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英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

「※この記事には一部PRが含まれます」

本記事の監修者:逆転コーチング

この記事は、これまで多くの大学受験生を「逆転合格」へと導いてきたオンライン学習塾「逆転コーチング」が監修しています。「英語が苦手で、何から手をつけていいか分からない…」そんな悩みを抱える生徒さんへの指導に強みがあり、一人ひとりの状況に合わせた丁寧なコーチングで、着実に苦手克服と成績アップを実現しています。英語が苦手な受験生や自分にあった参考書をお探しの方は、逆転コーチングにお問い合わせください。

「単語帳も文法書も一通りやったはずなのに、なぜか長文になると全く歯が立たない」「時間が足りなくて、最後の方はいつも適当にマークしている」……。

 

これまで27年以上、多くの受験生や保護者の方からこうした切実な相談を受けてきました。

 

本記事は、英語が苦手な受験生への指導経験が豊富なオンライン学習塾「逆転コーチング」の知見も踏まえて監修されています。

 

一生懸命に取り組んでいる人ほど、「全部を正確に訳さなければならない」という重圧に苦しんでいるように感じます。

 

この記事は、テクニックを詰め込むためのものではありません。

 

今あなたが感じている焦りや不安を一度整理し、「大学受験の英語長文とどう向き合えば心が軽くなるのか」、その判断の軸を整えていくためのガイドです。

 

記事のポイント

「全部読む」をやめて「必要な情報」を抜き出す

文の核である「主語(S)と動詞(V)」を特定する

本文を読む前に「設問」でターゲットを絞る

「言い換え(パラフレーズ)」に注目して正解を見抜く

 

Contents

【大学受験】英語の長文が読めないのは努力不足ではない

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

長文が読めないとき、多くの人は「もっと単語を覚えなきゃ」と自分を追い込んでしまいます。

 

現場で多くの生徒を見てきた経験から言えば、それは努力の量ではなく「脳の使い方の整理」ができていないだけであることがほとんどです。

 

  • 英語を日本語の語順に直す返り読みがスピードを下げている
  • 単語力以前に情報の優先順位をつける脳の整理ができていない
  • 枝葉の修飾語にこだわりすぎて結論を見失っているケースが多い

英語が苦手な高校生に共通する長文の悩み

偏差値40〜50台の受験生によく見られるのは、「英語を日本語の語順に置き換えて理解しようとする」というクセです。

 

英語が苦手な生徒への指導現場では、多くの高校生が次のような状態に陥っています。

 

  • 一文読み終えてから文頭に戻る「返り読み」がクセになっている
  • 日本語としてきれいな文章に訳せないと、内容を理解したと思えない
  • 単語はわかるのに、文が長くなると「誰が何をしたか」を見失う
  • 「一語一句を平等に」読もうとして、常に脳がフル回転して疲れている

 

このように一文ずつ日本語に直そうとすると、脳の作業スペースがいっぱいになります。

 

その結果、読み終わる頃には「結局何の話だったっけ?」と内容を忘れてしまい、また最初から読み直すという時間のロスが生まれているのです。

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単語や文法を勉強しても点数につながらない理由

単語や文法の知識は、いわば「素材」です。素材があっても、「情報の優先順位」の付け方を知らないと料理は完成しません。

 

英語の文章には、実は読まなくても大筋に影響しない「枝葉の情報」がたくさん含まれています。

 

現場ではこうした誤解がとても多いのですが、苦手意識がある人ほど、この枝葉をすべて平等に訳そうとしてしまい、肝心の「結論」にたどり着く前にエネルギーを使い果たしているのです。

大学受験の英語長文は「全部読まなくてOK」という前提

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

今の大学入試、特に共通テストなどは語彙数が非常に多く、すべての単語を完璧に訳そうとすると、プロでも時間が足りなくなることがあります。

 

まずは「満点ではなく、合格点を取るための読み方」に意識を切り替えてみましょう。

 

  • 全文を完璧に読もうとすると二度手間が発生し時間が足りなくなる
  • 翻訳者ではなく必要な情報を探し出す情報処理官の視点を持つ
  • 大事な2割の結論に集中し残りの8割は軽く流す勇気を持つ

英語長文を全部読んでから解こうとすると起きる失敗

真面目な生徒ほど「内容を100%把握してから設問に進もう」と考えがちですが、これはリスクが高い方法です。

 

具体的には、次のような失敗が重なって点数を落としてしまいます。

 

  • 二度手間の発生: 全文読み終わる頃には細かい情報を忘れており、答えを探すためにもう一度読み直すことになる
  • 集中力の枯渇: 設問に関係ない難しい文で悩みすぎ、肝心の解答に必要な箇所で集中力が切れてしまう
  • 時間切れ: 「全部理解」というゴールに執着するあまり、最後までたどり着けずに大量の失点を生む

 

これが、多くの受験生を悩ませる「時間が足りない」という問題の正体です。

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得点につながる英語長文読解の考え方の全体像

これからの読解では、翻訳者になるのではなく、必要な情報を拾い上げる「情報処理官」のような目線を持ってみてください。

 

英語が苦手な生徒への指導現場で重視されている、従来の読み方と得点に直結する読み方の違いを整理しました。

 

項目 従来の読み方(苦手な人の傾向) 得点につながる読み方
読解のゴール 全文をきれいに和訳すること 設問の答えを本文から見つけること
情報の扱い すべての文を100%均等に読む 大事な2割に集中し、残り8割は流す
知らない単語 わかるまで立ち止まって悩む 文脈からプラスかマイナスか推測する
解く順番 本文を全部読んでから設問へ 設問の「問い」を確認してから本文へ

※合格点を取るための試験テクニックとして、情報の優先順位をつけることが有効である

 

この「強弱をつけた読み方」ができるようになると、驚くほど気持ちが楽になります。

大学受験で使える英語長文の正しい読む順番

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効率よく情報を整理するためには、読む「順番」を少し変えるだけで景色が変わります。

 

学校ではあまり教わらない、実戦的な手順を確認しておきましょう。

 

  • 本文を読む前にタイトルと注釈からテーマを予測する
  • 設問の問いを先に確認して探すべきターゲットを明確にする
  • 一段落読むごとに設問を解くことで読み直しのロスを最小限にする

最初に確認しておきたいポイント

本文の1行目から読み始める前に、まずはタイトルと注釈(単語の注釈)に目を通してください。

 

これだけで「何について書かれた文章か」のイメージが湧き、脳が英語を受け入れる準備を始めます。

 

設問の「問い(何が聞かれているか)」だけを先に読んでおくと、本文を読んでいる最中に「あ、ここが答えのヒントだ」と気づきやすくなります。

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本文を読むときの基本的な流れ

理想的なのは、「一段落読むごとに、関連する設問を片付ける」という流れです。

 

多くの入試問題は、文章の流れに沿って設問が並んでいます。

 

一段落ごとに「この中に答えはあったかな?」とチェックすることで、記憶が鮮明なうちに解答でき、読み直しの時間を劇的に減らすことができます。

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読まなくていい部分と飛ばしていい箇所

受験生にとって、どこを「流していいか」を判断するのは勇気がいることですが、次のポイントを意識するだけで一気にスピードが上がります。

 

  • 具体的な例示: “For example” 以降のリストや具体的なエピソード(前の文が理解できていればOK)
  • 難しい専門用語の補足: カンマ( , )やダッシュ( — )で挟まれた長い説明文
  • 同じ内容の繰り返し: “In other words”(言い換えれば)の後の再説明
  • 不要な形容詞: 文の意味を決定づけない、装飾的な長い修飾語句

 

「筆者の言いたいことは一つ」という原則を思い出し、枝葉の部分で立ち止まらない勇気を持ちましょう。

英語長文読解のコツ|点につながる読み方の基本

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「読む」という行為を、「構造を掴む」という行為にアップデートしましょう。27年の現場経験から、最も効果的だと感じる視点を整理します。

 

  • 複雑な文でも誰がどうしたという主語と動詞の核を常に追う
  • 文全体の方向性を決める動詞を特定して次の展開を予測する
  • スラッシュを入れて英語の語順のままかたまりで理解する

主語と動詞を軸に内容をつかむ考え方

どんなに長い一文でも、核心は「誰が(主語)+どうした(動詞)」の2点だけです。

 

英語が苦手な生徒の多くは、修飾語(飾り)の部分に気を取られて、この中心部分を見失っています。

 

迷子になったら一度立ち止まり、「で、結局誰がどうしたの?」と自分に問いかける習慣をつけてみてください。

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動詞に注目すると文章の流れが見える理由

動詞は、文全体の方向性を決める「エンジン」のような役割を果たします。

 

例えば、”prevent”(防ぐ)という動詞が見つかれば、その先には「何が、何を、どうするのを防ぐのか」という展開が来るはずだと予想できます。

 

動詞を意識するだけで次の展開が予測できるようになるため、読解のスピードが自然と上がっていくのです。

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文のかたまりを意識して読むコツ

単語をバラバラに見るのではなく、意味のある「かたまり」で捉える練習をしましょう。

「I studied / English / in the library.」のように、スラッシュ( / )を入れて、英語の語順のまま理解していくのがコツです。

 

最初は短く区切っても構いません。入ってきた順に情報を処理することで、脳への負担を最小限に抑えられます。

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わからない単語があっても読み進める判断基準

知らない単語に出会っても、3秒考えてわからなければ、深追いせずに次の基準で判断して先に進みましょう。

 

  • 感情の方向性: その単語が良い意味(+)か悪い意味(ー)かだけ当たりをつける
  • 論理のヒント: 逆接の”But”の後にあるなら、前の内容と反対だと推測する
  • 固有名詞の無視: 大文字で始まる人名や地名は、ただの「名前」として処理する
  • 代用: 「何か大事なもの」といった程度の認識で一旦スルーする

 

「わからない」を「わかろうとする」のではなく、論理で埋めるのがプロの技術です。

内容一致問題を解くための英語長文読解のコツ

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配点の高い内容一致問題は、多くの受験生にとって不安の種です。

 

出題者の意図を知れば、落ち着いて対処できるようになります。

 

  • 本文と同じ単語を使った魅力的なひっかけ選択肢に注意する
  • 正解は別の易しい言葉に言い換えられているパターンを見抜く
  • なんとなくで選ばず本文の何行目に根拠があるか指差し確認する

内容一致問題で間違えやすい原因

なぜ間違えてしまうのか、その原因を整理すると自分の弱点が見えてきます。

 

  • 単語の表面一致: 本文と同じ単語を使っているだけの「ひっかけ」を選んでしまう
  • 極端な表現: “always”(常に)や “never”(決して)といった、本文にはない言い切りに惑わされる
  • 常識での判断: 本文に書いていないことを、自分の常識や知識で勝手に補ってしまう
  • 因果関係の逆転: 「原因」と「結果」が本文と入れ替わっていることに気づかない

 

言葉の見た目ではなく、中身の意味が一致しているかを慎重に見極める必要があります。

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正解を探すために注目すべきポイント

正解の選択肢は、多くの場合「意味は同じだけど、別の易しい言葉」に言い換えられています。

 

例えば、本文に”not many”とあれば、選択肢では”a few”と書き換えられているようなケースです。

 

この「言い換え(パラフレーズ)」に気づけるようになると、自信を持って正解を選べるようになります。

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勘に頼らず判断するための考え方

「なんとなく合っていそう」という感覚を、「本文の〇行目にこう書いてあるから正解」という確信に変えていきましょう。

 

根拠となる箇所に線を引く癖をつけるだけで、勘に頼る不安から抜け出せます。

 

もし、本文に根拠が見つからない場合は、どんなに魅力的に見えてもその選択肢は「バツ」である可能性が高いです。

「なんとなく勘で解いている」状態から抜け出す方法

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勘で解くことは、決して悪いことではありません。

 

大切なのは、その勘を「論理的な推測」へと進化させることです。

 

  • 知っている単語だけで自分勝手なストーリーを作るのをやめる
  • 逆接や具体例などの論理ルールを型として身につける
  • 記号を使って問題用紙を戦略的に汚し思考を視覚化する

勘読みが起きやすい理由

勘読みが起きるのは、一文の骨格(主語と動詞)を掴まないまま、知っている単語だけを繋ぎ合わせて「自分勝手なストーリー」を作ってしまうからです。

 

特に内容が面白い文章ほど、自分の思い込みで物語を補完してしまい、筆者の意図から外れてしまうことがあります。

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再現性のある読み方に変えるための視点

勘から脱却するには、読み方に「ルール」を持ちましょう。

 

英語が苦手な生徒への指導現場では、こうした論理的な判断軸の構築を重視しています。

 

「逆接の後は筆者の主張が来やすい」「具体例の前には大事な結論がある」といった文章の決まりごとを意識するだけで、読み方は安定します。

 

この「型」を身につけることで、どんなテーマの文章が来ても、同じ手順で落ち着いて対処できるようになります。

英語長文読解が苦手な人がやりがちなNGパターン

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良かれと思ってやっていることが、実は上達を妨げている場合があります。現場でよく見かけるケースを整理しました。

 

  • 頭の中で綺麗な日本語に直す和訳作業に没頭してしまう
  • 最初の段落で完璧に理解しようとして時間を使い果たす
  • ヒントとなるタイトルや設問を無視して本文に飛び込む

全文を和訳しようとしてしまう

和訳はあくまで理解のための手段であり、目的ではありません。

 

  • 頭の中で綺麗な日本語に変換することに必死
  • 訳せない箇所があるとパニックになる
  • 英語を英語のまま(映像として)イメージできていない

 

内容がイメージできていれば、わざわざ綺麗な日本語に直す必要はないのです。

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最初から完璧に理解しようとする

最初の段落でわからない表現に出会い、そこで10分も考えてしまう……。

 

これは非常にもったいないことです。

 

  • 一文の不明点に執着して、全体の流れを見失う
  • 100点満点の理解でないと、設問を解いてはいけないと思っている
  • 後半にヒントがあるかもしれないという可能性を忘れている

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

読む順番を意識せずに読み始めてしまう

何も準備せずにいきなり本文に飛び込むのは、ゴールを知らずに走り出すようなものです。

 

  • タイトルや注釈を「関係ないもの」として読み飛ばす
  • 設問を一度も見ずに最後まで本文を読んでしまう
  • 「何を探すべきか」を決めないまま、ぼんやりと字面を追う

今日からできる英語長文読解の練習法

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焦る必要はありません。まずは小さな一歩から、今の読み方をアップデートしていきましょう。

 

  • 解き終わった文章を使って主語と動詞に印をつける練習をする
  • 高校の長文が難しい場合は中学レベルの文章で型を固める
  • 意味がわかる文章を10回音読して返り読みしない脳を作る

英語が苦手な高校生向けの取り組み方

まずは、過去に一度解いたことのある文章を使って、「主語(S)と動詞(V)に印をつける練習」だけをしてみてください。

 

全文を訳そうとするのではなく、「誰が・どうした」という骨組みだけを抜き出す訓練です。

 

これができるようになると、初見の文章でもパニックにならずに済むようになります。

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中学生・高校受験レベルから通用する考え方

「主語と動詞を探す」「かたまりで読む」というルールは、中学英語でも全く同じです。

 

もし、高校の長文が難しすぎると感じるなら、あえて中学レベルの短い文章でこの読み方を練習してみてください。

 

簡単な文章で「型」を身につけることが、実は大学受験への一番の近道だったりします。

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大学受験につなげるためのステップ

読み方のルールがわかってきたら、次は「音読」を取り入れましょう。

 

意味を理解した文章を、英語の語順のまま声に出して読むことで、返り読みをしない「英語脳」が少しずつ作られていきます。

 

1日15分、同じ文章を何度も音読するだけで、読解のスピード感は劇的に変わります。

現場のプロが本気で勧める英語長文読解サイト

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一人で悩まず、質の高い解説に触れることも大切です。

 

ただし、使いかたには少しコツがあります。

 

  • 訳だけでなく文構造のプロセスを詳しく解説しているサイトを選ぶ
  • 自分の読み方とプロの視点を照らし合わせてクセを修正する
  • 解説を読んだ後に真っさらな本文を自力で読めるか確認する

情報収集として活用できる信頼性の高いサイト

今は、プロの講師が文構造(SVOC)を丁寧に解説しているサイトがたくさんあります。

 

単に日本語訳が載っているだけではなく、「なぜその訳になるのか」というプロセスが書かれたサイトを選びましょう。

 

自分の解釈とプロの解説を照らし合わせることで、自己流のクセを修正できます。

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英語長文読解サイトを使うときの注意点

一番注意してほしいのは、解説を読んで「わかったつもり」になってしまうことです。

 

解説を読んだ後は、必ず真っさらな本文をもう一度自分の力で読んでみてください。

 

自力で構造が取れるようになって初めて、その知識はあなたの武器になります。

News in Levels(多読・英語脳作り向け)

同じニュース記事が、難易度(Level 1〜3)別に書き分けられているサイトです。

ここがプロの推し: 「Level 1」は中学レベルの単語で書かれているため、英語が苦手な人でも返り読みせずにスラスラ読める成功体験を積めます。全記事に音声がついているので、音読練習の最高の素材になります。

活用法: 「Level 1」を詰まることなく頭から読めるまで繰り返し音読し、慣れてきたら徐々にレベルを上げてください。

【例題】大学受験の英語長文の読み方

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【例題】次の英文を読んで、後の設問に答えなさい。

 

[設問] 本文の内容と一致するものを1つ選びなさい。

A. Many people think that technology always makes our lives more difficult.

B. Using smartphones before bed can lead to better sleep quality.

C. Blue light from screens tells our brain that it is time to stay awake.

D. High school students do not need much sleep to stay healthy.

 

[本文]

Many people believe that technology makes our lives easier. However, some studies show that using smartphones late at night can cause health problems. For example, the blue light from screens interferes with the production of melatonin, a hormone that helps us sleep. This light tricks our brain into thinking it is still daytime. As a result, many students feel tired the next morning, which affects their performance at school.

 

【解説】プロの「読み方・解き方」プロセス

27年の現場経験から、この問題を「勘」ではなく「論理」で解くステップを再現します。

STEP 1:設問の先読み

本文を読む前に、設問(A〜D)のキーワードを拾います。

「technology」「better sleep(良い睡眠)」「Blue light(ブルーライト)」「High school students」 これらが本文のどこに出てくるかを「宝探し」する意識を持ちます。

STEP 2:動詞を軸にした構造把握(動詞ハンティング)

本文を「かたまり」と「動詞」で捉えてみましょう。

Many people believe / that technology makes…(多くの人は〜だと信じている)→ このように文の冒頭で 一般的な考え(世間の見方) が示される場合、そのあとに However(しかし) などの逆接が続くと、筆者が本当に伝えたい内容が後ろに来ることが多い です。

However, / some studies show / that using smartphones… can cause…(しかし、/ いくつかの研究は示している / スマホの使用が〜を引き起こすと)→ 「However(しかし)」 が来ました。ここからが、筆者の主張だと考えて読み進めましょう。

…blue light / interferes with / the production of melatonin…(ブルーライトが / 邪魔をする / メラトニンの生成を)→ 「interferes with(邪魔をする)」 という強い動詞に注目。睡眠を助けるホルモンの働きを「妨げている」ことが読み取れます。

This light / tricks / our brain…(この光が / 騙す / 私たちの脳を)→ 「tricks(騙す)」 という動詞から、脳が昼夜を勘違いさせられている状況だと判断できます。

STEP 3:消去法で正解を絞る(パラフレーズの検出)

A:× 「lives more difficult(生活を難しくする)」とは書いていません。

B:× 本文は「cause health problems(健康問題を起こす)」なので、逆の内容です。

C:〇 本文の「tricks our brain into thinking it is still daytime(脳を騙してまだ昼間だと思わせる)」を、「stay awake(起きている)」と言い換えています。 これが正解です。

D:× 「健康のために睡眠は不要」とは一切書いていません。

■プロのアドバイス

今回の文章で一番のポイントは、「However」の後の一文をしっかり掴めたかどうかです。

 

全部をきれいに日本語に訳そうとしなくても、「However(逆接)」と「interferes(邪魔する)」「tricks(騙す)」という動詞のニュアンスさえ掴めれば、正解のCにたどり着くことができます。

 

このように「大事なところ」にエネルギーを集中させる読み方を、ぜひ普段の練習でも試してみてください。

【Q&A】英語長文読解に関するよくある質問

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

受験生や保護者の方からよくいただく質問を、Q&A形式でまとめました。

 

Q.英語長文は問題文を読んでから本文を読んだほうがいいですか?

はい、まずは設問の「問い(なにを答えればいいか)」だけを確認しましょう。

 

「いつ、どこで、誰が、何をしたか」などのターゲットを知った状態で本文を読むと、答えの根拠となる箇所が光って見えるようになります。

 

ただし、選択肢まで読み込むと時間がかかるので、まずは問いだけで十分です。

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

Q.英語長文は全部読んでから問題を解くべきですか?

いいえ、一段落(または一定のまとまり)ごとに問題を解くのが効率的です。

 

最後まで読んでからだと細かい内容を忘れてしまい、結局もう一度探し直すことになります。

 

読み進めながら、「あ、今の段落に答えがあった!」というタイミングで設問を片付けていくのが、最もミスが少なく早い方法です。

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

Q.内容一致問題がいつも間違ってしまう原因は何ですか?

「言い換え」を見落としているか、自分の「思い込み」で選んでいる可能性が高いです。

 

正解は本文と少し違う言葉で書かれていますし、間違いの選択肢はもっともらしい嘘を混ぜています。

 

常に「本文のどこに根拠があるか」を指差し確認する習慣をつけましょう。

Q.英語長文読解のコツは中学生や高校受験にも通用しますか?

もちろんです。むしろ中学生のうちにこのコツを掴めば、高校英語で困ることはありません。

 

「主語と動詞を掴む」「かたまりで読む」という基礎は一生変わりません。

 

高校受験の時からこの読み方を意識していれば、大学受験の長い文章になっても、落ち着いて対応できる力が自然と身に付きます。

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まとめ:英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

英語が苦手|大学受験の英語長文「読み方」完全ガイド【全部読まなくてOK】

英語の長文読解は、決して「特別な才能」が必要なものではありません。

 

これまで多くの生徒を見てきましたが、「全部読まなくてもいいんだ」「主語と動詞を追えばいいんだ」と心が決まった瞬間に、スッと成績が伸び始める子がたくさんいます。

 

  • 完璧主義を捨てる
  • 動詞を軸に「誰がどうした」を追う
  • 設問を味方につけて、必要な情報を探す

 

この3つの考え方さえ持っていれば、焦る必要はありません。

 

まずは今日、一文だけで構いません。

 

「で、結局誰がどうしたの?」と自分に問いかけながら、ゆっくりと動詞に線を引いてみてください。

 

あなたの努力が、正しい方向で実を結ぶことを心から願っています。

 

今の読み方に少しでも自信が持てたなら、次は自分の今のレベルを冷静に見つめ、自分にぴったりの一冊を手に取ってみるのも良いかもしれません。

 

焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

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予備校オンラインドットコム編集部

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予備校オンラインドットコム編集部は、教育業界や学習塾の専門家集団です。27年以上学習塾に携わった経験者、800以上の教室を調査したアナリスト、オンライン学習塾の運営経験者、ファイナンシャルプランナー、受験メンタルトレーナー、進路アドバイザーなど、多彩な専門家で構成されています。高校生・受験生・保護者の方々が抱える塾選びや勉強の悩みを解決するため、専門的な視点から役立つ情報を発信しています。

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