大学の総合型選抜の合格率は?倍率・一般入試との違いを最新データで解説

「※この記事には一部PRが含まれます」
この記事は、27年以上教育業界に携わってきた「予備校オンラインドットコム編集部」が、文部科学省の入試データをもとに作成しています。
「総合型選抜って、実際どれくらい受かるの?」——受験相談の現場でも、この質問は非常に多く寄せられます。
結論からお伝えすると、総合型選抜の合格率は全体平均で約49.5%(2025年度・文部科学省データ)です。
つまり、2人に1人が合格している計算になります。
合格率の数字は国公立大学と私立大学、大学のランクによって大きく異なります。
この記事では、文部科学省の公式データをもとに、以下の内容を整理します。
- 総合型選抜の合格率・倍率の全体像
- 国公立・私立・短大別の違い
- 一般入試との比較
- 大学別の合格率の考え方
受験するかどうかを判断するための「客観的なデータ」として、ぜひ参考にしてください。
■総合型選抜(旧AO入試)の合格率・倍率データ一覧
| 区分 | 平均合格率(目安) | 難易度の傾向 |
| 全体平均 | 約49.5% | 受験生の約2人に1人が合格 |
| 国公立大学 | 約30〜33% | 募集枠が少なく、私立に比べ狭き門 |
| 私立大学 | 約51.7% | 志願者も多いが、合格者数も多い傾向 |
| 短期大学 | 約90% | ほぼ全入に近いケースも多い |
| 平均倍率 | 約2.02倍 | 一般選抜に比べると低水準 |
※文部科学省:令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要
総合型選抜は「半分程度が合格する入試」と言われます。
国公立大学や難関私立大学では合格率は30%前後まで下がるため、大学ごとのデータ確認が重要です。※総合型選抜で「落ちる確率」や不合格の理由については
こちらの記事で詳しく解説しています。
総合型選抜の平均合格率は約49.5%
国公立と私立で合格率は大きく違う
総合型選抜の倍率は平均約2倍
合格率だけで入試の難易度は判断できない
Contents
大学の総合型選抜の合格率はどれくらい?まず結論から整理

総合型選抜の合格率は「平均約50%」ですが、大学の種別によって数字は大きく変わります。
まずは全体像を整理します。
- 総合型選抜の平均合格率は 約49.5%
- 国公立は約30%、私立は約50%と差がある
- 大学のレベルによって合格率は大きく変わる
総合型選抜の平均合格率の目安
総合型選抜の全体平均合格率は約49.5%です。
文部科学省が発表した2025年度(令和7年度)入学者選抜実施状況によると、国公私立大学を合わせた総合型選抜の志願者数は約324,118人、合格者数は約160,505人となっています。
| 設置者区分 | 志願者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 国立大学 | 27,119人 | 8,386人 | 約30.9% |
| 公立大学 | 7,157人 | 2,336人 | 約32.6% |
| 私立大学 | 289,842人 | 149,783人 | 約51.7% |
| 全体合計 | 324,118人 | 160,505人 | 約49.5% |
※出典:文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況」※2026年の最新データが発表されるのは2026年11月末です。現時点(2026年3月)で入手できる最新データは2025年度(2025年11月末発表)のデータになります。
全体の平均は約50%ですが、国公立大学は約30〜33%と低く、私立大学が平均を引き上げていることがわかります。

総合型入試の合格率は何%と言われているのか
一般的に「総合型選抜の合格率は40〜50%前後」と言われています。
ただし、この数字はあくまで全体平均です。
大学・学部によって倍率は大きく異なります。
以下は、主要私立大学の2025年度の実際の倍率データです。
| 大学・学部・学科(専攻) | 倍率 | 難易度の印象 |
| 明治大学 文学部(文芸メディア専攻) | 22.0倍 | 超難関・志願者殺到 |
| 明治大学 文学部(演劇学専攻) | 10.5倍 | 10人に1人の狭き門 |
| 明治大学 文学部(臨床心理学専攻) | 9.7倍 | 非常に高い人気 |
| 青山学院大学 文学部(英米文学科) | 4.0倍 | 難関レベル |
| 青山学院大学 地球社会共生学部 | 3.7倍 | 難関レベル |
| 青山学院大学 コミュニティ人間科学部 | 2.9倍 | 標準〜やや高め |
| 立教大学 文学部(フランス文学) | 2.5倍 | 標準的 |
| 立教大学 文学部(英米文学) | 2.0倍 | 比較的狙い目 |
| 明治大学 商学部(全商) | 1.3倍 | 低倍率(出願資格限定) |
※出典:各大学公式入試結果データ・旺文社パスナビをもとに編集部集計※倍率は学部・学科・年度によって大きく変動します。
同じ大学・同じ学部でも、専攻によって倍率が1.3倍から22.0倍まで開くケースがあります。
「総合型選抜は受かりやすい」という一般的なイメージと、実際の難関学部の高倍率には大きな差があることを理解しておきましょう。

国公立大学と私立大学で合格率はどう違うのか
国公立大学は約30〜33%、私立大学は約51.7%と、20ポイント以上の差があります。
合格率の差が生まれる主な理由は、選抜の「目的」の違いです。
国立大学の総合型選抜は、共通テストを必須とするケースが多く、基礎学力の確認が前提になっています。
そのため、基準に満たない受験生には合格を出さない「欠員容認」の姿勢が鮮明です。
私立大学は学生の早期確保という側面もあり、アドミッションポリシーへの適合を重視した選抜が行われます。
2025年度には私立大学の入学者の22.8%が総合型選抜によるもので、重要な入試ルートとなっています。
総合型選抜の倍率はどれくらい?合格率と倍率の関係

総合型選抜の倍率は、平均約2.02倍と一般入試より低い傾向があります。
倍率は出願条件を満たした受験生のみが出願しているため、単純な比較はできません。
- 総合型選抜の平均倍率は 約2.02倍
- 一般入試より倍率は低い傾向がある
- 出願条件があるため単純比較はできない
総合型選抜の倍率の平均
2025年度の総合型選抜の全体平均倍率は約2.02倍です。
大学の種類別の内訳は以下のとおりです。
| 大学の種類(国公私立) | 総合型選抜の倍率 | 一般選抜の倍率 |
| 国立大学 | 約3.23倍 | 約3.9倍 |
| 公立大学 | 約3.06倍 | 約4.8倍 |
| 私立大学 | 約1.94倍 | 約8.1倍 |
※文部科学省「令和7年度(2025年度)国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」
私立大学の一般選抜は平均8.1倍であるのに対し、総合型選抜は約1.94倍と、数字上は大きな差があります。

総合型選抜の倍率が低いと言われる理由
総合型選抜の倍率が低い主な理由は、出願前の段階で受験生が絞られているためです。
一般選抜は「受験料を支払えば誰でも出願できる」のに対し、総合型選抜には以下のような事前フィルターがあります。
- 出願資格の壁:評定平均4.0以上、英検2級以上などの条件を設ける大学が多い
- 専願制の制約:合格した場合は入学を確約することが条件のケースが多い
- 準備コストの高さ:志望理由書や活動報告書の作成に数ヶ月かかる
つまり、総合型選抜の倍率2.0倍は、一般選抜の2.0倍とは「ライバルの密度」が根本的に異なります。
出願している全員が、厳しい条件をクリアして準備を重ねてきた受験生です。

募集人数より多く合格することがある仕組み
私立大学では、募集人数より多くの合格者を出すことがあります。
なぜなら、「歩留まり」の予測に基づいた大学側の戦略だからです。
合格者の一部が国立大学や上位私大へ流れることを見越して、あらかじめ多めに合格を出します。
国立大学は辞退者がほとんどないため、合格者数は募集定員に忠実な傾向があります。
「合格者の弾力的な運用」が、私立大学の総合型選抜の合格率を高く見せる要因の一つになっています。

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総合型選抜は一般入試より受かりやすい?難易度を比較

「総合型選抜と一般入試、どちらが受かりやすいか」は、受験相談でも最も多い質問のひとつです。
数値上は総合型選抜の倍率が低い傾向がありますが、評価の仕組みが根本的に異なるため、単純な比較には注意が必要です。
- 数字上は総合型選抜のほうが倍率は低い
- 一般入試は点数、総合型選抜はマッチング評価
- 準備している受験生には有利になる場合がある
総合型選抜と一般入試の倍率の違い
数値上は、総合型選抜の方が倍率は低い傾向があります。
私立大学を例にとると、一般選抜の平均倍率は約8.1倍、総合型選抜は約1.94倍と、約4倍の開きがあります。
前述のとおり、総合型選抜の志願者は出願条件をクリアした「本気の受験生」が中心です。
単純な倍率の比較だけで有利・不利を判断するのは注意が必要です。

合格率から見る入試方式の違い
一般選抜は「点数」、総合型選抜は「マッチング」で評価される、根本的に異なる入試です。
一般選抜は当日の点数という1つの軸で判定されるため、模試の判定がある程度の目安になります。
総合型選抜の合格率は、模試のD判定やE判定とはほとんど相関しません。
評価軸が「学力」ではなく「大学と受験生のマッチング」だからです。
たとえば、一般選抜では届かない偏差値帯の大学でも、アドミッションポリシーと自分の活動実績が合致していれば、総合型選抜で合格できるケースがあります。

総合型選抜は本当に受かりやすい入試なのか
「一部の準備された受験生にとって、受かりやすい入試」というのが正確な表現です。
以下の条件を満たしている場合は、一般入試よりも有利に働く可能性があります。
- 出願条件(評定平均など)をクリアしている
- 志望大学のアドミッション・ポリシーと自分の経験が一致している
- 数ヶ月かけて書類・面接の準備ができる
逆に、準備不足のまま「楽そうだから」という理由で受験すると、倍率が低い大学でも不合格になるリスクがあります。
総合型選抜は「楽な入試」ではなく、「評価軸が異なる、準備型の入試」です。
【大学種別】総合型選抜の合格率データ

文部科学省のデータをもとに、大学の種別ごとの合格率をまとめます。
国立・公立・私立・短大でそれぞれ合格率は大きく異なります。
自分の志望する大学の種別を確認してください。
- 国立大学の合格率は 約30%前後
- 私立大学の合格率は 約50%以上
- 短期大学は 約90%近くが合格
国立大学の総合型選抜の合格率
国立大学の総合型選抜の合格率は約30.9%です。
2025年度のデータでは、国立大学75校(全体の92.6%)が総合型選抜を実施し、入学者数は7,714人となっています。
前年度(令和6年度)の5,981人から大幅に増加しており、国立大学での実施拡大が進んでいます。
国立大学の特徴として、定員割れであっても基準に満たない受験生には合格を出さない「欠員容認」の姿勢があります。
多くの大学で共通テストが必須とされており、基礎学力の確認が選抜の前提となっています。

公立大学の総合型選抜の合格率
公立大学の総合型選抜の合格率は約32.6%です。
2025年度は79校(全体の80.6%)が実施し、入学者数は2,183人でした。
令和6年度の1,445人から急増しており、実施校数も大きく拡大しています。
公立大学は地域に根ざした人材育成を目的とした「地域枠」を設けるケースがあり、地域課題への関心や地元志向が評価されやすい傾向があります。

私立大学の総合型選抜の合格率
私立大学の総合型選抜の合格率は約51.7%です。
2025年度の入学者数は116,869人で、私立大学全入学者の22.8%を占めています。
大学グループ別の合格率の目安は以下のとおりです。
| 大学・学部・学科(専攻) | 倍率 | 難易度の傾向 |
| 明治大学 文学部(文芸メディア専攻) | 22.0倍 | 超難関・志願者殺到 |
| 青山学院大学 文学部(英米文学科) | 4.0倍 | 難関レベル |
| 青山学院大学 コミュニティ人間科学部 | 2.9倍 | 標準的 |
| 立教大学 文学部(フランス文学) | 2.5倍 | 標準的 |
| 明治大学 商学部(全商) | 1.3倍 | 低倍率(出願条件限定) |
※出典:各大学公式入試結果データ・旺文社パスナビをもとに編集部集計
同じ大学・同じ学部でも、専攻によって倍率が大きく異なります。
「私立大学の合格率は約51.7%」という全体平均だけでなく、志望する学部・学科の個別データを必ず確認することが重要です。

短期大学の総合型選抜の合格率
短期大学の総合型選抜の合格率は非常に高く、約90%近くが合格しています。
2025年度のデータでは、短期大学入学者全体の41.0%が総合型選抜による入学者です。
実施校数も261校(全体の99.2%)と、ほぼすべての短大が実施しています。
短期大学の総合型選抜は、適性確認が主な目的であり、入学への意欲を明確に示せれば不合格になるケースは非常に稀です。

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私立大学の総合型選抜は受かりやすい?合格率の傾向

私立大学の総合型選抜は、合格率・倍率ともに国公立大学と大きく異なります。その背景と特徴を整理します。
- 私立大学は合格率が比較的高い
- 学生確保のため総合型選抜を拡大している
- 大学ごとに合格率の差が大きい
私立大学の総合型選抜の合格率の特徴
私立大学の総合型選抜の合格率が50%を超える背景には、学生の早期確保という経営上の側面があります。
合格者の一部が上位校や国立大学へ流れることを見越して、募集定員より多く合格者を出すケースがあります。
そのため、見かけ上の合格率が高くなっています。
2025年度入試では私立大学全体の入学定員充足率が101.6%となり、3年ぶりに100%を超えました。
中堅以下の私立大学にとって、総合型選抜は確実な入学者確保の柱になっています。

国公立大学の総合型選抜との違い
私立大学と国公立大学の最大の違いは「併願の可否」と「学力の比重」です。
国立大学は原則として専願(合格後は入学確約)であり、共通テストの得点が合否に直結します。
私立大学は一部で併願可能な方式も存在し、英検のスコアや活動実績など、「事前の蓄積」が合格率に大きく影響します。

大学ごとに合格率が大きく異なる理由
同じ偏差値帯の大学でも、合格率は大学の「選抜戦略」によって大きく変わります。
難関私立大学の総合型選抜では、倍率が10倍を超えるケースもあります。
例えば、立教大学・青山学院大学の一部学部では倍率10倍以上になる年もあります。
特定の出願条件(評定・英語資格)を設けて実質的な競争率を下げ、条件を満たした受験生が確実に合格できる仕組みにしている大学もあります。
合格率を「受けやすさ」の指標として見る際は、出願条件や選抜方式を必ず確認することが重要です。
総合型選抜では何人受かる?合格者数の考え方

「何人受かるか」は募集人数を見るだけではわかりません。
合格者数の決まり方の仕組みを理解しておきましょう。
- 合格者数は大学の判断で決まる
- 国公立は定員に忠実な傾向
- 私立は辞退を見越して多めに合格を出す
総合型選抜の合格者数はどのように決まるのか
合格者数は、大学の収容定員管理のルールと、受験生の質的評価のバランスで決まります。
合否判定では、まず「アドミッションポリシーに適合するか」という質的評価が行われます。
一般選抜や推薦型選抜とのバランスを見ながら最終的な合格者数が調整されます。

募集人数と合格者数の関係
国立・公立大学は募集定員に忠実、私立大学は弾力的に運用する傾向があります。
2025年度の入学者数データを見ると、国立大学7,714人・公立大学2,183人は募集定員に近い数字です。
私立大学の116,869人は、辞退者を見越した弾力的な合格者数の運用を示しています。
募集人数が「若干名」と記載されている場合は、大学側が質を優先して合格者数を柔軟に決める方針を示しています。

年度によって合格者数が変わる理由
合格者数が年度によって変動する主な理由は3つあります。
- 志願者の質の変動:絶対評価の側面が強く、基準を満たす受験生が少なければ定員割れを容認する
- 定員管理の影響:前年度に定員超過が大きかった大学は、翌年度に合格者を絞る傾向がある
- 社会情勢の影響:新課程入試への不安がある年などは、年内入試に志願者が集中し倍率が上昇する
総合型選抜の合格率は今後どう変わる?

総合型選抜の合格率は、近年徐々に変化しています。
文部科学省の調査では、大学入学者のうち年内入試(総合型+推薦型)の割合が50%を超える大学も増えています。
今後は次の傾向が予想されます。
- 国公立大学で総合型選抜の拡大:2025年度は国立75校(92.6%)が実施と急増しており、この流れは続く見通しです
- 私立大学で年内入試の割合増加:2025年度には私立大学入学者の約60%が年内入試経由となっています
- 人気大学では倍率上昇:志願者増加が続く難関私大では、さらに倍率が上がる可能性があります
総合型選抜は今後も拡大する可能性が高く、大学ごとの難易度差はさらに広がると予想されます。
早い時期から志望大学のデータを確認しておくことがより重要になっています。

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【Q&A】総合型選抜の合格率に関するよくある疑問

総合型選抜の合格率については、「本当に受かりやすいの?」など多くの疑問があります。
ここでは受験生や保護者からよくある質問を、最新データをもとにわかりやすく解説します。
Q.総合型選抜の合格率はどれくらい?
A.全体平均で約50.5%が不合格になります。
国立大学では約70%、難関私大では80%近くが不合格になります。

総合型選抜で落ちる確率や不合格の理由については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶総合型選抜の落ちる確率は?合格率・倍率のリアルを最新データで解説
Q.AO入試でも不合格になることはある?
A.はい、定員割れの状況でも不合格になるケースがあります。
アドミッションポリシーに合致しない、または大学教育を受けるための基礎学力が不十分と判断された場合、志願者が少なくても不合格になります。
「受ければ受かる」は誤解です。

Q.総合型選抜の倍率が低い大学はある?
A.日東駒専レベルでも、倍率が1.0〜1.5倍程度の学部・学科は存在します。
ただし、出願条件(評定平均4.0以上・英検準1級以上など)が厳しかったり、課題が非常に重かったりするケースが多いです。
「倍率が低い=入りやすい」とは限りません。

Q.知恵袋などで言われている合格率は本当なのか
A.「総合型選抜は実績がないと受からない」という声もありますが、重要なのは実績の有無よりも、「その経験を通じて何を学び、大学でどう活かすか」を論理的に伝えられるかどうかです。
客観的なデータに基づいた判断を心がけましょう。
総合型選抜の合格率を正しく理解するためのポイント

合格率の数字は、正しく読み解かないと誤った判断につながります。最後に重要なポイントを整理します。
- 合格率だけで難易度は判断できない
- 出願条件や選抜方法を確認することが重要
- 志望校の入試データを確認することが大切
合格率だけでは難易度を判断できない理由
合格率はあくまで「結果」であり、難易度そのものを表しているわけではありません。
たとえば倍率2.0倍(合格率50%)の大学でも、合格者全員が「英検準1級以上」であれば、2級しか持っていない受験生にとっての合格率は実質0%に近くなります。
総合型選抜の難易度は、倍率だけでなく「出願条件・選考方法・合格者のプロフィール」を総合的に見て判断することが大切です。

大学ごとにデータを確認する重要性
必ず志望校の「入試結果データ(実質倍率)」を過去3年分確認してください。
確認すべき主なポイントは以下のとおりです。
- 志願者数の増減(急増している場合は翌年難化の可能性あり)
- 追加合格・補欠合格の有無
- 合格者の評定平均や資格スコア(公表している場合)
各大学のウェブサイトや、文部科学省の入試データを活用するとより正確な情報が得られます。

落ちる確率や受験の不安を整理したい方へ
総合型選抜への挑戦を迷っている方や、不合格のリスクが気になる方は、まず客観的なデータを確認した上で判断することをおすすめします。
総合型選抜で落ちる確率の詳細なデータや、不合格になりやすいパターンについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶総合型選抜の落ちる確率は?合格率・倍率のリアルを最新データで解説

総合型選抜の仕組みや対策方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。
▶総合型選抜とは?大学受験の仕組み・合格率・対策の全体像【2026年最新版】
【専門家監修】効率よく合格率を上げるための専門塾
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まとめ:大学の総合型選抜の合格率は?倍率・一般入試との違いを最新データで解説

この記事で解説した内容をまとめます。
| ポイント | 内容 | 備考 |
| 全体平均合格率 | 約49.5% | 2025年度最新データ |
| 国公立大学の合格率 | 約30〜33% | 約3人に1人が合格する計算 |
| 私立大学の合格率 | 約51.7% | 約2人に1人が合格する計算 |
| 短期大学の合格率 | 約90%近く | ほぼ全入に近い高い水準 |
| 総合型選抜の平均倍率 | 約2.02倍 | 私立大学のみでは約1.94倍 |
| 一般入試との倍率比較 | 約4倍の差 | 私立一般(約8.1倍)に対し、総合型は大幅に低い |
総合型選抜は、数値上は一般入試より合格率が高い傾向があります。
その数字は「出願条件をクリアした本気の受験生同士の競争」であることを忘れてはなりません。
大切なのは、平均の合格率ではなく、「志望する大学の実際のデータ」を確認することです。
大学ごとに合格率・倍率・出願条件は大きく異なります。
受験を検討している方は、志望校のデータを過去3年分確認し、自分の状況と照らし合わせて判断することをおすすめします。
※本記事のデータは文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況」および各種入試データをもとに作成しています。
執筆者のプロフィール
【予備校オンラインドットコム編集部:執筆者プロフィール】

予備校オンラインドットコム編集部は、教育業界に長年携わってきた実務経験者を中心とした専門チームです。これまで27年以上にわたり学習塾・予備校の現場に関わり、800以上の教室を調査・分析してきました。
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