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システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

「※この記事には一部PRが含まれます」

システム英単語(シス単)の勉強法で、「やり方が合っているのか不安」「覚えてもすぐ忘れてしまう」と悩んでいませんか?

 

実は、シス単は正しい回し方さえ知れば、最短2〜3ヶ月で大学受験に必要な語彙力を身につけることができる単語帳です。

 

本記事では、予備校オンラインドットコム編集部(学習塾27年以上の経験者)が、これまで多くの受験生を見てきた中でわかった「失敗しない勉強法」を解説します。

 

1日何個やるべきか・何周すれば覚えられるか・効率的な回し方まで、今日から実践できる形でまとめました。

 

結論から言うと、シス単は「1日50〜100語・2秒で意味を答える・5回以上繰り返す」この3つを守るだけで結果が変わります。

 

この記事を読めば、「何から始めればいいか」が明確になり、迷わず勉強を進められるようになります。

 

記事のポイント

1日100語を「2秒即答」できるまで5回反復する

偏差値50を境に「Basic」と「通常版」を使い分ける

ミニマルフレーズで「長文で使える生きた知識」にする

音声アプリを活用して「スキマ時間」をすべて暗記に充てる

Contents

【結論】システム英単語の勉強法はこれだけ|最短で結果が出る3つの鉄則

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

シス単で結果を出している受験生には、共通したやり方があります。

 

学習塾での経験から断言できますが、差がつくのは「どの単語帳を使うか」ではなく「どう使うか」です。

 

まずは3つの鉄則を押さえてください。

 

  • 1日100語を2秒以内に即答できるまで繰り返す
  • 深く覚えるより触れる回数を増やして脳に定着させる
  • 5回以上の反復を前提とした学習サイクルを継続する

システム英単語の基本情報

■システム英単語の基本情報

参考書名 システム英単語(5訂版)
著者 霜康司・刀祢雅彦
発売日 2019年11月10日
ページ数 404ページ
ランク 標準〜上級ランク(共通テスト〜難関私大・国立)
学習内容 出題頻度順+ミニマムフレーズで語彙を習得
掲載語数 約2,020語+多義語約180語
所要時間(1周目目安) 約100〜130時間
学習目安(分解) 〈単語理解〉約80〜100h / 〈フレーズ・定着〉約20〜30h

 

システム英単語の特設サイト

 

■対象偏差値:50〜68 / 掲載語数:約2,020語

駿台文庫が発行するシステム英単語は、「ミニマムフレーズ」と呼ばれる2〜5語の最小フレーズで単語を覚える設計が特徴です。

 

単語単体ではなく「どんな前置詞と使われるか」「どんな文型で使われるか」をフレーズごと覚えられるため、英作文での即戦力が高まります。

 

MARCH〜関関同立レベルを志望する受験生に特に向いており、語彙の覚え方に「意味のある文脈」を持たせたい人に最適です。

 

■こんな人におすすめ

  • フレーズで文脈ごと単語を覚えたい人
  • 英作文・自由英作文が課される大学を受ける人
  • 語のコロケーション(組み合わせ)を重視したい人
  • ターゲットを使い終えて次のステップを探している人

 

結論:1日50〜100語・2秒即答・5回反復が最短ルート

シス単の勉強法をひと言で言うなら、「1日50〜100語を、2秒以内に意味が出るまで、最低5回繰り返す」これだけです。

 

現場でよくあるのは、1日10語をじっくり覚えて満足してしまうパターンです。

 

気持ちはわかりますが、それでは入試までに終わりません。

 

シス単は「深く覚える」より「何度も触れる」ことで記憶が定着する設計になっています。

 

2秒以内に意味が出ない単語は「覚えていない」と判定し、繰り返しの対象にしてください。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

シス単は何から始めればいい?最初にやるべきこと

最初にやることは、第1章を赤シートで1周流し見することです。

 

意味を覚えようとしなくて構いません。「知っている・知らない」の仕分けが目的です。

 

これまで多くの受験生を見てきた中で、「最初から全部覚えようとして1章を抜け出せない」という失敗が最も多いです。

 

全体像を把握してから細部に入る。これが挫折しないための最初の一歩です。

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書き込み・ミニマルフレーズはどうする?迷いを一発解決

迷いを断ち切るために明確にしておきます。

 

  • ミニマルフレーズ:必ず使います。単語単体で覚えると長文で使えません
  • 書き込み:積極的にしてください。チェックマーク・日付・自分の言葉でのメモが最も効果的です
  • 赤シート:フレーズごと隠して答えます。単語だけ隠すのはNGです

シス単は何から始めればいい?失敗しない最初の一歩

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

「どこから手をつければいいかわからない」という相談は、編集部に届く質問の中でも特に多いです。

 

始め方を間違えると、1ヶ月後に「全然進んでいない」という状況に陥ります。

 

正しいスタートを切るための手順を解説します。

 

  • 1周目は赤シートで流し見して全体像を把握する
  • 2秒で意味が出るかを確認して知らない語を仕分ける
  • やる語数と時間帯を最初に決めて迷いをなくす

まずは「全体を見る」1周目からスタート

1周目の目的は暗記ではなく、全体の把握です。

 

シス単全体を赤シートで流し見して、「だいたいどんな単語が載っているか」をつかむことから始めてください。

 

所要時間の目安は、1日100語ペースで約20日です。

 

意味が出なくても止まらずに進むことが大切です。

 

1周目で完璧に覚えようとしないことが、最終的に速く終わらせる近道です。

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赤シートで「知っている・知らない」を仕分ける

赤シートでミニマルフレーズを隠し、2秒以内に意味が出るかどうかだけを判定してください。

 

  • 即答できた → チェックなし
  • 2秒以上かかった・出なかった → チェックを入れる

 

このチェックが、2周目以降の学習効率を劇的に上げます。

 

チェックなしの単語は飛ばしてよいので、どんどんスピードが上がっていきます。

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挫折しないための事前準備とルール設定

学習塾の現場で見えてきた事実があります。

 

システム英単語を最後まで終わらせた受験生のほぼ全員が、最初に「1日何語・何時にやるか」を決めていました

 

事前に決めておくべきことは3つです。

 

1. 1日の学習語数(30・50・100語のどれか)

2. やる時間帯(通学中・朝・寝る前)

3. 1周のゴール日

 

3つを決めるだけで、毎日「今日は何をすればいいか」という迷いがなくなります。

【レベル別】システム英単語Basicと通常版の正しい選び方

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「BasicにするかノーマルにするかわからなくてAmazonのレビューを1時間読んでいた」という受験生に、実際に会ったことがあります。

 

その時間はもったいないです。選び方はシンプルです。

 

  • 偏差値50未満なら土台を固めるBasicから始める
  • 収録語を9割以上即答できたら通常版へ移行する
  • 志望校に合わせて第2章から第5章の到達目標を決める

偏差値50未満はBasicから始めるべき理由

 

まず、2つのバージョンの違いを一覧で確認しておきましょう。

項目 システム英単語 Basic システム英単語(通常版・5訂版)
語数 約1,550語 2,027語(Stage1〜4)+多義語184語
対象 基礎固め・土台作り 標準〜難関レベル対策
推奨レベル 偏差値50未満 偏差値50以上
到達ライン 共通テスト基礎レベル MARCH・関関同立〜早慶レベル

 

英語の偏差値が50未満の場合は、迷わずBasicを選んでください

 

通常版はStage1〜4で2,027語、さらに多義語が184語収録されており、英語の土台が不安定な状態で取り組むと、知らない単語が多すぎて挫折します。

 

Basicは「簡単版」ではなく「土台を固めるための最短コース」と理解してください。

 

 

Basicから通常版へ移行するベストタイミング

Basicを3〜4周して、収録語の9割以上を2秒以内に即答できる状態になったら通常版に移行するタイミングです。

 

目安の時期は高2の秋〜高3の春です。

 

Basicで土台を固めてから通常版に進むと、両版で重複している語彙はスキップできるため、通常版の学習がスムーズに進みます。

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共通テスト・MARCH・早慶レベルの到達ライン

目標別の到達ラインを明確にしておきます。

 

目標大学・レベル シス単の到達ライン
共通テスト・日東駒専 第2章まで(約1,200語)
MARCH・関関同立 第3章まで(約1,685語)
早慶・旧帝大 全章 + 多義語(第5章)まで

 

MARCHレベルを目指す場合、第3章が最大の山場です。

 

ここで曖昧なまま進むと、長文で「なんとなくわかる」状態から抜け出せなくなります。

システム英単語は1日何個やるべき?最適な学習量

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「1日何個やればいいですか?」は、編集部に届く質問の中でも断トツに多いです。

 

まず自分のレベルと残り時間を確認し、下の表で目安を選んでください。

 

レベル 1日の語数 完成期間の目安
英語が苦手 30〜50語 約4ヶ月
標準レベル 50〜100語 約2〜3ヶ月
短期集中 100語以上 約1〜2ヶ月

英語が苦手な人:1日30〜50語

英語が苦手、または単語学習自体が初めての場合は、1日30〜50語からスタートしてください。

 

無理に100語を詰め込もうとすると、2週間で燃え尽きてしまいます。

 

30〜50語を確実に2秒即答できる状態にすることを優先してください。

 

このペースでも、3〜4ヶ月でシス単の主要範囲をカバーできます。

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標準レベル:1日50〜100語

英語の偏差値が50前後の場合、1日50〜100語が現実的な目標です。

 

50語を90分で処理できるようになれば、100語でも120〜150分以内に収まります。

 

最初は50語でスタートし、慣れてきたら100語にペースアップするのが理想的なやり方です。

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短期間で終わらせたい人:1日100語以上

高3の夏以降に始める場合や、「2ヶ月で仕上げたい」という場合は、1日100〜150語が必要になります。

 

やみくもに量を増やすだけでは逆効果です。

 

100語の新規学習+前日の復習50語という組み合わせで進めると、定着率を維持しながらスピードを上げることができます。

1日100語を90分で覚える!シス単の効率的な勉強法5ステップ

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これは単なる理想論ではありません。実際に多くの合格者が実践してきたやり方です。

 

5つのステップに沿って進めれば、90分で100語の処理は十分可能です。

 

  • 0秒チェックで覚えるべき単語だけを短時間で絞り込む
  • 10語1セットのブロックに分けて短期集中で暗記する
  • 寝る前と翌朝の分散学習で記憶を確実に定着させる

Step1:0秒チェックで知らない単語を洗い出す(15分)

まずシス単の当日範囲100語を、赤シートで一気にスキャンします。

 

意味が出なかった単語に即座にチェックを入れ、次に進んでください。

 

1語あたり2〜3秒、100語で約5〜10分です。

 

これで「覚えるべき単語」だけが浮き彫りになります。

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Step2:10単語1セットで短期集中暗記(30分)

チェックが入った単語を、10語ずつのブロックに分けて覚えます

 

1ブロックを3〜4回繰り返してから次のブロックへ進んでください。

 

1語ずつバラバラに覚えようとするより、10語をまとめて反復する方が記憶効率が高いです。

 

ミニマルフレーズを声に出しながら進めることが大切です。

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Step3:赤シートで徹底的にセルフテスト(20分)

Step2で覚えたブロックを、すぐに赤シートでテストします。

 

フレーズ全体を隠して、英語を見て日本語が出るか確認してください。

 

出なかった単語には再度チェックを入れます。

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Step4:間違えた単語だけを重点的に復習(15分)

二重チェックが入った単語だけを集中的に反復します。

 

「また間違えた」という記憶自体が、脳への強いインプットになります。

 

このステップを省略すると、翌日に同じ単語でつまずきます。

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Step5:寝る前・翌朝の分散学習で定着(10分×2)

寝る前に当日覚えた単語を軽く見直し、翌朝起きてすぐに再確認します。

 

「寝る前+翌朝」の組み合わせが、長期記憶への転送を最も効率よく行います。

 

夜に詰め込んで終わりにするのは、記憶定着の観点から見て非常にもったいないです。

システム英単語は何周すれば覚えられる?

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「3周したけど全然覚えられない」という相談を受けることがあります。

 

実は、周回数よりも大切なことがあります。

 

  • 回数より見た瞬間に意味が出る状態を基準にする
  • 4周から7周を目安にチェックを入れた苦手語のみを潰す
  • 周回ごとに範囲を絞り込んで1周のスピードを上げる

回数より「1秒で意味が出る状態」を目指す

何周したかではなく、「見た瞬間に意味が出るかどうか」が唯一の基準です。

 

10周しても2秒かかるなら覚えていません。

 

2周でも0.5秒で出るなら完璧です。

 

シス単を「何周した」という達成感に満足するのではなく、常に「この単語は即答できるか」を自問しながら進めてください。

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目安は4〜7周|最短で覚える周回戦略

実際の合格者データと現場の指導経験から、即答レベルに達するまでに必要な周回数の目安は4〜7周です。

 

毎回全語を読み直す必要はありません。

 

周回ごとに対象を絞り込むことで、スピードが上がっていきます。

 

  • 1〜2周目:全語を流し見してチェックを入れる
  • 3〜4周目:チェックありの単語のみ反復
  • 5周目以降:二重チェックの単語だけを徹底的に潰す

 

この方法なら、4周目以降は学習量が激減するため、スピードが上がる一方です。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月の完成スケジュール

期間 1日の語数 到達ライン
1ヶ月 150語以上 第2章まで完成
2ヶ月 100語 第3章まで完成
3ヶ月 50語 全章完成

シス単は何ヶ月で終わる?最短スケジュール

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「いつ終わるか見えない」という不安を抱えたまま続けるのは精神的にも辛いです。

 

ゴールを先に決めてしまえば、逆算で毎日の学習量が自動的に決まります。

 

  • 1日100語ペースなら2ヶ月で重要範囲を5周できる
  • 1日50語ペースなら3ヶ月で着実に完成させる
  • スキマ時間の音声学習を組み合わせて時間を有効に使う

1日100語:2ヶ月で完成

1日100語ペースで進めると、シス単のStage1〜4(2,027語)は約20日で1周できます。

 

2周目以降はチェックなし単語をスキップするため、1周あたりの時間は減っていきます。

 

4〜5周を2ヶ月以内に終わらせるのが現実的な目標です。

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1日50語:3ヶ月で完成

1日50語なら、1周に約40日かかります。

 

3ヶ月で4〜5周を回すためには、復習の効率化が鍵になります。

 

チェックシステムを徹底することで、2周目以降は1周40日から25日程度に短縮できます。

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部活生でもできる現実的な学習計画

部活で毎日2時間しか確保できない場合でも、シス単に使う時間は30〜60分で十分です。

 

  • 通学中(往復30分):駿台の公式音声やabceedで音声学習
  • 帰宅後(30分):赤シートで当日分のテスト
  • 寝る前(10分):間違えた単語だけ見直す

 

3セットで、1日50語のペースは無理なく維持できます。

ミニマルフレーズの正しい使い方

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ミニマルフレーズを「使わない」受験生が一定数います。

 

理由を聞くと「単語だけ覚えた方が早い気がする」という答えが返ってきます。

 

これは大きな誤解です。

 

  • 単語と相性の良い語句をセットのままかたまりで覚える
  • フレーズで認識して長文の読解スピードを底上げする
  • 単体暗記を避けて文脈の中での使い方を身につける

ミニマルフレーズとは何か

ミニマルフレーズとは、シス単独自の学習法で、単語を短いフレーズ(2〜5語)のかたまりで覚える方式のことです。

 

例えば、「address」という単語なら「address the problem(問題に取り組む)」という形で収録されています。

 

単語単体ではなく、最も頻出する使われ方とセットで覚えることで、長文読解で即座に意味を引き出せるようになります。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

フレーズで覚えるべき理由

単語を単体で覚えると、長文の中でその単語が違う形で使われた時に意味を取り違えます。

 

「単語は覚えたはずなのに読めない」という現象の正体です。

 

フレーズで覚えると、脳がその単語を「意味のかたまり」として認識するようになります。

 

長文を読む際に単語を1語ずつ処理するのではなく、フレーズ単位で処理できるため、読解スピードが上がります

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ミニマルフレーズを使わないと起こる失敗

現場で実際に見てきた失敗パターンを紹介します。

 

英単語を単体で丸暗記した受験生が、模試の長文で「address」に出会い「住所?」と訳してしまい、段落の意味を丸ごと取り違えた事例があります。

 

「address」には「問題に取り組む」「演説する」という重要な意味がありますが、フレーズで覚えていなければ気づけません。

 

ミニマルフレーズは、こうした読み間違いを未然に防ぐための仕組みです。

システム英単語カードは必要?単語帳との違い

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

「カード版を買うべきか」という質問も多いです。単語帳と何が違うのか、買うべき人の条件を整理します。

 

  • 並び順で覚えてしまう記憶のクセをシャッフルで防ぐ
  • 単語帳を仕上げた後の最終確認ツールとして活用する
  • 紙の単語帳で基本を学びカードをテスト用として使う

カード版の特徴とメリット

シス単のカード版は、1枚1枚が独立しているためシャッフルして使えます。

 

単語帳の「場所」や「前後の単語」で意味を覚えてしまう記憶のクセをリセットできます。

 

「このページの左上の単語」という形で場所と一緒に覚えてしまうと、並び順が変わった途端に意味が出なくなります。

 

カード版はこの問題を解決できます。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

カードの評判と向いている人

カード版は「本当に覚えているかを試したい」という段階で使うのが最も効果的です。

 

単語帳をある程度周回した後の最終確認ツールとして使うと価値が高いです。

 

最初からカード版だけで学習するのは難しいです。

 

解説や語法が単語帳よりも少ないため、単語帳と並行して使うか、単語帳をある程度仕上げた後に活用するのがおすすめです。

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紙・カード・アプリの使い分け

学習方法 特徴 おすすめ度
紙の単語帳 基本学習・書き込み・語法確認に最適 ★★★★★
カード版 仕上げ段階のランダムテストに有効 ★★★☆☆
アプリ(abceed等) スキマ時間の音声学習・反復に最適 ★★★★★

 

まずは紙の単語帳と音声アプリの2つからスタートすれば十分です。

 

カード版は単語帳をある程度仕上げた後に追加するのがコスパの高い使い方です。

シス単の音声・アプリ活用法(効率2倍)

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単語を「目で見る」だけの勉強には限界があります。

 

音声を使うことで、同じ時間でも記憶の定着率が大きく変わります。

 

  • フレーズ音声版で音と意味を瞬時に結びつける
  • 通学時間を使って前日の復習テストを完結させる
  • シス単対応アプリを選んで反復の効率を最大化する

シス単音声の正しい使い方

駿台文庫が提供するシス単の音声(ダウンロード版・CD)には、フレーズ音声を収録したバージョンがあります。

 

フレーズ音声版では、英語フレーズ→日本語→英語フレーズという流れで収録されており、音と意味を同時に結びつけることができます。

 

活用法はシンプルです。

 

日本語訳が流れる前に意味を頭の中で答え、正解を確認してからもう一度英語を聴いてください。

 

聴き流しではなく、能動的に答えてから確認するという姿勢が重要です。

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通学時間を活用した暗記法

通学時間の往復30〜40分は、シス単の音声学習に最適な時間です。

 

やり方はシンプルです。

 

前日に赤シートでチェックを入れた単語の範囲を音声で再生し、フレーズが流れる間に意味を頭の中で答えます。

 

正解できたらそのまま聴き続け、出なかったフレーズはメモしておきます。

 

通学時間だけで1日30〜50語の復習が完結します。

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おすすめアプリと併用テクニック

シス単の学習には、駿台の公式音声ダウンロードのほか、abceed(エービーシード)などシス単に対応した学習アプリとの併用が効果的です。

 

対応アプリでは単語のテスト機能や復習機能が使えるため、移動中の学習効率が大きく上がります。

 

なお、旺文社の「英語の友」はシス単には対応していないため注意が必要です。シス単専用の音声・アプリを使うことが、効率よく学習を進める前提条件になります。

効率を最大化する1日の勉強スケジュール

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

「シス単をやる時間が取れない」という人の多くは、まとまった時間を確保しようとして失敗しています。

 

細切れの時間を組み合わせる方が、実は効率的です。

 

  • 寝る前と朝の各10分で記憶の定着率を劇的に高める
  • 夜に新規暗記を行い朝と通学中に復習を回す
  • 忙しい日も最低15分のノルマを守りゼロの日を作らない

朝・通学・夜の最適な使い分け

時間帯 やること 所要時間 目的
昨日覚えた単語を赤シートで確認 10分 記憶の定着確認
通学(往復) 音声学習・復習 30分 スキマ時間の活用
新規100語の学習 60〜90分 新規インプット
寝る前 間違えた単語の最終確認 10分 長期記憶への転送

 

特に朝と寝る前の各10分は省略しないことが大切です。

 

この20分が記憶の定着率を最も大きく左右します。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

忙しい人向けの時短ルーティン

どうしても時間が確保できない日は、この最低限のルーティンだけ守ってください。

 

1. 通学中に音声で前日範囲を復習(30分)

2. 授業の合間5分で間違えた単語を見直す

3. 寝る前に新規10語だけインプット

 

「ゼロの日を作らない」ことが、長期的な学習継続において最も重要です。

 

毎日少しでも触れることで、忘却のスピードが格段に遅くなります。

【失敗回避】シス単のNG勉強法

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

これまでの指導経験から、シス単で伸び悩む受験生には共通した「やってはいけない勉強法」があります。

 

まず3つのNGを確認してください。

 

  • 書くだけ・眺めるだけの作業学習:時間をかけているのに記憶が定着しません
  • ミニマルフレーズを使わない:長文で「単語は知っているのに読めない」状態になります
  • 1周で終わらせる:1周しただけでは2〜3日でほぼ忘れてしまいます

 

心当たりがある場合は、今日から修正してください。

書くだけ・眺めるだけの作業学習

単語を何度もノートに書いたり、単語帳をただ眺めるだけの勉強は、時間をかけているのに記憶が定着しない最も典型的なパターンです。

 

脳は受動的なインプットより、「思い出そうとする行為(検索)」の方が記憶を強固にします。

 

赤シートで隠して意味を引き出す、アプリでテストするという「思い出す練習」を中心に置いてください。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

ミニマルフレーズを使わない勉強法

「単語と訳を1対1で覚えた方が速い」と思って、ミニマルフレーズを無視して赤シートだけ回している受験生がいます。

 

短期的には進んでいる感覚がありますが、長文読解には直結しません。

 

単語の意味を「住所」と覚えているだけでは、「address the issue」という表現に出会った時に文章の意味を取り違えます。

 

フレーズごと覚えることで初めて、長文での即時理解が可能になります。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

1周で終わらせてしまうリスク

「1周したから次の参考書に進もう」という受験生が一定数います。

 

最も危険な思い込みです。

 

1周しただけでは、ほとんどの単語は2〜3日で忘れてしまいます。

 

記憶の定着には最低4〜5周の反復が必要です。

 

シス単を1冊やり切ることに意味があるのではなく、「全単語を即答できる状態にすること」がゴールだと理解してください。

【Q&A】システム英単語の勉強法でよくある質問

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

システム英単語の学習で、多くの受験生が直面する疑問にプロの視点でお答えします。

 

1日何個から始めるべきか、周回数の目安、ミニマルフレーズの是非など、知恵袋や現場で頻出する悩みを解消し、今日からの学習スピードを加速させる解決策をまとめました。

Q.シス単は何から始めればいいですか?

まず赤シートを使って第1章を1周流し見することから始めてください。

 

意味を覚えようとせず「知っている・知らない」の仕分けだけを行います。

 

1周目で、自分がどこから集中的にやるべきかが明確になります。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

Q.システム英単語は1日何個覚えるべきですか?

英語が苦手な人は1日30〜50語、標準レベルは1日50〜100語、短期集中の場合は1日100〜150語が目安です。

 

語数よりも「2秒以内に即答できる状態にすること」を基準にしてください。

 

語数を増やすより、確実に覚えることを優先します。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

Q.システム英単語は何周すれば覚えられますか?

周回数の目安は4〜7周ですが、何周したかではなく「全単語を即答できるかどうか」が唯一の基準です。

 

チェックシステムを使って2周目以降はチェックあり単語に絞ることで、周回のスピードが上がり、効率よく完成できます。

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

Q.ミニマルフレーズは使わなくても大丈夫ですか?

使わないと長文読解で確実に損をします。

 

単語単体での暗記は、模試や本番で「単語は知っているのに文章が読めない」状態を生みます。

 

ミニマルフレーズは単語の使われ方を含めて覚えるための仕組みなので、必ず活用してください。

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まとめ:システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

システム英単語(シス単)の勉強法【完全版】|1日の効率的な使い方を解説

シス単は、正しい使い方をすれば大学受験英語の語彙を最短で仕上げられる単語帳です。

 

シス単の正解まとめ

  • 1日の学習量:50〜100語(レベルに応じて調整)
  • 周回数:4〜7周。ただし「即答できるか」が唯一の基準
  • 覚え方:ミニマルフレーズで意味のかたまりごと覚える
  • 音声活用:駿台公式音声やabceedで通学時間も学習に変える
  • NG行動:1周で満足・眺めるだけ・フレーズを無視する

 

個人の学習環境や基礎力によって差はありますが、筆者らの指導経験上、正しい手順で反復を継続すれば、英語が苦手な生徒でも2〜3ヶ月で志望校レベルの語彙力を完成させることは十分に可能です。

 

まずは自分に合った学習ペースを決め、この記事で紹介した「2秒即答」の習慣を今日から取り入れてみてください。

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