです。
1. お礼を言う(「本日はありがとうございました」)
2. 椅子から静かに立ち上がる
3. 椅子の横で一礼する(約30度)
4. ドアの前まで移動し、面接官に向き直って再度一礼する
5. 「失礼いたします」と言ってドアを開けて退室する
急いで立ち上がると荷物を倒したりするので、落ち着いてゆっくり動きましょう。

お礼と一礼のタイミング
お礼と一礼のタイミングは2回あります。
- 椅子の横に立った状態で一礼(「本日はありがとうございました」)
- ドアの前に着いてから、面接官に向き直って再度一礼
2回お辞儀をすることで丁寧な印象を残せます。
両方とも約30度の礼で十分です。
深々と何度も頭を下げる必要はありません。

ドア前での動作と退室の仕方
ドアの前では、面接官に向き直って「失礼いたします」と言ってからドアを開けます。
退室時のドアの閉め方も、入室時と同様に面接官に背中を向けないようにします。
廊下に出たあと、静かにドアを閉めましょう。
ドアを閉めた後も、廊下で「やった!」などと声を上げたり、スマートフォンをすぐに取り出したりしないようにしてください。

建物を出るまで気を抜いてはいけない理由
面接室を出た後も、建物の中にいる間はマナーを続けましょう。
廊下や受付・エレベーターでも職員や関係者が見ています。
案内してくれたスタッフにも「ありがとうございました」とひと言添えて退出するのが丁寧な振る舞いです。
【現場で見てきたこと】
これは実際に複数の大学関係者から聞いた話ですが、「面接室を出た直後に大きな声で話していた受験生の情報が、面接官に伝わることがある」とのことでした。建物を出るまで、面接は続いていると思って行動することをおすすめします。私の指導でも、「帰り道も気を抜かない」ことは必ず伝えるようにしています。
【NG例】大学面接でやってはいけないダメな例

面接では、マナー違反より「態度の悪さ」が減点されやすいです。
どんな行動が減点対象になるかを知っておくと、本番で同じミスを防げます。
- ノックなしでの入室や勝手な着席は厳禁
- 無意識な髪いじりや貧乏ゆすりに注意する
- 「わかりません」で話を終わらせない
印象を悪くする行動と態度
次の行動は印象を大きく下げるため、注意してください。
- ノックをしないで入室する(最もNGな行動のひとつ)
- 「どうぞ」と言われる前に座る
- 面接中にスマートフォンが鳴る(必ず電源を切るかマナーモードに)
- 足を組む・背もたれに寄りかかる
- 腕を組む
- 髪を触る・顔を触る(落ち着きのない印象)
- うつむいて話す

面接で避けるべき禁句一覧
| 禁句 | 言い換え |
| 「別に……」 | 「特にありません」 |
| 「わかりません」だけで終わる | 「現時点では○○だと思いますが~」 |
| 「どこでもよかった」 | 志望理由を具体的に話す |
| 「親に言われたから」 | 自分の意志で決めたことを話す |

よくある失敗パターンと対策
| 失敗パターン | 焦らなくて大丈夫!その場での対策 |
| ノックを2回してしまった | 気づいた時点で「コン」と1回足して3回にするか、そのまま落ち着いて入室すれば合否に影響しません。 |
| 言葉に詰まって沈黙が続いた | 「少し考えてもよろしいでしょうか」と正直に伝え、5〜10秒ほど頭を整理する時間をもらえばOKです。 |
| 「御校」と「貴学」を間違えた | すぐに気づいたなら「失礼いたしました、御大学では〜」と言い直します。気づかなければそのまま堂々と続けてください。 |
| 退室時にドアにカバンがぶつかった | 無視して出ず、一度立ち止まって面接官に向き直し、「失礼いたしました」と一礼してから退室すれば好印象です。 |

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面接当日に確認すべきチェックリスト

当日の朝と面接前に、次のリストで確認しましょう。
入室前の最終チェック
- [ ] スマートフォンの電源を切ったかマナーモードにしたか
- [ ] コートを脱いで手に持っているか
- [ ] カバンの中に余計なものが出ていないか
- [ ] 鏡で身だしなみを確認したか(髪・服装・靴)
- [ ] ノックの回数(3回)を確認したか

面接中に意識するポイント
- [ ] 背筋を伸ばして座っているか
- [ ] 面接官の顔に目線を向けているか
- [ ] 声が小さくなっていないか
- [ ] 一人称が「私」になっているか
- [ ] 大学を「御大学」と呼んでいるか

退室までに気をつけること
- [ ] 「ありがとうございました」を忘れずに言ったか
- [ ] 椅子の横で一礼したか
- [ ] ドア前で再度一礼したか
- [ ] 「失礼いたします」と言ってからドアを開けたか
- [ ] 廊下で大きな声を出していないか
大学受験の面接マナーQ&A

大学受験の面接マナーに関するよくある疑問に、プロの視点から即答します。
ノックの回数ミスや「貴学・御大学」の使い分け、カバンの置き方など、受験生が直前で迷いやすいポイントを網羅。
不安をゼロにして本番に臨むための最終確認として活用してください。
Q.ノックの回数を間違えたら不合格になりますか?
ノックの回数だけで不合格になることはほぼありません。
その後の受け答えで誠実さが伝われば評価に影響しません。
ミスに気づいたら、落ち着いて次の動作をていねいに行いましょう。
基本的には面接官の指示に従えば問題ありません。

Q.「失礼します」は何回言うのが正解ですか?
「失礼します」は入室時と退室時の2回が基本です。
入室時に「失礼します」、退室時に「失礼いたします」と使い分けると、より丁寧な印象になります。

Q.カバンは膝の上に置いてもいいですか?
カバンは床(椅子の横)に置くのが基本で、膝の上はNGです。
膝の上だと姿勢が崩れ、「落ち着きがない」という印象を与えます。
必ず床に置きましょう。

Q.面接で「貴学」は使わない方がいいですか?
面接(話し言葉)では「貴学」は使わず、「◯◯大学」か「御大学」を使います。
「貴学」は書き言葉専用の表現です。
「御大学」を使う方が自然で、TPOに合った言葉遣いができる人という印象を与えます。

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まとめ:大学受験の面接マナー|入室の流れ・荷物の置き方・言葉遣い一覧を解説

大学受験の面接マナーで最も大切なのは、形を完璧に覚えることよりも「落ち着いて誠実に対応すること」です。
この記事でお伝えした内容を最後にまとめます。
- ノックは3回、「どうぞ」の後に「失礼します」と言って入室する
- カバンは椅子の横(床)に置く。膝の上・隣の椅子はNG
- 一人称は「私」、大学のことは「御大学」を使う
- 「どうぞ」と言われてから座る
- 退室時は2回一礼して、建物を出るまで気を抜かない
マナーの形を覚えておけば、当日は余裕が生まれます。
余裕こそが、あなたの本当の言葉や志望理由を面接官にしっかり届けるための土台になります。
練習できる機会があれば、入室から退室まで通しで声に出して練習してみてください。
一度でも体で覚えると、本番でも自然に動けるようになります。
面接は準備した分だけ、必ず自信になります。▶総合型選抜の仕組みと対策の全体像はこちら
執筆者のプロフィール
【予備校オンラインドットコム編集部:執筆者プロフィール】

予備校オンラインドットコム編集部は、教育業界に長年携わってきた実務経験者を中心とした専門チームです。これまで27年以上にわたり学習塾・予備校の現場に関わり、800以上の教室を調査・分析してきました。
編集部には、オンライン学習塾の運営経験者、受験メンタルトレーナー、進路アドバイザー、ファイナンシャルプランナーなどが在籍しています。実際の受験指導経験や保護者からの相談対応、各塾の公式資料や最新情報の確認など、一次情報をもとにした中立的な情報発信を行っています。
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